記録ID: 647305
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ハイキング
奥秩父
坂本BS〜西岳〜東岳〜両神山(剣ヶ峰)〜清滝小屋泊〜三笠山〜エビヅルの頭〜辺見岳〜大谷〜三合落岳〜四阿屋山〜上野沢BS
2015年05月28日(木) 〜
2015年05月29日(金)
shuchan
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 34:11
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,431m
- 下り
- 2,597m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 8:04
2日目
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 12:07
| 天候 | 28日：曇り のち 晴れ のち霧 29日：曇り 一時 霧もしくは小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り：上野沢バス停17:02発 三峰口駅バス停行きバス 終点下車 乗換 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■両神山登山口〜大石〜八丁峠北側の登山道合流地点 沢沿いの道は、2012年版の昭文社のの地図では、赤実線道ですが、私の感覚では、赤破線道、もしくは、グレー破線道といった感じです。 登山道の崩落ヶ所では、沢を歩く事があるし、渡渉は、よく気をつけないと、見つからない所がありました。夜や雪のある季節は、避けるべきです。 ジグザグ道で、沢から遠ざかってからは、特にありません。 ■八丁峠北側の登山道合流地点〜両神山山頂〜清滝小屋 行蔵峠〜東岳は、名のあるピーク以外の無名のピークにも、鎖場があります。行蔵峠への登りの鎖場で、少しバランスを崩しそうになり、ヒヤリとしました。 清滝小屋近くの土の登山道は、滑ります。 ■清滝小屋〜辺見岳〜四阿屋山山頂 清滝小屋〜一位ガタワ〜辺見岳は、2012年版の昭文社の地図では、グレー破線道。その他の区間は、登山ルートの記載無し。 なだらかに、鞍部になるのではなく、切れ落ちた準崖に、なっている所があります。 岩峰の横には、巻道状の、薄い踏み跡があるものの、その先では、うまく巻ける場合と、踏み跡が、なくなっている場合とがあります。その割合は、半半ぐらいか？下降した、下で、岩が、裂けている所もありました。 2012年版の昭文社の地図では、両見山(三合落岳)の西側に、崖マークが記載されています。私の場合、P1194→両見山、で登りだったので、何とか岩峰に登れましたが、両見山→P1194の場合、下りなので、かなり危険だと感じました。落ちたら、確実に死にます。 P986→P835の尾根の途中から、四阿屋山のある尾根に行きますが、その尾根は、かなり下から始まるため、上からは、どこが尾根か分かりません。急な斜面を下降して、探しました。 どこだったかは、忘れましたが、行くべき尾根が崖状で、そうでない尾根がなだらかだったので、そちらに行ってから、トラバースして崖状の尾根の下の、崖状ではない所に、辿り着きました。 ■四阿屋山山頂〜小森バス停〜上野沢バス停 特にありません。 ※すれ違った人 1日目は、テン場のカップルを含め、10人前後。 2日目は、誰にも会いませんでした。 |
写真
案内板に、荒れているとは、書かれていましたが、道的では、無いです。
確か、ビニールテープに、渡渉する指示が、書かれていたと、思います。
標識、無いよりは、いくらか、気は、落ち着きますが…。齧られているし。今更、足元注意もないですよね。
ここで、道が終わっていました。ビニールテープには、下に降りて、渡渉する旨が、記号で書かれていました。
ジグザグ道に、なってから、この葉っぱの植物が、割とありました。
八丁峠から、展望台と書かれている方向へ、偵察しに行きました。
展望台には、ベンチとテーブルが、あるだけで、眺望は、ありませんでした。
