渓谷美と雷鳥の常念岳(一ノ沢登山口からピストン)

2015年05月01日(金) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,722m
• 下り: 1,710m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:26

4:57 常念岳登山者用駐車場
5:14 5:14 一ノ沢登山口
5:21 5:22 山ノ神
5:56 5:56 王滝ベンチ
6:14 6:16 烏帽子沢
6:34 6:34 笠原沢
7:43 7:44 常念小屋
8:33 10:03 常念岳
10:37 10:45 常念小屋
11:47 11:50 笠原沢
12:06 12:07 烏帽子沢
12:27 12:28 王滝ベンチ
12:55 12:55 山ノ神
13:01 13:10 一ノ沢登山口
13:23 13:23 常念岳登山者用駐車場
13:23 ゴール

常念岳到着がGPSでは8時25分頃だったのですが、山頂の撮影時刻の8時33分に修正しています

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

(往路)
　前日21:01自宅-22:00調布IC-0:05梓川SAスマートIC0:25-0:45道の駅(車中泊)
　4:18道の駅-4:42一ノ沢登山者用駐車場
(帰路)
　13:30一ノ沢登山者用駐車場-13:50ほりでーゆ四季の郷14:20-14:45梓川SAスマートIC
　-中央道(上野原で工事渋滞4km.小仏トンネル渋滞5km)-17:38高井戸出口-18:35自宅
(道の駅アルプス安曇野ほりがねの里)
　豊科駅から県道57号を西に進み「堀金」交差点を左折すぐ
　三股登山口、一ノ沢登山口の途中にあり、車中泊に便利です。
　162台の駐車場、24時間使用できるトイレ、物産センター、食堂あり
　http://horigane.or.jp/

コース状況／危険箇所等

○道の状況
　一ノ沢登山口〜大滝(王滝)ベンチ：渡渉を繰り返し、登山道が一部沢になっている。
　降雨後は、通行注意。雪はまばら
　大滝(王滝)ベンチ〜常念小屋：残雪豊富、樹林帯を蛇行し、藪の突破等があり、
　気を抜くとコースを外れる。踏み跡がなくなったら、辺りを見回すか引き返す。
　笠原沢出合い通過後、目印の旗竿が出てくるので、旗竿に従って沢沿いを進む
　常念乗越へは雪渓の急登(上部に行くほど傾斜が増す)となり、下山時に滑落に注意
　が必要です。行きは常念乗越までトレーニングを兼ねツボ足で登りました。
　常念小屋〜常念岳山頂：　岩の間以外は雪はないが、ガレ場の急登が続く。
　下山時浮石による転倒注意。
○一ノ沢登山者用駐車場
　約30台程駐車可能、安曇野から一ノ沢林道を進むと駐車場の標識があり、林道から
　少し坂道を下る。この駐車場より先には駐車場はないので、注意が必要。　
○トイレ
　一ノ沢登山相談所前、常念小屋(テント場内、チップ100円)
○登山ポスト
　一ノ沢登山相談所にあり、用紙、ペンもあり(朝は係員の方がいらっしゃいました)

その他周辺情報

○温泉
安曇野蝶ケ岳温泉ほりでーゆ四季の郷
国営アルプスあずみの公園駐車場を過ぎ、三股登山口方向へ車で5分ほど
日帰り温泉の営業時間：10時〜21時30分(最終受付21時）
大人530円
露天風呂、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープあり、食事は
レストラン四季で取れます。山賊焼き定食が美味しそうでした。
http://www.holiday-you.co.jp/spa.html

写真

5/1 4:59

左手が駐車場、右手が一ノ沢登山口になります。

5/1 5:07

早朝ですが、スミレの花が咲いていました。タチツボスミレかな？

5/1 5:12

登山口に着きました。天気も良く、稜線にわくわくして来ました。

5/1 5:15

登山相談所でまず登山届を記入します。タクシー乗り場がバス停みたいでした。

5/1 5:15

相談所前の桜。

5/1 5:24

山の神で道中の安全を祈願します。

5/1 5:53

沢と真っ白な山頂、だんだんテンションが上がります。

5/1 5:55

水量が豊富です。

5/1 5:57

5/1 5:58

5/1 5:58

大滝に着きました。

5/1 6:11

5/1 6:16

5/1 6:25

残雪の樹林帯を蛇行して行きます。

5/1 6:35

笠原沢出合だったかな。ここの渡渉が最も気を使います。

5/1 6:39

正面には進まず、旗竿に従って右手に向かいます。

5/1 6:40

山頂に向かい旗竿のトレースを進みます。枝に雪が覆いかぶさり、歩きにくく、跨いだり、上部を迂回しますので地味に疲れます。

5/1 7:11

雪崩の跡。巻き込まれたら、ひとたまりもないなあ

5/1 7:24

滑落に注意して、急登を一歩一歩確かめながら進みます。

5/1 7:34

常念岳の山頂が青空に映えます。エネルギーをもらいました。

5/1 7:39

急登を過ぎ、傾斜が緩んで楽になります。下山する方に小屋から絶景が広がっていますよと教えて頂き、期待が広がります。

5/1 7:42

常念乗越に着きました、目の前に横通岳がそびえていました。

5/1 7:43

常念岳前のピークには全く残雪はありません。それにしても高い

5/1 7:43

槍と常念小屋。帰路小屋に寄ることにして、出発します。

5/1 8:14

小屋が大分小さくなりました。

5/1 8:25

三股との分岐で横通岳から大天井岳の稜線を眺めます。今年はコマクサの頃燕岳から常念岳の縦走に行ってみたいなぁ。

5/1 8:26

九十九折りの歩きにくい、石の多い急登を進みます。

5/1 8:33

岩峰が見えて来ました。山頂まであと少し

5/1 8:33

山頂に着きました〜急いでいたので登山口から休憩なしだったので疲れました。穂高連峰が出迎えてくれました。

5/1 8:33

黒部五郎岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、薬師岳、赤牛岳、大天井岳、立山、剱岳…あ〜絶景でした。

