記録ID: 726544
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ハイキング
東北
標高3mになった日和山 ―山は残った、復活ダッ!―
2015年09月23日(水) [日帰り]
kojota
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 130m
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から歩いてすぐです。 |
写真
感想
シルバーウイーク最終日、鳥海山からの帰りに、宮城県に出向している先輩のところを訪ねました。
仙台市内を見物する時間が午前中しかなかったので、「いまの仙台でおススメのところに連れて行ってください!」とお願いしたところ、海の方に面白いところがあるよとの返事だったのでついていくと、なんと日本一低い山になった日和山でした。
東日本大震災による津波侵食と地盤沈下で、大阪の天保山を抜いて日本一低くなってしまった築山です。
帰ってから調べたところによると、江戸時代には海の見張りや波浪観測で使われていた由緒ある築山で、きちんと三角点が設置されているのだとか。
天保山みたいに面白おかしく物見したいところでしたが、周囲は津波で流された住宅地で、あちこちに慰霊碑や流されたままの住宅の基礎が残っており、静かに見させていただきました。
3枚目の写真の、看板裏の寄せ書きにある「”我望”山は残った、復活ダッ!」に興味をもちました。多分、この看板を再び設置した人がメッセージとして書いたのかな。
日和山のすぐ東は干潟になっています。おそらく昔から、海水浴や漁やサーフィンなど、地元の人達に親しまれたところで、日和山はランドマークの一部だったのでしょう。津波で住宅地が流されてしまっても、残っていた日和山に復興の希望を見出したい気持ちがこのメッセージから伝わりました。
日和山の南側の港では巨大な防潮堤が建設されていました。日和山も大切ですが防潮堤も必要なものです。防潮堤と日和山の景観がうまく調和するといいなと思いながら帰路につきました。
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