この小さい花が、気になったので、撮ってみました。名前は、分かりません。
テン場には、ひと張りのテントが。この日、避難小屋には、私のみ。テン場には、若いカップルのこのテントのみ。
男性便所、大便器。施設の充実ぶりに、感動。タダで泊めて、いただくのが、申し訳ない様な。
今夜の食事。おでんは、紀文のお手製。ちょうど、このコッヘルにビニール袋ごと、ぴったり入るんです。おでんの具を食べた後、昼食の残りの、オニギリと梅干を入れ、梅粥にします。
25
5/28 16:45
今夜の食事。おでんは、紀文のお手製。ちょうど、このコッヘルにビニール袋ごと、ぴったり入るんです。おでんの具を食べた後、昼食の残りの、オニギリと梅干を入れ、梅粥にします。
ここから翌日です。朝食は、袋ラーメンに、キャロット コーン シーチキンの缶詰を入れた物。
鶏冠山に持って行った時以来、久しぶりに持ってきた、折り畳み式ヘルメット。何とも頼りない、相棒達では、ありますが…。(^_^;)
15
5/29 5:35
鶏冠山に持って行った時以来、久しぶりに持ってきた、折り畳み式ヘルメット。何とも頼りない、相棒達では、ありますが…。(^_^;)
でも大丈夫。今回は、しっかり"根性”が入っていますから。 [[scissors]]
三笠山(1418)山頂。この石像を彫った人は、腕のいいプロですね。
たぶん、これも岩を巻いている最中。下との距離感が…。 (・_・;)
エビヅルの頭山頂。手でエビヅルの頭の、頭文字のEを、表現している、つもり。追記：昭文社の地図(2012年版)の両神山拡大図では、ここ(P1351)が、エビヅルの頭という事になっていますが、間違っているようです。実際は、ここより西に約500mの、天狗像3体がある所のようです。
18
5/29 7:33
エビヅルの頭山頂。手でエビヅルの頭の、頭文字のEを、表現している、つもり。
追記：昭文社の地図(2012年版)の両神山拡大図では、ここ(P1351)が、エビヅルの頭という事になっていますが、間違っているようです。実際は、ここより西に約500mの、天狗像3体がある所のようです。
追記：昭文社の地図(2012年版)の両神山拡大図では、ここ(P1351)が、エビヅルの頭という事になっていますが、間違っているようです。実際は、ここより西に約500mの、天狗像3体がある所のようです。
辺見岳南峰山頂。手で辺見岳の、頭文字の”へ”を、表現している、つもり。
この木がなければ、ここを渡るのが不可能でした。木を手で掴みながら、目いっぱい股を開き、何とか右足を対岸の岩に、乗せる事が出来ました。 (・_・;)
15
5/29 8:21
この木がなければ、ここを渡るのが不可能でした。木を手で掴みながら、目いっぱい股を開き、何とか右足を対岸の岩に、乗せる事が出来ました。 (・_・;)
普通、鞍部は、尾根と尾根が緩やかに、繋がっていますが、ここは、切れ落ちた崖に、なっていました。
ここを降りてきましたが、下の足場がよく見えないので、一時は、半泣き状態に。 (;_;)
巻道が消失しており、オーバーハングした岩の下の、ここを必死で登ってきました。
一瞬、正規の巻道に見えますが、その後の踏み跡が、消失している割合は、フィフティ、フィフティといった感じです。
岩山を巻いた後、振り返る。左から来ました。この時は、うまく巻けました。
よく覚えていませんが、この巻道は、ヤバかったんでは、ないかと。
三合落岳山頂。昭文社の地図では、両見山となっていますが、三合落岳の方が正解みたいです。
三峰口駅前のここで、1人反省会を開催。以前、一度来た事があります。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
ザック(40L…1)
ウインドブレーカー
折り畳み傘(1)
下着の替え(上下各1)
靴下の替え(2)
タオル(1)
お風呂セット[アカスリ カミソリ]
膝サポーター(1)
シュラフ(1)
空気枕(1)
ザックカバー(1)
折り畳み式ヘルメット(1)
ザイル約10m(1)
スマホ(1)
デジカメ(1)
バッテリーチャージャー(２)
バッテリーチャージャー配線(1)
ヘッドランプ(1)
ヘッドランプ用予備電池(1セット)
