脊梁・白鳥山(九州百名山)~ 時雨岳 ヤマシャクヤクはどこに?
- GPS
- 04:28
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 527m
- 下り
- 525m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 登山ポストもないです。 |
その他周辺情報 | ちょっと離れてますが、人吉温泉とか水上村にも温泉があります。 今回は道の駅『五木子守唄の里』の前にある五木温泉に入りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
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感想
白鳥山は熊本県八代市・水上村、宮崎県椎葉村の境にある標高1,639mの山で、九州百名山の一つである。原生林に覆われ、苔むした岩や切株、湿原も興味深い。そして何と言っても、この時期はヤマシャクヤク。小さくて清楚で上品な貴婦人という感じである。また、蕾を固く閉じている姿もいじらしくていい。これらが群をなして咲き誇るのだから、これはもう見ないわけにはいかない。
御池登山道入ロ(椎葉唐谷登山口)から砂防ダムを回り込むように登り始めると、やや急な坂道、標高差220mを一気に抜けると、平家残党左中将平清経住居跡の表示。平清経は、平家一門の武将で清盛の孫。豊前の柳浦にて没したと聞いていたが、まさか、ここまで逃げおおせていたとは!恐るべし
この周辺に、白鳥山山頂方向とドリーネ方向への分岐がある。今回は、ドリーネ方向へ向かう。何故なら、その周辺にはヤマシャクヤクが群生し、清楚な花を咲かせているはずである。足がはやる。そして、5分余りで目的地周辺へ到着。だが、そこには明らかに見ごろを過ぎた感のあるシマシャクヤクが点在していた。少し遅かったか。どうやら今年の花の季節は少しづつ早いようである。
ここから御池を巡って白鳥山ピークへと向かう。御池一帯は、モミ、ツガなどの木々が茂る自然林で、パワーをもらえます。一の池から二の池周辺を通って白鳥山頂上方面へ進むと、おおっ、これはっ、ヤマシャクヤクが群生。一面白い花が咲き誇ります。これは美しい。来てよかった。
白鳥山山頂には展望ない。だが、この山は「緑の苔むす森」、屋久島とも似た匂いを感じる。まさに九州百名山。
ここから時雨岳へ向かいます。時雨岳にはピンクのヤマシャクヤクが咲くという。
今年は全体的に花が速いから無理か?と思いながらも期待しながら進みます。
途中、絶景ポイントがあり、市房山などが良く見えます。
時雨岳のシマシャクヤク群生地を丹念に探索、だが、ない。ピンクどころか花がない。やはり、今年は早かったのか。途中ピンクの花びらの残りを見かける。確かにピンクのヤマシャクヤクはあるにはあるのだ。
時雨岳の頂上を納めたあと、標高差約280mを急降下して下山。
「緑の苔むす森」ではパワーをもらい、展望も素晴らしかった。そして、やはり、ヤマシャクヤクは清楚で上品であった。などと思いながらも、ピンクのヤマシャクヤクを見れなかったことが残念でならない。
だが、これは来年もここへ来れる機会(口実)があるということである。また。楽しみが増えた一日であった。
おやっとさあ!
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