黒部五郎岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 2,552m
- 下り
- 2,538m
天候 | 雨、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
晴れ男(?)にしては珍しく、今回の山行は全般天気が悪いものとなりました。
前日から友人と交代しながら夜通し運転して夜明け過ぎに登山口に着いたものの、あいにくの雨。あまり眠れていないのもあって、様子見と称して車内で一眠りしていたら天気が回復してきました。
ところが順調に高度を稼ぎながら登っていると思ったら、またもや途中から遅れだし、その後完全にバテてしまいました。これはとても登りきれないと思い、登山を断念し、ひとり引き返すことを考えたものの、メンバーが荷物を分担して担いでくれて、なんとか太郎平小屋にたどり着くことができました。
次の日もどんよりした天気。
今日は稜線歩き。風雨がひどくないだけよかったと思うようにします。
昔、上高地から立山までの長期縦走をした時に歩いた記憶を辿ると、そういえばここを歩いた時もこんな天気だったな、あの時黒部五郎からの下り(今回とは逆のルート)で薬師への分岐がわからず不安になりながらひとりウロウロしていた時に、年配のご夫婦に出会って無事に道がわたって安堵したな、と山の怖い面を見せてもらったことなどを思い出しながら歩いていました。
また天気はよくないながらも、黒部のカールがよく見えて、改めてこの地の美しさを再認識することができました。
翌日も天気が悪く、また仕事の都合で自分だけ折り返して帰ることになり、ここで友人家族と別れました。友人らはその後、雲ノ平で綺麗な夕日を見られたようで何よりですが、当方は相変わらず雨にうたれ、太郎平小屋に着く頃には中まで濡れ、パンツの着替えを持ってくるのを忘れ、小屋内で少々困りました。
最終日、初便のバスに間に合うよう下山したところ、バスルートが通行止めでバスが迂回することになり、だいぶ遅れるとの情報が、、、。登山口ではトレランのレースなのか多くの人がおり、爽やかに声を掛けられましたが、結局彼らが出発するのを見送ってもまだバスは来ず。その後2時間ほど遅れたバスにようやく乗って、さらに通常ルートではなく神岡方面へ迂回して、なんとか富山駅までたどり着くことができました。
すばらしい山行や景色を見た時とは違った意味で思い出に残る山行でした。
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