暑寒別岳

2015年03月08日(日) [日帰り]

• GPS: 13:10
• 距離: 43.9km
• 登り: 2,361m
• 下り: 2,362m

コースタイム

03:30 駐車場
06:00 恵岱岳
09:00 南暑寒岳
11:00 暑寒別岳
14:30 信砂岳
16:40 駐車場

天候

おおむね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御科峠の恵岱別川沿いのヘアピンコーナーから増毛側に50mほど走ると広い駐車場がある。

その他周辺情報

下山後の温泉は浜益温泉。
岩尾温泉は休館中だった。食事は無し。

写真

3/8 3:22

今日も月が明るい。満月の日は新月の日に比べたら格段に歩きやすい。

3/8 5:27

5時を過ぎるともう明るい。

3/8 5:39

恵岱岳の直下はスキーアイゼンでゴリ押しした。

3/8 5:46

反対側には信砂岳(ノブシャ)が見える。またあとで…。

3/8 5:58

恵岱岳の直下はウィペットが欲しかった。今日はクルマにおいてきたのだけど、持ってくるんだったか。

3/8 6:14

恵岱岳はどこが山頂かよくわからない。丁度山頂で日の出となった。長い一日が始まる。

3/8 6:24

この辺りは樹氷が美しい。

3/8 6:31

緩斜面をじりじり下って湿原を目指す。

3/8 6:58

暑寒別岳は雲の中。行けるのか、あそこまで。

3/8 7:18

雨竜沼湿原。ここで太陽が上がってくる構図で写真が撮りたい。来年は厳冬期にもう1時間早く来よう。

3/8 7:25

大休憩。先は長い。

3/8 8:14

南暑寒の登りが結構効く。

3/8 8:57

この辺りからずっとガスに包まれる。普通に地獄だった。

3/8 9:54

視界は3mくらいでコントラストが無い。生きた心地がしなかった。

3/8 10:32

暑寒別岳直下でスキーを脱いだ。

3/8 10:47

暑寒別岳にて。1秒でも早くここから抜けたい。

3/8 11:21

恵岱別川は滑ったらすごく楽しそうだ。

3/8 11:25

東の尾根は台地のようになっていて歩きやすい。しばらく下り基調なのでらくちんだ。残念なことにガリガリ。

3/8 12:10

コーラの凍らない季節が来た。

3/8 12:14

信砂岳はまだまだ遠い。この辺りからスキーが下駄になり始めてペースが落ちる。

3/8 13:54

隣の尾根にモービルが居た。ここからずっとエンジン音を聞きながらの下山となる。

3/8 13:59

この辺はどこを滑っても楽しそうだ。滑れる人は。

3/8 14:12

△957は結構な存在感だった。

3/8 14:18

本日最後の登り。この辺はモービル跡でガタガタ。

3/8 14:31

信砂岳から暑寒別岳を振り返る。遠すぎて笑えてくる。

3/8 15:17

尾根を滑って道路へ。この尾根も急だった。

3/8 16:02

舗装3kmくらい。ロード乗れそうだなあ。

3/8 16:34

お待たせ。久々にシビれる山行だった。

撮影機器：

RICOH GR リコー

装備

個人装備

Automatic109 182cm SwitchBack X2 T2 eco

備考

水1.5L, コーラ300ml, マルトデキストリン1,200kcal, バターロール8

感想

pakumin

冬の増毛山塊へ行きたいと思っていたら天気と休みが合わず春になってしまった。
今日はアクロバティックなルートで暑寒別岳を目指す。
恵岱岳を超え、湿原を抜け、暑寒を踏んで北の尾根を駆ける周回ルートでいこう。
滑りが楽しいところはあまり無く、登り返しが激しい。山滑走カテゴリではない。
なんだか今日はずっと登っていた気すらする。

暑寒別岳から恵岱川へと滑ったらめちゃくちゃ気持ちよさそうだ。
恵岱川の雪はどこまで繋がっているのだろうか。
三段の滝の手前ら辺まで滑り込めれば、恵岱岳に登り返して楽しく戻ってこれそうだ。
いつか機会があれば冬の恵岱川の雪の状況を調査しに行きたい。

解放機構の無いテレマークスキーでしかも単独山行が多いので、
攻める滑りをするのはリスクが高い。危ない斜面はルートに入れない、
遭遇したら担いで降りる、ずっとこのスタイルのままでも
それはそれでアリな気もしてきた。

今日はかなり歯応えのある山行だった。増毛山塊は最高だ!!

