最果てパラダイス♪利尻・礼文を廻る3日間の島旅（礼文島→桃岩展望台・西海岸8時間コース & 利尻山→鴛泊コース）

2015年07月16日(木) 〜 2015年07月18日(土)

• GPS: 26:54
• 距離: 69.7km
• 登り: 3,128m
• 下り: 3,124m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:53
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:53

8:35 礼文島・香深港
10:13 10:13 元地灯台
11:28 宿泊地

2日目

• 山行: 15:50
• 休憩: 0:03
• 合計: 15:53

2:33 宿泊地
4:20 4:23 スコトン岬
14:54 14:54 礼文島・香深港
16:50 16:50 鴛泊港
16:54 16:54 利尻富士観光ホテル
17:00 17:00 ペンション ヘラさんの家
18:26 利尻山北麓野営場（登山口）

3日目

• 山行: 8:29
• 休憩: 3:08
• 合計: 11:37

4:43 利尻山北麓野営場（登山口）
4:51 4:52 甘露泉
7:09 7:09 長官山
7:16 7:17 利尻岳山小屋
8:01 8:05 沓形分岐
8:30 8:38 利尻山北峰
8:56 9:12 沓形分岐
9:48 9:48 利尻岳山小屋
9:57 9:59 長官山
12:13 12:16 甘露泉
12:23 14:35 利尻山北麓野営場（登山口）
15:51 16:11 ペンション ヘラさんの家
16:16 16:17 利尻富士観光ホテル
16:20 ゴール地点

天候

7月16日(木)晴れ時々曇り
7月17日(金)快晴
7月18日(土)曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 船

《アクセス》
○下記駐車場からフェリーターミナルまで歩いて約10分。
○稚内港 6:20発→礼文島 8:15着
○礼文島 16:05発→利尻島 16:45着
○利尻島 17:10発→稚内港 18:50着

《駐車場》
フェリー乗り場に併設された駐車場ですと1000円/1日掛かってしまうので、今回は北防波堤ドームの側にある空き地上になった駐車場（無料）に停めさせて頂きました。おそらく100台くらいは停められそうです。
付近にはトイレや自販機もあります。

《コンビニ》
○稚内市→フェリーターミナル周辺にセイコーマートあり。
○礼文島→香深港から北に20分ほど歩いたセイコーマー香深店しかありません。
○利尻島→セイコーマートが島内にあるようですが、鴛泊辺りからは遠いっぽい。

《フェリー&バス》
○ハートランドフェリー
http://www.heartlandferry.jp/index.html
○宗谷バス
http://www.soyabus.co.jp/

コース状況／危険箇所等

《道の状況》
【礼文島桃岩コース】
平成26年の台風の影響で一部迂回ルートとなっておりますがしっかり整備されており、桃岩展望台まででしたらスニーカーでも問題ないかと思います。
尚、今回はフェリーターミナルからスタートし、途中から桃岩方面への短縮ルートで歩きました。
桃岩展望台から先は泥濘がひどく、普通に登山靴でないと厳しい感じです。

【礼文島西海岸8時間コース】
事前の計画段階から「なぜ8時間コースを歩く者の出発地がスコトン岬からなのか？」少し疑問に思っておりましたが、逆ルートですと道標が分かりづらく道迷いする可能性があります。このコースを初めて歩く方はスコトン岬からスタートされた方が無難です。
また「8時間コース」というネーミングが付いておりますが、休憩などを考えると10時間はみておいた方が良いでしょう。
今回は林道コースが通行止めのため断念しましたが、礼文林道の入り口にある緑ヶ丘公園キャンプ場を起点に・・
1日目：香深港→緑ヶ丘公園キャンプ
2日目：スコトン岬へバスで移動→西海岸8時間コース→緑ヶ丘公園キャンプ場
3日目：礼文林道コース→桃岩展望台コース
・・のような2泊3日の旅が理想的に思いました。

スコトン岬からはしばらく舗装路ですが、ゴロタ山辺りからいきなり草被りの道ですので、早朝に歩かれる場合ロングゲイターやレインウェアの下がないとびしょ濡れになります。
また召国分岐〜ウエンナイの区間は笹藪や背丈以上の木々がうっそうとしており、足元はひどい泥濘の道が続きますので要注意！
ただし、地元の方の尽力により途中から手入れがされている形跡がありましたので、今後は徐々に歩きやすくなるかと思われます。
尚、礼文林道につきましては現在も通行止めでした。
途中のトイレポイントは、スコトン岬、鉄府、澄海岬、ウエンナイにあります。
水場はルート上にいくつか沢がありましたので補給できそうです。

