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Yamareco

記録ID: 703326
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沢登り
日高山脈

パンケヌーシ川五の沢右股遡行→チロロ岳

2015年08月22日(土) [日帰り]
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holstein425 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:39
距離
11.4km
登り
1,313m
下り
1,328m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:00 五の沢出合
8:00 Co1060二股
9:30 Co1440二股
11:35 チロロ岳山頂(〜12:00)
15:35 曲り沢出合
16:20 下山
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
往路は、チロロ岳夏道登山口から更に奥の五の沢を遡行し、復路は夏道を下山して林道を歩いて駐車地点まで戻った。

五の沢出合〜Co1060二股:「パンケヌーシ五の沢林道」という廃道をスタートして、間もなく沢に入渓する。ここ数年の集中豪雨で沢は非常に荒れており、巨岩を乗り越えたりそれも不可能であれば巻いたりと、いきなり全身を使って進むことになる。またこの日は連日の荒天の影響で増水しており、ルート取りにやや苦戦した。Co1060二股は右股へ入る。
Co1060二股〜Co1440二股:Co1100辺りから高度感がぐんぐん増していき、ほどなくして階段状の滝が連続して現れる。本ルートのクライマックス!滝は基本的にどれも直登できるものばかり。Co1250付近のナメ滝のみ左岸から巻いた。沢の水量・流速はともに大きく、迫力ある遡行が楽しめる。お楽しみ区間はCo1270辺りで終わり、以降再び荒れた渓相に戻る。Co1440二股は右へ。
Co1440二股〜チロロ岳山頂:水流は間もなく伏流となり、源頭部を詰めていく。そしてCo1670付近から猛烈なハイマツ地獄が始まり、この先はなかなか高度が上がらずツライ。山頂直下でようやくここを抜けると、小さなお花畑を通って頂上に着く。なおこの区間は、ヒグマの糞や掘り返しが非常に多く、緊張の連続でもある。
廃道手前に駐車して、いざ入渓!
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廃道手前に駐車して、いざ入渓!
このところの雨続きで、沢はかなり増水していた。
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このところの雨続きで、沢はかなり増水していた。
Co1060二股まではおもしろみのない河原歩きが続くが、
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Co1060二股まではおもしろみのない河原歩きが続くが、
その先からはだんだん高度感が増してきて、滝も現れ始め、期待が高まる。
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その先からはだんだん高度感が増してきて、滝も現れ始め、期待が高まる。
いよいよ本ルートの真髄区間に突入!
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いよいよ本ルートの真髄区間に突入!
迫力ある滝が続く。まさに自然の造形美。
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迫力ある滝が続く。まさに自然の造形美。
基本的にどの滝も直登できるのが嬉しい。
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基本的にどの滝も直登できるのが嬉しい。
飽きを感じさせない。適度な増水のおかげで楽しい!
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飽きを感じさせない。適度な増水のおかげで楽しい!
今回沢登り2回目の後輩も、果敢にチャレンジ。
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今回沢登り2回目の後輩も、果敢にチャレンジ。
楽しい区間はあっという間に過ぎて、またブタ沢に戻る。
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楽しい区間はあっという間に過ぎて、またブタ沢に戻る。
いつしか水は伏流になり、源頭部を目指してひたすら登り。
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いつしか水は伏流になり、源頭部を目指してひたすら登り。
源頭部付近のお花畑にて。
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源頭部付近のお花畑にて。
名前が分からない…w
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名前が分からない…w
ハイマツ地獄に1時間半も苦悶しながらも…(写真は最後の方。大部分は身長よりも高いです)
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ハイマツ地獄に1時間半も苦悶しながらも…(写真は最後の方。大部分は身長よりも高いです)
無事に登頂!展望は残念だったけれど、なかなかの達成感。
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無事に登頂!展望は残念だったけれど、なかなかの達成感。
旭川の方は晴れているのかな。
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旭川の方は晴れているのかな。
復路は夏道の二の沢→曲り沢を下る。
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復路は夏道の二の沢→曲り沢を下る。
ガレガレの二の沢。雪渓は既になかった。
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ガレガレの二の沢。雪渓は既になかった。
曲り沢は滝の連続で所々スリリングな箇所もあるが、往路があまりに素晴らしかっただけに、少し長くて退屈に感じてしまった(笑)
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曲り沢は滝の連続で所々スリリングな箇所もあるが、往路があまりに素晴らしかっただけに、少し長くて退屈に感じてしまった(笑)
取水ダムまで下山。この後林道を歩いて駐車地点まで戻った。
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取水ダムまで下山。この後林道を歩いて駐車地点まで戻った。
戻る途中で天気が回復…
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戻る途中で天気が回復…
ひだか高原荘に立ち寄った。久々の筋肉痛…
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ひだか高原荘に立ち寄った。久々の筋肉痛…

感想

北日高の展望台として人気のチロロ岳を、普段と違うルートから目指してみました。
ゴルジュ帯の中にどこまでも続く階段状の滝はまさに圧巻の一言で、素晴らしい遡行でした!ロープを出すような箇所も特にないので、遡行自体は初心者でも楽しめる良い沢だと思います。最後のハイマツ漕ぎさえなければ、本当に非の打ちどころが無いのですが…苦笑

チロロ岳へは、南側の千呂露川からも登れるらしいので、そちらのルートもいつか開拓できればと思います。

今回が沢登り2回目となる後輩もよくついてきてくれて、とても頼もしく感じました。

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