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Yamareco

記録ID: 609176
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雪山ハイキング
甲信越

柄沢山 ―最高の展望―

2015年03月28日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.3km
登り
1,291m
下り
1,286m

コースタイム

5:55駐車地点出発―8:15尾根取付きー10:55柄沢山山頂―13:55駐車場着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道291号の行き止まりに臨時登山届場あり
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特になし
出発して30分程、後方の山は朝気が当たってきた。
2015年03月28日 06:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 6:53
出発して30分程、後方の山は朝気が当たってきた。
前方には昨日のトレースが続く。ノートレースを覚悟していたので少し気楽になった。
2015年03月28日 06:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 6:54
前方には昨日のトレースが続く。ノートレースを覚悟していたので少し気楽になった。
前方に当初取付こうと予定していた峰が近づいてきた。
2015年03月28日 07:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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前方に当初取付こうと予定していた峰が近づいてきた。
後ろには通過してきた2か所?目の砂防ダム
2015年03月28日 07:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 7:10
後ろには通過してきた2か所?目の砂防ダム
いよいよ取付く峰が近づいたと思ったら・・・
2015年03月28日 07:19撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 7:19
いよいよ取付く峰が近づいたと思ったら・・・
高度も少し上がってきた
2015年03月28日 07:19撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 7:19
高度も少し上がってきた
当初予定していた峰の左側にトレースが続いていて、暫く追ってみることにした。
2015年03月28日 07:29撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 7:29
当初予定していた峰の左側にトレースが続いていて、暫く追ってみることにした。
スキー・スノボに適したスロープが続き、トレースは左の威守松山から山頂へ続く峰に向かっていた
2015年03月28日 07:39撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 7:39
スキー・スノボに適したスロープが続き、トレースは左の威守松山から山頂へ続く峰に向かっていた
振り返ると、朝日に輝く山がまぶしい。
2015年03月28日 07:39撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 7:39
振り返ると、朝日に輝く山がまぶしい。
左手に小さな尾根がありそこに取付くようだ。そこからアイゼンに履き替える。
2015年03月28日 07:46撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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左手に小さな尾根がありそこに取付くようだ。そこからアイゼンに履き替える。
右手には大源太山と、その後方に万太郎山・仙ノ倉山
2015年03月28日 09:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 9:01
右手には大源太山と、その後方に万太郎山・仙ノ倉山
傾斜がだいぶ緩やかになってきた
2015年03月28日 09:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 9:01
傾斜がだいぶ緩やかになってきた
行く手の左側は相変わらず、昨日のスキーヤーのシュプールが見える
2015年03月28日 09:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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行く手の左側は相変わらず、昨日のスキーヤーのシュプールが見える
だいぶ高度も上がってきた。
2015年03月28日 09:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 9:01
だいぶ高度も上がってきた。
ガチガチのクラスト面が現れ、ピッケルを取り出す
2015年03月28日 09:25撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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ガチガチのクラスト面が現れ、ピッケルを取り出す
右手には谷川岳が見えてきた。
2015年03月28日 09:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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右手には谷川岳が見えてきた。
後方には元気なスキーヤーがさくさく続いてきた。さすがにスキーはしょっているんだね。
2015年03月28日 09:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 9:57
後方には元気なスキーヤーがさくさく続いてきた。さすがにスキーはしょっているんだね。
右手には谷川岳から仙ノ倉山への稜線が目立ってきた
2015年03月28日 09:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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右手には谷川岳から仙ノ倉山への稜線が目立ってきた
いよいよ、県境の稜線に出て一気に景色が開けてきた。左手に至仏山
2015年03月28日 10:34撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 10:34
いよいよ、県境の稜線に出て一気に景色が開けてきた。左手に至仏山
更に左側には燧ヶ岳、平ヶ岳から・・・
2015年03月28日 10:35撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 10:35
更に左側には燧ヶ岳、平ヶ岳から・・・
