可部冠山〜堂床山縦走-丸押からのルートにびっくり-
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 708m
- 下り
- 934m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
南原(なばら)研修センター発13:18 広島BC行き広島交通バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
丸押集落内の道には道標等案内は全くなし。 丸押〜可部峠付近は林道?工事中。可部峠〜可部冠山〜堂床山は所々急登があるものの、特に危険な箇所はなし。 |
その他周辺情報 | 可部の中心部:可べの湯(タオル無し、800円) 地酒醸造元:旭鳳(きょくほう) 旧街道沿い |
写真
装備
備考 | グローブ片方を落としたこと。 |
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感想
桜の開花が伝えられたこの週末、里山の雪が無くなったので近場の可部冠山へ。
北東の明神峠側・丸押から縦走するプランを考えたが、レコでは南原峡からの周回ルートが殆どで、最近の状況が判らなかった。最悪、ルートが廃道化していて藪漕ぎか・・・とも考え、事前にプレートコンパスの使い方を再度勉強していざ出発。
可部上市のバス停そばのコンビニで昼食を調達し、7時過ぎの大朝行きのバスに乗車。40分ほどで丸押に到着。集落を抜けて可部峠へのルートを探す。案内板は全くなく、1/25,000図と照らし合わせながら集落外れの農道を20分ほどうろうろして、ようやく道を見つけた。沢の出会いから尾根に取り付き、テープを頼りに登っていく。いきなり視界が明るくなったと思ったら・・・うわっ、なんじゃぁ。
林を切り開く作業道ができていた。作業道は本来の道に平行しているので、足場の良い作業道を進む。藪漕ぎよりはマシだけれど、これはないなぁ。
作業道の南側に棚田の跡が見える頃、可部峠への道と合流。ここも拡幅されていたが、直ぐその先には石積みだけが残る茶屋の跡が。遥か昔はここを人馬が行き交ったのだろうなぁ。
茶屋跡のちょっと先から峠への道が分岐。杉木立が美しく、いかにも旧街道といった風情。10分ほどで可部峠に着き、ここから冠山への登山道を辿る。
風は微風、春の日差しが降り注ぐ尾根を歩いて頂上へ。9時前の山頂は自分一人で絶景を独り占め。プランより1時間以上早く進んでいるので、ここからは地図読みをしっかりやりながら堂床山へ向かうことにした。
堂床山への尾根道は小さなアップダウンが続く。等高線が閉じていない微ピークがいくつもあり、地図読みの演習にはもってこい。更に読むと、堂床山山頂直下は等高線が詰んでいて急登と思われることから、685mピークでエネルギー補給。休憩がてら廻りを見渡せば、木々には引っかかれたキズが。このあたりにもツキノワグマが住んでいるようだ。
予想通りの急登を登って堂床山山頂へ。まだ11時前だったので、パンと牛乳、フルーツで軽く済まして下山開始。このままのペースで歩ければ、13:18発のバスに間に合いそうだ。が、下り道は結構急で、加えて落ち葉が積もっており意外とグリップが効かない。慎重に歩を進めながら南原峡の駐車場へ。
駐車場からは舗装路をひたすら歩く。気合いを入れて歩いたら、堂床山から1時間半でバス停に着いてしまった。待ち時間が結構あったので、おにぎりを食べてから昨夏の土石流災害搬出土砂の仮置き場になっているスポーツセンターのグラウンドまで散歩。一頃よりか大分片付いたようだ。
可部方面のバスに乗車し、「可べの湯」でさっぱり。が、ここでグローブが片方無くなっていることに気づく。外したのは南原峡の駐車場だから、そこでポケットに入れそびれたか? 流石に戻る気力はなかった。
気を取り直して、可部の地酒蔵「旭鳳酒造」に立ち寄り。晩酌用に一升瓶1本と来週の花見用に四合瓶1本を購入し、ザックに詰めて可部駅へ。なんと帰路にザックが一番重くなるというハイキングでした。
落としたグローブ、日曜に南原峡までクルマで行って捜索しましたが発見できず。
うーん、残念。
コメント
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昨年、千代田側、御神水Pのところから南原へ歩きましたが林道大工事中でした。あのあたりは鹿、猪、🐻が多いところです。この冬は南原入口で鹿に会いました。山を切開くたびに里の方に動物が出てきてしまいます・・・
こんばんは。コメントありがとうございます。
本地側から林道工事がされていたのは知っていましたが、まさか峠近くからぐるっと回って丸押側まで来ているとは驚きました。
森林を道で刻む度に、住んでいる動物たちが追い出されてしまいますね。前世紀的なこんな開発が、”地方を活性化する”と信じ込んでいる人々がまだまだいる現実が残念です。
tetsumaro さんのおっしゃるとおりです。
昨年、明神峠から下の地区で鹿10数頭が駆除されたそうです。
農家の悲鳴はもっともですが元はといえば乱開発ですね。
吉和冠もびっくりしましたよ。
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