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Yamareco

記録ID: 634857
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

金北山(百花繚乱のアオネバから金北山縦走)

2015年05月04日(月) 〜 2015年05月05日(火)
 - 拍手
よしやん その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:11
距離
23.7km
登り
1,660m
下り
1,860m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:31
休憩
0:15
合計
3:46
9:18
107
11:05
11:05
85
12:30
12:30
17
12:47
13:02
2
13:04
宿泊地
2日目
山行
6:33
休憩
0:39
合計
7:12
7:17
25
ドンデン山荘
7:42
7:43
36
8:19
8:21
64
9:25
9:26
111
11:17
11:46
121
13:47
13:53
36
14:29
横山バス停
天候 5/4 晴れのち雨
5/5 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
新潟から佐渡 両津港まではフェリーで2時間半
佐渡汽船
http://www.sadokisen.co.jp/timetable/1505.html?page=area1

【往路】
両津港よりアオネバ登山口まで バス ドンデンライナーを利用
http://www.ryotsu.sado.jp/donden/rainar.htm
【復路】
横山バス停より路線バス
新潟交通佐渡 株式会社
http://www.sado-bus.com/route/index.html
コース状況/
危険箇所等
トレッキングマップは新潟港の案内書で入手。
【アオネバ登山道】
よく整備されています。花が多い分、ムシも多いので対策したほうがよいです。
【金北山縦走路】
ところどころ雪の重みで倒れた木の枝が登山道を遮っていますので注意が必要です。
残雪もところどころです。
山頂直下は急な雪渓がありますが、ロープもあります。
【横山登山道】
山頂からの取り付きを間違わないようにしましょう。
一箇所急な雪渓がありました。慎重に下りましょう。
全般的にぬかるみが多いです。
その他周辺情報 マップには山頂にWCとありましたが発見できませんでした。
新潟港6:00のフェリーで出航
2015年05月04日 06:01撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 6:01
新潟港6:00のフェリーで出航
洋上からの金北山
2015年05月04日 08:17撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 8:17
洋上からの金北山
アオネバ登山道に入る
2015年05月04日 09:19撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:19
アオネバ登山道に入る
エンレイソウ
2015年05月04日 09:21撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:21
エンレイソウ
ヒトリシズカ
2015年05月04日 09:25撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:25
ヒトリシズカ
オオイワカガミ
2015年05月04日 09:25撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/4 9:25
オオイワカガミ
シラネアオイの群生
2015年05月04日 09:29撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/4 9:29
シラネアオイの群生
2015年05月04日 09:31撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:31
スミレサイシン(?)
2015年05月04日 09:32撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:32
スミレサイシン(?)
ニリンソウの群生
2015年05月04日 09:35撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/4 9:35
ニリンソウの群生
2015年05月04日 09:38撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:38
2015年05月04日 09:40撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:40
沢沿いの道。ムシも多い
2015年05月04日 09:41撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:41
沢沿いの道。ムシも多い
2015年05月04日 09:41撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:41
フデリンドウ
2015年05月04日 09:44撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:44
フデリンドウ
シャガ
2015年05月04日 09:45撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/4 9:45
シャガ
チゴユリ
2015年05月04日 09:46撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 9:46
チゴユリ
ニリンソウの変種?
2015年05月04日 09:51撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/4 9:51
ニリンソウの変種?
エチゴキジムシロ??
2015年05月04日 10:11撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 10:11
エチゴキジムシロ??
共演
2015年05月04日 10:12撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 10:12
共演
ウツギ
2015年05月04日 10:15撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 10:15
ウツギ
これでもかという感じのシラネアオイ
2015年05月04日 10:19撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 10:19
これでもかという感じのシラネアオイ
ヒトリシズカ 3姉妹
2015年05月04日 10:32撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/4 10:32
ヒトリシズカ 3姉妹
エゾエンゴサク
2015年05月04日 10:44撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 10:44
エゾエンゴサク
ナニワズ(と書いてありました)
2015年05月04日 10:49撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 10:49
ナニワズ(と書いてありました)
雨に濡れて綺麗です
2015年05月04日 10:50撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 10:50
雨に濡れて綺麗です
カタクリ群生
2015年05月04日 11:00撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 11:00
カタクリ群生
ザゼンソウも見つけました
2015年05月04日 11:01撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 11:01
ザゼンソウも見つけました
尾根道に到着
2015年05月04日 11:04撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 11:04
尾根道に到着
タムシバ