巻機山から中ノ岳への稜線
2015年03月28日 10:35撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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巻機山から中ノ岳への稜線
そして巻機山方面
2015年03月28日 10:35撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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そして巻機山方面
柄沢山への道のりはクラストして歩きやすかった。
2015年03月28日 10:35撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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柄沢山への道のりはクラストして歩きやすかった。
山頂到着。けっこう広くて平らな山頂部。前方に朝日岳から谷川岳方面
2015年03月28日 10:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 10:54
山頂到着。けっこう広くて平らな山頂部。前方に朝日岳から谷川岳方面
左手には武尊山、至仏山、燧ヶ岳
2015年03月28日 10:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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左手には武尊山、至仏山、燧ヶ岳
平ヶ岳から下津川山
2015年03月28日 10:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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平ヶ岳から下津川山
巻機山
2015年03月28日 10:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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巻機山
少し戻して、牛ヶ岳の右奥に中ノ岳と越後駒ヶ岳
2015年03月28日 10:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 10:55
少し戻して、牛ヶ岳の右奥に中ノ岳と越後駒ヶ岳
真っ白の世界・・・
2015年03月28日 10:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 10:55
真っ白の世界・・・
スキーヤーの方に撮っていただきました<(_ _)>
2015年03月28日 10:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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スキーヤーの方に撮っていただきました<(_ _)>
あらためて檜倉山・朝日岳から谷川岳・・・手前が清水峠なので一ノ倉沢がよく見える
2015年03月28日 11:12撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 11:12
あらためて檜倉山・朝日岳から谷川岳・・・手前が清水峠なので一ノ倉沢がよく見える
そのアップ
2015年03月28日 11:12撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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そのアップ
さらに平標山へ
2015年03月28日 11:12撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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さらに平標山へ
至仏山は森林限界から上が白いようだ。
2015年03月28日 11:13撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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至仏山は森林限界から上が白いようだ。
そして巻機山へ向かって白い世界が広がる
2015年03月28日 11:13撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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そして巻機山へ向かって白い世界が広がる
平標山の右手には佐武流山・岩菅山・苗場山
2015年03月28日 11:15撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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3/28 11:15
平標山の右手には佐武流山・岩菅山・苗場山
名残り惜しいが下るとするか・・・
2015年03月28日 11:20撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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名残り惜しいが下るとするか・・・
県境の稜線を見納め
2015年03月28日 11:28撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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県境の稜線を見納め
柄沢山を振り返ると、まだスキーヤーの一人が見える
2015年03月28日 11:29撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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柄沢山を振り返ると、まだスキーヤーの一人が見える
下りはラッセルの必要はない。滑らなくちょうど良い深さを探して下る
2015年03月28日 11:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 11:51
下りはラッセルの必要はない。滑らなくちょうど良い深さを探して下る
沢床に降りてきた。もう滑落の危険も無くなった。
2015年03月28日 12:38撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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沢床に降りてきた。もう滑落の危険も無くなった。
山頂方面を振り返る。天気は薄曇りから快晴になって、暑い。
2015年03月28日 13:07撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3/28 13:07
山頂方面を振り返る。天気は薄曇りから快晴になって、暑い。