コメント

ogino

これは快挙！
この記録は凄いですね。恵岱から南暑寒までのピストンなら考えられなくもないですが、ワンデイで暑寒まで行って信砂に下るとは通常は無理でしょう。自分は2006年に信砂から群別に抜ける際、2泊装備で暑寒まで同じ尾根を使いましたが、この尾根は下りに使ったら楽そうだなと思いました。ですからこの時計回りのプランも正解だった気がします。
△957は蚊の沢岳といって、クラスト時に信砂側から登ると結構な斜度で緊張を強いられます。
実は同じ日にしつこく雄冬山に登ってましたが、行きで御料峠のPに怪しい（笑）赤い車があったので、もしやとは思ってたんですよね。帰りもまだあったので、相当凄いことをやってそうだとは薄々感じてたのですが・・・。
今度はどんな山行を見せてくれるのか、楽しみにしております。

pakumin

oginoさんこんにちは
雄冬山、お疲れ様でした。
こちらは南暑寒あたりでガスに包まれ、日本海側の山の様子は見えませんでした。
そちらはどんな状況だったのでしょう。山行記録を楽しみにしています。

今回は振り絞りました、完全燃焼です。
特記しませんでしたが△957の信砂側はまさに"壁"で、下るのもかなり緊張しました。
ここを登りで使うのはかなりしんどそうですね、ちょっと勘弁してほしいです。

積雪期限定の暑寒別岳ワンデイルートはまだストックがあります。
気合を入れれば全方位どこからアプローチ出来そうなので、
地形図を見ているだけでワクワクします。
来年こそは厳冬期に暑寒の頂を獲りたいです。晴れたら病欠ですね(笑)。

a898799650

たまげた！（Amigo）
　はじめまして。ひとこと言わせてちょうだい。
いやあ、驚いた！　以前からとんでもないそのスピードに注目していたが、まさかこんなことをやりとげるとはぁ･･･　しかもスキーを引きずりながら。
昨年還暦を迎えた私もね、山中泊を好まず、人が山中泊を経ねば行ってこられない山へ、日帰りで行ってくることを本分とし、努力を重ねてきた。
『幌尻岳』両コースはもちろん、天人峡温泉からの『トムラウシ山』往復を二度。その他「旭岳温泉」〜「天人峡温泉」〜『化雲岳』〜『忠別岳』〜『北海岳』〜『旭岳温泉』（51歳時、14時間）、『1839ｍ峰』（55歳時、13時間50分）を日帰りで踏破したが、いずれも夏道。
参った！　パクミンおそるべし！
たいしたもんだぁ･･･
単独行の場合、何かことが起これば即命に関わる危険性がある。
今後も続く活躍を楽しみにしているよ。
う〜ん、素晴らしい・・・

pakumin

Amigoさん、はじめまして
こんにちは。
僕はToshiさんのブログを毎週楽しみに見ている読者の一人ですので、
Amigoさんのこともよく知っていますよ。すごいエネルギーですね！
僕もAmigoさんの歳になった時にも同じくらい元気に山に行けるよう
慎重に、けれども激しく山を楽しんでいこうと思います。
僕の山行記録を楽しんでいただけるととても嬉しいです。

a898799650

Re: Amigoさん、はじめまして
いやいや、「楽しむ」などとは言っておられないというのが正直なところだ。
今日の『ニペソツ山』もそうだが、「お前は機械か？」と首をかしげずにはいられない。ホント、パクミンのようなアルピニストが現れるとはなあ・・・