【利尻山鴛泊コース】
見た目通り標高が上がるに連れて急な登りとなりますが、全体的にとても整備されており、道迷いの心配もありませんので問題なく歩けます。
ただし、9合目を過ぎた辺りから足元がかなりガレガレですので、落石・滑落には要注意です（特に下り）。
携帯トイレブースは、6合目を少し行ったポイント、避難小屋、9合目に設置されております。
尚、甘露泉からは登山道中に一切の水場はありませんので、しっかりと補給して挑みましょう。

その他周辺情報

《キャンプ地》
○久種湖キャンプ場（礼文島）
1泊600円/１人
開設期間 5/1〜9/30
フェリーターミナルより宗谷バスにて病院前辺りで下車。
近くに夕陽スポットもあり、とても快適なキャンプ場でした。
http://www.town.rebun.hokkaido.jp/kankou/kusyuko.html

○利尻北麓野営場（利尻島）
１泊500円/１人
開設期間 5/15〜10/15
フェリーターミナルから徒歩1:00ほど。
尚、HPにてチェックアウト〜10:00となっておりましたが、普通に１泊料金でした。
http://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1133.htm

《温泉》
○うすゆきの湯（礼文島）
日帰り入浴 600円
営業時間 12:00〜20:00
ナトリウム-塩化物・硫酸温泉 源泉掛け流し
http://www.usuyuki.jp/

○利尻富士温泉保養施設（利尻島）
日帰り入浴 500円
営業時間 11:00〜21:30
炭酸水素塩泉 循環・ろ過
施設内にコインランドリー（有料）もあります。
http://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1204.htm

○稚内天然温泉港のゆ
日帰り入浴 750円
営業時間 10:00〜22:00
ナトリウム塩化物泉 循環・ろ過？
料金は高めですがとてもゆっくり出来ます。
http://www.wakkanai-fukukou.com/

《食事》
○海鮮処 かふか（礼文島）
ウニ丼（3500円）とホッケのちゃんちゃん定食焼き（1800円）を頂きました。
http://www.kafuka.or.jp/seafoods/

《参考》
○礼文島トレイルオフィシャルウェブ
http://rebun-trail.jp/news.html
○yamahiroさんの山行記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-664048.html
○tanoshikuさんの山行記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-660619.html

写真

7/13 12:29

《プロローグ》旅するヤマレコライターの図(^-^;
ニペソツ山以降は悪天のため待機を余儀なくされました。

7/13 13:47

旭川から出られずバイキング〜山は好きでも性根は都会っ子(^-^;
旭川市 ファイブスター
http://www.five-star.co.jp/tenpo/asahikawa_tenpo.html

7/14 9:35

稚内へ移動途中、北竜のひまわり畑に寄ったり。

7/14 11:14

留萌でお寿司を頂きました。
留萌市 蛇の目寿司
http://www.rumoi-jyanome.com/

豊富温泉、未だかつて経験したことのないお湯。今にも燃えそうなくらいの灯油臭でした。

7/14 19:47

そして、この旅初めてジンギスカン鍋を頂きました。
豊富温泉ふれあいセンター
http://toyotomi-kanko.net/fureai.htm

7/15 11:35

実はこのエリアでは一番の楽しみだったサロベツ原野。天気が優れず残念(>_<)

7/15 16:17

稚内に到着。北防波堤ドームの近くに無料の空き地があります。

7/15 21:51

最果ての夜。

7/16 6:50

《1日目》ハートランドフェリーにて、いざ！礼文島へ。

7/16 8:08

船にはロマンがありますねぇ(^-^;

礼文島に無事到着♪・・って、売りはレブンアツモリソウだったのね(゜ロ゜)

7/16 8:33

香深港から歩きましたが、今考えるとバスに乗れば良かった(>_<)

7/16 8:49

山と高原地図には載ってませんが、途中から桃岩展望台へのショートカットルートがあります。

7/16 9:07

チシマフウロ。

7/16 9:07

今回も独断的にネーミングしていきます！エゾイブキトラノオ。

7/16 9:08

普通にハクサンチドリ？

7/16 9:08

黙々と登りますが、遠くのバスが恨めしい(^-^;

