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Yamareco

記録ID: 636588
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無雪期ピークハント/縦走
関東

間瀬山稜から児玉男体山、不動山

2015年02月28日(土) [日帰り]
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japanet その他30人
GPS
--:--
距離
6.7km
登り
578m
下り
333m

コースタイム

児玉町日影 10:30
児玉男体山分岐 12:00〜12:30
児玉男体山 12:40
児玉男体山分岐 12:50
不動山 13:30
間瀬峠 14:00
(バスで移動)
競進社模範蚕室(埼玉県指定有形文化財・経産省近代化産業遺産) 15:00〜15:45
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス ・貸切バス
・自家用車の場合、河内ハイキングコースの駐車場を利用できる。
コース状況/
危険箇所等
・河内ハイキングコースは自然に配慮したほどよい整備。
・間瀬山稜、児玉男体山の区間も道はあるが、ところにより踏み跡ほどになる。(未整備)
・不動山〜間瀬峠は河内ハイキングコースと同じくらいの整備状況。
間瀬山稜末端は河内(こうち)ハイキングコース。
2015年02月28日 10:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/28 10:29
間瀬山稜末端は河内(こうち)ハイキングコース。
赤城山や日光連山。
2015年02月28日 10:57撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤城山や日光連山。
集落が近くに見えいかにも里山。
2015年02月28日 10:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/28 10:40
集落が近くに見えいかにも里山。
間瀬湖。
2015年02月28日 10:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/28 10:56
間瀬湖。
サルノコシカケ。
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サルノコシカケ。
河内(こうち)ハイキングコースからさらに南に山稜をたどる。
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河内(こうち)ハイキングコースからさらに南に山稜をたどる。
児玉男体山の分岐。
2015年02月28日 11:54撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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児玉男体山の分岐。
分岐から児玉男体山を往復する途中にある巨樹。
2015年03月03日 13:20撮影 by  DMC-FX80, Panasonic
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分岐から児玉男体山を往復する途中にある巨樹。
児玉男体山の山頂。
2015年03月03日 12:57撮影 by  DMC-FX80, Panasonic
3/3 12:57
児玉男体山の山頂。
児玉男体山の山頂の祠。
2015年02月28日 12:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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児玉男体山の山頂の祠。
不動山の山頂近くにある石尊大権現から皆野方面の眺め。
2015年02月28日 13:28撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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不動山の山頂近くにある石尊大権現から皆野方面の眺め。
石尊大権現にある手書きの山座同定図。
2015年02月28日 13:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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石尊大権現にある手書きの山座同定図。
帰途寄った児玉の競進社模範蚕室。世界遺産クラスの近代産業文化財。
2015年02月28日 15:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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帰途寄った児玉の競進社模範蚕室。世界遺産クラスの近代産業文化財。
競進社内部。見学は無料で、ボランティアのガイドがつく。
2015年02月28日 15:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/28 15:14
競進社内部。見学は無料で、ボランティアのガイドがつく。

感想

【S.Mさんの手記】(写真も)
 埼玉県北部、児玉地方の山歩きも5回目となる。今回は、最近河内ハイキングコースとして整備されたルートから、間瀬山へと歩き、児玉男体山を往復し、更に登山道として地図に載っていない稜線を不動山へと南下し、最後はまた不動山・苔不動として整備されたハイキングコースを間瀬峠へと下るルートを歩む。
 選んだように晴れが的中、北風が強く寒いと予報されたが、山中はさほどでもなく、冬の陽だまりハイキングに恵まれる。 すぐ道路脇から、自然を多く残す作業道のような河内ハイキングコースに入る。道端にはオオイヌノフグリが咲き、ヒメオドリコソウの蕾に早春の訪れを感じる。
 植林と竹林が混在する中を登りだすが、すぐ雑木林の尾根の末端にのる。30分ほどで早めの休憩、東側に間瀬湖を俯瞰、北側には赤城や日光連山が望める。そして小さなアップダウンを繰り返しながら稜線を進む。時々左右に集落が望め、いかにも里山という風情。登りだしてから1時間30分程で第一の山頂、間瀬山に到着。山名板も無い雑木林に囲まれた地味なピークだが、落ち葉が引き詰められた穏やかなスペースだ。ここで30分ゆっくり昼食時間を取る。
 間瀬山からは児玉男体山を往復する。二つの小ピークがあり小さな石の祠がそれぞれにある。雨乞山として地元の信仰を集め登られたとのことだが、今ではそのルートも廃道同然と化している。麓の村からは形のいい山として児玉男体山と名付けられたらしいが、このピークまで足を延ばす人も少なくなったのか、祠の一つの屋根が崩れ落ちている。麓から何枚もこの重い石を運び上げたのだろうか。力持ちのリーダーと支部K氏の二人で屋根をのせる。
 その後間瀬山から一旦林道に下り、植林帯の道を不動山へ登り返す。不動山の山頂には三等三角点がみられ、色あせた木のお札の隅に不動山と小さく書かれている。ちょっと下った見晴らしのいい所に石尊大権現が祭られており、この山も雨乞山として崇められている。祠の中には真新しいお札が納められていて、今でも守られているようだ。傍には手書きの「石尊様からの展望」の看板があり、目の前に連なる峰々が、武川山、武甲山、酉谷山、和名倉山、雁坂嶺、城峰山と秩父の名山と分かる。不動山から間瀬峠は30分、整備されたハイキング道を下る。
 帰路は埼玉県指定有形文化財、競進社模範蚕室を見学する。炭火で蚕室の湿気を排除、温暖飼育法を考案し、養蚕業に大きく貢献した、木村九蔵が作った数少ない産業構造物の遺構として残っている。経産省の近代化産業遺産にもなっている。
 この5回の山行で、児玉の山々と隠れた児玉の歴史的文化財を堪能した。

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