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 レインウェアー ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ ザックカバー バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 防寒着 ストック 水筒 時計 非常食 アイゼン(10本爪) ピッケル クマよけ鈴 虫よけスプレー スパッツ 食料 ガスコンロ ツェルト ファーストエイドキット カメラ

感想

今年はスキーヤー・ボーダーの出が多いようだ。巻機山登山口には既に8台駐車があり、柄沢山登山口である国道291の除雪終了地点にも4台。
歩き出しからワカンで行く。数日前に少しまとまった雨が降り(多分ここから上は雪)、その後2日間ばかりいい天気だったので、雪は予想通りクラスト気味で、しかもスキーヤーのトレースがバッチリあり、ほとんど沈まずに歩けた。涸沢を遡り2つの砂防ダムを越えると、正面に尾根が見えてくる。当初この尾根を上がるつもりだったが、トレースは左の沢に続いていたので、試しにそれをなぞってみた。しばらくすると沢の左手の小さな尾根に取付く。背面の里山が朝日に輝いてきれいだ。

アイゼンに履き替えてスキーのトレースに従う。さすがに30cm踏み抜くことも増えていたが、かといってワカンをダブルで履くには急すぎる。足の向きがトレースと直角になるように進むと踏み抜く頻度が大部下がる。景色がだいぶ良くなってきた。大源太山の後ろに万太郎山・仙ノ倉岳が見えてきた。斜面左手はスキー・スノボのトレースが複数あった。斜度は30〜35度くらいか、滑るのにはちょうど良さそうだ。
その後傾斜が少し緩やかになり、ワカンも履いたが10分ほどで今度はクラスト斜面になり、アイゼン・ピッケルになる。そうこうしているうちに後続のスキーヤーに追いつかれた。彼らも急斜面はスキーを抜いていたが、スキー靴用のアイゼンを履いて、ストックの取手の部分はピッケルの先のようになっていた。これなら普通に登山ができるわけだ。西側の遠くに妙高・火打が、こちらも白くてきれいだ。そして仙ノ倉の右側には山頂が平らな苗場山が目立つ。
その後はクラスト斜面が比較的多く、気持ちよく進めた。まず県境の尾根筋に出て、それから右手の柄沢山に向かう。尾根に出ると巻機山から越後三山への稜線、平ヶ岳・燧ヶ岳・至仏山・武尊山など一気に視界が開ける。至仏山・笠ヶ岳は樹林限界から上が白くなっているのが面白い。それにして巻機山から越後三山への稜線の白さに見とれてしまう。ここから山頂までもクラストした斜面が続いて歩きやすい。スキーヤーは左の粉雪の斜面を拾う。
程なく柄沢山山頂に到着。ここは直径30m以上の範囲がほぼ平らで、登山者が多くても休む場所には不自由しなそうだ。初めて見る朝日岳・谷川岳方面はすごく近く見え、谷川岳の岩壁は迫力満点だ。
早速ビールで乾杯だ。GPV天気予想では午後2時ごろまで薄曇りだったが、今は晴天だ。風は弱く寒くはない。・・・軽く昼食を採って、もう一度谷川岳への稜線を堪能した後下山へ。
散歩気分で尾根伝いに下り、クラスト斜面を終えると急傾斜の尾根になるが、ラッセルするほどではなく気楽な下りである。左側の当初予定していた尾根は上部が結構傾斜がきつく、もしトレース無しのここを登っていたら、山頂にはたどり着けなかったように思えた。改めて10000分1の地図を見ると、このルートが一番傾斜が緩やかなようだ。
登りの時のトラバース気味のクラスト斜面はスリップするといけないので、右手の沢床に降りた。ここからワカンに履き替える。気温が上がり、クラスト面は全く無くなった。15cmほど沈むが傾斜があるのでそれほど苦にならない。そうこうするとスキーヤー・ボーダーが次々と下りてきた。実に気持ちよさそうではあるが、雪の山野をゆっくり散歩して満喫するのも悪くない。
緩斜面になるとさすがに疲れてきた。こんなときはゆっくり休んで自然を満喫する。幸いこの辺は広葉樹林帯で今は落葉していて景色はそこそこ良い。相変わらず天気は良く、少し暑くない。
こんな時間帯に登りのスキーヤーが2人。泊まりかと聞くと、散歩に来たという。そういえば沢を遡る散歩は下りがほとんど滑れるし、天気もいいから散歩も申し分ない。
下山を急いだわけではないが2時前に着いた。いろいろラッキーが重なって、春山を満喫しその上初めて柄沢山に行くことができた。

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