雲取山：長沢背稜から丹波

2015年06月28日(日) [日帰り]

• GPS: 10:56
• 距離: 41.1km
• 登り: 3,202m
• 下り: 3,204m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:04
• 休憩: 0:50
• 合計: 10:54

4:17 東日原バス停
5:14 5:15 横篶山
5:34 5:36 一杯水避難小屋
5:52 5:52 天目山(三ツドッケ)
6:02 6:02 ハンギョウノ頭（板形ノ峰）
6:08 6:08 ハナド岩
6:12 6:13 大栗山
6:30 6:30 七跳山(犬麦スダレノ峰)
6:45 6:45 坊主山(割谷ノ峰)
6:54 7:01 酉谷山避難小屋
7:03 7:03 酉谷峠
7:09 7:12 酉谷山
7:23 7:23 行福ノタオ(コツ谷ノツメ)
7:45 7:46 タワ尾根ノ頭(滝谷ノ峰)
7:50 7:50 滝谷の峰ヘリポート
8:02 8:03 水松山
8:14 8:14 右谷ノクビレ(重松ヒラキ)
8:25 8:26 長沢山(桶木沢ノ頭)
8:41 8:41 仏小屋ノ頭(杣小屋ノ頭)
8:45 8:45 桂谷ノ頭(石楠花ノ頭)
9:04 9:04 コヤセドノ頭(犬落ノ頭)
9:07 9:08 ヤケトノ頭
9:26 9:26 芋ノ木ドッケ
9:44 9:46 大ダワ
9:59 10:10 雲取山荘
10:23 10:28 雲取山
10:31 10:31 雲取山避難小屋
10:49 10:49 三条ダルミ
11:13 11:13 狼平
11:30 11:36 三ッ山
12:08 12:10 北天のタル
12:38 12:38 飛龍山
12:59 12:59 飛龍権現神社(祠)
13:03 13:03 禿岩
13:21 13:24 前飛龍
13:55 13:56 熊倉山（火打岩）
14:14 14:14 サオラ峠(サヲウラ峠)
14:33 14:33 丹波天平
15:09 15:11 丹波山村役場
15:11 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

東日原の静和旅館に前泊。
（東日原の旅館は夏季以外は休みのことも多く、直前に予約を申し込むと受けてもらえないことがある様子）

コース状況／危険箇所等

・ヨコスズ尾根で熊を見た。
・一杯避難小屋から天目山に直登する尾根道の取り付きがわからなかった。
・北天のタルから南下して飛龍山山頂に取り付く分岐が見逃しやすい。
・他は標識やピンクテープが多くて迷いにくく、トレイルの崩れとかはほぼなし。

