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Yamareco

記録ID: 613285
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

越後駒ヶ岳(銀山平から)登り応えのあるいい山です

2015年04月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:16
距離
17.0km
登り
1,380m
下り
1,365m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:37
休憩
0:38
合計
9:15
4:53
35
5:28
5:28
106
7:14
7:15
49
8:04
8:04
136
10:20
10:21
17
10:38
11:13
5
11:18
11:19
39
11:58
11:58
38
12:36
12:36
61
13:37
13:37
8
13:45
13:45
23
14:08
コースタイムの自動計算では、北又川の反対側にある民宿エリアを進んでいるように記録されていますが、ログにあるように石抱橋を渡った先の登山道を進んでいます。
以下、参考まで。
04:53 石抱橋P
05:39 骨投沢
05:51 柳沢
07:14 道行山
08:04 小倉山(トラバース)
08:45 百草の池 09:14(朝食)
09:45 前駒
10:20 駒の小屋
10:38 越後駒ケ岳 11:13(大休憩)
11:18 駒の小屋
11:28 前駒
11:35 百草の池
11:58 小倉山(トラバース)
12:28 道行山 12:36(小休憩)
13:10 柳沢 13:24(スノーシューへチェンジ)
13:36 骨投沢
14:07 石抱橋P
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葛西IC 12時半頃 → 小出IC 15時半頃 → 銀山平温泉 16時頃着(湖山荘に前泊)
奥只見シルバーラインは18時−6時まで凍結の恐れのため夜間閉鎖
ノーマルタイヤで銀山平まで問題なし
http://www.city.uonuma.niigata.jp/kankou/infomation/trafficinfo.html

駐車ペース:
石抱橋の駐車スペースは限られている。道路は掘り出されたばかりで、左右に4mほどの雪の壁ができている。石抱橋の手前と橋を越えて枝折峠に向かう樹海ラインの片側に縦列駐車。樹海ラインは200m弱程度で行き止まり

天気のよい土日は駐車スペースがなくなるため、少しはなれたところにスペースを見つけて駐車している人もいるが、地元民宿の人の話では、銀山平温泉の民宿へ向かう道路の路肩の空きスペースは積み上げた雪やその上部の雪が雪崩れることがあるそうで駐車はお薦めできないとのこと

当日はシルバーラインを出たすぐの橋(白光橋というらしいです)のあたりにも日向倉山へ向かう人の車が多く停めてあり、なかには石抱橋まで1kmほど歩かれた方もいるようです
コース状況/
危険箇所等
石抱橋を渡った所から登山道へ入る人が多いが、駐車スペース一番奥の樹海ラインの突き当たりは雪面が階段状になっているので、ここからも登り始められる。奥のほうに駐車した人はこの方が早い

石抱橋Pから柳沢まで:
民宿ビレッジの対岸を川沿いにトラバースしてすすむ。ところどころ斜面も急ですべると川に落ちるところもある。またクラックが入っている箇所もある。今後も雪解けとともに状態は変わるでしょうからしっかり見極めて侮らず慎重に。早朝スタートだったので、雪がクラストしていてアイゼンがよく効きました

柳沢から道行山まで:
最初から急登です。夏道を行く人も尾根を真っ直ぐ行く人もいます。途中、クラックがあるので、注意して進む。最初の登りを終えて尾根に出たら右に90度折れてこの尾根を進む。こちらの尾根の途中に完全に雪面が崩れているところがあり、しばらく雪の無い夏道を進む。途中にトラロープのお助けあり。夏道を進むと自然に雪面にかわる。こちらの登りも朝は雪が締まっていてアイゼンがよく効きました

道行山から百草の池まで:
道行山山頂まで来ると、左前方に駒ヶ岳への尾根ルートが素晴らしい眺めになる。一旦少し下るが、右手には守門岳や浅草岳の雄姿を見ながら進む
小倉山のトラバースは数本のトレースあり。直登は厳しそうに見えた。私はここのトラバースからストックの片方をピッケルに変え山頂までの急斜面を登りました
百草の池までは緩やかな登りで、前駒の急斜面がどんどん近づく。雪はこの頃から緩んできました