2015年05月04日 11:30撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 11:30
タムシバ
ここの分岐がわかりにくかった
2015年05月04日 11:50撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 11:50
ここの分岐がわかりにくかった
ミズバショウ
2015年05月04日 12:07撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 12:07
ミズバショウ
ドンデン高原
2015年05月04日 12:20撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 12:20
ドンデン高原
タムシバ
2015年05月04日 12:26撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 12:26
タムシバ
尻立山
2015年05月04日 12:31撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/4 12:31
尻立山
今宵の宿
2015年05月04日 12:47撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/4 12:47
今宵の宿
5/5 ドンデン山荘からの夜明け
2015年05月05日 05:12撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/5 5:12
5/5 ドンデン山荘からの夜明け
縦走開始
2015年05月05日 07:31撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 7:31
縦走開始
雪の重みで倒れた枝をかき分けて進む
2015年05月05日 07:36撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 7:36
雪の重みで倒れた枝をかき分けて進む
マトネ。
2015年05月05日 08:20撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/5 8:20
マトネ。
目指す金北山
2015年05月05日 08:25撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 8:25
目指す金北山
タムシバ
2015年05月05日 08:43撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 8:43
タムシバ
ショウジョウバカマ
2015年05月05日 08:48撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 8:48
ショウジョウバカマ
ここは北アルプス? いえいえ佐渡です。
2015年05月05日 09:05撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
2
5/5 9:05
ここは北アルプス? いえいえ佐渡です。
爽快な尾根道
2015年05月05日 09:09撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 9:09
爽快な尾根道
2015年05月05日 09:20撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/5 9:20
海も見えます。両津港の方向
2015年05月05日 09:21撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 9:21
海も見えます。両津港の方向
山も見えます
2015年05月05日 09:22撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/5 9:22
山も見えます
2015年05月05日 09:44撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 9:44
桜も咲いていました
2015年05月05日 10:07撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 10:07
桜も咲いていました
山頂近づく
2015年05月05日 10:33撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 10:33
山頂近づく
先行パーティーが雪渓を登っている
2015年05月05日 10:45撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 10:45
先行パーティーが雪渓を登っている
我々も
2015年05月05日 10:55撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 10:55
我々も
登った!
2015年05月05日 11:05撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 11:05
登った!
山頂の神社
2015年05月05日 11:16撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 11:16
山頂の神社
2015年05月05日 11:16撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 11:16
しばし休憩
2015年05月05日 11:42撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/5 11:42
しばし休憩
先行パーティとほぼ同時に出発
2015年05月05日 11:50撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 11:50
先行パーティとほぼ同時に出発
横山への道、急坂です。
2015年05月05日 11:58撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 11:58
横山への道、急坂です。
防衛省の設備が見える
2015年05月05日 12:04撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 12:04
防衛省の設備が見える
雪渓あり
2015年05月05日 12:12撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 12:12
雪渓あり
海に向かってどんどん降りる
2015年05月05日 12:18撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 12:18
海に向かってどんどん降りる
カタクリ街道
2015年05月05日 12:32撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 12:32
カタクリ街道
スポットライトを浴びるイワカガミ
2015年05月05日 12:35撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 12:35
スポットライトを浴びるイワカガミ
降りました
2015年05月05日 13:49撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 13:49
降りました
振り返る
2015年05月05日 14:18撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/5 14:18
振り返る
おまけ。相川から日本海に降りる夕日
2015年05月05日 18:40撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
2
5/5 18:40
おまけ。相川から日本海に降りる夕日

感想

5/4
新潟港朝6時のフェリー乗って佐渡へ。大きなフェリーで人は多いものの、それほど混雑はしていない。

2時間半で両津港に到着。予約していたドンデンライナーに乗り換え、15分でアオネバ登山口に到着。
登山口は標高300mほどなのでドンデンまでは600mほどの上りになります。今日の行程はドンデン山荘までなのでゆっくりできます。

写真を見ていただければわかるように、登山道に入ったとたんに多くの花が迎えてくれます。ニリンソウ、ヒトリシズカ、シラネアオイ。。。 いちいちザックを降ろして写真を撮っているのでなかなか前に進めません。