7/16 9:09

カラフトニンジン。

7/16 9:09

調査中。

7/16 9:14

オニシモツケ。

7/16 9:15

堂々たる桃岩をアップで。

7/16 9:20

だんだんと近くなってきて・・

7/16 9:24

桃岩展望台にて。それにしても素晴らしい景色♪

7/16 9:25

一応記念に一枚(^-^;

7/16 9:28

バスに遅れまいと先を急ぎます。

7/16 9:34

レブンウスユキソウ、ワタシ的にはこちらがお目当てでした♪

7/16 9:34

途中澄みわたる紺碧の海。

7/16 9:42

何気にアップダウンの激しいコースです。

7/16 9:50

とても南国っぽいハマナス。

7/16 9:53

両脇の花々に癒され〜

7/16 9:56

撮るものが多く、なかなか前に進まん(^-^;

7/16 9:56

もう一度レブンウスユキソウ♪

7/16 10:13

やっと元地灯台ですけど、時間がないのでスルー。

7/16 10:31

やっと知床の町がみえましたが・・

7/16 10:40

案の定、バスに間に合わず(>_<)

7/16 11:17

で、香深港まで楽しくツライ車道歩き。

7/16 11:52

北海道限定らしい。

7/16 12:42

もちろんこれは外せません！
香深港 海鮮処かふか
http://www.kafuka.or.jp/seafoods/

7/16 12:43

ホッケのちゃんちゃん焼も♪

7/16 13:20

Cさん、出没し過ぎ(^-^;

7/16 15:08

何しろバスの便数が少ないので計画が難しい礼文。

7/16 16:03

そして、ようやく久種湖キャンプ場。

7/16 16:26

居合わせた大阪出身の埼玉県民の方に撮って頂きました。

7/16 16:39

天気が良かったので周辺を散策。手前はエゾノヨロイグサかな。

7/16 16:45

近くに小さな山があり展望を楽しめます♪

7/16 16:48

おお！この旅初めて利尻のトンガリが(゜ロ゜)

7/16 16:51

とても長閑な雰囲気です。

7/16 16:56

首の長い恐竜みたいなレブンシオガマ。

7/16 17:18

本日の我が家。ペグを忘れるという失態(^-^;

7/16 18:03

今晩のお供は一本250円のトナカイのソーセージ(゜ロ゜)

7/16 18:56

夕暮れにもう一度近くを散策。

7/16 19:03

一日の終わり、スコトン岬へ沈む。

7/16 19:05

久種湖を眺めながら下山します。

7/16 19:10

うおお！リシリー100％バージョン♪

7/17 3:22

《2日目》3時過ぎ。バスだとスタートが遅くなるので・・

7/17 3:47

スタート地点のスコトン岬までいきなり8キロの車道歩き。

7/17 4:17

そして一日の始まり(^o^)/

7/17 4:20

なんだ、このロケーションの宿は(゜ロ゜)

7/17 4:22

スコトンを何度も「スポコン」と言う相方(^-^;

7/17 4:23

久しぶりにスクールウォーズが見たくなっちゃったな。

7/17 4:24

スコトン岬の先にはトド島。

7/17 4:45

ではでは、西海岸8時間コースへ行ってみよう(^o^)/

7/17 4:49

エゾカンゾウ。

7/17 4:57

クッキリ・リシリーに思わず足が止まる。

7/17 5:10

朝歩いた車道とトド島。

7/17 5:14

エゾカワラナデシコ。

7/17 5:31

この日は丸一日申し分ないほどの大快晴でした♪

7/17 5:33

おっと、油断したわい(^-^;

7/17 5:40

第一チェックポイント・ゴロタ山を望む。

7/17 5:56

まだまだ遠い澄海岬。

7/17 6:15

気持ちの良い林道歩きです♪

7/17 6:16

ミヤマオダマキ。

7/17 6:39

君たち、暇なのかい(^-^;

