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Yamareco

記録ID: 711002
全員に公開
沢登り
甲信越

日川曲り沢遡行〜大谷ヶ丸

2015年09月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:03
距離
14.1km
登り
1,155m
下り
1,291m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:38
休憩
0:25
合計
7:03
8:16
28
8:44
9:01
193
12:14
12:22
32
12:54
12:54
14
13:08
13:08
35
13:43
13:43
73
14:56
14:56
20
15:16
15:16
3
15:19
ゴール地点
中野545〓626八王子635〓738甲斐大和806=813下の平815―843林道終点(沢靴に履き替える)858―五段20m滝911―1011段々ナメ15m滝1019―1041大倒木―1048石積み3m滝―二俣(Co1260m、川床の高い右へ)1101―三角岩1125―支稜1143―登山道1147―1207大谷ヶ丸1221―1253コンドウ丸―1309曲り沢峠―1332道が無くなり支稜を登り返す―1341登山道―大鹿山手前・景徳院分岐1342―送電線直下1423―登山道入口道標1437―1439景徳院本堂1454―1517甲斐大和1530〓1630高尾1631〓1709中野
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
・甲斐大和から上日川峠(大菩薩)までのハイキング用季節バス(栄和交通)は、混雑時期には臨時便が出るようです。
コース状況/
危険箇所等
・曲り沢林道は廃道化していて、車が奥まで入るのは厳しい状況でした。
・曲り沢の遡行は、沢登りというよりは沢歩き(ウォータウォーキング)で、沢登り初心者でも楽しめると思います。沢筋も狭まったところはなく明るい上に、大きな滝はなく、すべて直登可。
・曲り沢峠から曲り沢への道は廃道(通行止)になっていて、実際、最初のうちは明瞭な踏み跡も途中で不明瞭になって消えます。もう少し南にある大鹿山手前(北寄りコル)から景徳院への尾根道が代替路になっています。
駅でトイレに寄っている間にバスはもう満員になっていました。定刻前にこのバスは発車し、すぐに臨時が来ました。
2015年09月05日 07:45撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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駅でトイレに寄っている間にバスはもう満員になっていました。定刻前にこのバスは発車し、すぐに臨時が来ました。
下の平のバス停で下車したのは、私一人。ほとんどの方は終点の上日川峠(大菩薩)まで行くようです。
2015年09月05日 08:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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下の平のバス停で下車したのは、私一人。ほとんどの方は終点の上日川峠(大菩薩)まで行くようです。
曲り沢林道も車が通れそうなのは最初だけでした。
2015年09月05日 08:19撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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曲り沢林道も車が通れそうなのは最初だけでした。
ここが林道終点。真っ直ぐいくのは支流で、ここから左に曲がっているのが本流の曲り沢。ここで運動靴から沢靴に履き替えます。
2015年09月05日 08:58撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ここが林道終点。真っ直ぐいくのは支流で、ここから左に曲がっているのが本流の曲り沢。ここで運動靴から沢靴に履き替えます。
さきほどの林道終点を振り返ったところ。私は右岸から沢に入りましたが、左岸には作業道がついているようでしたので、一度そちらに戻ります。
2015年09月05日 08:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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さきほどの林道終点を振り返ったところ。私は右岸から沢に入りましたが、左岸には作業道がついているようでしたので、一度そちらに戻ります。
ここから入渓し直しました。
2015年09月05日 09:04撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ここから入渓し直しました。
最初はこんな感じ。
2015年09月05日 09:08撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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最初はこんな感じ。
ここから五段のナメ滝。実は、ここがこの沢で、一番のハイライトだったような気がします。
2015年09月05日 09:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ここから五段のナメ滝。実は、ここがこの沢で、一番のハイライトだったような気がします。
この五段の滝は、気持ち良いナメが20mほど続きます。
2015年09月05日 09:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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この五段の滝は、気持ち良いナメが20mほど続きます。
最後の二段。ちょっとした淵つき。
2015年09月05日 09:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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最後の二段。ちょっとした淵つき。
ナメ滝の最上部。
2015年09月05日 09:15撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ナメ滝の最上部。
ナメの奥には2m滝が見えています。
2015年09月05日 09:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ナメの奥には2m滝が見えています。
2m滝。倒木付きになっていました。
2015年09月05日 09:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2m滝。倒木付きになっていました。
ここで魚影を確認しました。小さめでしたが。
2015年09月05日 09:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ここで魚影を確認しました。小さめでしたが。
この辺りは確かに庭園風。
2015年09月05日 10:04撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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この辺りは確かに庭園風。
ナメ滝の先に、倒木がブリッジ上に懸かっていました。ここで休憩して遅めの朝食。
2015年09月05日 10:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ナメ滝の先に、倒木がブリッジ上に懸かっていました。ここで休憩して遅めの朝食。
ときどき現れるナメ滝がアクセントをつけてくれています。
2015年09月05日 10:22撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/5 10:22
ときどき現れるナメ滝がアクセントをつけてくれています。
稀に、水流が狭まったところも。
2015年09月05日 10:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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稀に、水流が狭まったところも。
倒木帯。大木が沢床を塞ぐように倒れていました。
2015年09月05日 10:40撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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倒木帯。大木が沢床を塞ぐように倒れていました。
水流は、その倒木の間を流れています。
2015年09月05日 10:41撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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水流は、その倒木の間を流れています。
またすっきりしたナメになりました。
2015年09月05日 10:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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またすっきりしたナメになりました。
これが岩積み3m滝ですね。
2015年09月05日 10:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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これが岩積み3m滝ですね。
ここの二俣は、沢床の高い右俣に進みます。それ以外の分岐は、すべて水流が多く沢床の低い方を選んできました。
2015年09月05日 11:01撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ここの二俣は、沢床の高い右俣に進みます。それ以外の分岐は、すべて水流が多く沢床の低い方を選んできました。
この二俣は、三角岩が目印なので、右俣に進みます。
2015年09月05日 11:25撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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この二俣は、三角岩が目印なので、右俣に進みます。
あれっ、三角岩の手前に、じゃがいも岩がありますね。ガイドブック「ウォータウォーキング(WW)」とは違う光景です。
2015年09月05日 11:26撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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あれっ、三角岩の手前に、じゃがいも岩がありますね。ガイドブック「ウォータウォーキング(WW)」とは違う光景です。
いったん無くなりかけた水流が、この岩盤のところで復活しますが、・・・
2015年09月05日 11:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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いったん無くなりかけた水流が、この岩盤のところで復活しますが、・・・
再び、水が消えると、稜線はもう目の前。但し、傾斜がきつくなるので、歩きやすい登路を選択(ルートファインディング)します。
2015年09月05日 11:34撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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再び、水が消えると、稜線はもう目の前。但し、傾斜がきつくなるので、歩きやすい登路を選択(ルートファインディング)します。
踏み跡にでました。最初はこれが主稜線かと思いきや、これは支稜でした。
2015年09月05日 11:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/5 11:44
踏み跡にでました。最初はこれが主稜線かと思いきや、これは支稜でした。
こちらが主稜線の登山道。しっかりしています。
2015年09月05日 11:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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9/5 11:48
こちらが主稜線の登山道。しっかりしています。
2015年09月05日 12:07撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/5 12:07
結構な登りのアルバイトがあって、大谷ヶ丸(おおやがまる)に到着。最初は一人っきりでしたが、次から次へとハイカーが到着して、大賑わいになりました。
2015年09月05日 12:08撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/5 12:08
結構な登りのアルバイトがあって、大谷ヶ丸(おおやがまる)に到着。最初は一人っきりでしたが、次から次へとハイカーが到着して、大賑わいになりました。
2015年09月05日 12:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/5 12:33
防火帯?
2015年09月05日 12:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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防火帯?
2015年09月05日 12:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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曲り沢峠。
2015年09月05日 13:10撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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曲り沢峠。
ここから下るつもりで割と明瞭な道を辿ったのですが、途中で踏み跡が不明瞭になり、沢筋を下りるべきか、引き返すべきか迷いました。結局、トラバース気味についていた獣道(鹿道)を辿って、稜線に登り返しました。
2015年09月05日 13:10撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ここから下るつもりで割と明瞭な道を辿ったのですが、途中で踏み跡が不明瞭になり、沢筋を下りるべきか、引き返すべきか迷いました。結局、トラバース気味についていた獣道(鹿道)を辿って、稜線に登り返しました。
大鹿山手前のこの分岐を右に入って、景徳院を目指します。かつて通ったことのある道。
2015年09月05日 13:43撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/5 13:43
大鹿山手前のこの分岐を右に入って、景徳院を目指します。かつて通ったことのある道。
景徳院本堂。ここで沢靴から運動靴に履き替えました。
2015年09月05日 14:40撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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9/5 14:40
景徳院本堂。ここで沢靴から運動靴に履き替えました。
復路はバス道路を歩いて、中央線を越せば…
2015年09月05日 15:16撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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復路はバス道路を歩いて、中央線を越せば…
甲斐大和駅に戻って、終了。お疲れさまでした。
2015年09月05日 15:18撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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甲斐大和駅に戻って、終了。お疲れさまでした。
撮影機器:

