甲斐駒ヶ岳(竹宇駒ヶ岳神社から黒戸尾根ピストン)

2015年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: 11:23
• 距離: 16.7km
• 登り: 2,401m
• 下り: 2,395m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:58
• 休憩: 1:26
• 合計: 11:24

4:20 尾白川渓谷駐車場
4:25 4:26 竹宇駒ヶ岳神社
5:42 5:43 笹の平分岐
6:38 6:40 刃渡り
6:52 6:52 刀利天狗
7:29 7:32 五合目小屋跡
7:35 7:35 屏風小屋跡
8:16 8:18 七丈小屋
8:59 9:00 八合目御来迎場
9:43 10:48 甲斐駒ヶ岳
11:29 11:31 八合目御来迎場
12:01 12:01 七丈小屋
12:44 12:53 屏風小屋跡
12:56 12:56 五合目小屋跡
13:33 13:33 刀利天狗
13:45 13:45 刃渡り
14:30 14:30 笹の平分岐
15:38 15:38 竹宇駒ヶ岳神社
15:44 ゴール地点

登り…5時間20分
下り…4時間40分

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆駐車場☆
●場所：尾白川渓谷駐車場
●料金：無料
●収容台数：80台程度

朝4時過ぎ到着。
すでに半分くらい埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

☆コース全体☆
五合目小屋跡から七丈小屋の間が核心部。
高度感はあるものの技術的に難しいところはありません。
ロングコースなので水分補給をきっちりするのが何より大事です。


1. 尾白川渓谷駐車場~刃渡り
●樹林帯の登山道。
●比較的急勾配であるがよく整備されているため歩きやすい。

2. 刃渡り~五合目小屋跡
●刃渡りはきちんとしたルートが付けられており危険は殆ど無し。
●刀利天狗付近から梯子が出てくる。

3. 五合目小屋跡~七丈小屋
●鎖場や梯子が連続する区間。
●梯子は垂直に設置されていたり断崖絶壁をトラバースするように設置されていたりするので高度感がある。

4. 七丈小屋~甲斐駒ヶ岳
●森林限界越えの登山道。
●岩場が何箇所かあるが補助の鎖が付けられており難しいところは無い。

写真

7/11 4:25

信仰の山・甲斐駒ケ岳。
登山を始めたときからの目標だった黒戸尾根を登る。

7/11 4:26

日の出とともに竹宇駒ケ岳神社からスタート。

7/11 4:28

ヤマレコで何度も見た長い吊り橋。

7/11 4:58

夜が明けた。

7/11 5:43

笹の平から山頂まで7時間。
実際はそこまでかからないと思います。

7/11 6:32

展望は無いが美しい森。

7/11 6:39

大きな岩が出てくると刃渡りが近い。

7/11 6:43

ついに刃渡りまで来た！

7/11 6:45

一気に展望が開けた！

7/11 6:45

雲海に浮かぶ奥秩父の山々。
天空の世界に来たみたいだった。

7/11 6:55

刃渡りを超えて刀利天狗が近づくと梯子が増えてきます。

7/11 7:00

刀利天狗。
この辺りから石碑などが増えてくる。沢山の修験者がここを通ってきたわけだな。

7/11 7:30

五合目付近。
甲斐駒山頂を捉えた。

7/11 7:32

屏風小屋跡。祠が祀られている。
ここからがこのルートの核心部になります。

7/11 7:54

道中には沢山の石碑と刀剣。

7/11 8:17

七丈小屋に到着。

7/11 8:17

七丈第二小屋の脇にある梯子を上って先へ。

7/11 8:20

綺麗なシャクナゲの花咲いてた！！
甲斐駒は花の山ってイメージはなかったけど、意外と色々な花が咲いていた。

7/11 8:40

快晴！とても綺麗な空だった。
これは八ヶ岳方面。

7/11 8:44

北アルプス？
穂高や槍だろうか？

7/11 8:44

だいぶ近づいた！
2本の刀剣も見えた！

7/11 8:51

砂地っぽいところを登っていく。
滑る感じはなかった。

7/11 8:57

八合目御来迎場。
こんな高所で鳥居を見ると不思議な気分だ、壊れてはいるけど…

7/11 9:08

ミヤマキンバイ。

7/11 9:25

もう少しと思ってからが長い…。

7/11 9:39

麓で見た駒ケ岳神社の本社。
こんなところまでどうやって運んできたんだろう？

7/11 9:42

フラフラになりながらやっと登頂！

7/11 9:43

山頂は来た時点では人もそれほど多くなくて静かだった。
北沢峠から大量に人が押し寄せてからは賑やかになったが…。
朝10時前くらいに着けば静かなのかな？

7/11 9:43

山梨百名山標柱。

7/11 9:43

南アルプスの女王、仙丈ケ岳。

7/11 9:43

北岳。
甲府盆地からだとほとんど見えないけど、ここから見るときれいな三角形をしてる。

7/11 9:43

鳳凰三山と富士山。
どちらも裾野がでかくて麓から見ると存在感がある。

7/11 9:45

中央アルプスの奥に御嶽山。

7/11 9:45

鋸岳方面。さらに奥には北アルプス。

7/11 9:45

八ヶ岳も。
360度展望がきく絶好の場所。

7/11 10:40

ずっと目標だった甲斐駒ケ岳。
最高の天気でよかった！

7/11 10:48

摩利支天にも行きたいな。

7/11 10:53

コイワカガミ。

7/11 11:09

登りで撮り忘れた刀剣。
雲が邪魔！

7/11 11:11

もう一枚。
いい記念になった、満足。

7/11 12:01

最近ヤマレコでもよく見る大岩山ルートが書いてあった。
俺はまだ無理だろうな…

7/11 12:19

七丈小屋~五合目間の怖いと評判の垂直梯子。

7/11 12:53

黒戸山の巻き道で登り返します。
下山道なのに。

7/11 13:38

帰りの刃渡り。
登りで見れなかった麓の景色が美しい。

7/11 15:36

竹宇駒ケ岳神社に帰ってきた。

撮影機器：

iPhone 5 Apple

感想

K21

ずっと憧れだった甲斐駒ケ岳。
自分の一名山を選ぶなら迷わずここを選ぶくらい好きな山です。
その中でも歴史ある黒戸尾根を登りきることが登山を始めたときからの目標でした。

登る前からわかっていたことだけどとてもタフなコース。
それでも、
黒戸山までの綺麗なシラビソ林。
刃渡りで一気に展望が開けたときの感動。
修験道の名残が感じられる刀剣と石碑。
五合目小屋跡からの堂々とした凛々しい甲斐駒ケ岳の姿。
山頂から360度の大展望。
そしてなにより登りきった時の達成感は何物にも代えがたいものだった！

登ってみて思ったのは、またこの山に登りたい！ということ。
しばらくしたらまたここに戻ってこようかな。