雌阿寒岳〜剣ヶ峰

2015年07月20日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.0km
• 登り: 892m
• 下り: 885m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:05
• 合計: 5:25

7:05 雌阿寒登山口（阿寒湖畔登山口）
9:25 9:30 剣ヶ峰
11:30 11:30 雌阿寒岳
12:30 登山口

天候

快晴無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/20 7:39

登り始めから三合目あたりまではおおむねこんな感じ。立ち枯れたマツがめっぽう多い。林床はずっと笹。オンネトー・野中温泉コースはこのあたりが白眉のしっとり苔生した林床　かないません。

7/20 8:10

五合目付近で展望が開けてくる。目指す剣ヶ峰と対面。硫黄が満ちている。

7/20 8:10

剣ヶ峰。ここからの眺めが一番の鋭鋒。登るに連れて崩れてゆく。

7/20 8:15

ハイマツのトンネルがしばらく続き。腰曲げて痛かったと　会話したりして。

7/20 8:31

何度も登っているが　初めて目にした。昭和6年の碑。ハイマツ切り開いたのか。南妙法蓮華経。慰霊碑ではない。宗教勧誘?大掛かりなり。

7/20 9:06

森林限界を越えて展望が開ける。腐っているがコマクサが結構な数だ。

7/20 9:01

火山をを実感する。目指す雌阿寒岳と阿寒富士。洗濯板みたいで。

7/20 9:27

剣ヶ峰頂上岩峰上より　雌阿寒岳と阿寒富士。岩峰上の高度感が全くない。残念。

7/20 9:27

頂上岩峰より阿寒湖と雄阿寒岳。天気が良すぎてもやっている。

7/20 10:10

剣ヶ峰より外輪山1278mへの尾根歩き。全く植物のないザレ尾根。ぬるい尾根。

7/20 9:49

1278m頂上より　剣ヶ峰を望む。駒ケ岳を連想させる風貌。大きなケルンがあり　訪問者が結構いる模様。

7/20 10:57

剣ヶ峰より雌阿寒岳へ続く尾根。生きている火山を実感する。山肌の起伏と岩の色彩　このルートの白眉なり。

7/20 8:39

綿毛が。あっという間につるっぱに。

7/20 11:31

イワブクロが真盛り。群落。

7/20 11:35

黒豆の花。一面に。

7/20 11:29

色づくガンコウラン。

7/20 13:11

帰路　立ち寄った　フレベツボッケ。毎年変化している。もう近々消滅するかも。今回のはひび割れがカッコイイ。

撮影機器：

PENTAX K-5 ペンタックス

感想

aki711

「この暑いのに火山に登るのか?」　またまた白い目で見られながら　逃げるように山へ。確かに山上の砂礫路にはメラメラと陽炎が上っていました　返す言葉もありません。
雌阿寒岳の登山路は3コースありますが　個人的にはこの阿寒湖畔ルートが好きです。樹林帯のしっとりと苔生した林床が殊の外魅力的なオンネトーコース・野中温泉コースも捨てがたいのですが　森林限界を超えて　火山帯になってからの眺望に阿寒湖畔ルートが一枚上手って感じです。登るに連れて次々に変化してゆく雌阿寒岳の山肌の起伏と岩肌　色づく花々の群生　雄阿寒岳と阿寒湖を背に阿寒南岳を左前に、、、、、登りながら見渡せる山並みの広さもこのルートが一番です。何より　ずっとだらだらのぬるくまったりとした登りが続くのが　老骨にはやさしいです。
今回初めて　ずっと気になっていた剣ヶ峰の先の外輪山の端の1278mまで行ってきました。尾根に高山植物が生育していたら止めましたが　全く植物のないザレ尾根でしたので　とりあえず登ってきました。大きなケルンがありましたので結構訪問者がいるようです。ちょっと降りれば噴火口なのですが　雌阿寒岳頂上から丸見えで顰蹙を買うので自重しました。かつて春先に青沼の沼畔に降りようとしましたが窪地の噴煙の硫化水素臭にビビりました　大雪山御鉢平で羆も硫化水素でお陀仏になっているくらいですから侮れません。
口下手でこのルートの良さを伝えきれないのがもどかしいです。三番目のルートでいいです　是非。