感想

ここのところずっと天候不順で残暑の代わりに、秋の長雨状態。久々に一日だけ晴れ間が出るということで、近郊に出かけましたが、アプローチは電車もバスも満員状態でした。

ところが、みなさん人気のある有名一般ルートを歩かれるのでしょう、沢歩きルートでは誰一人会うことはありませんでした。

この日川曲り沢は、雑誌「岳人」の2011年9月号で、「とっておきの山歩き」のコーナーで紹介された時から気にかけていたところです。ガイドブック「ウォータウォーキング」(p.138)でも「庭園的風景が続く美しい渓流」と紹介されています。一部、倒木やガレで埋まりかけているような区間もありましたが、左右の岸が開けた感じが続いていながら、木陰がしっかり日差しを遮ってくれていて、涼しくて夏場でも楽しめるコースだと思います。特に沢登りの初体験者に良さそうです。

曲り沢峠からの下山は、案内板の通り廃道化していて、途中で沢に下りて下るか、支稜を下るか、それとも主稜に登り返すか、選択を迫られましたが、こんなところで事故を起こしたら恥ずかしいと思い、登り返して良く整備された一般道を下りました。

ちなみに、帰りの電車も登山者で混雑していました。年寄りばかりでなく、比較的若い世代も多かったのは良いことですね。

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