予備靴紐(1)
熊避け鈴(1)
ライター(2)
ナイフ(1)
コンパス(1)
地図
計画書
メモ帖
マジック
ボールペン
札入(健康保険証入り)
小銭入
鍵類(チェーン付)
トイレットペーパー(1)
薬類(バンドエイド含む)
水分(牛乳を含め2.5L)
プラティパス(1)
レジ袋(数枚)
ストーブ(バーナー+燃料)(1)
食糧(必要分+α)
緑茶ハイ(350mⅬ…6)
チョコレート
|
|---|
感想
山行前日です。日帰りで両神山でも、行って来るかなとの、軽い気持ちで、西武観光バス秩父営業所に、電話を入れました。
shuchan：「西武線のダイヤ改正で、西武秩父駅において、小鹿野町役場バス停へのバス便に、乗るための乗換時間が、2分しかありませんが、乗れますか？」
営業所の人：「ちょっと待って下さい。…そうですね。2分しかありませんね。いつですか？」
shuchan：「明日です。」
営業所の人：「分かりました。乗務員に、言っておきます。お名前は？」
shuchan：「○○です。待ってて、もらえるんですか？」
営業所の人：「できる限り、努力してみます。」(なんで、こういう展開になるの？)
明日、行かなければ、まずいかな？と思いました。苗字も名乗ってしまったし…。 (・_・;)
急いで、帰路に使う、中双里バス停の時刻表を調べ、CTを計算してみたら…。私の足では、間に合わない…。 (・_・;)
そこで、清滝小屋で泊まり、以前から行きたいと思っていた、辺見岳のある稜線で、下山する計画を立てました。
2日間で、歩行時間20時間以上かけて、歩行水平距離が、20kmと少し。ショックを受けました。
1日目は、沢沿いの坂本ルートと、行蔵峠〜東岳間の鎖場地獄。2日目は、道なき、岩峰群との格闘が、その原因では、ないかと思います。泊まりなので、荷物が普段より、重いというのも、あると思いますが。
時間的に、余裕をかなり見込んでいたので、計画段階では、"楽勝だな"と思いましたが、実際は、ギリギリでした。
やはり、難路が予想される場合、余裕のある計画の重要性を痛感しております。
結局、ロープとヘルメットは、使いませんでした。
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taka4kun さん
shuchanさん、こんにちは。
「単なる山の中に見えなくもない」ルートと快適避難小屋。
ギャップ大きいですね。
登山道の整備の頻度、何で決まるんですかね。
やはり利用者の数？。
shuchanさんの行くルートは利用者少なそうですからね。
不気味な像、私は熊に見えました。
millionさん、こんばんは。
確かに、ギャップは、ありました。しかし、坂本ルートは、荒れていましたが、基本、沢筋を上がって行けばいいので、日中であれば、大きく道を外れることは、無いと思います。危険も、さほど感じませんでした。
問題は、２日目の�好襦璽箸任后�いくつもの岩峰を巻いたり、登ったり、しなければならないんです。何度か、ヒヤリとしました。(・_・;)
両神山、坂本から入山する人、少ないみたいですね。多くの方は、日向大谷から、入山されるようです。私も、登山道の整備は、やはり利用者数で、決まると思います。
不気味な像、私には、何か得体の知れない物に、見えました。
shuchanさん、こんばんは。
両神山のすごいルートを歩きましたね。しかも一泊。
小屋は快適で良かったですね。
あまり、両神山は詳しくないのですが。
黒破線というとなんとなく踏み跡ありそうですが、廃道みたいですね。
私も昔、金山沢(沢としては初心者向け)から登って、
八丁峠までショート縦走して降りたような、
雨に降られて、厳しかった記憶です。
yamaheroさん、こんばんは。
両神山へ北側からアクセスする人は、少ないみたいですね。特に、坂本からは。北側からアクセスする人の多くは、蓬莱山近くの、駐車場から来るようです。そんな事もあってか、坂本ルートの沢沿い部分は、ほとんど廃道クラスですね。
金山沢？今地図を見ていますが、八丁峠の南西に、金山という地名があるので、この辺の、どこかの沢ですかね？
