ウエンシリ岳【北海道、道北】

2015年09月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:04
• 距離: 9.1km
• 登り: 871m
• 下り: 863m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 0:03
• 合計: 5:04

8:31 スタート地点
11:22 11:25 ウェンシリ岳
13:35 ゴール地点

●コースタイム
キャンプ場登山口 840 − 氷のトンネル沢の行き止まり 856 − キャンプ場登山口 908 − 休憩、雨の様子見 941／1003 − 旧・氷のトンネル沢への分岐 1008 − 急峻な岩場 1012 − 約990Mピーク 1053／1058 − 最後の小ピーク 1111 − ウエンシリ岳 1122／1127 − 最後の小ピーク1135 − 約990Mピーク 1146／1148 − 昼食 1150／1214 − 急峻な岩場 1247 − 旧・氷のトンネル沢への分岐 1251 − キャンプ場登山口 1323

●行動時間　4:43

天候

曇り、雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●今回の移動
泊地　＝　キャンプ場登山口 −　ウエンシリ岳 −　キャンプ場登山口　＝　泊地

●登山口へのアクセス
○キャンプ場登山口
・西興部村と滝上町を結ぶ道道137号線を西興部から南下すると、町村境が近づいて来た頃に、キャンプ場への林道入口の案内がある。これを約6.5km進むと、終点にキャンプ場が広がる
・氷のトンネル沢方面へは、林道が続いているものの進入は止められている
・登山口は、林道脇の登山看板の脇にある

コース状況／危険箇所等

●コース状況
・木段等の特別な整備はされていないものの、登山コースは明瞭
・途中には数箇所ロープも設置されている
・標示は、途中「旧・氷のトンネル沢分岐」にあるもののみ。距離表示はされているが、実感とは合わなかった

その他周辺情報

●買う、食べる
・北海道のコンビニ「セイコーマート」が西興部と滝上にある

●日帰り温泉
・下川町には「五味温泉」、士別には「美し乃湯温泉」、剣淵には「レークサイド桜岡」など

写真

9/5 7:11

【天塩岳への道中】

9/5 7:31

【天塩岳への道中】

9/5 8:31

【キャンプ場にて】

9/5 8:31

【キャンプ場にて】

9/5 8:40

【キャンプ場にて】

9/5 8:52

【キャンプ場〜氷のトンネル沢（途中まで）】

9/5 8:52

【キャンプ場〜氷のトンネル沢（途中まで）】

9/5 8:52

【キャンプ場〜氷のトンネル沢（途中まで）】

9/5 8:56

【キャンプ場〜氷のトンネル沢（途中まで）】

9/5 9:00

【キャンプ場〜氷のトンネル沢（途中まで）】

9/5 9:08

【再度、キャンプ場にて】

9/5 9:09

【再度、キャンプ場にて】

9/5 9:41

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 10:08

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 10:09

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 10:12

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 10:14

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 10:55

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 10:55

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 10:55

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 11:06

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 11:11

【キャンプ場〜尾根道〜ウエンシリ岳】

9/5 11:23

【ウエンシリ岳山頂にて】

9/5 11:23

【ウエンシリ岳山頂にて】

9/5 11:23

【ウエンシリ岳山頂にて】

9/5 11:23

【ウエンシリ岳山頂にて】

9/5 11:23

【ウエンシリ岳山頂にて】

9/5 12:12

【ウエンシリ岳〜尾根道〜キャンプ場】

9/5 12:33

【ウエンシリ岳〜尾根道〜キャンプ場】

9/5 12:47

【ウエンシリ岳〜尾根道〜キャンプ場】

9/5 13:23

【キャンプ場にて】

撮影機器：

EOS Kiss X6i CANON

感想

otoh

○エピローグ
当初は、天塩岳に登るつもりであった。早朝、岩尾別から天塩岳への林道を走ると、途中のポンテシオ湖のほとりで「通行止め」。崩落とのこと。歩いて登山口に向かうことも考えたが、崩落の程度も分からない中では危険と考え、別の山を目指すことにした。
　持っていたガイドブックをめくり、あまり遠くない範囲で山を探す。そうこうしているうちに、空模様も怪しくなってきた。確かに今日の天気予報では、雨降りは道北だけであった。
　上紋峠を越えて西興部までドライブ。ウエンシリ山へ。標高の低い山のほうが、雨遭遇確率が下がるのではないかと期待して向かう。

○ウエンシリ岳
　登山口であるキャンプ場に到着すると、既に先客の車が一台。今日の天候の中で登っている先達がいることに一安心。
　はじめに氷のトンネル沢を遡る。ところが、途中で沢の流れに遮られ、やむなく折り返し。再度キャンプ場に戻って尾根道へ。
　尾根道は滑る粘土質の登りで始まるが、木段も何もない。木の根や笹も頼りに辛うじて登り、つづら折りへ。それが終わると、尾根の登り。忠実に尾根をたどるうちに空模様が怪しげに。しばらく休憩しながら空を見上げていたが、ぽつりぽつりと降り始める。やむなく雨具を取り出し、フル装備。
　そこから暫くで氷のトンネル沢からの道との合流点に到着。ただし、沢からの登りルートは閉鎖されている。沢側でも先に進めなかったくらいだからこれは仕方がない。
　そこからは岩尾根を少し巻く部分も現れるが、基本的に尾根筋を進む。切れ落ちた岩尾根も越え、暫く厳しい登りを行くうちに、最高峰が見え始める。ただし最高峰のみがガスの中に隠れている。
　1,000m付近からは、緩やかな昇降となり、やがて最高峰に取り付く。淡々と強くなってきた雨の中を進むうちに山頂に到着。当然眺望はない。早々に引き上げ、山頂を見上げることのできるピークまで来たところで雨が上がる。ここでお昼。
　ところが持ってきたお湯がぬるく、インスタント麺を食べることができない。おにぎりをほおばり、すぐに下降。このところの事情もあって、体力の減衰が激しい.これしきの山ではあるが、足が怪しくなってくる。とにかく、最後に嫌な下降（粘土質の急斜面）が待っているので、そこまでは頑張ろうと引き締める。
やがて、最後のつづら折りを越え、急斜面。しかし、滑ること覚悟で行くと、以外にも転げることなく降りきることができた。
　降りたら、乗ってきたレンタカーの周りにキタキツネ。そっとカメラを向けていたが、いきなり強い雨が降り始める。キツネも茂みへと走り込む。こちらも車へと逃げ込む。
　着替えるなどしていたが、雨は激しくなるばかり。ちょっと雨閉鎖が心配になってきたので、急ぎ車を発進させた。
　やっぱり、今回も北海道の山は雨だった。