記録ID: 642943
全員に公開
ハイキング
東海
犬の尾(ボンテン)
2015年05月21日(木) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:03
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 645m
- 下り
- 634m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 5:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下まで林道が伸びている。 |
その他周辺情報 | 近くに温泉はないが、このあたりの江戸期の空気を吸いたいなら、 林道の勝地峠から北側へ一之瀬まで下るとすぐの桑原家住宅がお勧め http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/155605 |
写真
撮影機器:
感想
5/5の谷山につづく大垣市上石津地区の山巡りは犬の尾(別名:梵天、点名:今須村、617.6m)を選びました。霊仙山柏原道4合目から東に派生する尾根上にある2等三角点でユニークな山名の由来は不明です。山頂直下まで林道が続いているため登山対象としての魅力はいささかスポイルされますが、いやになったら尾根の植林帯をたどるという工夫で何とか楽しみました。といっても山頂の傍に立つ中電鉄塔からの展望は一級品です。また、スタートした勝地峠はあの関ヶ原合戦で敵陣を中央突破した島津義弘が越えた史実だけでなく、ここが北国街道などから関ヶ原を経て伊勢へ抜ける重要な街道であったことが分かりました。車社会は高々半世紀の歴史しかないわけで、日々の暮らしから果ては戦争に至るまでこうした峠が人々の人生にとって大きな存在だった時代の方がはるかに長かったのですね。勝地峠の傍らにある芭蕉の句碑も昔、峠を挟んだ部落間の境界問題が決着した標しとして建てられたとのこと。そういえば大垣が奥の細道のゴールになったことといい、薩摩藩の犠牲で成し遂げられた宝暦治水といい、昔からこの地には深い縁が埋まっているような気がします。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1631人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する