両神山周辺には、まだ行きたいルートがあるので、また行くかも知れませんが、この辺の�好襦璽箸蓮�危険ですね。岩峰が多いので。慎重に下調べして、臨みたいです。
Takeshiと申します。凄いルートを歩かれましたね！自分も先日、坂本から日向大谷に抜けて、大いに苦労しましたが、Shuchanさんの2日目のバリルートにはホントに脱帽です！
電車、バス利用の日帰りを基本にしている自分にとっては、八丁峠から剣ヶ峰までの鎖場を楽しむためには、坂本ルートが唯一なんですよね。坂本ルートが廃道にならないことを切に祈っています！
大好きな両神山の奥深さを感じました！またユニークなレポを楽しみにしております！
Takeshi1108さん、はじめまして、こんばんは。
２日目のVR、結構ヤバい所がありました。核心部では、写真を撮る余裕がなかったので、アップしていませんが…。
私も、公共交通機関利用が、基本です。下山後、即、
(^_^;)
夜間や、雪のある季節でなければ、坂本ルートは、有効ですよね。多少の難点は、ありますが。
Takeshi1108さんの、山行記録、少し拝見させて、いただきました。結構シンドイ山行を、やられてますね。どこかの山で、お会いした際は、よろしくお願いします。<(_ _)>
shuchan様
初めましてコメントするのも恐れ多いのですが・・
凄すぎます。カッコよすぎます。
両神山ほんと凄い山ですね。三笠山までの石仏群興味深いです。
両神山スマホ通じるんですか？専用のＧＰＳかと思っていました。
三笠山から先は及びでない世界ですけど・・あそこまでならなんて欲がわいてきてしまった。Ｗ
もちろん、尾ノ内沢のやり残し宿題終えてからですが・・・
obanyanさん、はじめまして、おはようございます。
初めて、両神山に行きました。まだ、この辺の山域へは、行き始めたばかりなので、今後、結構行く事になると思いますが、岩峰が多いですね。
レコを書いた後、地図や皆さんのレコを見ていたら、エビヅルの頭にも、天狗像３体が、あるようです。この辺に来られるのであれば、そこにも行かれたら、いかがでしょうか？
昭文社の2012年版地図の、両神山拡大図では、P1351＝エビヅルの頭と間違って、書かれているので、P1351は、行ったのですが、実際のエビヅルの頭の、近くは通過したものの、行きませんでした。
通ったルートは、いつもスマホで記録しています。電話が圏外でも、GPS機能は、使えます。確か、GPS機能は、上空の3つの衛星からの、電波を受信できれば、OKみたいです。なので、トンネルや深い谷間では、使えませんが…。
今回、尾ノ内沢ルートへの、注意が書かれた看板を、龍頭神社奥社近くで目にしました。難路みたいですね。
私は、次回この辺に来る時は、是非、天武将尾根を攻めてみたいです。
コメント、ありがとうございました。<(_ _)>
超･超・遅コメにて失礼します。
珍しく一泊二日山行だ！と思ったら、そんな事情がおありになったのですね。
でも、距離は20kmだけか・・・shuchanさんしては短いような・・・と思いました。
そりゃそうですね、このコースだったら、とてもじゃないけど、スピードなんて出ない。
また、累積標高差がおよそ2000ｍ弱の日帰りコースも多々ありますが、岩を越えて、巻いて、ヤブを突っ切り、倒木を越え・・・なんてしてたら、あっという間に時間を食いますからね。
いやぁ・・・同じ距離・標高差でも、こりゃ特級品の難路ですね。
余裕ある日程・・・拙者もいつでもそう思いますが、こんなコースでは特別でしょう。
三峰駅前での焼酎、さぞ美味かったことと思います。
この辺は、距離が伸びないですね。急いだら、危険ですし。岩峰を登ったりしていたので、グラフが、もっと凸凹しているかな？と思いましたが、割と、なだらかなのは、意外でした。
歩いても、歩いても、一向に進みません。山の厳しさは、水平距離や、累積標高だけでは、ないですね。
まだ両神山は、歩きたいコースがあるのですが、今回の経験を踏まえ、CTを慎重に考えた、計画にするつもりです。
キーンと冷えた焼酎、美味しかったですよ。
昨日は、楽な山行を、してきました。
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