京都北山「ソトバ峠から廃村八丁、ダンノ峠」5/31関西ハイク山友会例会の下見
- GPS
- 07:41
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 720m
- 下り
- 551m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:41
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:菅原17:33(京都バス980円)19:13北大路駅前(解散) |
コース状況/ 危険箇所等 |
谷筋は一昨年9月の台風18号による増水で荒れている。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
小塩(おしお)までのバスは日曜日・祝日は周山発9:45になり小塩に10:11着なので、周山発8:15に乗り小塩に8:41着に乗るには平日か土曜日の京都駅前発6:50に乗る必要があります。
小塩から先の東谷林道(馬場谷林道)はマイカーなら登山口手前までは入れる幅広い林道ですが、歩くとバス停から約50分かかります。
ソトバ峠への峠道は八丁からの通い道なのでジグザグの緩い坂道ですが、取付は一昨年の台風の増水で道が崩壊していて、最初の50mは急な支尾根を登ります。
50m登り切って元の峠道に合流したあとはゆっくりと高度を上げながらソトバ峠直下まで簡単に到達します。
峠の5分位手前には地蔵尊が数体あって、古い二体は江戸時代以前の作品だと思われます。
金久昌業氏の「北山の峠・上」には卒塔婆峠周辺に古寺があったと伝えられているとありますから、この地蔵尊の背後の広場が古寺の跡かも知れません。
ソトバ峠に早く着きすぎたので、そのまま分水尾根に沿って登り、広域林道を横断してソトバ山806.0m(タキノタニの頭)まで足を伸ばしました。元の呼称タキノタニは小塩から馬場谷林道を2km遡ったところで左から合流する谷が滝ノ谷なので、そこから付けられた山名だと判りました。
ソトバ峠へ引き返し、明るい峠の広場でゆっくり昼食を摂って、午後から廃村八丁に向かいました。
廃村八丁まではババ谷を八丁川出合まで1.2km下りますが、流れは緩やかで広いながらここも台風18号の影響で登山道が寸断され、丸木橋も流されているため、少し歩きにくくなっていました。
もっと驚いたのは八丁の入口にあった作業小屋がきれいさっぱり無くなっていたことです。
あとで聞いた話では不審火の失火で全焼してしまったそうです。
登山者が多いためよく踏まれた谷沿いの道を10分も辿ると廃村八丁の中心である三角屋根の小屋に出ます。
この小屋は昔は神戸外大小屋と言っていたはずですが、いまは屋根も補修され、入口のドアも補修されて当日は南京錠が二重に掛けられていました。
この小屋の所有権を取得された方がおられるようです。
三角屋根の広場に渡る手前には小柄ながらお顔が整ったお地蔵様が石の祠に安置されていました。
これまで気付かず何度も前を素通りしていたようです。
廃村八丁をあとにして四郎五郎峠に向かいました。
これまで刑部谷(ぎょうぶだに)を経由してダンノ峠に出ていましたが、今回歩いた四郎五郎峠の行程は八丁から広河原・菅原に出る昔からの峠道だったそうです。
四郎五郎峠を越えて再度 刑部谷の上流に出ると広い河原の樹林帶になりますが、途中には同志社大学の自然科学研究室という新しい建物が出来ていました。
ダンノ峠から尾根道を経由して菅原へ続く林道に降りましたが、菅原までの林道も台風18号の増水で寸断され様変わりしていて驚きました。
終日 薄曇りでスッキリとは晴れませんでしたが、日差しが無い分 かえってあまり汗をかかず歩き易い山行日和でした。
谷はいずれも流れは緩やかでしたが、台風の影響で荒れているため徒渉が多く水量が多いときは要注意です。
よかったですね、見つけられて・・・。
花が咲く時期は場所によって随分違うんですね。
今日は美山のベニバナヤマシャクを見に行こうと思います。
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