伏美岳・・山頂テン泊で日高のサンセット&サンライズ堪能

2015年09月23日(水) 〜 2015年09月24日(木)

• GPS: 19:11
• 距離: 6.9km
• 登り: 1,064m
• 下り: 1,050m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:22
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:22

12:42 伏美岳登山口
15:04 伏美岳

2日目

• 山行: 1:33
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:33

6:21 伏美岳
7:54 伏美岳登山口

天候

SW北海道遠征の4山目も終始快晴♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

ペテガリ岳登山口駐車地から天馬街道（野塚国道）を経て、日高山脈を越えて中札内村へ・・距離120km以上信号無しの道もある、北海道らしい快適ドライブでした

中札内村の農道（ダムへのアクセス道？）から伏美岳に向う林道の入口に大きな案内看板があります・・行きは何気なくここをスルー（ダムへの舗装路に誤進行）してしまい、ダムからもそれらしく見えた別の林道を終点まで進んでしまって1時間近いタイムロスに（これでピパイロ岳はパスとなってしまいましたが、逆に山頂泊に変更できてかえって良かったです）

伏美岳避難小屋の先に10台以上とめられる登山口駐車場あり

コース状況／危険箇所等

登山道の整備状況は良好で非常に歩きやすい道でした・・迷うところや危険なところは無し

その他周辺情報

芽室町の「スーパー銭湯　温泉　鳳乃舞」（420円）でサッパリして新千歳空港へ

写真

9/23 11:19

中札内ICから伏美岳登山口に向かう途中で見えた妙敷山〜伏美岳

9/24 8:16

この看板が林道入口の左折地点・・スルーして舗装路を進んでしまい1時間のタイムロス（帰路撮影）

9/23 12:42

何とか登山口に到着して登山開始・・好天のSW最終日ということで駐車場はほぼ満車でした

9/23 12:43

スタートは遅れましたが、整備状況良好な歩きやすい道で助かります

9/23 14:05

左手に妙敷山（おしきやま）・・色づきも結構あり

9/23 14:41

笹の道ですが刈り払い良好で神威・ペテガリとは比べるべくもない道

9/23 14:50

道標もバッチリ

9/23 15:03

山頂に到着

9/23 15:04

15時を過ぎてテン場もあるのでここで泊っていくことに決定

妙敷山〜十勝幌尻岳〜札内岳〜エサオマントッタベツ岳・・山頂は大パノラマ

十勝平野〜帯広岳

9/23 16:28

北東に芽室岳

9/23 16:28

北西にはチロロ岳

9/23 17:03

影伏美岳

9/23 17:05

ピパイロ岳にサンセット

9/23 17:11

ぜいたく過ぎる山頂独占

幌尻岳〜戸蔦別岳〜北戸蔦別岳・・百名山完登となった懐かしい稜線

9/23 17:15

ピパイロ岳をズーム

9/23 17:14

札内岳方面もホンノリ色づき

9/23 17:15

そして日は沈み〜

9/23 17:25

シルエットが残りました

9/23 17:28

南東にはお月さま

9/23 17:39

エサオマントッタベツ岳の左手はジャンクションピークとカムエク・・陽希さんが辿ったルートが見える

9/24 4:41

翌未明も好天のよう

9/24 5:05

妙敷山と十勝幌尻岳

9/24 5:05

幌尻岳への稜線はまだ眠そう

9/24 5:11

いい感じの雲

9/24 5:13

来ました〜

9/24 5:13

楕円に歪んだ日輪さまが

9/24 5:19

十勝の大平原から昇るご来光・・今日もいい1日でありますように

9/24 5:20

ピパイロ岳が焼け始めました

9/24 5:21

幌尻岳〜戸蔦別岳

9/24 5:26

日高の峰々のモルゲンロート

9/24 5:27

幌尻〜北戸蔦別の稜線・・北戸蔦別岳山頂もサイコーのテン場でした

9/24 5:28

右手前のピークはこれも神威岳らしい

9/24 5:30

伏美岳でも大満足

荘厳な眺めを網膜に焼き付けます

チョコンと頭を出す1839峰〜カムエクとエサオマントッタベツ岳・・手前は神威岳

9/24 6:00

カムエク〜ジャンクションピーク〜エサオマントッタベツ岳をズーム

9/24 6:00

逆光だった前日とは変わってクッキリのピパイロ岳

9/24 6:01

幌尻岳をズーム

9/24 5:59

随分明るくなってきました

9/24 6:14

撤収を終えて名残惜しいが下山時

9/24 7:53

駐車場に帰着

9/24 8:31

芽室市街に向かう途中で妙敷山〜伏美岳

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

SW北海道遠征4日目は、当初の計画では真打となる筈のカムエクに登る予定でした。

ところが、遠征初日とその前日が雨で、渡渉の水量が心配となった神威岳から暑寒別岳に山行先を変更したのと、ペテガリ山荘で「カムエクへの登山口・札内川ヒュッテのさらに手前で林道ゲート通行止め」の誤情報を受けてしまったこと。さらにはペテガリ岳山行での疲労感等と色々あって今回のカムエク山行はパスとなりました。カムエクには体調万全で臨みたいので結果的には良かったと思います。（三百名山のラスト1になるかな？）

それでもせっかく日高まで来ているのでもう1山登って帰りたく、山高地図での「手軽に登れて好展望の山」との評が目に付いた伏美岳に登ることにしました。移動がスムースなら鞍部にテン場・水場があるピパイロ岳もと考えていました。

ところが登山口へのアクセスの際に、伏美岳への林道に入るべき地点に大きな看板があったものの、そのまま舗装路を道なりに進んでしまって1時間のタイムロス。そのため登山開始が13時近くになってしまったのと山頂にテントが1張り張れる、おあつらえ向きのテント場があったことで、結局ピパイロ岳は吹き飛んで伏美岳での山頂泊となりました。

伏美岳は山高地図の評価通りで、まさに“手軽に登れる日高の展望台”。登山口から2時間ちょっとで十勝平野〜日高の奥深い山々の大パノラマを楽しめました。

そして、雲一つ無い空の下で山頂を独り占めしてサンセットに乾杯。翌朝の十勝大平原から昇るご来光もサイコーで、いい感じで5日間に渡ったSWの北海道を締めくくれました。

“丸ごと大自然の日高”を堪能できたシルバーウィークでした。