ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 635612
全員に公開
ハイキング
近畿

しら坂峠と婆婆岩(加東市/西脇市)

2015年05月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:17
距離
13.9km
登り
973m
下り
954m

コースタイム

日帰り
山行
6:16
休憩
0:00
合計
6:16
7:54
7:54
44
上鴨川取り付き
8:38
8:38
20
婆婆岩
8:58
8:58
251
四等三角点「西山ノ北」
13:09
13:09
47
四等三角点「才ノ神」
13:56
やしろ鴨川の郷駐車場
加東市最高峰に「加東神山」という立派な名前が付いたので、そろそろ行きたくなった。
去年の12月、名前がつく前に西光寺山から南下して最高峰を踏み、鴨川の郷へ下りたので今日は別ルートを計画。

今日はまず上鴨川から山に入り、しら坂峠、婆婆岩、四等三角点「西山ノ北」、加東市と西脇市の境界線上尾根を北上して加東神山。
引き返して去年歩いたルートで鴨川の郷へ帰ってくることに。

秋に行われる予定だという、加東神山へのハイキングコースがどうなるのかを考えるのも楽しい。
もしかして、今日歩く婆婆岩コースも整備されたりなんかして!!??
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
やしろ鴨川の郷駐車場利用。
コース状況/
危険箇所等
○取り付き〜婆婆岩〜四等三角点「西山ノ北」
場所によって程度の差はあるが、歩ける山道。尾根は見晴らしがいい。

○四等三角点「西山ノ北」以北の尾根筋(境界線上ルート)
 北上するにつれてシダ薮がひどくなる。峠までは歩けたが、その先は薮がひどくて気持ちが切れてしまった。
 そのまま境界線上尾根を加東神山まで歩きたかったが、峠から東へ下山。

○尾根東側谷沿いの地形図破線道
 尾根を諦め、谷筋の破線道から加東神山を目指した。
 最初は車の轍がある林道。
 やがて谷を上流へ向かって登っていく。
 しかし、ここでも北上するにつれ、どこを歩けばいいかわからない状態に。
 複数描かれている破線道の全てに乗れなかったため、加東神山は断念。

