ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 629208
全員に公開
雪山ハイキング
尾瀬・奥利根

はるかな尾瀬 景鶴山 G.W.

2015年05月02日(土) 〜 2015年05月03日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:14
距離
21.3km
登り
819m
下り
827m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:00
休憩
0:14
合計
10:14
4:20
88
5:48
5:49
47
6:36
6:39
16
6:55
6:55
30
7:25
7:25
35
8:00
8:01
66
9:07
9:07
18
9:25
9:26
19
9:45
9:46
66
10:52
10:53
35
11:28
11:29
29
11:58
11:58
16
12:14
12:15
44
12:59
13:03
91
14:34
14:34
0
14:34
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:5/2 自宅1100 <関越自動車道所沢I.C.(ETC2,590円割引)沼田I.C.1420 
鳩待峠駐車場1530
復路:5/3鳩待峠駐車場1720 沼田I.C.2003<関越自動車道(ETC2,590円割引)>
所沢I.C.2120 自宅2201
G.W.の後半、高速道路の渋滞の解消をねらって、東京の自宅を午前11時に出発。多少の渋滞はあったがほとんど気にならず、沼田I.C.を降り、戸倉に到着。鳩待峠の上の駐車場に車を止められた。11台分しかないので登山客が帰り始める時間帯に入るのがコツ。
コース状況/
危険箇所等
ところどころ木道が雪解けで水没、もしくは滑りやすい個所あり。
景鶴山へは東電小屋裏から与作岳経由が安全(傾斜が緩いので)。山頂部は岩稜帯に雪が付いている状態。ピッケルアイゼンは必携。スノーシューでは無理。
このコースは左の斜面からのデブリが何か所もあり、十分注意のこと。
その他周辺情報 駐車場 鳩待峠 上17台 下約100台 2,500円/1日 連続利用の場合+1,000円/1日
    尾瀬駐車場 1,000円/1日 シャトルバス 930円/片道
トイレ 鳩待峠 協力金100円(24時間)
食堂  うどん カツカレー 等(16時30分まで) 自販機は24時間
下山後温泉 片品民宿温泉 ひがし 入湯料500円 きれいです
    鳩待峠
午後3時に到着。最終16時30
分のバスに乗るためにボーダ
ー達が続々と戻ってくる。そ
れが過ぎ、午後5時には静か
な峠となる。車中泊の準備を
してビールを片手にゆったり
とした時を楽しむ。レトルト
のカレーを温め、夕食を終え
たころには満月が顔を見せた
    鳩待峠
午後3時に到着。最終16時30
分のバスに乗るためにボーダ
ー達が続々と戻ってくる。そ
れが過ぎ、午後5時には静か
な峠となる。車中泊の準備を
してビールを片手にゆったり
とした時を楽しむ。レトルト
のカレーを温め、夕食を終え
たころには満月が顔を見せた
   朝4時半出発
しっかりしまった雪をアイゼ
ンを付けて踏みしめながら、
早朝4時30分鳩待峠を出発。
山の鼻に着くころには東の空
が赤くなり始めた。山の鼻キ
ャンプ場には色とりどりのテ
ントの花が咲いていた。
   朝4時半出発
しっかりしまった雪をアイゼ
ンを付けて踏みしめながら、
早朝4時30分鳩待峠を出発。
山の鼻に着くころには東の空
が赤くなり始めた。山の鼻キ
ャンプ場には色とりどりのテ
ントの花が咲いていた。
   静寂の世界 でも
