ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 637338
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田

北八甲田と南八甲田 BCスキー

2015年05月03日(日) 〜 2015年05月05日(火)
 - 拍手
クマ その他5人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:46
距離
26.3km
登り
1,026m
下り
2,339m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:44
休憩
0:10
合計
4:54
9:29
9:29
0
銅像ルート
9:29
9:32
11
9:43
9:43
19
10:02
10:03
149
12:44
12:44
0
八甲田温泉ルート
12:44
12:49
8
12:57
12:57
72
2日目
山行
6:12
休憩
0:59
合計
7:11
9:09
107
10:56
11:11
52
13:15
13:39
97
15:16
15:24
16
15:40
15:52
28
16:20
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
●5/3 到着日、足慣らしに、フォレストコースを滑ったが、雪は汚れていて、かつ下方200mは雪がなくなってスキー板を担がなければならない状態であった。ダイレクトコースはすでに閉鎖で、下から見ても雪は皆無だった。到着早々、大変なことになったなと思った。例年よりも2週間ぐらい早い融雪状態だと感じた。

●5/4 翌日、ツアールートを滑った。銅像ルートはすでに閉鎖であったが、八甲田温泉ルート側に少し巻いていけば雪が繋がっているということで滑っていったら、ゴールまで問題なかった。しかし、滑りを楽しむということからは程遠い状態だった。ブナが芽吹いて緑がまぶしかったのには救われた。新緑トレッキングを楽しんだ。その後、再度ロープウエイに乗って、八甲田温泉ルートの新緑トレッキングも楽しんだ。こちらのルートも雪は繋がっており問題なかったが、ストップスノーで手こずった。ロープウェイ乗り場の案内では、すべてのツアールートが閉鎖となった。

●5/5 この日は当初、『酸ヶ湯→(硫黄岳ルート)→大岳→(箒場岱ルート)→箒場岱』の予定であったが、北八甲田はもういい・・・ということで、南八甲田へ転戦し、猿倉温泉から櫛ヶ峰をピストンすることになった。北八甲田と違って、何故かこちらにはタンマリ雪が残っており、積雪の問題はまったくなかった。ただ、北八甲田と違って、案内板などはほとんどなく、ルーファイの力が試されるが、とても判りやすいルートなので、普段、雪山を滑走されている方には大きな問題はないと思われた。

ルートは上記のGPS軌跡を参照してほしい。猿倉温泉からすぐに川(スノーブリッジ)を渡る部分が、夏道のルートとは異なるが、しばらく登ってから夏道に合流して猿倉岳に登る。駒ヶ峯に続く稜線を進んでもいいが、我々は北側の湿原を通過した。目の前に迫る櫛ヶ峯は、大きく切り立って見えるが、実際に登ってみたら斜度はたいしたことなく、クトーなしでもシールで登れる。頂上からの滑降は、斜度も丁度良くて気持ちがいいが、下部で緩斜面になるとストップスノーにさいなまれる。
その他周辺情報 八甲田温泉は、内湯も露天風呂も改装されて気持ちがいい。内湯は大柱がそそり立っている感じで、深山幽谷のイメージで落ち着く。露天風呂は開放的すぎるきらいがあるが、広々として気持ちがいい。