○やしろ鴨川の郷遊歩道〜四等三角点「才ノ神」
 遊歩道は快適。よく整備されている。
 途中で遊歩道を外れて三角点に向けて尾根に乗るが、その取り付き部分はなんの目印もない。地図で最短距離で尾根に乗れそうな場所からシダの薮に進入。
 尾根まではやや薮っぽいが、尾根は快適。
 そのまま南下する道を探したが、三角点から南へ伸びる踏み跡は見当たらなかった。
その他周辺情報 やしろ鴨川の郷は、駐車場、トイレ、自販機があります。
しら坂峠への取り付きまでは車道を歩きます。
加東市のマンホール蓋は「梅に鶯」?
いや、「ツツジにメジロ」かな?
いいデザインだ。
3
しら坂峠への取り付きまでは車道を歩きます。
加東市のマンホール蓋は「梅に鶯」?
いや、「ツツジにメジロ」かな?
いいデザインだ。
電柱手前の右へ登る斜面が取り付き。
電柱手前の右へ登る斜面が取り付き。
電柱の脇に古い石標。
4
電柱の脇に古い石標。
山へ入ってゆく。
踏み跡はしっかりあるが、テープの類はなし。
2
山へ入ってゆく。
踏み跡はしっかりあるが、テープの類はなし。
尾根に出たところに道標。
ここがしら坂峠だそうだ。
4
尾根に出たところに道標。
ここがしら坂峠だそうだ。
テープすらなかった山道に突然立派な標識。
3
テープすらなかった山道に突然立派な標識。
しら坂峠には石像様がいらした。
5
しら坂峠には石像様がいらした。
婆婆岩へ向かう道は明瞭な部分が多い。
2
婆婆岩へ向かう道は明瞭な部分が多い。
もう、シダが茂る季節になったんだ。
道はわかるが歩きづらい。
1
もう、シダが茂る季節になったんだ。
道はわかるが歩きづらい。
このあたり、道幅も十分。
2
このあたり、道幅も十分。
んん、どっちをむいて撮ったか忘れてしまった;
でもスカットする景色。
6
んん、どっちをむいて撮ったか忘れてしまった;
でもスカットする景色。
尾根に乗ると展望が効く。
中央は三等三角点「比延山」がある山だ。
6
尾根に乗ると展望が効く。
中央は三等三角点「比延山」がある山だ。
あ、眼下中央に見えるのは、婆婆岩ではないか!?
4
あ、眼下中央に見えるのは、婆婆岩ではないか!?
急斜面にはロープが付けてあった。
このおかげで下りる方向も定めやすい。
1
急斜面にはロープが付けてあった。
このおかげで下りる方向も定めやすい。
婆婆岩は、山の斜面の中腹に立っているんだな。
3
婆婆岩は、山の斜面の中腹に立っているんだな。
分岐点。
コースはここから婆婆岩のある山へ向かって上りになる。
1
分岐点。
コースはここから婆婆岩のある山へ向かって上りになる。
婆婆岩!!
山の斜面にでっかい岩がそそり立っている。
この角度から見ると、倒れそうで倒れないのが不思議だ。
9
婆婆岩!!
山の斜面にでっかい岩がそそり立っている。
この角度から見ると、倒れそうで倒れないのが不思議だ。
婆婆岩を通り過ぎて振り返ってみた。
微妙な傾きはわからないが、青空にニョキッとたくましい。
大きさの比較のため、右下に帽子を置いてある。
9
婆婆岩を通り過ぎて振り返ってみた。
微妙な傾きはわからないが、青空にニョキッとたくましい。
大きさの比較のため、右下に帽子を置いてある。
ちょっと登って、名残惜しくて振り返る。
緑の木々の中にポツンと立っているが、どうやってこの位置に収まったのかが知りたくなる。
6
ちょっと登って、名残惜しくて振り返る。
緑の木々の中にポツンと立っているが、どうやってこの位置に収まったのかが知りたくなる。
正面に今から向かうピーク。
2
正面に今から向かうピーク。
ピークには四等三角点「西山ノ北」。
いい状態だ。
2
ピークには四等三角点「西山ノ北」。
いい状態だ。
古い境界杭が続く。
この杭の設置時に切り開かれた道かな。
古い境界杭が続く。
この杭の設置時に切り開かれた道かな。
鴨川へ下りる林道はいい道だ。
1
鴨川へ下りる林道はいい道だ。
軍手にダニ!!!
明るい林道を北上。
1
明るい林道を北上。
タニウツギのやわらかなピンクはホッとする。
7
タニウツギのやわらかなピンクはホッとする。
赤テープに誘われて西の尾根へ登っていく。
婆婆岩からそのまま北上して歩きたかった尾根だ。
1
赤テープに誘われて西の尾根へ登っていく。
婆婆岩からそのまま北上して歩きたかった尾根だ。
この尾根は視界が開けていて、とても気持ちがいい。
西脇市の比延町が見える。
4
この尾根は視界が開けていて、とても気持ちがいい。
西脇市の比延町が見える。
東側、篠山市方向は山、山、山。
5
東側、篠山市方向は山、山、山。
このまま尾根に乗って、四等三角点「大峯」のある道に合流したかったが、ここでも藪化。
あきらめて下の林道に戻る。
このまま尾根に乗って、四等三角点「大峯」のある道に合流したかったが、ここでも藪化。
あきらめて下の林道に戻る。
尾根がダメなら谷筋から四等三角点「大峯」のある道を目指す。しかし「境界」看板あたりで、お手上げ!!
破線道にどうしても乗れない。
どこを歩けばいいかさっぱり。
1
尾根がダメなら谷筋から四等三角点「大峯」のある道を目指す。しかし「境界」看板あたりで、お手上げ!!
破線道にどうしても乗れない。
どこを歩けばいいかさっぱり。
歩けなくはないが、めんどくさそうな斜面を急登するのは気が向かない。
やめ!!
今日は加東神山を諦めよう・・・
1
歩けなくはないが、めんどくさそうな斜面を急登するのは気が向かない。
やめ!!
今日は加東神山を諦めよう・・・
四等三角点「才ノ神」を踏みに行く。
遊歩道を直進すれば、山の腹を巻いて、R372号へ降りてしまう。
尾根に乗るには、右の薮に突っ込むほかないな・・・
四等三角点「才ノ神」を踏みに行く。
遊歩道を直進すれば、山の腹を巻いて、R372号へ降りてしまう。
尾根に乗るには、右の薮に突っ込むほかないな・・・
なんとなくシダの薄い部分から、思い切って、突っ込むのみ!!
今日何度目の藪こぎだろう・・・苦笑
1
なんとなくシダの薄い部分から、思い切って、突っ込むのみ!!
今日何度目の藪こぎだろう・・・苦笑
ここでは尾根に乗ってしまえば、思ったとおり、薮は開けて踏み跡有り^^V
三角点ハンターさん、歩いているんだねぇ。
1
ここでは尾根に乗ってしまえば、思ったとおり、薮は開けて踏み跡有り^^V
三角点ハンターさん、歩いているんだねぇ。
正面に目指す347P。
4
正面に目指す347P。
四等三角点「才ノ神」。
これもキレイな状態だ。
3
四等三角点「才ノ神」。
これもキレイな状態だ。
プレート有り。
大柿って、何かな?
4
プレート有り。
大柿って、何かな?
右のピークが三角点のある「才ノ神」山。
2
右のピークが三角点のある「才ノ神」山。
も少しアップで。
右のピークが三角点のある「才ノ神」山。
3
も少しアップで。
右のピークが三角点のある「才ノ神」山。
やしろ鴨川の郷にはリス君看板有り!!
5
やしろ鴨川の郷にはリス君看板有り!!
ベースの駐車場着、展望台の山をバックに。
この山から、加東神山へ入るのがベストだね。
3
ベースの駐車場着、展望台の山をバックに。
この山から、加東神山へ入るのがベストだね。