逆光の燧ケ岳。飛行機雲痕が
まるで噴煙のようだった。あ
とで見た写真には太陽から一
筋の光が…。ハレーションが
予想外の面白い写真を演出し
てくれた。
何の音もしない静寂の世界。
カシャ、カシャ 昨晩から張
った薄氷が割れる音が聞こえ
る。それほど静かだった。
2
   静寂の世界 でも
逆光の燧ケ岳。飛行機雲痕が
まるで噴煙のようだった。あ
とで見た写真には太陽から一
筋の光が…。ハレーションが
予想外の面白い写真を演出し
てくれた。
何の音もしない静寂の世界。
カシャ、カシャ 昨晩から張
った薄氷が割れる音が聞こえ
る。それほど静かだった。
   雪原越しの風景
振り返ると水面に至仏山を映
しこみゆったり川が流れる。
尾瀬の春は遠からじ、とはい
え橋の上には霜が降りていた
2
   雪原越しの風景
振り返ると水面に至仏山を映
しこみゆったり川が流れる。
尾瀬の春は遠からじ、とはい
え橋の上には霜が降りていた
   木道あれこれ
まだまだ夜中や日の出前は零
下の尾瀬ヶ原。朝の段階では
アイゼンも利くほど雪が締ま
っている。木道にも霜が降り
ていると斜めの木道の通過は
怖い。
帰りは気温も上がり雪もずぶ
ずぶ、ここで何人も膝まで水
没。深さを探るのにストック
は必携。
1
   木道あれこれ
まだまだ夜中や日の出前は零
下の尾瀬ヶ原。朝の段階では
アイゼンも利くほど雪が締ま
っている。木道にも霜が降り
ていると斜めの木道の通過は
怖い。
帰りは気温も上がり雪もずぶ
ずぶ、ここで何人も膝まで水
没。深さを探るのにストック
は必携。
   景鶴山が見えた
木道を過ぎたあたりから、左
手に特徴のある山頂を持つ景
鶴山が姿を現した。
   景鶴山が見えた
木道を過ぎたあたりから、左
手に特徴のある山頂を持つ景
鶴山が姿を現した。
   噂のヨッピ橋
只見川の源流の一つ、尾瀬ヶ
原の周水域から雪解けの水を
集めかなりの流れになってい
る。慎重に両側のワイヤーを
つかんで渡る。
2
   噂のヨッピ橋
只見川の源流の一つ、尾瀬ヶ
原の周水域から雪解けの水を
集めかなりの流れになってい
る。慎重に両側のワイヤーを
つかんで渡る。
    三条の滝
数年前にトガクシショウマに
会いに来たときの三条の滝と
平滑の滝。見ているだけで吸
い込まれそうな圧倒的な水量
この時期手すりなど外されて
いるので見学の際は自己責任
で。
    三条の滝
数年前にトガクシショウマに
会いに来たときの三条の滝と
平滑の滝。見ているだけで吸
い込まれそうな圧倒的な水量
この時期手すりなど外されて
いるので見学の際は自己責任
で。
    取り付き地点
ヨッピ沢の右股の樹林帯を直
登する。ピッケルは必携。こ
の斜面だと、滑ったら止まら
ない場合もありそう。
1
    取り付き地点
ヨッピ沢の右股の樹林帯を直
登する。ピッケルは必携。こ
の斜面だと、滑ったら止まら
ない場合もありそう。
    樹林帯の斜面
直登といってもまっすぐはき
ついので、ジグザグ雪面と相
談しながら高度を稼いでゆく
1
    樹林帯の斜面
直登といってもまっすぐはき
ついので、ジグザグ雪面と相
談しながら高度を稼いでゆく
   いよいよ稜線
眼下に尾瀬ヶ原が全て見渡せ
る。遠くに日光白根山。写真
では見えないが富士山も確認
できる。日焼け止めが切れて
いて休み明けの同僚の視線が
…。
   いよいよ稜線
眼下に尾瀬ヶ原が全て見渡せ
る。遠くに日光白根山。写真
では見えないが富士山も確認
できる。日焼け止めが切れて
いて休み明けの同僚の視線が
…。
     核心部
稜線では先行者の声が聞こえ
た。どんどん細くなるリッジ
を詰めていく。山頂が近くな
るほど狭くなる。
踏み抜きもあるし、付いてい
る雪もいつ落ちるかわからな