酸ヶ湯温泉は、いつもの通り。全体的に建物の雰囲気はいいが、個人的には千人風呂を含めて、少々飽きてきた。
ファイル
★北八甲田スキールート図
(更新時刻:2015/05/12 15:01)
岩手山SAにて仮眠。関西からクルマで八甲田へ行く場合、途中のSAにて一泊したほうがいい。
2015年05月03日 05:17撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
5/3 5:17
岩手山SAにて仮眠。関西からクルマで八甲田へ行く場合、途中のSAにて一泊したほうがいい。
八甲田ロープウェイ駅へ到着したら、この有様。ガーン!なお、八甲田春スキーバスはなんとか運行していたが、代金は、1000円/1回1人に跳ね上がっていた。(去年の倍)
2015年05月03日 09:48撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5/3 9:48
八甲田ロープウェイ駅へ到着したら、この有様。ガーン!なお、八甲田春スキーバスはなんとか運行していたが、代金は、1000円/1回1人に跳ね上がっていた。(去年の倍)
八甲田ロープウェイの山頂公園駅にて。もう半袖でも寒くない。
2015年05月03日 10:58撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5
5/3 10:58
八甲田ロープウェイの山頂公園駅にて。もう半袖でも寒くない。
八甲田ロープウェイ山頂公園駅の雰囲気。
2015年05月03日 11:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/3 11:04
八甲田ロープウェイ山頂公園駅の雰囲気。
足慣らしにフォレストコースを滑る。ブナの新緑は気持ちいいが、雪のほうは、色・質ともに気持ち悪い。
2015年05月03日 11:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
5/3 11:16
足慣らしにフォレストコースを滑る。ブナの新緑は気持ちいいが、雪のほうは、色・質ともに気持ち悪い。
フォレストコース下部は200mほどの担ぎとなる。
2015年05月03日 11:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5/3 11:36
フォレストコース下部は200mほどの担ぎとなる。
翌日、銅像ルートを滑る。
2015年05月04日 09:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/4 9:29
翌日、銅像ルートを滑る。
八甲田温泉ルートも滑る。
2015年05月04日 09:34撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5/4 9:34
八甲田温泉ルートも滑る。
1m弱ほどの白くなった滑走ルートは、ストップスノーから免れるので助かるが、激テク必要?
2015年05月04日 13:51撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/4 13:51
1m弱ほどの白くなった滑走ルートは、ストップスノーから免れるので助かるが、激テク必要?
急斜面の雪も真っ黒だ。
2015年05月04日 14:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/4 14:02
急斜面の雪も真っ黒だ。
一回1,000円のバスに乗って、クルマを回収に。
2015年05月04日 14:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5/4 14:15
一回1,000円のバスに乗って、クルマを回収に。
八甲田温泉は内湯も露天風呂も今年からリニューアルされて満足した。
2015年05月05日 08:20撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5/5 8:20
八甲田温泉は内湯も露天風呂も今年からリニューアルされて満足した。
そのまた翌日、猿倉温泉から南八甲田に入山した。
2015年05月05日 09:01撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5/5 9:01
そのまた翌日、猿倉温泉から南八甲田に入山した。
南八甲田にはタンマリ雪が残っていた。しかもそんなに汚れていなかった。背景は高田大岳。
2015年05月05日 10:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
5/5 10:30
南八甲田にはタンマリ雪が残っていた。しかもそんなに汚れていなかった。背景は高田大岳。
地元の山岳会パーティが連れてきた犬(リク?)と一緒に登った。
2015年05月05日 11:05撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
5/5 11:05
地元の山岳会パーティが連れてきた犬(リク?)と一緒に登った。
その元気さを分けてほしいのだ!
2015年05月05日 11:05撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
5/5 11:05
その元気さを分けてほしいのだ!
南八甲田は、とても雄大な雰囲気がある。
2015年05月05日 12:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5
5/5 12:03
南八甲田は、とても雄大な雰囲気がある。
正面は櫛ヶ峯。見た目ほど急ではなく、シール登高できる。
2015年05月05日 12:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
5/5 12:30
正面は櫛ヶ峯。見た目ほど急ではなく、シール登高できる。
櫛ヶ峯ピークにて。
2015年05月05日 13:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/5 13:23
櫛ヶ峯ピークにて。
櫛ヶ峯ピークの小さい一角のみ雪が無かった。
2015年05月05日 13:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
5/5 13:29
櫛ヶ峯ピークの小さい一角のみ雪が無かった。
櫛ヶ峯からの滑降は楽しめたぜ!
2015年05月05日 13:40撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
5/5 13:40
櫛ヶ峯からの滑降は楽しめたぜ!
という訳で、余った日程は観光とあい成った。幸畑墓苑ではボランティアガイドさんに有り余る説明をしていただいた。
2015年05月03日 13:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5/3 13:26
という訳で、余った日程は観光とあい成った。幸畑墓苑ではボランティアガイドさんに有り余る説明をしていただいた。
弘前城はほとんどの桜は終わっていたが、人出が少なくて良かった。ポツポツと八重桜が満開だった。
2015年05月06日 10:41撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/6 10:41
弘前城はほとんどの桜は終わっていたが、人出が少なくて良かった。ポツポツと八重桜が満開だった。
こんなユルキャラが居た。
2015年05月06日 11:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
5/6 11:33
こんなユルキャラが居た。
アウガという、青森駅前の地階、新鮮市場。
2015年05月06日 13:05撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/6 13:05
アウガという、青森駅前の地階、新鮮市場。
わ・らっせ。
2015年05月06日 14:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5/6 14:12
わ・らっせ。
横浜町の菜の花畑。
2015年05月07日 10:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
5/7 10:52
横浜町の菜の花畑。
恐山にまでやってきました!
2015年05月07日 12:06撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/7 12:06
恐山にまでやってきました!
奥の院から恐山全景。
2015年05月07日 12:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
5/7 12:23
奥の院から恐山全景。
宇曽利山湖、極楽浜。
2015年05月07日 12:53撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/7 12:53
宇曽利山湖、極楽浜。
恐山内にある温泉。なかなか良い湯でした。
2015年05月07日 13:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
5/7 13:29
恐山内にある温泉。なかなか良い湯でした。
トドメは、三内丸山遺跡。あー観光疲れだ!
2015年05月08日 10:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
5/8 10:37
トドメは、三内丸山遺跡。あー観光疲れだ!