感想

とても気持ちの良い青空の下を歩けました。
ただ、今日は計画が甘かったとつくづく反省。

婆婆岩、三角点「西山ノ北」まではよかったのですが、その先は薮がひどくて歩けませんでした。
暖かくなって、ある程度の薮は予想していましたが、シダ薮は想像以上でした。
(下山後にソックスとタイツの前面が、薮をかき分けたせいで毛羽立ち、モゲモゲになっていました!)

それならばと尾根から降りて、谷筋を登ろうと思ったのですが、これまた位置特定がしづらい雑木薮の登りになっていき、下手をすると来た道を戻るのにも迷いそうなので、加東神山はあきらめて鴨川の郷へ戻りました。

このまま終わるのは悔しいので、最後に四等三角点「才ノ神」だけ獲りに行くことに。
この点は、ひびきの森遊歩道から少し外れた位置なので、遊歩道を使えばうまくいくと考えて挑戦。読みが当たりました。

今日の行程は真ん中はダメダメでしたが、最初と最後は花丸。
終わりよければ全て良し!!

・・・もう、低山は歩きにくい季節になってしまった。困ったなぁ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2164人

コメント

ダニ!
takatukimaki さんお疲れ様でした
…まだ?登山道以外に立ち向かわれていたんですね

私の場合、舗装路も守備範囲?ですので、
未踏のハイキングコース等々、行先には困らないものの、
毛虫や蛇等々、歩き難い季節であることには変わりませんね〜

ダニ!今のところ、数回見掛けた程度ですが。。
4月の下旬、蚋に2ヵ所刺されました
…山ではなく、吉川のよかたん温泉にて

ようやく、痒みも収まりましたが、くれぐれもご用心ください
2015/5/10 21:49
ブヨ!!
inakabusさん、コメありがとうございます

本当にね、もう薮はうんざりです
植物の生育スピードに私の読みが追いついていなかったです

虫は嫌ですね。
まさかよかたんにブヨがいるとは思っていなかったのでびっくりですが、きっとinakabusさんの血が美味しかったんでしょう

私は去年の夏に深山でヒルにやられたのがショックでした。
ブヨは数年前にハチ高原でやられました。
ダニは未体験ですが、息子がスイカの種位の大きさになるまで気づかずにワキで飼育していたことがあり、引き離すのに大変だったことがあります

暑さ対策と共に、嫌虫対策、外せませんね
2015/5/11 7:37
おはようございます
ダニ ヒル 経験済みです
ダニは昔 氷上町の山で取り付かれました ご子息同様 一週間以上気づきませんでした タバコの火を近づけるとポロリと落ちました
ヒルは昨年 北山で献血しました スパッツの隙間から入り込んで吸血したのはいいのですが膨らんで隙間から脱出できずに一緒に下山することに 血を分けた兄弟ではありますが石打ちのの刑を下しました
ダニは引っ張ると口角が残るそうですが ヒルは吸着しているので引き剥がしても大丈夫のようです 献血以来 ヒルさがりのジョニー をスプレイしています 鞍馬寺の若い学芸員のお嬢さんもヒルさがり・・・はよく効くと言っていました

気をつけて歩きましょう
2015/5/12 8:23
こんばんは!
olddreamerさん、コメントをありがとうございます!

ダニヒル、ダブルでご経験済みですか!? さすがです、師匠!!

とくに去年北山での、「血を分けたご兄弟との涙の別れのエピソード」は面白すぎて、何度読んでも大笑いしてしまいます 最高です!!

私はよく調べずに「ヤマビルファイター」を購入してしまったのですが、失敗だったでしょうか。
だって、「ファイター」だなんて、ヤマビルが血気盛んに襲ってきそうじゃありませんか
「ヒル下がり」の方が、ヤマビルがたそがれて物憂げに佇んでいるだけ、みたいな感じがしませんか!?

最後に、olddreamerさんがされた「献血」は、ちゃんと献血手帳に記載されましたでしょうか?
気になっております
2015/5/12 20:36
Re: こんばんは!
こんばんわ bbさん
献血手帳はありませんが、靴のタンに彼の形見が残っています 血痕が黒いシミになっています 靴を履く度に思い出しています

”ジョニー”はネーミングが面白かったので選びました 大した理由はありません
でも購入前にメーカのホームページを見ました 亡くなった彼の一族の様子など情報を仕入れました メーカから通販で購入しました 商品には社長さんの丁寧な礼状が同梱されていました 少々恐縮しました

お休みなさい
2015/5/12 22:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら