日勝峠〜ペケレベツ〜芽室岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,730m
- 下り
- 2,334m
コースタイム
7:00日勝峠駐車場-8:00日勝北斜面南側稜線-10:27ペケレベツピーク-11:51Co1458-12:55Co1337-15:22テン場(Co1537南側コル)
(2日目)
6:55テン場発-ポロピナイ分岐(Co1654)-8:42Co1643-9:26Co1316-11:50パンケヌーシ(芽室岳西峰)-13:10芽室岳本峰-13:36分岐峰-15:30山小屋芽室岳
天候 | (1日目)晴れのち曇り (2日目)曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道は除雪してあったがその後の雪で3.6キロ地点で車を駐めた。 翌日は雪解けが進んでいたので25日にには山小屋芽室小屋に車の乗り入れが可能となると思う。 雪庇は今年は雪が多いこともあったが発達している。 稜線上はハードバーンなのでスキーという選択が正しかったかは分からない。結果論でしかないが・・・ 温泉は温泉「ふろいで」がお勧め。 |
写真
感想
学生時代は部活のアイスホッケーに明け暮れていた。
勉強なんかほとんどしなかったと告白しよう。
夏練習の最後にはなぜか登山が組み込まれていた。
スニーカーでよくニペソツなんかを登らされたものだ。それは、監督の趣味であったことも知らずに・・・・(笑)
もう大学を卒業して30年弱がたった。
よく行く登山用具店から元監督が日勝〜芽室をやりたいと同行者を募っていることを知って、参加することになった。
行きは芽室小屋までの林道を3.6キロ地点で車をデポして日勝峠駐車場に向かう。
除雪はしてあるのだが、その後に雪が降ったらしい。
日勝峠の途中で山スキーヤーの方を拾う。
すごい人で冬にしか山には入らない骨の髄まで山スキーの塊でいつか一緒に山に行きたいが、ボテボテと転けるインチキテレマーカーの私はとても迷惑を掛けてしまいそうで遠慮してしまう。
我々4人と山スキー屋さんの同行犬一匹が日勝北斜面を登っていく。日勝駐車場発が7時
日勝北斜面の南側の稜線を乗り越えてペケレベツに向かう。
全装装備と慣れないアルペン山板にちょっとした傾斜で転けまくって体力を消耗していく。
ペケレベツピークに10時27分
ペケレベツを下っていって山スキーやさんがピットチェックを行ってからコルの下の沢形を犬を引き連れて下っていった。
1337地点は12時55分。恐ろし気な雪庇が張り出している。
バリバリのアイスバーンなのでシールが効かずシートラアイゼンとする。
1日目はテン場は1576を過ぎたコルに張った。
風一つない穏やかな山中泊。
翌日は視界ゼロだが風は弱い。
6時55分出発。
まずは1654 ポロピナイ分岐と呼ばれるピークを目指す。到着は8時13分
その前からやはりシートラアイゼンに切り替える。
ザックのショルダーベルトが肩に食い込む。
1316の芽室岳西峰へのコルは9時26分。
ガスに霞んで見える目の前の壁のような登りに闘志を燃やす。
ここは明瞭な雪庇の亀裂が見て取れるので樹林帯を越える。
シートラのスキーが枝に引っかかってうざったい。
だらだらと続く登りになって芽室岳西峰に到着したのが11時50分。
岩のステージは風が強くて直ぐに本峰に向かう。
この前から兼用靴の元監督の足取りが重い。68歳で兼用靴でこのコースを挑戦するのだから並大抵ではない。
芽室本峰には分岐でザックをデポし行動食などを持ってアイゼンピッケルで行く。到着は13時6分。眺望全くなし。滞在時間3分。(笑)
13時36分に分岐峰に戻り、監督はスキーで下っていく。雪質は悪くない。
私と監督の奥さんはシートラアイゼン。
食い込むショルダーベルトに口数も少なくなる。
900付近では腐るまでは行かないが雪も緩んで奥さんのアイゼンに雪団子がまとわりつくようになる。
やれやれで芽室小屋に到着が3時20分である。
しばしのんびりして林道をスキーで下り出す。すごいスピードが出る。
時々、地面が現れて、車の鍵を持っている私が途中で手ぶらで車に急ぐ。
すごい勢いで雪解けが進んでいる。来週の土曜日には乗用車でも芽室小屋には行けるようになるだろう。
今回、監督には余り怒られなかったが、奥さんには「山下〜(~_~メ)」とよく怒られた。
50になる私だが学生時代を思い出してそう嫌ではなかったことを付け加えたい。
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