7/17 6:59

このコース、かなりワイルドなところを歩きますのでゲイター必須。

7/17 7:02

そして突然の急な登り。

7/17 7:02

アイドルチックなお花ですねぇ、ハマナス。

7/17 7:09

歩いてきた稜線を振り返る。

7/17 7:10

前を見れば、やっと近くなっような・・

7/17 7:32

そして！この旅一番の楽しみだった澄海岬に到着♪

7/17 7:46

何しろ道標頼りなので、逆コースで歩くと分かりづらいかもしれません。

7/17 7:52

レブンコザクラ。

7/17 8:24

電線があるということは・・この先には営みがあるんですよね。

7/17 8:53

空と海の青の違いで僕は泣いたりする。

7/17 9:03

左手には礼文島最高峰の礼文岳。

7/17 9:18

召国分岐からウエンナイの区間は、想定外にワイルドでした(>_<)

7/17 9:34

カラフトダイコンソウ。

7/17 9:37

ここからの4キロはホントにしんどかった。

7/17 9:58

レブンウスユキソウに癒されながら頑張ります。

7/17 9:59

ようやく海が見えてきた〜

7/17 9:59

途中沢水があるの、何とか水の補給も可能です。

7/17 10:41

アマナ岩・・ここまでが何しろ遠かった(>_<)

7/17 10:46

海岸線に出てからウエンナイまでがまた遠い。

7/17 10:51

調査中。

7/17 10:57

ウエンナイまでは砂浜&ごろ岩を歩きます。

7/17 11:01

海水浴が出来そうですね。

7/17 11:23

こんな素晴らしい滝があるなんて、全くノーマーク(゜ロ゜)

7/17 11:28

ウエンナイ集落の風景。ここには車で入る道がない！つまり船での移動が常なんですね。

7/17 11:38

シコタンソウ。礼文林道は、H27/7/17現在も通行止めでした。

7/17 13:23

何となく撮ってしまった礼文島唯一の火葬場。

7/17 13:45

そしてこの日もバスに間に合わず(^-^;
というか・・

7/17 13:42

リシリーがデカい(゜ロ゜)

7/17 13:46

それにしてもこの島では車道を歩き過ぎたわい(^-^;
でも、文字通り島の北から南まで全て満喫できました♪

7/17 16:12

さらば礼文！今度はまたゆっくりお邪魔したいなあ。

7/17 16:13

そして・・男たちはいざリシリーへ！

7/17 16:26

そんな超男前なリシリーをアップで。

7/17 17:21

時間は遅かったんですけど、たまらず(^-^;

7/18 5:35

《3日目》予定よりも出発が遅くなりましたが、いざ利尻山頂へ！

7/18 6:07

遠く礼文島。5合目くらいから展望が開けます。

7/18 6:10

えっ！？この時期？と思いましたが、これはミヤマアキノキリンソウかな？

7/18 6:10

調査中。

7/18 7:10

長官山を過ぎ、ようやく利尻山頂をロックオン！

7/18 7:20

ウコンウツギ。

7/18 7:26

ミソガワソウ。

7/18 7:32

かなり崩壊が進んでいる利尻山、いつかは歩けなくなりそうですね。

7/18 7:44

調査中。

7/18 7:44

調査中。

7/18 7:55

花々に癒されながら頑張ります♪

7/18 8:08

一輪だけ見かけたリシリヒナゲシ。

7/18 8:11

九合目から先はガレガレ地帯につき滑落注意です。

7/18 8:29

左手に蝋燭岩。しかし、スゴい急斜面ですねぇ(゜ロ゜)

7/18 8:31

凛々しい利尻山に今、ゴール(^^)/

7/18 8:37

強風につきとっとと退散(^-^;

7/18 9:07

この旅ではバナナを持って来れないのでこちらで代用！

7/18 9:26

歩いてみて初めてその意味を知る(笑)！

7/18 9:47

途中の避難小屋内部はとても快適そう。

7/18 9:53

振り返ってリシリー。おそらく登るのは最初で最後かと。

7/18 10:03

最後まで雨には降られず♪

7/18 12:25

ひとまずゴール♪

7/18 13:10

あまりに疲れたので、ペペロンチーノで休憩。

7/18 15:30

観光という観光が出来なかったので、帰りにペシ岬へ。その前に・・

7/18 15:33

はいっ！・・ここでかい(^-^;

7/18 16:03

少し登ったペシ岬よりリシリー。次回は観光オンリーで訪れたいな。

7/18 16:44

利尻山の真のゴールはやっぱりこちら。そして、この度スリータイムズお世話になったハートランドフェリーで帰路。

7/18 17:21

稚内行きの船上より。遠ざかる礼文島を見て泣きそうになりました(>_<)

7/18 17:21

そして・・サラバ利尻！外人さんがとてもカッコよかったのでモデルになって頂きました(^-^;

