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Yamareco

記録ID: 640772
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ハイキング
甲信越

雷再訪と塩ノ山

2015年05月17日(日) [日帰り]
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GPS
16:00
距離
17.4km
登り
877m
下り
1,016m

コースタイム

0715  バス玉宮線終点
0855-0915 ・1242峰
0940  滑沢集落
1005-1030 大ナメ
1150-1220 名無峠手前の休憩ポイント(昼食&昼寝)
1355-1527 笛吹きの湯(入浴&昼寝)部落外大人510円
 ※バス移動
1600  花かげホール
1620-  放光寺
1645-  恵林寺
1740-1820 塩ノ山
1845  塩山駅
(実質歩行距離17Km(ヤマレコルート地図による))
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:塩山駅からコミュバス利用 玉宮線始発 6:53
復路:笛吹の湯からコミュバス利用 15時前後は結構バスあり。
コース状況/
危険箇所等
概ね快調。赤テープ等はなし。
その他周辺情報 町営・笛吹の湯は510円。和室有り・食事なし。
朝の中央線から。本日のメイン塩ノ山。
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朝の中央線から。本日のメイン塩ノ山。
小学校までかと思ってたら、奥までこられた。
小学校までかと思ってたら、奥までこられた。
火の見櫓のあるバス停。
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火の見櫓のあるバス停。
往時の消防団。
玉宮の朝。
玉宮の朝。
休耕田。遺跡みたい。
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休耕田。遺跡みたい。
分岐。時間確認用。
分岐。時間確認用。
挫折した車。昔は四足歩行。
挫折した車。昔は四足歩行。
尾根に上がる手前。下草なく快適。
尾根に上がる手前。下草なく快適。
けやき?の新芽。
けやき?の新芽。
カメラ固定に奮戦。
カメラ固定に奮戦。
ツツジが少々。
坂脇峠。
立派な林道に感動。
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立派な林道に感動。
滑沢横断。
遺棄された田畑。玉宮より作りが粗い。
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遺棄された田畑。玉宮より作りが粗い。
ナメ滝出現。
ナメ滝出現。
ナメ滝出現。
靴履き替え中。
沢靴で登る。
沢靴で登る。
よっこらせ。
ゴム靴なのでちょと怖い。
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ゴム靴なのでちょと怖い。
目的の大ナメ滝。
目的の大ナメ滝。
見えるのは15〜20m。上部が緩傾斜で合わせて30mくらいか。
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見えるのは15〜20m。上部が緩傾斜で合わせて30mくらいか。
記念撮影。
滑沢谷、遠望。
滑沢橋まで戻ってみた。
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滑沢橋まで戻ってみた。
上から見る大ナメ。
上から見る大ナメ。
朝、歩いた山かな?
朝、歩いた山かな?
新緑。ハンモックで昼寝。
新緑。ハンモックで昼寝。
林道復帰。
雷に到着。
お寺兼集会所?!
お寺兼集会所?!
歴史のありそうな塚。
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歴史のありそうな塚。
雷大明神。
こいのぼり。
あやめ?かきつばた?
あやめ?かきつばた?
三富の谷。
笛吹の湯でひと休みしてバス移動した。窪平あたりで下車。
笛吹の湯でひと休みしてバス移動した。窪平あたりで下車。
笛吹川を渡る。
水路と桃畑。
柿の木と乾徳山。
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柿の木と乾徳山。
放光寺。
放光寺。
放光寺。
地域経済発展の礎。日替わりで、日の出から日没まで使用してたんだって。
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地域経済発展の礎。日替わりで、日の出から日没まで使用してたんだって。
水路のある農村っていいな。
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水路のある農村っていいな。
恵林寺。
恵林寺。
滑沢分校の本校。ここから先生が出向いたのね。
滑沢分校の本校。ここから先生が出向いたのね。
二宮さん。
ぶどう畑の小道を抜けると。
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ぶどう畑の小道を抜けると。
塩ノ山。どこから見ても島みたい。
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塩ノ山。どこから見ても島みたい。
ぬはは!!はるばる来たぜ〜塩ノ山(西登山口)
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ぬはは!!はるばる来たぜ〜塩ノ山(西登山口)
途中の東屋で休憩。足が重いし、荷も重い。
途中の東屋で休憩。足が重いし、荷も重い。
山頂にて。記念撮影。
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山頂にて。記念撮影。
富士山が顔出した。
富士山が顔出した。
夕暮れ。
山梨市方面の街並み。
山梨市方面の街並み。
湯宿。渋目の木造三階建て。
湯宿。渋目の木造三階建て。
正面は写真館。
塩ノ山を振り返る。
塩ノ山を振り返る。
塩山駅到着。
おつかれさまでしたー。
おつかれさまでしたー。