写真

6/27 19:15

写真右下の登山口標識からスタート！
（この写真は朝焼けではなく、前日の夕焼けです）

6/28 4:51

ここで熊を見た。大きな音がしたのでもしやと思って咳払いしたら、針葉樹林の中にいた2頭の熊がダーッと逃げていった。

6/28 5:03

ここで今日最初の太陽！

6/28 5:15

滝入ノ峰を過ぎたあたりで針葉樹林から広葉樹林へ。空も明るくなる。

6/28 5:34

一杯水避難小屋。ここから天目山山頂へ直登する尾根の取り付きが見当たらなくて（小屋裏？）、いったん巻道を進み始めたあとに、無理やり尾根にガジ登った。

6/28 5:53

天目山山頂！ 予想をはるかに上回る眺望。巻かないで良かった。

6/28 5:54

富士山も！ そのちょい右の一番高いのが雲取。今日はあそこを超えて行く。

6/28 6:54

酉谷避難小屋が見えた。写真右奥の分岐から左に40m。右に登ると酉谷山。

6/28 6:58

酉谷避難小屋の水場。水量十分な上にヤマオダマキが！

6/28 6:58

水場からの眺望。ちなみに長沢背稜では至る所で枝間から富士山や石尾根や奥多摩三山が見える。

6/28 7:10

酉谷山山頂！

6/28 7:11

一番左の特徴ある姿は大岳山だな。

6/28 7:49

ヘリポート。ここで今日初めて人を見かけた。

6/28 7:53

気持ちのいいトレイル！

6/28 8:12

その2。シダが朝陽に輝いてる。

6/28 8:13

その3。

6/28 8:26

長沢山！

6/28 8:29

手前真ん中がコヤセドの頭、その右が芋ノ木ドッケ、一番左が雲取山。この順で進んでく。

6/28 8:44

走りやすいトレイルから打って変わって根っこ地獄へ。

6/28 8:51

その2。

6/28 8:54

その3。

6/28 8:56

鷹ノ巣山かな？

6/28 9:12

気持ちいい〜！

6/28 9:17

至近距離で鹿に遭遇。ちなみにヨコスズ尾根、酉谷山でも鹿を見た。狼平近辺ではニホンカモシカも。

6/28 9:25

芋ノ木ドッケ。地味・・・。

6/28 9:28

雲取山がいよいよ間近に。もう間にピークは1つもなし！

6/28 9:41

大ダワに向けて気持ちよく下ってく。

6/28 9:44

大ダワ。

6/28 9:47

大きな牛の頭に見えるのは私だけ？ 角も目も鼻の穴も見えるんですけど。

6/28 10:07

雲取山荘到着。青空出来すぎ！

6/28 10:06

沢やか水。豊富な水量がなぜか嬉しかった。1.6L頂いて、ゴールまでこれで救われた。

6/28 10:26

雲取山山頂！ 手前のもっこりがこれから行く飛竜。そのすぐ右の高いのが北岳。飛龍の左側は荒川三山あたりかな？

6/28 10:27

富士山も！

6/28 10:33

いつ見ても素晴らしい小雲取への尾根道。

6/28 10:34

三条ダルミへの下降口から見た南アルプス。中央が悪沢岳、一番左が聖岳、その間のふたコブっぽいのが赤石岳。たぶん・・・

6/28 11:06

走りやすい！

6/28 11:09

狼平。絵葉書みたい。

6/28 11:26

飛竜山見えた。

6/28 11:29

正面はたぶん三頭山。

6/28 11:49

やっぱ富士山はスケール違うなー。

6/28 11:53

この当たりの登り返しは疲れた足にかなり堪えた。

6/28 12:09

北天のタル。

6/28 12:32

この分岐を右に登っていくと飛竜山山頂なんだけど、見逃して直進し、戻ってくるハメに。標識の文字はまったく読めない。

6/28 12:37

飛竜山山頂。2066mのほう。裏側に山の名が書かれていることは下山してから知った（笑）。普通逆でしょ！

6/28 12:39

2077mのほう。標識らしいものはなし。

6/28 13:02

飛龍権現から足を伸ばした禿岩からの展望。

6/28 13:55

熊倉山。もうヘトヘト。

6/28 14:28

天平尾根はこんな感じ。

6/28 14:33

丹波天平。本日最後のピーク。

6/28 14:38

丹波天平からの下り。膝が痛くて、もはや苦行以外の何ものでもない・・・

6/28 15:10

丹波小の敷地に出る。登山者は通行可って書いてあったけど、平日で子供や先生がいたらバツが悪そう（笑）。

6/28 15:11

ようやくゴール！ バスの時間の関係で、のめこい湯は泣く泣くパス。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

Echigoya

奥多摩の地図を眺めていて、このコースを走ってみたいと思った。奥多摩の一番奥をぐる〜っと回って雲取に、そこからのめこい湯に降りる。自分の脚力ではきついとはわかりつつ・・・。

*****
長沢背稜って長いけど、途中までは細かなピークを全部巻けるので、アップダウンが少なくて走りやすい。岩もなければ木の根も落ち枝もほとんどない。南を見れば枝間からちょくちょく遠くの山が見える。アクセスさえ良ければまた来てみたいコース（そのアクセスが問題なんだけど）。

仏小屋ノ頭あたりからは上りがきつくなる。岩も出てくりゃ木の根もボコボコ。

芋ノ木ドッケまでで会ったのはたった1人。そこから大きく下って、次第に緩やかになって、大ダワからの登り返しは雲取への最後の登りなので気合で乗り切った。雲取山頂は天候に恵まれて最高。人も多かった。

雲取から三条タルミへは標高にして300m近く一気に下る。飛龍の方が雲取より高いのにこんなに下っちゃうのか〜って感じ。ここから先、またほとんど無人コースになる。

三条ダルミから狼平までは比較的平坦で、まだ足が残ってたので気持ちよく走れた。狼平の芝生と青空は予想以上にきれいだった。

このあと疲れが出てきたのか、ルートミスが増えちゃった。1つめは三ツ山と北天のタルの間。落ち着いて視野を広く持っていれば簡単に正しいルートで進めたはずの曲がり角で正面の急斜面を降りようとして7分ロス。

次に飛竜山の取り付き口を見逃して、戻ってきて、7分ロス。でもこれは標識が目立たなさすぎだと思うんだけどな〜。

飛竜山からの下り始めでまた自分のミスでへんなヤブに入り込んで7分ロス。

前飛竜についた頃には膝に痛みが出始めた。まだ1000m以上下るのに〜と重い気分。

弱り目に祟り目で、サオラ峠に着いた頃には行動食が底を着いた。1900kcal持っていったんだけど足りなかった。3年ぐらい前にトレラン中のハンガーノックで頭が朦朧としたことがあったので、そうならないといいなーと祈りながら走る（というか、膝が痛くてもうあまり走れないので、早歩きというか、スローな欽ちゃん走りみたいな・・・）。

幸い最後まで意識はしっかりしたままゴールできたけど、時間かかりすぎてのめこい湯に寄る時間がなくなってしまったのが痛恨。

でも狼平までの気持ちの良いトレイルと何よりも梅雨の合間の好天が嬉しかった。

*****
累積標高はダントツで自己最高（登り下りとも3700m弱）。距離41キロも自己最長。これでタイムがもう少しトレランっぽい水準だと嬉しんだけど...。

標準歩行時間は18〜19時間。