こんなに花が多い登山道はこれまでに見たことがありません。
天国っていうものがもしあるのであれば、こんなところなのではないか、などと考えながら歩きますが、ここは天国ではないのでムシも寄ってきます。

中でも、シラネアオイの多さには驚きました。以前高妻山などで数輪見かけたことはありますが、絶滅危惧種であるこの花がまるで栽培したかのように延々と咲いている様はとても不思議に感じます。

標高を上げるとカタクリの群生が現れます。これもここまでの群生が登山道の両脇に並んでいるのは驚いてしまいました。

アオネバ十字路にでる直前のあたりから小雨が降り出しました。事前の天気予報通りですがまだ持ちそうだったので、ドンデン高原の方を周回することに。

ドンデン高原のあたりは開けていて気持ちのいい場所です。ドンデン池の手前あたりではミズバショウも咲いていました。

午後一時くらいにドンデン山荘に到着。そのころから風雨が強まってきました。本日の行程はこれで終了。早めにお風呂に入って休憩です。

5/5
夜は前線が通過し、強い風と雨が降りつけていましたが、翌朝は快晴。ラッキーです。

朝ごはんを食べて出発。舗装道路を20分ほど歩き、登山道に入ります。

前日に通ったアオネバ十字路を通過し、マトネへ。相変わらずカタクリなど多くの花が咲いていますが、今日は少し先を急ぎます。

マトネから先は金北山に向かってほぼ南に直進する尾根道縦走になります。標高1000mに満たない縦走路なのですが、森林限界を越えており、雪を纏った金北山を目指して歩いていると、まるで北アルプスを縦走しているかような錯覚を覚えます。でも時折眼下には佐渡の海が。とてもとても気持ちのいい縦走です。

100mほどの標高差があるピークとコルを5つ6つ越えて行くと金北山への最後の上りに。ここはまだたっぷり雪が残っていましたが、ロープも付いていますので、慎重に登れば大丈夫でしょう。

山頂には神社がある他に巨大な人口建造物があり、やや興ざめです。昔の防衛省のレーダの名残なのでしょうね。
山頂では学生さんと思しき先行パーティーと一緒になりました。彼らもとても楽しそうです。

彼らも同方向の横山に下山するということでしたので食事休憩後ほぼ同時に下山開始。横山登山道は事前の情報が少なかったので少し不安があったのですが、問題はありませんでした。途中雪渓が残っている急坂はありましたが、進行方向先がなだらかなのでシリセードでも大丈夫でした。ガイドブックでは白雲台へのコースが書いてあることが多いようですが、1000mくらいの下山に不安がなければこのコースもよいのではないでしょうか。何よりバス通りに出られますし。

横山バス停からは宿泊地相川までバスに乗りました。バス停についたのがバス定刻の3分後だったのですが、やや遅れていたバスがジャストで到着。全くラッキーでした。

花の時期も天候も、多くの幸運に恵まれ、とても幸せな山行でした。離島であるが故かヤマレコの数も少ないように思いますが、もっと登られ、語られていい山なのではないかと思います。

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コメント

お疲れさま(?)でした
yoshiyanさん、こんにちは。

GW山行、これが最後でしょうか。まだ続きがあるのかな。何れにせよ天気にも恵まれ、充実した山行ばかりだったと思います。
ここ金北山は、レコ本文にも書かれている通り訪れる人も少ないようですが、花あり眺めありの良い山のようですね。群馬から新潟は意外と近いので、自分の引出しに入れておきたいと思います。

追)シラネアオイを始め花が多いのは、鹿がいないからでしょうかね?
2015/5/10 23:34
Re: お疲れさま(?)でした
papibanさん、コメントありがとうございます。

GWのレコは完了です。ほっとしています。

> シラネアオイを始め花が多いのは、鹿がいないからでしょうかね?
さすがご明察です。
観光情報誌には以下の様に書いてありました。
「佐渡にはタヌキより大型の野生動物がいない。特に花にとって最大の天敵である鹿がいないので食害がなく、花は増え続けている。」
ふれあいの旅、楽しみのある暮らし佐渡 佐渡情報誌「えール」
http://www.city.sado.niigata.jp/support_sado/bn/index.html#no10
2015/5/11 19:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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