残雪期限定の上越雪稜歩き、タカマタギ〜日白山〜平標山

2015年03月21日(土) 〜 2015年03月22日(日)

• GPS: 27:58
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,849m
• 下り: 1,495m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:03
• 合計: 5:36

8:46 スタート地点
13:44 13:47 タカマタギ
14:22 宿泊地

2日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:13
• 合計: 6:44

6:01 宿泊地
6:25 6:26 日白山
9:43 9:51 平標山
11:00 11:01 松手山
12:28 12:31 平標登山口
12:45 ゴール地点

天候

2日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

元橋〜越後湯沢　12:45発のバスに乗車
http://www.minamiechigo.co.jp/pdf/jikoku-haru/muikamachi/naeba.pdf

コース状況／危険箇所等

残雪期限定とされているコースです。
・土樽駅をでて毛渡橋に向かい、橋を渡った先を左に曲がります。除雪されていました。高架線を2つくぐり、地図に沿って歩いていくと平標新道との分岐を経て、尾根取りつき点に出ます。特に目印はありません。
・出だしの急斜面を登ると赤テープが出てきます。棒立山までテープは続きます。
・棒立山からは尾根通しを歩くコースのため、よほどの悪天候でない限りはルートファインディングに難儀することはないと思います。
・タカマタギ〜日白山の間はなだらかな尾根になっていて幕営地が豊富にあります。雪洞をほっているグループもいました。
・日白山より1584ピーク(二居俣の頭)の先は雪庇が崩壊している箇所もあり、樹林帯と雪庇尾根を行き来するように歩きました
・平標から松手山コースの下りは傾斜が急で雪が滑りやすく、なかなか厳しいです。場所によってはバックステップで降りたほうがいい箇所もありました。

その他：
・スノーシューを持っていきましたが大半の人がツボ足で歩いているため、かえって歩きにくく、今回はあまり役に立ちませんでした。この後の天気で状況は変わるものと思いますが、この日は雪がよくしまっていてところどころ踏み抜きはあるものの歩きやすかったです。
・1日目は雪が緩んでいたので、アイゼンなしでも登れました。2日目早朝は雪がしっかりしまっていたのでアイゼンで歩いています。

写真

3/21 8:52

土樽駅を出発し、毛渡橋に向かいます
車道にはフキノトウがあります(^^)

3/21 9:32

棒立山への取りつき
車道脇の木がここだけないので、比較的わかりやすいかなと

3/21 9:32

取りつきはこんなかんじのところです

3/21 9:36

急斜面を少しのぼると赤テープが出てきます。しばらく目印は続くので、これを追っていけば迷わず進めます

3/21 9:45

鉄塔

3/21 9:45

この辺りから眺望が開けてきます

3/21 9:56

昨年登った仙ノ倉北尾根への取りつき

3/21 10:41

登ってきた道を振り返る

3/21 11:13

巻機山へとつづく上越国境稜線

3/21 11:13

足拍子、ここも行ってみたい

3/21 11:13

万太郎だったかな

3/21 11:13

見渡す限りの山々

3/21 11:13

棒立山への登りは続く

3/21 11:35

雪が落ちているところもあり、適宜回避しながら進みます

3/21 12:19

ピークの手前は急ですね

3/21 12:39

平標へと続く尾根を一望
これが今回歩くコースです

3/21 12:53

棒立山までくると眺望が一気に開けます
左の谷川岳からつづく主脈

3/21 12:56

タカマタギ

3/21 12:56

タカマタギから東にのびる雪庇の尾根

3/21 13:16

スノーシューをもってきましたが重いだけ。ツボ足（予備でワカン）で十分でした。

3/21 13:32

上越国境、天気がいい日を狙って行ってみたい

棒立山で途中でお会いした山岳会のみなさんと1枚
黒服の集団…(￣▽￣)

