鉢伏山 〜古えの道を登る〜 [福井県 敦賀市]
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 458m
- 下り
- 441m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:30
天候 | 晴 登山口 25℃ 鉢伏山 28℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にない。 スズメバチに2回遭遇。 |
写真
感想
シルバーウィーク最終日、そして連続登山3日目。
本当はやめようかと思ったけど、連休中ずっといい天気というのは稀なので登る。
そして、さすがの3日目となると、コウもそうだが俺もかなりしんどい。
それでも登りたいので、今度こそユルハイクにしようと即決で選んだのが鉢伏山。
この山は昔の北国街道を登っていき、山頂はスキー場というものだ。
古道歩きは久々でワクワクするが、体がしんどく足取りも重い。
古道とは馬が登れるくらいの勾配で作られているのでそこまでの勾配はない。
ここは紫式部が越前から帰京する際に実際に通られているので平安時代からの古道なのだ。 その後は明治天皇までもが訪れている。
馬が通っていた古道もやがて時が進むにつれて歩かれなくなり、現代に至る。
今歩いている人は街道ウォーカーとハイカーくらいだろう。
この古道も中部北陸自然歩道として手入れが施され、保存されている。
この古道は小さな渡渉が多いのが嫌らしく、下草も多めだが歩きやすい。
途中コウが道を踏み外し、滑落する。
下まで落ちなかったのは不幸中の幸いだ。
かなり疲れがたまってたんだろうな。 気を付けよう。
木ノ芽峠手前で木の穴でオオスズメバチが羽音を立ててた。
コウはそこを素通りしていったが、俺は頭を下げながらその場をやり過ごした。
なにも知らない程怖いものはないというが本当だ。
程なくして木ノ芽峠到着。
一般人が多かった。 どうやら峠にある築500年の家を大学生が視察していた。
車でこの峠に訪れる人が大半なんだろうけど、正直「歩けよ」と。
山頂までは登山道が途中まであるけど、最終的にスキー場の管理道登りになる。
しかもこの道路で山頂直下の急坂になるから不思議だ。
リフト場を過ぎて少し歩いたら山頂広場に着いた。
山頂には誰もいなかったので、またしても親子水入らずの時間が持てる。
登山者からは敬遠されるだろうし、かといって観光者が登ってくるかと言えばそうでもない。 そこが今回の狙い目だったのだ。
展望も悪くないし、山頂も気持ちが良いのでここは好きだ。
お昼休憩も終わり、リフト場からの景色を十分に堪能して、下山する。
帰りはあのオオスズメバチが気になっていたけど居なかった。
巣があったわけでもなかったので一安心。
なんとかユルハイクに持ち越せて良かった。
コウも運動会に向けての体力づくりは完璧だったに違いない。
俺も次の日からの仕事復帰にメリハリついたで!
コメント
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SW3日目楽しみにしてました。
ヤマレコの地形図を写真に変えた途端、
スキー場が占領しているのに驚きました。
昔は難所で茶屋が残っているようですが
スキー場開発で風情が台無しですね。
しかし、それに劣らず眺望が抜群です。
スキー場のシーズンオフは人がいないから
親子でゆっくりできたことと思います。
さすがにタフなお父さんもお疲れですね。
ゆっくり休んでください
そうやね、古道が通っているのにスキー場にしてしまうのもとは思った。
ただ、そのお陰で茶屋が生き残っているのも過言じゃないかな?
それと滋賀や福井は緯度が低く、山の標高も低いから大体のスキー場は山頂まで占領しとるで。
木ノ芽峠から山頂までの登山道が一部にしか残ってなかったのが残念やったけど、そこには開発を逃れたブナ林があったのも嬉しいものやったで。
シーズンオフのスキー場ハイキングは案外穴場かもしれない
疲れたけど、休んでいる訳にはいかへんで!
今度は俺のマラソン大会が控えてるでな
もう来週末やし、頑張らねば!
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