7/18 20:12

タコしゃぶも食ったど〜
稚内駅前 夢食館北市場
http://www.kitaichiba.co.jp/

7/18 22:57

《エピローグ》宗谷岬にてこの旅のエンディング。そして冒険の地を道東へと移します。

7/21 8:33

・・というか、もう既に一山歩いているんですけど、レコを作る暇が全くなかったりして(^-^;

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

COOLPIX AW100 ニコン

感想

kamasennin

当初は予定していなかった礼文島訪問。
どうせ歩くならば西海岸8時間コースを歩こう！
・・って、行程を8時間で見積もってどーする(^-^;

当初は大雪山縦走の次に歩く予定だった利尻礼文。
時間だけは無駄にあるので(笑)どうせならば天気が良いタイミングでお邪魔したい！・・ということで、旅の後半に歩く予定だったニペソツ山に行ったり、旭川で待機などの悶々とした時間を過ごした後、ついに利尻礼文両島へお邪魔して来ました。

その時感じたタイムリーな感想を語るには少し時間が経っておりますが、何しろ礼文島で過ごした時間はとても（ツラく）楽しかったです。
冒頭に書きました通り、当初は利尻島メインの旅の予定でしたが、礼文島について調べているとその島の魅力にだんだんとひかれていき・・気付けばこの旅の主役はワタシの中で完全に西海岸8時間コースとなりました。

そもそも夜明け前の2時過ぎから歩き続け、重装備で西海岸8時間コースを8時間で踏破することに無理があったのですが、その道は険しくそれ以上にとても魅力的でした。
山と高原地図の説明にある通り、島の自然と歴史を肌で感じるようなコース。
特に召国分岐からウエンナイに至る区間は人手の入っていないワイルドさにはビックリ(゜ロ゜)

結局この日もバスには間に合わず港まで歩くはめになりましたが、結果的に礼文島の北から南まで歩き、小さな島ながら各地に点在する人の営みの差異を感じることも出来ました。
何故にこのような不便な土地に住み続けるのか？と思ったりしましたが・・
否、人と土地の結び付き恐るべし。日本各地を旅してその土地の魅力にひかれているワタシも、一生「埼玉の呪縛」からは逃れられないんだろうと思います(^-^;

利尻山・・滞在時間がとても短く、山を歩いた時の天気がパッとせず、何よりも前日の礼文島トレッキングの後であまりに疲れていたので、何とも思い出が薄いのです。
ただワタシ的には富士山と同様、この山は歩くよりも遠くから眺めてこそのお山なんだろうなと思いました。
もしまた機会があるならば、こちらには観光オンリーでお邪魔したいですねぇ。

最後まで長文にお付き合い頂きありがとうございます。
だんだんと旅の疲れが出てきたせいか・・ここにきてのバタバタ感が尋常じゃない感じでして、今回もコメント欄を閉じさせて頂きます。
また皆様のページにろくにお邪魔できておらず申し訳ないですm(__)m

○前回歩いたニペソツのヤマレコ
憧れのニペソツ山・・その山容たるやピカ一 !!!（十六の沢コース）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-611334.html

○次に歩いた斜里岳のヤマレコ
まるで沢登りのような斜里岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-611667.html

D-chan

今回は礼文＆利尻の島歩き♪
どちらも観光地として人気があり、登山道も整備され尽くされているのでは…とちょっと軽いつもりでフェリーでGo~☆
一日目、桃岩コース。見たことのないたくさんのお花に癒されながらハイキング♪
二日間は8時間コースと言われるコース。スコトン岬での日の出からしばらくは大絶景の連続！ ！登って山を歩いて下って海岸を歩いての繰り返し。登っても下ってもどちらも最高です☆
しばらくして樹林の中へ。。。ジャングルって行ったことないけど、私にとっては北のジャングルでした(^^;)これほど、エスケープしたいと思ったことはなかったです。
が、ジャングルを抜けると見えるウエンナイという小さな集落にこの日の一番の絶景が待ってました。ウエンナイには車がなく、船が交通手段のようで、8時間コースならではの礼文島の楽しみ方な気がします。頑張ってヨカッタ~(^^)
最終日は利尻富士♪こちらはカナリ整備されており、快適なハイキングができました♪

アッという間の3日間、贅沢な島旅、幸せな時間をありがとう☆
~D~