百草の池から前駒まで:
急登です。一歩一歩確実にひたすらステップを踏みます。雪が緩くなるとズルッと足元が滑るのでキックステップで

前駒から駒の小屋:
一旦は緩やかな尾根道を進むが、すぐに急登斜面になる。こちらもきつい登りです。BC愛好者も前駒への斜面とここの斜面は板を外して担ぎ上げる人が多い。こちらも必要に応じてキックステップで

駒の小屋から越後駒の山頂まで:
残念ながらここも結構な斜面で、追い討ちをかけられます。特に最後の最後は「よっこらしょ」という感じでよじ登ります。すると広い山頂に出ます。ここまで全てアイゼンできました(スノーシューは体力増強の重しとなりました)

下りについて:
山頂から駒の小屋へは最初の数歩に気を使いますが、あとは雪面を利用しながら広い斜面を大胆かつ一気に下りられます

駒の小屋から前駒へは尾根道で斜面が広くないのでちょっと慎重に。特に下から登山者が上がってくる場合は、大胆にステップを踏んで下ると雪を落としてしまうので、静かに下ります。登ってくる登山者がいなければ、下り始めに滑落に注意しながら下れば、途中から一気に下りられます

前駒から百草の池までの急斜面は広いので安心感があります。登山者が登ってきていても、左右に外して大胆なステップで下れます
同様に、道行山から柳沢までの下りも時間短縮できます(雪の無い夏道の部分を除き)

柳沢からは平坦な道で、トラバースも多々ありますが、早朝と違い雪が緩んできて歩きづらかったので、せっかく担いできたスノーシューに登場してもらいました。雪原やアップダウンは快適ですが、トラバースでは谷側にズルッと滑るので気持ち的にも歩きづらかった。つぼ足の踏み跡もあり、さほど沈んでいないので、スノーシューにしなくてもよかったかなと思う
その他周辺情報 温泉情報:
4月11日(土)より銀山平の民宿群と同じく白銀の湯もオープンしました

銀山平 白銀の湯(650円、10時ー20時、受付19時まで)025-795-2611
http://www.city.uonuma.niigata.jp/kankou/onsen/spa_shirogane.html

この時期、シルバーラインのゲートが18時にクローズですので、時間的に白銀の湯が難しい場合は、以下の小出にある日帰り温泉へ
見晴らしの湯こまみ(600円、10時ー21時)025-792-8001
http://park23.wakwak.com/~komami/access.html

ゆ〜パーク薬師(650円、10時ー22時、受付21時まで)025-792-5554
http://park6.wakwak.com/~yu-park/

コンビニ情報:
小出ICをでてしばらく行くと道の反対側にSave Onがあり、その先の銀山平方面への道に入ってしばらく行ったところにLawsonがあります(これも反対側)。これが最後です

銀山平温泉では民宿でもauはだめでした(ショック)
シルバーラインを出て銀山平への道路。ミニ立山アルペンルート
2015年04月11日 15:58撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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4/11 15:58
シルバーラインを出て銀山平への道路。ミニ立山アルペンルート
4月11日オープン初日。湖山荘さんに前泊
2015年04月11日 16:29撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
2
4/11 16:29
4月11日オープン初日。湖山荘さんに前泊
骨投沢のブリッジ。安心して渡れます
2015年04月12日 05:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
4/12 5:38
骨投沢のブリッジ。安心して渡れます
川に沿ってこんなトラバース路が続く。ガスってます
2015年04月12日 05:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
4/12 5:49
川に沿ってこんなトラバース路が続く。ガスってます
柳沢から道行山を眺める。霧が晴れてきました
2015年04月12日 05:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 5:54
柳沢から道行山を眺める。霧が晴れてきました
中ノ岳が見えてきました。道行山へは右奥の尾根まで登り、90度右側に進みます
2015年04月12日 06:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
4/12 6:03
中ノ岳が見えてきました。道行山へは右奥の尾根まで登り、90度右側に進みます
中ノ岳アップ。雪が深いな
2015年04月12日 06:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8
4/12 6:03
中ノ岳アップ。雪が深いな
道行山へ向かう尾根。雪面は崩れています。横の雪のない夏道を少し歩きます
2015年04月12日 06:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 6:04
道行山へ向かう尾根。雪面は崩れています。横の雪のない夏道を少し歩きます
銀山平はガスの下
2015年04月12日 06:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 6:10
銀山平はガスの下
テントその1
2015年04月12日 06:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 6:42
テントその1
ここが崩れているところ。雪のすぐ左の夏道を行きます
2015年04月12日 06:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 6:44
ここが崩れているところ。雪のすぐ左の夏道を行きます
道行山頂上。テントその2。住人はまだテントの中
2015年04月12日 07:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:14
道行山頂上。テントその2。住人はまだテントの中
越後駒への稜線が視界に。右から2つ目のピークが小倉山。その先に緩やかに百草の池へ続く稜線。そこから前駒への急登
2015年04月12日 07:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:14
越後駒への稜線が視界に。右から2つ目のピークが小倉山。その先に緩やかに百草の池へ続く稜線。そこから前駒への急登
右の越後駒、左の中ノ岳
2015年04月12日 07:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:14
右の越後駒、左の中ノ岳
中ノ岳もいい山だな
2015年04月12日 07:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:14
中ノ岳もいい山だな
荒沢岳
2015年04月12日 07:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:14
荒沢岳
道行山から一旦下る稜線からは越後駒とは反対側(右側)に守門岳、浅草岳
2015年04月12日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
4/12 7:17
道行山から一旦下る稜線からは越後駒とは反対側(右側)に守門岳、浅草岳
守門岳アップ
2015年04月12日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:16
守門岳アップ
浅草岳アップ
2015年04月12日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:16
浅草岳アップ
日本海側も雲の下
2015年04月12日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:17
日本海側も雲の下
長岡方面は雲の下。右側の山は?
2015年04月12日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:17
長岡方面は雲の下。右側の山は?
アップ。山頂から左右の稜線に続く雪形が渡り鳥の群れのよう
2015年04月12日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
4/12 7:17
アップ。山頂から左右の稜線に続く雪形が渡り鳥の群れのよう
進む方向に視線を戻して
2015年04月12日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:17
進む方向に視線を戻して
前駒の急登斜面に向かう先行パーティ。テントその1の住人達
2015年04月12日 07:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 7:38
前駒の急登斜面に向かう先行パーティ。テントその1の住人達
2015年04月12日 07:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
4/12 7:38
小倉山への道。中央にある左右のクラックの間を進む
2015年04月12日 07:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4/12 7:43
小倉山への道。中央にある左右のクラックの間を進む
小倉山のトラバースを終えて百草の池へ進む緩やかな登り
2015年04月12日 08:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
4/12 8:22
小倉山のトラバースを終えて百草の池へ進む緩やかな登り
駒の小屋から山頂。真中のクラックの間の広い斜面を登ります
2015年04月12日 09:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
4/12 9:49
駒の小屋から山頂。真中のクラックの間の広い斜面を登ります
駒の小屋を振り返る。頂上から下りてきたテントその1の住人達
2015年04月12日 10:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
4/12 10:20
駒の小屋を振り返る。頂上から下りてきたテントその1の住人達
貸切の山頂です。シルバーライン開通後に登ってきたご年配カップルに追いつかれ写真を撮ってもらう。右が八海山
2015年04月12日 10:42撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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4/12 10:42
貸切の山頂です。シルバーライン開通後に登ってきたご年配カップルに追いつかれ写真を撮ってもらう。右が八海山
山頂のこの部分だけ雪がない
2015年04月12日 10:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:43
山頂のこの部分だけ雪がない
左が尾神岳、右が米山というそうです。地元のご年配の方に教えてもらいました。山の向こうは日本海です
2015年04月12日 10:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:47
左が尾神岳、右が米山というそうです。地元のご年配の方に教えてもらいました。山の向こうは日本海です
画面の中ほどに海岸線が横に。その向こうは日本海
2015年04月12日 10:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:47
画面の中ほどに海岸線が横に。その向こうは日本海
浅草岳の右後方に飯豊連峰
2015年04月12日 10:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:48
浅草岳の右後方に飯豊連峰
2015年04月12日 10:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:48
巻機山系、右奥が志賀方面、左奥が谷川山系
2015年04月12日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:49
巻機山系、右奥が志賀方面、左奥が谷川山系
右が中ノ岳、中央奥に武尊山、左が笠ヶ岳
2015年04月12日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:49
右が中ノ岳、中央奥に武尊山、左が笠ヶ岳
右奥が笠ヶ岳、左が至仏山
2015年04月12日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:49
右奥が笠ヶ岳、左が至仏山
奥に日光白根山
2015年04月12日 10:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:50
奥に日光白根山
燧ケ岳
2015年04月12日 10:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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燧ケ岳
荒沢岳
2015年04月12日 10:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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荒沢岳
奥に皇海山ですね
2015年04月12日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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奥に皇海山ですね
右に磐梯山
2015年04月12日 10:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 10:59
右に磐梯山
佐渡島は見えないな
2015年04月12日 11:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 11:00
佐渡島は見えないな
飯豊山脈
2015年04月12日 11:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 11:00
飯豊山脈
駒の小屋より山頂を目指す人たち。ほとんどがBC愛好者
2015年04月12日 11:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 11:25
駒の小屋より山頂を目指す人たち。ほとんどがBC愛好者
道行山から銀山平温泉郷
2015年04月12日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 12:34
道行山から銀山平温泉郷
振り返ってさようなら
2015年04月12日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 12:34
振り返ってさようなら
柳沢まで下りてきてお荷物だったスノーシューに履き替える
2015年04月12日 13:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
4/12 13:11
柳沢まで下りてきてお荷物だったスノーシューに履き替える
民宿群の対岸まで来ました
2015年04月12日 13:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 13:43
民宿群の対岸まで来ました
石抱橋の近くにある白銀の湯に寄りました。2階にお風呂があり、露天風呂からは中ノ岳や駒ヶ岳が見えます
2015年04月12日 15:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 15:03
石抱橋の近くにある白銀の湯に寄りました。2階にお風呂があり、露天風呂からは中ノ岳や駒ヶ岳が見えます
シルバーライン途中で八海山(奥)
2015年04月12日 15:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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4/12 15:20
シルバーライン途中で八海山(奥)

感想

初めての越後駒ヶ岳。自分的には越後三山が上越方面の日帰り限界点と考える。日曜は晴れそう。土曜の天候を考えて三案を計画した

1案:土曜日に日帰り強行(日曜はダメ。月曜から仕事にならない)
2案:土曜に駒の小屋に泊り、日曜にさっさと下りる
3案:土曜に銀山平前泊、日曜早朝から日帰り登山

天候が悪く、1案は没(ほっ!)。コースタイムを単純に足すとシルバーラインの閉門に間に合わず、日帰りはかなり厳しかった。土曜の午後も天候の回復が望めず、本命の2案も実行不能。やむなく3案に決定。ただし、早朝出発する3案も、コースタイムの足し算では、シルバーラインの閉門までの下山は厳しい。下りで時間を稼ぐしかない。前日の金曜昼過ぎに民宿に電話。2件目でキャンセルが出たところに当たり、部屋を確保。ラッキーでした

土曜昼過ぎに自宅を出発して関越トンネルを抜けると、一変して雪景色に。田畑も雪の下で両側の山も雪が多い。ただ、天候は雨で視界50m位のガス状態。やはり3案で正解。土曜からオープンの銀山平温泉にのんびり宿泊

翌朝は4時半に宿を出て5時前に登山開始。ガスの中、晴れを信じて進む。道行山に登り始めると霧がとれ始める。ガスの上に出ると青天。道行山頂上からは越後駒へ続く稜線を眺めながら素晴らしい尾根歩き。ところが最後に前駒、駒の小屋、そして山頂へと急登が続く。最後に急登がくるあたりは奥白根に似ている

百草の池でのんびり朝食を取っていたら、シルバーラインのゲートオープン後に登り始めた人に追いつかれた。どんどん離されて急斜面を登り、山頂に着く頃にはこの方は下山開始。というわけで、山頂に着いたら貸切状態。それも束の間、地元のご年配のカップルも登ってこられ、こちらにも1時間半のハンディを詰められてしまった

下りはガンガン飛ばして下りたが、今回も帽子を忘れ、SP50の日焼け止めクリームを何度も塗るも、ひどく焼けてしまいヒリヒリする。靴の履き方が悪かったのか、かかとに大きなマメも作ってしまった。鳳凰三山を日帰り強行して以来だ

白銀の湯につかった後は、小出に下りる途中の屋台でタラの芽、ふきのとう、シイタケを購入し、家でさっそく山菜天ぷらにして日本酒と楽しむ。タラの芽などの山菜はこれからがシーズンだそうです。そりゃそうですね。あんなにまだ雪に埋もれているんですから

日曜の日帰り強行を回避して前泊したが、さすがに月曜の今日は仕事がつらかった。でも好天に恵まれ、素晴らしい眺めを目にすることができ至福のひと時であった。今回も無事に下山でき、感謝感謝!

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コメント

素晴らしい景色ですね
4月半ばとはいえ、素晴らしい雪山の景色ですね。空の青さがとても目にしみます。
日帰りは確かにしんどそうですが、私も行ってみたくなりました。
2015/4/14 8:58
Re: 素晴らしい景色ですね
eurekapapaさん、期待以上に良い山でした
4月はお仕事で忙しいとのことですが、ぜひ機会を見つけてお出かけください
枝折峠Pからアクセスできるようになると、もう少し楽に日帰りできると思います
2015/4/15 8:26
日曜遠征
Pinball_1957さんこんにちは!

日曜遠征はキッツイですよねわかります!
万遍なく行っていたつもりでも意外と土曜に集中していたなぁと後から見返すと気が付きます。月曜はもう眠くて仕事になりませんね。って、私は山に行こうが行くまいが変わらず月曜日は仕事になりませんが(こら)。

私の知り合いの師匠方ともハチ合わせされたそうで、BCスキーに誘い込まれませんでしたか?私はもう気圧されてスキー板見に行っちゃいます!
でも、稟議が通らないんだなぁ。ウチの経理部長キビしすぎるんですよねー。

林道開通間もないフカフカ(そうでもなかったですかね?笑)ルート楽しまれたことと思います。
ともあれ、ロングコース攻略おつかれさまでした!
2015/4/14 16:57
Re: 日曜遠征
fickleさん、貴兄のお師匠さんたちとは斜面ですれ違う形だったと思います

多くのBCの方々が行列を作っていましたので、その時はどのグループの方がそうなのか分かりませんでした。レコを見て、行列の中のあの方々だったのかなと振り返った次第です

それにしても、BCの方々は逞しいですね。私には真似できません
2015/4/15 8:37
ゲスト
越後駒、お疲れ様でした
Pinball_1957 さん、こんにちは!

越後駒ヶ岳、お疲れ様でした (コメント遅くなりました)
登山口まで結構遠いんですよね。埼玉からでもかなりの距離だったと記憶しています。
高低差もあり登山道も夏でもかなりハードなロングコース、でも尾根歩きが長くて展望も最高でうらやましい。私も行ってみたいです
最近の私の休みはここ2週間ほど全て雨
そろそろ禁断症状、山が足りなくなってきました
2015/4/15 13:08
Re: 越後駒、お疲れ様でした
Jimny-Hikerさん、毎度ご訪問ありがとうございます

「レコは人の為ならず」でして、自分の備忘録として書いています。すぐに見ていただくような高質な記録ではないので、何もすることがないときに暇つぶしに見ていただければ幸いです

それはさておき、新潟方面の山々は雪深く、360度の眺望に心を奪われました。もっとゆっくりできたら良かったです。次回は駒の小屋に2000円の協力金を払ってでも泊り、早朝から山頂に陣取ってのんびりしたいと思っています

駒の小屋は毛布とか銀マットも用意されているので、寝袋ひとつで泊まれます。きれいな夜空をアルコール片手に眺めてみたいです。このために今回は2案をやってみたかったのですが、土曜午後の天候の回復が期待できず断念しました

でも、おかげで銀山平温泉の宿でのんびりできました。こちらもなかなか良いところですので相方と是非お出かけください
2015/4/15 20:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 甲信越 [日帰り]
越後駒ヶ岳 (枝折峠からピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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