い。周りの山域から見て、登
りたいと思っていた山頂まで
あと少し。
2
     核心部
稜線では先行者の声が聞こえ
た。どんどん細くなるリッジ
を詰めていく。山頂が近くな
るほど狭くなる。
踏み抜きもあるし、付いてい
る雪もいつ落ちるかわからな
い。周りの山域から見て、登
りたいと思っていた山頂まで
あと少し。
   あこがれの山頂
5人もいれば狭い山頂。360°
遮るものがない。山座同定し
ながら眺望を楽しむ。
1
   あこがれの山頂
5人もいれば狭い山頂。360°
遮るものがない。山座同定し
ながら眺望を楽しむ。
    景鶴山遠望
過去の山旅から景鶴山を探し
てみました。いつか登りたい
と思って20年ぐらいですか
やっと実現しました
2
    景鶴山遠望
過去の山旅から景鶴山を探し
てみました。いつか登りたい
と思って20年ぐらいですか
やっと実現しました
   尾瀬ヶ原全景
東の燧ケ岳、西の至仏山をつ
なぐ尾瀬ヶ原が手に取るよう
に見える。
2
   尾瀬ヶ原全景
東の燧ケ岳、西の至仏山をつ
なぐ尾瀬ヶ原が手に取るよう
に見える。
    北面の眺望
なんといっても平ヶ岳の圧倒
的な存在感。奥に荒沢岳、未
丈ヶ岳までは確認。さてその
奥は守門岳、浅草岳が見える
のだろうか。
2
    北面の眺望
なんといっても平ヶ岳の圧倒
的な存在感。奥に荒沢岳、未
丈ヶ岳までは確認。さてその
奥は守門岳、浅草岳が見える
のだろうか。
    下りが憂鬱
先ほどの狭いリッジを下るの
がちょっと嫌な感じ。雪が緩
んで足元が揺れる。落ちませ
んように。
1
    下りが憂鬱
先ほどの狭いリッジを下るの
がちょっと嫌な感じ。雪が緩
んで足元が揺れる。落ちませ
んように。
    尻セード
グリセードで少しは下りてき
たけれど、あまりにも急でシ
リセードはできませんでした
ブレード持って行ったのに…
気づいたらカメラも雪だらけ
ね、レンズに水滴が。
    尻セード
グリセードで少しは下りてき
たけれど、あまりにも急でシ
リセードはできませんでした
ブレード持って行ったのに…
気づいたらカメラも雪だらけ
ね、レンズに水滴が。
  帰り道が長かった
ヨッピ橋でお昼にしました。
朝4時半に出発してかれこれ
8時間。ここから3時間弱。
ヨッピ橋から平坦な道をてく
てく、誰かと話しながらなら
短く感じる時間も、先行者が
どんどん離れていくのも延々
見えて、気持ちも体力も雪解
け同様体から溶けて流れ出し
ているように感じる。
結局鳩待峠に着いたのは15
時半。この日最終バスに乗り
遅れた登山者10人以上。
最後に疲れた山行でした。
1
  帰り道が長かった
ヨッピ橋でお昼にしました。
朝4時半に出発してかれこれ
8時間。ここから3時間弱。
ヨッピ橋から平坦な道をてく
てく、誰かと話しながらなら
短く感じる時間も、先行者が
どんどん離れていくのも延々
見えて、気持ちも体力も雪解
け同様体から溶けて流れ出し
ているように感じる。
結局鳩待峠に着いたのは15
時半。この日最終バスに乗り
遅れた登山者10人以上。
最後に疲れた山行でした。

装備

備考 日程と山行記録について
最初の設定で車中泊を前提で1泊2日で設定すると、2日目の山行記録がGPSの記録から読み込んでも「1日目」となってしまい、困っています。
今回は5月2日入山3日登山です。
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1724人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 尾瀬・奥利根 [日帰り]
尾瀬
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら