また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 698745
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山と宝永火口 − 須山口登山道(熊)と大砂走りのスラローム

2015年08月14日(金) 〜 2015年08月15日(土)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
27:42
距離
19.0km
登り
2,422m
下り
2,432m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:22
休憩
0:10
合計
3:32
9:50
121
スタート地点
11:51
11:52
24
12:16
12:17
30
12:47
12:48
12
13:00
13:07
15
2日目
山行
8:00
休憩
0:53
合計
8:53
5:25
5:25
83
6:48
6:49
33
7:22
7:25
32
7:57
7:58
36
8:34
9:08
14
9:22
9:28
24
9:52
9:53
18
10:11
10:11
22
10:43
10:44
42
11:26
11:28
7
12:16
12:17
11
12:55
12:55
26
13:21
13:21
6
13:27
13:28
5
13:33
ゴール地点
歩行距離:19.0km
累積標高差(登り):2514m
累積標高差(下り):2527m
天候 8/14:晴れ
8/15:晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
◆自家用車
御殿場口駐車場(500台/無料)
水ヶ塚駐車場(1000台/1000円)

◆シャトルバス
富士急行バス
http://bus.fujikyu.co.jp/
コース状況/
危険箇所等
◆富士山須山登山道
※登山経験者向き
※クマ注意
起点は須山浅間神社(標高:584m)、もしくは水ヶ塚公園(標高:1450m)。
静かな富士山原生林と寒冷地低木の林を抜け
宝永火口縁を辿り、富士宮登山道新六合目に至る歴史ある登山道。
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
[8/14]
御殿場口にマイカーをデポ
[8/14]
御殿場口にマイカーをデポ
水ヶ塚の須山口登山道
(標高:1450m)
1
水ヶ塚の須山口登山道
(標高:1450m)
富士山原生林を歩く
富士山原生林を歩く
大変歩きやすい登山道
とても静かです
大変歩きやすい登山道
とても静かです
須山一合五勺
御胎内方面への分岐
須山一合五勺
御胎内方面への分岐
林床の苔が美しい
3
林床の苔が美しい
須山二合目
枯木帯に入りました
須山二合目
枯木帯に入りました
植生の移り変わりを楽しむ
倒木が目立ちます
植生の移り変わりを楽しむ
倒木が目立ちます
ここから御殿庭
この地点でクマに遭遇
右手に逃げて行きました
1
この地点でクマに遭遇
右手に逃げて行きました
御殿庭下の分岐
修験者の修練所跡
霊峰富士は山岳信仰の山です
1
修験者の修練所跡
霊峰富士は山岳信仰の山です
須山三合目
森林限界を越えると
富士山を望むようになります
1
須山三合目
森林限界を越えると
富士山を望むようになります
宝永第三火口縁を歩く
宝永第三火口縁を歩く
宝永山(標高:2693m)
2
宝永山(標高:2693m)
宝永第一火口
宝永大噴火によって
火口が形成されました
宝永第一火口
宝永大噴火によって
火口が形成されました
宝永山荘(標高:2490m)
今夜お世話になります
1
宝永山荘(標高:2490m)
今夜お世話になります
相部屋の寝室
宿泊者は12人と空いていました
相部屋の寝室
宿泊者は12人と空いていました
六合目からの夕景
六合目からの夕景
富士市の夜景を望む
陸自の火力演習
駿河湾に浮かぶ夜釣りの明かり
清水市の花火が見えました
1
富士市の夜景を望む
陸自の火力演習
駿河湾に浮かぶ夜釣りの明かり
清水市の花火が見えました
[8/15]
日の出前の出立
[8/15]
日の出前の出立
眼下に広がる雲海
今日は雲の上を歩きます
2
眼下に広がる雲海
今日は雲の上を歩きます
七合目(標高:2790m)
御来光山荘
七合目(標高:2790m)
御来光山荘
本七合目(標高:3030m)
山口山荘
本七合目(標高:3030m)
山口山荘
八合目(標高:3220m)
北岳の標高を越えました
八合目(標高:3220m)
北岳の標高を越えました
八合目の雲海テラス
1
八合目の雲海テラス
雲上の富士さんぽ
2
雲上の富士さんぽ
九合目(標高:3400m)
萬年雪山荘
九合目(標高:3400m)
萬年雪山荘
頂上はあと少し・・・
頂上はあと少し・・・
富士宮口山頂(標高:3710m)
無料休憩できます
富士宮口山頂(標高:3710m)
無料休憩できます
浅間大社で登行の無事を祈る
浅間大社で登行の無事を祈る
宝永山荘のお弁当
1
宝永山荘のお弁当
大きなおにぎりでした
大きなおにぎりでした
剣ヶ峰を目指します
剣ヶ峰を目指します
荒々しい火口壁を覗く
荒々しい火口壁を覗く
剣ヶ峰(標高:3776m)
剣ヶ峰(標高:3776m)
富士山火口壁
飲み込まれそうになります
富士山火口壁
飲み込まれそうになります
時計回りのお鉢巡り
まず白山岳を目指します
時計回りのお鉢巡り
まず白山岳を目指します
富士山大沢崩れ
昔はここも登山道でした
2
富士山大沢崩れ
昔はここも登山道でした
白山岳から望む剣ヶ峰
白山岳から望む剣ヶ峰
吉田口山頂(標高:3710m)
吉田口山頂(標高:3710m)
吉田口側から火口壁
圧巻のスケールです
吉田口側から火口壁
圧巻のスケールです
富士山頂郵便局
御殿場口の終点でもあります
御殿場口の終点でもあります
御殿場口ルートは全てザレ
標高差2200mを下ります
御殿場口ルートは全てザレ
標高差2200mを下ります
御殿場口八合目(標高:3400m)
御殿場口八合目(標高:3400m)
下山道に入ります
下山道に入ります
宝永山が見えてきました
宝永山が見えてきました
大砂走り
大砂走りのスラローム!
2
大砂走りのスラローム!
双子山が見えてきました
まだまだ駆け下ります
双子山が見えてきました
まだまだ駆け下ります
御殿場口頂上を振り返る
遠いですね。。
御殿場口頂上を振り返る
遠いですね。。
フジアザミ
固有品種です
フジアザミ
固有品種です
葉が大きく
とても攻撃的。。
葉が大きく
とても攻撃的。。
大石茶屋と御殿場口
(標高:1440m)
大石茶屋と御殿場口
(標高:1440m)

感想

◆山麓からの富士登山
2014年は山梨県側の精進湖から歩く富士登山を楽しみました。
今年は表口の静岡県側から歩く事にしました。
静岡県側の登山道と言えば、真っ先に村山古道が浮かんでくるのですが
今回は楽に剣ヶ峰を目指したい意向を持っていたため、
須山登山道一合目(本当は須山浅間神社が起点です)から
富士山頂剣ヶ峰を目指す事になりました。

◆須山登山道の魅力
麓から歩き出す人は稀ですので、とても静かな山歩きを楽しむ事が出来ます。
富士山原生林の林床の美苔や野鳥のさえずりに心癒されながら、
移り変わる植生を楽しみながら歩きました。

◆クマとの出逢い
枯木と倒木の多い(隠れ場所になる)二合五勺あたりに差し掛かったところ
枯木に大きなハチが飛び回っていたので、じっとしながら動向を見つめていました。
ふと登山道に目をやるとクマが飛び出してきました・・・距離にして20mほど。
1秒ほど互いに見つめ合うと、
クマの方が「やばっ!」みたいな感じで慌てて逃げ去っていきました。。
カメラを取り出す余裕はありませんでした。
近距離の遭遇だったり、
過去に人を襲ったことのあるクマだったらと思うとぞっとします。
その後はジャラジャラと無意味なくらい熊鈴を鳴らし続け
クマは出てこないであろう砂礫帯の宝永火口まで辿り着きました。
後で調べましたが、五合目より下は普通に生息しているそうです。
万が一襲われたりしていたら・・・
自分自身が負傷するばかりか、クマにとっても最悪の結末となってしまいます。
自然に対する立ち振る舞いを考え直された一日でした。

◆宝永山荘
インターネット予約が便利でした。
小屋の方々も気さくな方ばかりで、通りがかる登山者に声掛けされていたり
就寝前には、静岡のお話や訪れた有名人のお話を聞く事が出来て
とても楽しい一日を過ごす事が出来ました。
この日は宿泊者12名とかなり空いており、
村山古道・須山登山道から歩いてきた登山者が
富士登頂前のベースにされていました。

◆大砂走り
駆け抜けろ、大砂走り!というイメージを持っていましたが
本当にその通りでした。
標高差1250mほどを駆け下りると、時間にして50分。
普通の登山道では絶対にあり得ないスピードで下山する事が出来ます。
時折、岩が隠れていたりするので
あまり無茶走りをすると転倒してしまいます。
スパッツ(ゲイター)がないと走る事が出来ませんので、
駆け抜けたい方は、スパッツ装備で楽しんでみてください。
大人げなくチビッコ達と競争をしてみたりと
とても楽しめた大砂走りでした。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1315人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 富士・御坂 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら