記録ID: 615325
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ハイキング
京都・北摂
池田〜石切山〜中山バリエーション探索��
2015年04月18日(土) [日帰り]
inakabus
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:07
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,058m
- 下り
- 993m
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標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | くもり 時々 はれ 最寄のアメダス観測点『豊中』当日の気温 朝の最低気温 6.2℃ (05:18) 日中最高気温 22.5℃ (14:23) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
■阪急宝塚線『池田』駅 http://www.hankyu.co.jp/station/ikeda.html ※駅改札付近にコンビニ有、周辺に焦点多数あり。 ※駅前広場にトイレ有。 ■阪急宝塚線『中山観音』駅 http://rail.hankyu.co.jp/station/nakayama.html ※駅前にコンビニ有。南側ロータリーにトイレ有。 ※中山寺境内にトイレ、自動販売機等有。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
前半は、参加しようと思っていたものの休みが合わなかった4／15(水)開催の？阪急ハイキング『北雲雀きずきの森から石切山・満願寺コース』のコースを参考に歩きました。※参考にしたコース図は2014年開催時のもの。 後半は中山縦走路を東から西へ向かうコースを辿り、一部は住宅街へのエスケープルートを辿っています。 ■阪急池田駅〜北雲雀きずきの森 猪名川沿い遊歩道の一部を除き舗装路。車の通行の多い幹線道路も含まれますが、特に危険な区間はありません。設定されたコースを辿るには有力な目印等はなく困難です。 北雲雀きずきの森へは住宅街のはずれにある大きな扉を開けて入ります。入り口を示す案内等はありませんが、案内図によると松が丘入口と呼ばれており、扉内は遊歩道となっており、緊急時に位置を特定する表示があります。 ■北雲雀きずきの森〜石切山〜満願寺 松が丘入口より入るとせせらぎの谷エリア、こもれびの道を経て花屋敷荘園入口へ至るルートが指定されていました。花屋敷荘園入口近くのみはらし台辺りに案内図が設置されていますが、コース上に他の案内図は見掛けませんでした。 分岐には道標が設置されていますが、案内図を見るまでは位置関係がよく解らない状況でした。松が丘入口から入る場合は事前の情報収集が好ましいでしょう。 花屋敷荘園入口より石切山へのルートには目立つ道標等はありません。よく見れば目印程度はあるようですが、こちらも事前の情報収集が好ましいでしょう。山中には枝道も確認出来ましたが、山頂までは特に迷わず登れました。万願寺への下山時も、西を目指す限り迷わず進めそうです。 一部に私設の道標は見掛けましたが、山中に有効な案内表示は少ないとの印象です。一部を除き地形図上の破線道とコースは符合しているようですので、地図上での位置確認は容易でしょう。 一部が岩交じりの急登となっていますが特に危険な区間はなく、幅は狭いもののよく踏まれた解り易い山道となっていました。 ■満願寺〜満願寺分岐 車道、舗装された住宅街を進むコースとなっています。最明寺滝方面への道標は散見されますが、今回歩いたルートとは異なります。中山縦走路へは、有効な道案内は期待できませんので、事前のコース確認が必要です。 ■満願寺分岐〜中山奥の院〜中山寺 満願寺分岐より中山最高峰へは、有名な？岩場の急登を経て、その後も岩場混じりのアップダウンが続く縦走路となっています。岩場等、足元が不安定な区間はあるものの、踏み跡は至って明瞭な歩きやすい山道となっており、枝道はあるものの基本は稜線上の一本道。私設の道標が散見される程度ですが、迷う心配の少ないコースです。 中山最高峰より西側の奥の院方面は、遊歩道として道標整備されており、安心して歩けるハイキングコースです。 有名な？岩場は、高低差約100mに渡り断続的に岩場が続き、その核心部は高低差約50mの大きな露岩となっています。手掛かりや足掛かりが多いものの、風化が激しいく足元が不安定な所も多く、落石が発生しやすい状況です。 長いロープが設置されていますが、昨年の夏頃？途中で大きな落石に踏み付けられた状態になっており、その前後の劣化が著しい状況です。今しばらくは大丈夫かと思いますが、強度に不安がある状態となっているようです。 露岩の東側、岩と低木の樹林帯境界付近に踏み跡があり、不安のある方はそちらにエスケープする事が出来ます。 ★中山五月台、エスケープルート 縦走路と中山五月台住宅を結ぶ2本の破線道を辿りました。概ね地形図上の破線道に添った踏み跡があり歩きやすい状況でしたが、辿った2本の間にある破線道については、入山口や階段整備は見られるものの、程なく踏み跡が消え辿れない状況となっていました。 共に縦走路よりは解り易い踏み跡のある枝道ですが、道標等はなく目印が散見される程度。