記録ID: 616944
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
残雪期 上越国境縦走(白毛門〜巻機山)
2015年04月18日(土) 〜
2015年04月19日(日)
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 31:17
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,577m
- 下り
- 2,629m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:18
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 10:41
2日目
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 8:40
※1時間ごとに休憩5〜10分とっています
天候 | 1日目 晴れ、高曇り 2日目 晴れのち曇り、昼頃から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
http://www.mapion.co.jp/phonebook/M08009/10449/21030251977/ 南越後観光バス(清水〜六日町) http://www.minamiechigo.co.jp/pdf/jikoku-haru/muikamachi/shimizu.pdf ※中之島入り口まで車で送っていただきました。ありがとうございます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■土合駅 ステーションビバークの人は20名弱? とにかく明るいのでアイマスクがあったほうがいいと思います。 ■土合駅〜白毛門 駅出て右手側、道路沿いに歩いて行ってMAXさんの建物右手側から進みます。雪はだいぶ少なくなってきており、橋も出ています。 尾根への取りつきまでは雪道になりますが、尾根にのったあとは1200mぐらいまでは夏道です。雪の急斜面が出てきたところでアイゼンに切替えてます。松木沢の頭手前から白毛門山頂直下の鎖場手前まで雪道です。雪渓が切れるところでルートロストしやすいかもしれません。 ■白毛門〜笠ヶ岳 笠山頂直下は夏道がでていますが、途中までの急斜面は雪道が続くため笠まではアイゼンで歩きました。夏道は見えませんが尾根沿いに歩いていけば問題なし。 ■笠ヶ岳〜朝日岳〜ジャンクションピーク 笠ヶ岳〜朝日岳はほぼ夏道です。笠ヶ岳直下の避難小屋は、周囲の雪もなく使用可能と思います(中は未確認)。笠から尾根沿いに歩いていき、朝日岳手前の岩場は左手側から上がれば山頂。ジャンクションピークまではまた雪道に戻ります。 ■ジャンクションピーク〜地蔵の頭〜大烏帽子〜檜倉山 地蔵の頭への尾根に向かって、広い尾根を下っていきます。最初は雪道ですが、途中からクマザサ帯に突入します。滑りやすいので注意。地蔵の頭まではおおむね雪道。続いて大烏帽子への登り返し、籔のピークには三角点がありました。檜倉までは緩やかな登りが続きます。途中何度か藪漕ぎになりますが、よく見ると登山道は見えます。檜倉山頂付近から柄沢山登りまでの間は幕営適地が豊富にあります。クラックに道を阻まれることはありませんでした。 ■檜倉山〜柄沢山〜米子頭山〜巻機山 檜倉山から乗越まで下り、再び柄沢山まで長い登り。登り始めに大きなクラックを避けて通過する箇所ありました。柄沢岳はスキーなどのトレースも多いです。柄沢岳から巻機山までは緩やかなのぼりとなりますが、途中何度か藪漕ぎがあります。藪を避けて急な雪面をトラバースするのも危険と思いますので、何とか夏道を探すなりして籔漕いだほうが安全です。ここもクラックに苦労したのはほとんどありませんでした。 米子頭山を越えて巻機山手前の樹林帯に出たら、巻機山山頂のケルンと棒が見えてきます。山頂へのアプローチは右手側から上がっていきます。 山頂付近は木道が出ています。 ■巻機山〜清水 避難小屋はまだ雪に埋もれていて見つかりませんでした。ニセ巻機山から雪道や夏道を行き来します。夏道は小さい虫が飛び交っている箇所もあるので、苦手な方はご注意ください。樹林帯は目印ほとんどなく、トレースがあったからよかったものの、何もなかったら苦戦しそうです。また、途中急な斜面があります。雪質によると思いますが、米子沢の橋に出るまではアイゼンで降りたほうが安全と思います。 米子沢の橋に降りた後、除雪終了点までの車道は雪道です。途中の駐車スペースや下の集落のところに車は止めているのかなと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(Osprey Ariel 55/青)(1)
ザックカバー(青)(1)
ピッケル(1)
アイゼン(1)
チェーンスパイク(1)
ストック(2)
テント一式(VL14赤)(1)
ペグ(4)
スコップ(青)(1)
ファーストエイドセット(1)
熊鈴(1)
ヘッドランプ(2)
予備電池(4)
細引き(1)
リペアシート(1)
化粧品(1)
シュラフ(青)(1)
ダウン上下(水色/黒)(1)
着替え一式(2)
マット(1)
料理器具(コッヘルなど)(1)
ガス(2)
ライター(2)
食料・行動食(4)
ペットボトル(2)
プラティパス(2L)(1)
財布(1)
保険証(1)
地図(1)
帽子(1)
バラクラバ(2)
手袋(2)
インナー手袋(3)
ゴーグル(1)
サングラス(1)
ゲイター(1)
ビニール袋(3)
カメラ(赤)(1)
ワカン(1)
|
---|
感想
今週の雨で登山道の様子はだいぶ変わっているかもしれません。ご参考までに。
この週末はクラックに道を阻まれることはほぼ無く歩けました。日中は、膝ぐらいまではよく踏み抜きました。ワカンは未使用です。
白毛門から巻機山に向かっていたのは、先行1名のみだったようです。ジャンクションピークまでは他に2名のトレースがあったので、この方々は馬蹄形の方に向かったのかな?柄沢山〜巻機山を歩いていた方にもお会いしました。静かな縦走路でしたが巻機山は20人以上は入っていて、賑やかでした。
藪漕ぎもありますが、天候に恵まれれば周囲の山々の景色の移り変わりを楽しみながら変化に富んだ充実感のある雪稜歩きが出来ます♪
巻機山から先も歩いてみたいものです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1676人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人