5/1 8:35

御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰

5/1 8:50

左に目を向けると蝶ヶ岳、蝶槍に続く稜線。皆さん蝶ヶ岳へ縦走に出発して行ったので、ピストンは少し寂しく感じました。

5/1 8:36

大天井岳、立山、剱岳、針ノ木岳をアップにします。更に右手には鹿島槍ヶ岳、白馬岳が続いていました。

5/1 8:51

こちらは富士山、甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ケ岳、塩見岳、赤石岳が一望。幸せなひと時を過ごします。

5/1 8:55

前常念とその先には安曇野の街並みが広がります

5/1 9:03

山頂標識の後ろには乗鞍岳、穂高連峰が広がります。

5/1 9:31

bananamuffinがトンカツ弁当を作ってくれました。

5/1 10:08

三股の分岐の手前のハイマツ帯の中に雷鳥がいました。

5/1 10:08

食べ物を探しているようでした。

5/1 10:09

全然こちらに関心がないようでした。

5/1 10:10

カメラ目線を送ってくれないか、待ちかまえましたが…

5/1 10:11

この後、奥に進んで行ったので、撮影終了〜

5/1 10:13

大キレット〜槍ヶ岳の稜線

5/1 10:32

常念小屋まであともう少し

5/1 10:40

常念小屋の入口。中は薄暗く、誰もいないのかと思いました。バッチは初めて来た時購入したものと変わっていないようなので、購入しませんでした。

5/1 10:43

おやつはどら焼き。半分に切ってあるので、食べかけではありません(笑)

5/1 10:59

核心部の急な下りに突入します。チェーンスパイク、Wストックを使い、牛歩で下山します。

5/1 11:05

写真では高度感が出ていませんが、ヒヤヒヤでした。

5/1 11:50

笠原沢出合でまた沢を渡渉します。これから樹林帯なのでこの風景ともお別れです。

5/1 12:13

ゴウゴウと流れる沢でリフレッシュしました。

5/1 12:29

探したのですが、魚は見かけませんでした。

5/1 12:29

大滝ベンチで一休み

5/1 12:31

渓谷美を堪能しました。

5/1 12:53

残雪のないハイキングコースになりました。

5/1 13:03

登山相談所に戻って来ました。

5/1 13:07

行きは閉じていました桜が開いていました。

5/1 13:11

林道の脇の花

5/1 13:11

山頂と登山相談所(のトイレ)

5/1 13:14

林道の脇の白いスミレ

5/1 13:16

これはタチツボスミレかな

5/1 13:25

駐車場に戻って来ました。

5/1 13:39

帰路、ゴルフ場の桜がきれいでした。

5/1 13:52

いつもの、ほりでーゆ四季の郷に寄って、さっと日帰り入浴します。

5/1 14:22

正面が常念岳、右は横通岳かな(修正)

5/1 14:32

セブンイレブンでコーラ。帰路が長いので、今回は1ℓ。18時迄には帰りたいので、以後休憩なし。

撮影機器：

IXY 100F CANON

iPhone 5s Apple

感想

kozy

皆さんのレコを見て、残雪期の常念岳山頂から北アの山々を見たくなり、常念岳に行って来ました。前々回は三股からピストン、前回は三股から常念岳、蝶ケ岳の日帰り周回でしたので三回目になります。まだ残雪が豊富なので、今回は比較的危険度の少なさそうな一ノ沢からのピストンを選択しました。
常念小屋直下まで沢沿いの道が続き、渡渉の多さと登山道が一部沢になっていたり、ゴウゴウと流れる沢の水量に三股のコースとは常念岳の印象が変わりました。こちらの方が楽しいかな。
帰路三股との分岐で楽しみしていた雷鳥も見ることが出来て、大満足しました。
帰路、常念小屋からの下りは残雪の急降下で滑落しないかヒヤヒヤしましたので、もう少し雪が減ってからいけば良かったかな？
bananamuffinは仕事だったので今回は行けず、夕方迄に帰って夕ご飯を作る手伝いをする予定でしたが、中央道の工事渋滞に捕まり、手伝い出来ませんでした。

コメント

lesbourgeons

美しい雪と峰々
kozy さん、こんにちは。
常念岳、美しい世界ですね。
遠くてなかなか手が出ないところではありますが、写真を拝見すると行きたくなりますね。
長距離お疲れさまでした。

kozy

北アは遠かった…
lesbourgeonsさん、こんばんは
コメントありがとうございます。

多分残雪期最後の登山に行って満足しましたよ
山頂では、皆さん蝶ケ岳に縦走に向かって行ったので羨ましかったですが…
このところ、春爛漫と雪の間を行ったり来たりです
夏山が待ち遠しいですね、では