装備

個人装備
夏山個人装備 風呂ブキ・着替え 沢靴

感想

昨秋訪問した、雷集落と滑沢の大滝。日が短くてあまり見られなかったので、新緑の時期に再訪してみた。温泉と塩ノ山のおまけ付き。

先年訪れた滑沢集落はもともと恩賜林だったらしく、江戸時代は幕府の直轄領だったのではないか・・・と、思いを馳せてみた。藤沢周平の本を読んでいると、郡奉行下役の山林見回りとか、公儀隠密の潜伏行なんかが出てくる。今回はそんな昔人の気分で、谷を遡り峠を越えるというスタイルで山間の集落を繋ぐ旅。見回り役の郷士なら朝から日帰りで行きそうなルートで、収穫期なら土着の農民から柿やら胡桃やらの接待を受けつつ温泉にも入れるというゴールデン収奪ルートだったんじゃないのか?!などと妄想たくましく歩いてみた。
が、肝心の滑沢大滝は下から見上げると意外と小さく、いいとこ20mくらいの高さ。さらに残念なことに林道工事の破砕岩屑やら廃材が散乱しており正直ガッカリ。とはいえ、それさえ目をつぶれば、五月の里山風景を存分に楽しめた。坂脇峠と名もない峠を越えると、どちらも顕著な尾根にはしっかりとした踏み跡があり、いまでも樵人達が山を歩いていることが伺える。日当たりの良い斜面には雑木の自然林。ちょっと急峻で日当たりの悪いところは杉の植林。そこここに見受けられた炭焼き窯の跡。某禅師が開いた塚と大明神の住む社。大きな屋敷と小さな鯉のぼり。郡奉行の下役ってのも悪くないお仕事。
笛吹の湯でひと休みしたあとは、窪平から塩ノ山を目指した。笛吹川を渡り、農婦に道を尋ねると『ホーコージに行きなさるかね?』と聞かれた。ここいらでは『恵林寺』よりも親しまれているらしい。放光寺は、訪ねてみると小奇麗で落ち着いた雰囲気のあるお寺さんで、解説に寄れば、元々は柳沢峠の先、一ノ瀬高橋にあったらしい。黒川金山に集まる金堀衆の信仰も厚く、花魁華やかなりし頃の高橋集落の歴史を知る寺とのこと。時間があれば拝観もしたいところだったが、今回はご利益のありそうな大黒天に参拝のみ。続いて恵林寺の裏から正面へと足を運び、ぶどう畑の細い路地を繋ぐように歩いて行くと小島のような『塩ノ山』のすぐそばまでやってきた。
最後はつらい階段登りで本日はじめて名前のあるピークに登頂。石和から甲府方面を眺めていると、夕日が山の端に沈む頃に富士山が少しだけ顔を見せてくれた。30分ほどぼんやりし、カラスの声を聞いてから下山。麓はいい雰囲気の温泉街。あとで考えたらすぐそばを青梅街道が通っているのですね。電気も車もなかった時代に思いを馳せながら長い一日終了。あらげんさん、今回もありがとうございました〜。

 

今回も、変化に富んだ山旅企画ありがとうございます。感想、後日ぼちぼち、書いて行きますので、先に公開しちゃってください。

玉宮行きのバスの発車時刻が、塩山駅に到着後2分しかなく、いつもは無頓着な停車位置も今回は、最短で改札に行けるように、階段の位置を思い出しながら、塩山駅に到着する直前に電車内を移動した。ドア一枚分の誤差で階段位置に付けて、一番乗りで改札を出たが、他に降りた人はほんの数人だったようだ。玉宮行きのバス停はどっちだろうと思いながら、南側へ向かう。
バス停に座っている後姿が、あったが・・・?茶褐色の帆布ザックが?あれ?iharaさん??
ほんの少ししゃべっている間に、玉宮行のバスが到着、客は他にいない。
かなり上の方まで登って行く。途中、この地方独特の養蚕同居建築が多数、散在している。玉宮バス停で降りる。近くにザゼンソウ自生地ある標識あったので、バスの運ちゃんにいつ頃が季節なのか聞いてみるが、あまり興味ない様子で3月〜4月頃ではないかと曖昧な返答に、お礼を言う。
いくつかの林道の分岐を分かちながら登る。送電線を過ぎたあたりの分岐から、畑で作業中の人を見ながら、左の林道風な道を登って行く。少し登った所で、尾根に登って休むと、反対側の沢には水が流れていた。

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コメント

公開しときましたー。
未だにスネからオシリまでかなりの筋肉痛
次回は日程合わせて3人で行きましょか
2015/5/19 7:21
山越えホーコージいいですね
最後塩の山のお声がけありがとございました。山越えして来た上で登る塩山にはかなわないですね。
入山したルートの一本山越えて南の、下小田原地区の行き止まり集落の上条地区、今週、国の古民家群文化資産指定地域になりました。近所には指定されていなくてもいい民家いっぱいありますね。
2015/5/19 8:21
Re: 山越えホーコージいいですね
善光寺どうでした?昼間はかなり暑かったですよね。
昔からの人が住んでいるところは、それぞれに良さがありました。
笹子のコメント ありがとうございました。
次回よろしくです
2015/5/19 10:57
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