3/21 13:41

ここからは360度山を眺めながらの尾根歩きです！

3/21 13:42

タカマタギの山頂より
ここから先は幕営適地が続きます
左手の平たいのが平標山

3/21 13:43

仙ノ倉、平標、日白山

3/21 13:47

雪庇が波みたいだ

3/21 13:53

至福の稜線歩き

3/21 14:03

小ピークを越える

3/21 15:46

ずっとこんな景色を眺めながら歩きます

3/21 15:46

仙ノ倉北尾根

3/21 15:48

タカマタギと棒立山を振り返る

3/21 15:48

再び上越国境稜線、こんなにきれいに見えるとは。
何度も写真を撮ってしまいます

日白山から1つ手前のピークの下で幕営にします

向かいの山岳会のみなさんは半雪洞をほっていました

今日はまじめに壁をつくりました

3/21 17:02

山岳会の方からの借り物
かさばるジョウゴより、折り畳み可能なコレ！プラティパスの口にもぴったりはまります
ドンガバチョって名前が付けられているらしい。なぜドンガバチョ？（笑）

3/21 17:08

テント村

3/21 17:09

夕日の色合いにかわってきた

3/21 17:39

苗場山のほうに日が沈む

3/22 5:53

翌日、日の出

写真楽しむ

3/22 6:05

アイゼンはめて出発です
ここからは山岳会の方々とご一緒させていただきましたm(_ _)m

3/22 6:07

まずは日白山へ

3/22 6:28

小さなアップダウンがつづきます

3/22 6:28

今日も至福の雪稜歩き

山の上から

早朝の山歩きは気持ちがいいです

3/22 6:53

二居俣の頭で休憩

3/22 7:07

ここから先は尾根が細くなり、雪庇の崩壊も目立つので注意

3/22 7:22

雪庇うねうね

3/22 7:25

来た道を見上げると迫力が感じられます

なんだかすごいところを歩いていたようです

3/22 7:25

毛渡沢

3/22 7:25

平標まで続く尾根道

3/22 7:52

もくもくと登ります

3/22 7:52

日白山がだいぶ遠くなりました

このピークを越えると松手山への尾根も近い

3/22 9:00

広い尾根を登る

3/22 9:20

尾根に合流したら荷物をデポして平標へ

3/22 9:31

仙ノ倉と平標

平標に到着！
山岳会のみなさまに感謝です

3/22 9:51

デポ地に戻ります
平標からは苗場山をながめながら下山

3/22 10:01

ガスったら訳が分からなくなりそうです

3/22 10:32

木道でてます
山頂付近の雪は去年よりだいぶ少ない

3/22 10:41

尾根を下る

3/22 10:59

松手山を振り返る

3/22 12:31

急坂の続く樹林帯を抜けて車道へ
お疲れ様でした

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

ザック(Osprey Ariel 55/青)(1) ザックカバー(青)(1) ピッケル(1) アイゼン(1) チェーンスパイク(1) ストック(2) テント一式(VL14/黄)(1) ペグ(4) スコップ(青)(1) ファーストエイドセット(1) ヘッドランプ(2) 予備電池(4) 細引き(1) リペアシート(1) 化粧品(1) シュラフ(青)(1) ダウン上下(水色/黒)(1) 着替え一式(2) マット(1) 料理器具(コッヘルなど)(1) ガス(2) ライター(2) 食料・行動食(4) 水筒(800ml)(1) プラティパス(2L)(1) 財布(1) 保険証(1) 地図(1) 帽子(1) バラクラバ(1) 厳冬期手袋(2) インナー手袋(3) ゴーグル(1) サングラス(1) ゲイター(１) ビニール袋(3) カメラ(赤)(1) スノーシュー(1) GPS(1)

感想

ゲスト

東谷山からニ居に降りる計画で考えてましたが、雪のコンディションもよく天気も持ちそうなので、途中でお会いした山岳会の方々と平標まで行くことにしました。
地図で見るとニ居俣の頭あたりは厳しいかな、と思いましたが、雪庇と雪の状態に注意していけば問題ないコースでした。
棒立山、タカマタギまではたくさんの人が来ていました。日白山からは人は減りましたがトレースしっかりついてました。思ったより人が多かったです。

電車とバスでアクセスでき、上越国境、谷川主脈、苗場の山々を満喫しながら延々と続く雪庇の尾根を歩いていく爽快なコースです。ここはまた来ようと思います。

ご一緒させていただいた山岳会のみなさま、大変お世話になりました。またどこかの山でお会いできるのを楽しみにしています。お陰様で愉快で楽しい雪山歩きができました(^_^)