地元の方がよく利用されるルートとなっているようです。 その他にも縦走路と五月台方面を結ぶ破線道は複数見られますが、踏み跡の確認できないようなルートも含まれます。安易にエスケープルートと考えるのはお勧めできません。 ★惣河谷支流ルート 旧山頂展望所付近の古い道標に、『奥ノ院西園地2.5�辧戮箸△蠅泙垢�、現存する案内図には描かれていない惣河谷支流ルートへの案内のようです。先週、同ルートを山頂方面へ歩いた際に奥の院方面の縦走路に合流。どの地点で分岐を見落したのか確認の為に歩きました。 先の道標以外に案内の類はなく、コースは並みの山道レベル。改めて歩くと目印有、川筋の分岐点に近く、複雑な渡渉ヶ所となっている特徴的な地点でしたが、踏み跡は不明瞭。地形図上でも読み難い地形に付き要注意です。 今回辿ったコースの他にも、縦走路より数ヶ所、惣河谷支流ルート方面へ下るテープを見掛けています。いずれは散策する予定です。 【参考】 ■阪急ハイキング http://www.hankyu.co.jp/area_info/hiking/ ※ページ中段辺りに、終了したハイキングのルートマップが公開されています。 【主な過去の記録】 ■武田尾・櫻の園〜安倉山〜中山奥の院(宝塚市) 2015年04月12日(日) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-612534.html ■中山 バリエーション探索�供�2014年01月11日(土) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-393520.html ■箕面〜エキスポ90 みのお記念の森〜五月山 2012年06月02日(土) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-195898.html ■山本〜中山縦走路 2012年04月04日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-180061.html ■宝塚『北中山やすらぎの道』を歩く 2012年02月10日(金) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-168137.html |
写真
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北雲雀きずきの森、松が丘入口。この先が公園には見えませんが。。
舗装路？が現れると、花屋敷荘園入口付近。ピークへ登るとみはらし広場。
万願寺の北側、ミニ四国八八ヵ所めぐりのコースになっていました。
落石？がロープを踏み付けています。
近い将来、ロープは切断しそうです。
近い将来、ロープは切断しそうです。
山火事防止看板。
平成14年の山火事、遠くから見た記憶が蘇ります。。
平成14年の山火事、遠くから見た記憶が蘇ります。。
中央左側付近のピークが石切山。今日歩いてきたルートを概ね一望。
鉄塔管理道の道標、下に追加された私設の道標は西を指しますが、直進。
ここでルート消滅、概ね地形図の破線道端点か？。進めそうですが、一旦引き返す。
中山桜台への分岐。山頂付近よりのエスケープルートとしては最も有望でしょうか？
古い道標。西が奥ノ院、東が中山最高峰。北が奥ノ院西園地を指します。
分岐点を振り返って。右奥より下りてきました。奥ノ院方面へは、右へ続く沢沿いに進みます。
感想
私にとっては近場の石切山ですが、北雲雀きずきの森と共に訪れるのは初めて。度々阪急ハイキングのコースとして取り上げられている山だけに？いい雰囲気の山でした。
不便という程ではないものの、中山などと比べれば駅からのアクセスがイマイチ、遠方より訪れる人が多い山ではないようです。しかし、気軽に楽しめる小さな山だけに地元の方々が散歩される姿をよく見掛けました。
季節を問わず、歩ける遊歩道や山道が整備されているようですので、一度じっくり散策してみたいものです。
■惣河谷支流ルート
旧山頂展望所付近の古い道標に、『奥ノ院西園地2.5�辧戮班充┐気譴討い襪里倭擴話�支流ルートを指すものと考えると辻褄が合います。主な過去の記録に挙げている『北中山やすらぎの道』…にも色々記録を残していますが、奥ノ院西園地との表記は昭和53年に宝塚自然休養林に指定された頃には使われていたものの、その後は『やすらぎ広場』と表記が変更されています。
山中にて確認できる案内図には、すべて『やすらぎ広場』とありますが、画像末尾��95の案内図のみ、『奥ノ院西園地』と書かれた痕跡(判読できるのは園地のみ)が見受けられます。その案内図にも惣河谷支流ルートは描かれていませんが。。
惣河谷支流ルートの南西端、案内図付近の道標には、『山頂展望所1.4�辧戮函惘�ノ院西園地1.1�辧�(計2.5��)との表記があり、山頂展望所付近の道標と共に、惣河谷支流ルートを示した道標であることを裏付けています。
ルートそのものは認知されていたようですが、山頂展望所付近は手摺と階段の整備跡があるものの、前述2カ所の道標以外には道標はありません。北中山国有林の北西境界付近に位置する、外周ルート？のような位置付けで以前より利用されていたものなのでしょうが、当初よりマイナールートだったのでしょう。
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