感想

 いやはや雪がなくなってしまったらどうしようもありませぬ。北八甲田の融雪は2週間以上も早い感じがしました。雪があっても真っ黒どろどろで、スキーの滑走面に付着し、板を止まらせます。ただ、シールを付けなくても斜面を登っていけるという稀有なメリットはありましたが、下を見る気持ちはなくて、上を見てブナの新緑を楽しんでいました。

 いっぽう南八甲田は雪がたくさん残っており、猿倉温泉から櫛ヶ峯をピストンして春山スキーを堪能してきました。もう一日、南八甲田を楽しめばよかったのですが、暖かすぎてカラダがだらけてしまい、どうにもやる気が起きず、全員、観光に堕ちてしまいました(笑)。しかし、遺跡といい恐山といい、多分、一生に一度の場所になるだろうな・・・生きているうちは。ということで、観光もそこそこ楽しめたのでした。めでたし、めでたし。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1686人

コメント

次回は南八甲田!
クマさん、レコ待ってました。

なるほど、こういうことでしたか。
今シーズンが例外だったということがわかって、逆にホッとしました。
またGWに行くことがあればもっと楽しめそうですね。
そして南八甲田・・・狙っていきたいと思います。

僕が滑っていた5月4日の同じ時間に八甲田温泉の方を滑っていたんですね。
ほんと、いつもニアミスばかり。
2015/5/12 21:09
Re: 次回は南八甲田!
さんちゃん、こんばんは。
こんな雪の状態で、よく大岳へ登れましたね。
現地に居ただけに、驚きです。
下りでスキーできなかったら、どうしようといった危惧も当然でした。
ニアミスも笑えますね・・・
クマ
2015/5/12 22:22
SAにV8...
GWはどちらに行かれたのかと思ってましたが昨年に続きこちらでしたか。
今年はどこも融雪が早いですが、八甲田山でもこんな状況なんですね
しかも北より南のほうが状態がいいというのも不思議

雪がなければスキーにならぬはいたしかたがないとして、周りに山はいくらでもあるのに観光に走ってしまうのは、山屋さんとしてはいかがなものか?
あっ、恐「山」、参りました
2015/5/12 23:15
Re: SAにV8...
はっはっは。
おぬし、気が付いたか!
畏れ多くも、”おそれ山”なるぞ。
ひかえおれ〜

関西から滅多に行ける場所ではございません。
多分、二度と行けないでしょう。
お許しを
クマ
2015/5/13 0:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら