記録ID: 643391
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沢登り
丹沢
土沢二ノ沢↓-一ノ沢下流↑-四ノ沢↑ 沢に大きな熊が!
2015年05月22日(金) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:10
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 997m
- 下り
- 1,001m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二ノ沢と三ノ沢が合わさるその下流に水量の大きな滝(10m弱)があり、大高巻きしました。 |
その他周辺情報 | 三国林道から二ノ沢に降りる所で、沢に真っ黒な大きな岩が有り、回りの岩と色が違うので、調べようと思って降りかけたら、すごく大きな熊でした。丹沢で熊は初めてでしたが、こんな大きな熊がいるのかと思うほど大きな熊でした。(自分には体長2m位に見えました。) |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ノンスリップソール靴
チェーンスパイク
ショートスパッツ
カメラ三脚
NDフィルタ
20mロープ
ハーネス
スリング
カラビナ
GPS
地図
コンパス
|
---|
感想
先日は三ノ沢と一ノ沢を歩いたので、今日は二ノ沢を下降し、一ノ沢下流を遡上し、四ノ沢を遡上しました。これで土沢の一ノ沢〜四ノ沢を歩いたことになります。
朝、三国林道から二ノ沢に降りようとしたら、大きな熊が沢にいました。丹沢の熊は初めてでした。これまで見たいと思っていましたが、いざ現実になると、恐ろしくて逃げるのが精一杯でした。
これまでの情報で、丹沢の熊はせいぜい体長1m位だと思っていましたが、今日見た熊は、誇張ではなく2mくらいに見えました。(絶対に誇張ではないです!!)
はじめ、沢の中に、大きな真っ黒い岩があり、回りの岩の色と全く色が違うので、どこから落ちてきたのか?と興味があり、その場所から降りようとしたら、なんと突然動きました。
鈴を鳴らしながら歩いていたのですが、何せ沢音に消されて、熊も気が付かなかったようで、距離3-40mくらいの所で降りようとしたら、突然振り向いて、凄い勢いで沢から駆け上がってきました。(後でよく考えると、私の居る方向とは別の方向へ逃げたみたいです。)こっちも考える余裕もなく、ちょうど平らな経路だったの、ダッシュで遠くに逃げました。それにしてもデカかったし、色も真っ黒です。(北海道の熊牧場で見たヒグマ位に思えました。誇張ではないです!!)
それにしても、熊は何をしていたのか? 憶測ですが、魚を取っていたのか?水を飲むだけにしては、ずいぶん長くじっとしていたが。
そんな訳で、今日は沢の状況をあまり良く覚えていません。
このあたりを遡上する人は十分ご注意下さい!!
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コメント
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世附には2m級のクマちゃんたしかにいますよー。
織戸峠辺りでも目撃されています。
この時期、親子ではなかったので、たぶんオスでしょうね。大きいと言うことは、それだけ長生きしているのだから、凶暴ではなくむしろ注意深い熊なんだと、後で思いました。沢にはいろいろな動物が来るので、おもしろいですが、今回は初めての経験で、びびりました。
沢の近くだと熊と出会う確立は高くなると思います。
私も 数年前にこの近くの樅ノ木沢のお隣の西沢で見ています。
ちょうど滝を登った落ち口の約30m先にいました。
熊もまさか滝から人間が現れるとは思っていなくて、ダッシュで逃げてくれました。
お互い無用なトラブルは無いように注意していきたいですね。
熊やその他の動物にしてみれば、沢を歩いている人間なんて、すごく迷惑な事なんでしょうね。
丹沢にも熊が出るのですね。
ダッシュで逃げられたそうですが、熊に出会ったら目をそらさずに少しづつ後ずさりした方が良いです。今回は少し離れていたので、熊の方にも余裕があり、無事に逃げてくれたのだと思います。至近距離で鉢合わせした場合には、こちらが背中を見せて逃げると、熊は確実に追ってくると考えた方が良いです。
私は地質調査の際に、秋田でツキノワグマに、北海道でヒグマに一度づつ出会いました。どちらのケースも、こちらの足音が周辺の環境音にかき消されていたこと、こちらが風下にいたことで、熊が気づかずに近づいてきて10mくらいの距離で遭遇しました。こういう場合、熊も人間のことがこわいので、熊にこちらの存在をなるべくソフトに知らせてあげることが大事ですので、ヒグマのケースではやさしく「何してるんだ」と話しかけてみました。(この間、体の震えを抑えるのが大変でしたが)そうしたら、こちらに気づいた熊の方で脱兎のごとく逃げてくれました。
jasper00さん、コメントありがとうございます。丹沢でも熊に出会った人、襲われた人などたくさんいて、情報も自分なりにまとめ、対処方法は頭では分かっていたのですが、やはり現実なると臆病な本能が働きました。
単独熊の場合、親子熊の場合、巣に出くわした場合など、対処方法はあるようです。冷静になるにはもう少し経験が必要みたいです。それにしても熊の黒色は独特のすごみがあります。(ドキッとする色ですね。)
丹沢では黒色の若いカモシカがたくさんいて、結構、熊と見間違える人が多いのですが、やはり熊の黒色は見ただけでも独特の雰囲気がありました。
Old diverさん、こんばんは。
似たようなところ歩いているな〜と感じて勝手にフォローさせてもらってます。私はクマ未体験ですが、土沢もそのうち候補だったので情報ありがたいです。クマふんが新しめのものだったり、林道や見通しの悪いところでは手を鳴らしたり(拍手とか)、咳払いを意識的にしたり、下手な鼻歌を歌ったりして自己防衛に努めています。*クマ鈴は好みでないので。
どちらかでお会いすることがありましたら挨拶させてください。
utayanさん、こちらこそよろしくお願いします。
クマ目撃は始めてでしたが、以前にも、霧の日に忘路峠付近の笹藪でのカサカサ音、ゴジラの背でハタチガ沢へ下る親子熊の足跡、三保ダムの大きな熊の糞などの経験があります。
涸れてない沢の両岸の支尾根上の平坦部分に巣があることが多いようです。巣にでくわすと襲われる可能性が高いようです。沢が涸れる所まで詰めて支尾根に上がると、一応安心します。
お気をつけて。
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