利尻岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,588m
- 下り
- 1,785m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:00
天候 | 中腹はもや、山頂は雲の中で雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス | ホテルから、利尻北麓野営地までは車で送ってもらった |
コース状況/ 危険箇所等 |
非難小屋から上、山頂までは赤い小さな石のガレ場。スリップ注意と崩落注意 |
その他周辺情報 | 鴛泊コースなら登山口から少し下ったところに温泉と、屋外の無料足湯がありました。 |
写真
感想
親戚の法事のため、家族全員で利尻島に行ってきました。
便乗する形で一人で利尻山に登ってきました。
東京から行く場合は
1.羽田空港 ⇒飛行機⇒ 稚内空港 ⇒バス⇒ 稚内フェリーターミナル ⇒フェリー⇒ 鴛泊港
2.羽田空港 ⇒飛行機⇒ 千歳空港 ⇒飛行機⇒ 利尻空港
のどちらかで、1は若干安いけど、待ち時間が長く移動に一日かかり、2は少し高いが5時間くらいで着く。
ウチは金持ちでないので、1で行きました。
家族で行く旅行で、個人プレーすんのもどうかなと事前準備中に思いましたが、
利尻山には将来上れなくなる可能性もあり。という話も聞いてやっぱり登っておこうと思いました。
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今回は鴛泊コースのピストンで、利尻北麓野営場まではホテルの車で送っていただきました。
この季節南西からの風に乗り雨雲が来ると、西側の沓形は雨、雲が島に乗り、山にぶつかる影響で東側の鴛泊は雲が散らばり晴れか曇りという天気が多いそうです。自動車で沓形、鴛泊を往復すると、ある境界線で天気が変わり、面白いです。
前日は雨でしたが、この日は鴛泊は小雨でスタートしました。
この日往路は、7合目あたりで一瞬だけ鴛泊が見えましたが、ずっと曇り、強風、雨という天気。
6合目で一度開けて強風、背の低い松等の間を歩けば風が和らぐが、開けると強風の繰り返し。
あとで海から山頂を見上げて思いましたが、ガスとかじゃなくて、雲の中を歩いていたようです。
景色も見えなかったので、写真は花を写し、ひたすら黙々と足を動かしました。
9合目付近〜頂上の赤茶色の「スコリア」と呼ばれる火山噴出物の上を歩きますが、
ガレ場?ザレ場?という感じのもので非常に歩きにくいです。登るときも滑らないために足にチカラこめますが、下るときのほうが怖かった。また、手がかりとして壁面、地面を掴んでもボロッと崩れることもありました。
”将来的に登れない可能性”はここのことなんだと感じました。
山頂で30分ぐらい昼休憩を取った後下山し、非難小屋あたりまで来たところで晴れてきました。
山頂は結局いつまでも雲にかかったままで、見えませんでしたが、下界の見晴らしがよくなり、大分気分も変わりました。
登山口まで到着し、休憩してて体力もまだ残っていたので、ペシ岬まで歩いてみることとしました。
ペシ岬は鴛泊の港から見える丘?のようなところで、不思議な形をしており、高台になっているので、周りの景色も良く見えます。
夕方には何とか山頂の雲も晴れ、全体を拝むことができました。
近所の丹沢と違い、移動に時間と交通費もかかるので、何度も行ける場所ではないですが、
今度は晴れた山頂でお昼を食べることが出来ればうれしいなと思います。
スコリアについて、詳しくは
環境省のレンジャーさんの記録を見て参考にしてください。
http://hokkaido.env.go.jp/blog/2011/03/698.html
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