網掛山・古代東山道中平から園原IC側(殿島)ピストン

2015年09月27日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.0km
• 登り: 889m
• 下り: 884m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:30

7:00 スタート地点
7:00 7:00 東山道中平集落
7:35 7:45 網掛峠
8:35 8:40 矢平集落
9:35 9:50 園原ＩＣ側(殿島)
10:20 10:20 矢平集落
11:00 11:00 網掛峠
11:30 11:40 網掛山
12:00 12:20 東峰展望小屋
13:30 13:30 東山道中平集落
13:30 ゴール地点

　東山道は歴史のある街道で近江から美濃を経由して、神坂峠・網掛峠を越えて諏訪を抜け、遠く陸奥・出羽に至る街道です。
　史跡も多く、説明板も完備しており、昔の古道を偲び想うファンタジーの山行ができます。
　網掛山周回ルートはメジャーコースで落葉樹が多いので新緑・紅葉の頃がベストです。

天候

曇り、たまに薄日

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　中平地区集会所を過ぎて、消防ポンプ車庫を右折して道なりに上り右側の大平神社の駐車場を利用、4・5台駐車可能。
　あまり利用されていないので雑草が藪状態。

コース状況／危険箇所等

　網掛山の周回ルートの登山道は明瞭で、急登もなく、危険個所はなし。
　網掛峠から矢平集落間は登山道の整備が、ここ最近なされていないのでマイナーコースです。
　矢平集落から園山IC側(殿島)間は中電の巡視路として使われているのでそれなりに整備さています。
　ただ、網掛峠から園山IC側(殿山)の間はハイカーがあまり入らないのでアクシデントが起きた場合、自己責任で解決する必要があります。

写真

9/27 6:57

消防ポンプ車庫三叉路を右折して、道なりに上る。

9/27 6:58

古代東山道の石碑の右側奥が大平神社駐車場。

9/27 6:57

古代東山道中平集落スタート地点、このような良い雰囲気の道標が主要地点に多数あり。

9/27 6:59

中山道より歴史のある古代東山道の説明板。

9/27 7:00

ウエストンさんが絶賛した風景、残念ながら南アルプスは雲の中。

9/27 7:24

林道終点、4駆ならここまで乗り入れ可能、3台ほど駐車可能。

9/27 8:04

老朽化した片桟道、緊張と慎重でクリア。

9/27 8:20

老朽化した丸太橋、緊張と慎重にクリア、フイックスロープが頼り。

9/27 8:21

こんな老朽化した丸木橋が多数。

9/27 8:28

中電巡視路仕様鉄パイプ梯子で沢に下り、渡渉。

9/27 8:29

新旧並び揃い、やっぱり中電仕様鉄パイプ橋が安全。
小生は情緒として丸木橋推薦。

9/27 8:32

林道出合い、右折して矢平集落に至る、左折すれば行き止まり奥に獣捕り檻。

9/27 8:42

矢平集落の農家の庭先を古代東山道街道が横断。

9/27 8:44

矢平集落の石垣蔵造り農家、古代東山道の街道の雰囲気が最高。

9/27 8:54

中電巡視路仕様の鉄パイプ橋、安心して渡橋。
高所恐怖症の人はちょっとしたスリル。

9/27 8:58

軽い藪漕、この程度ならまあ良いか、薄が風情あり。

9/27 9:08

集中豪雨による土砂崩壊で落橋、登山道がかなり破損しており、ルートファィテイングが必要。

9/27 10:17

石碑と中電鉄塔表示看板、奥にNo10、先にNo11鉄塔。

9/27 9:10

渡渉して、中電巡視路仕様鉄パイプ梯子を登攀。これから先はプラ階段が歩き易い。

9/27 9:22

園原IC側林道でコーヒブレーク、奥に恵那山トンネル入口。

9/27 11:11

恵那山展望、山頂は雲の中。

9/27 11:31

何時もの網掛山三角点とザックの記念撮影。

9/27 11:47

落葉樹の雰囲気の良い尾根稜線、東峰に向かう。

9/27 12:24

素朴な展望小屋、丸太材の雰囲気が良い、ここでランチタイム。

9/27 12:23

南アルプス遠望、やはり雲の中。
高速の車騒音、パトカーサイレン、物売りスピーカー音などにぎやかに音が山を登る。

9/27 13:19

網掛山と東峰眺望、網掛けとは渡り鳥の頃、霞み網で里人の生計を支えたとの事、高鳥屋山も同じ意味だそうです。

撮影機器：

COOLPIX S710 ニコン

装備

個人装備

地形図(Ｓ＝1/25000) コンパス

感想

miya10

　古代東山道の内、網掛峠から園原IC側(殿島)間はマイナーコースです。
　ちなみに矢平集落の住民の男性一人に合ったのみでハイカーには誰一人合いませんでした。
　無論、熊にも合わず、マダニ・スズメ蜂・アブ・ヤマビル（地元年配男性の話ではこの山域では聞いたことがないそうです）にも幸い合わず。
　ソロなので事故を起こせば、高齢者ハイカーはマスコミに非難され、他の方に迷惑を掛けないように丸太橋の渡橋と沢の渡渉には神経を使いました、お陰で転倒も無く、静かな独り占め安全山行でした。
　余談ですが、東山道中平集落から園山IC側(殿島)間は整備改修された当時は立派な登山道だったことを想像できますが、現在の状態はかなり危険な状態です、関係者の方には整備をお願いしたいものです。
　nucchiさんのレコが大変参考になり有難うございました。

コメント

floatcloud

網掛峠と矢平
こんばんは、初めまして。
風情、満点ですねえ・・・。
いつか、網掛峠の矢平側を歩いてみようかと、思いました。
ルートを工夫して・・・。
ありがとうございました。

miya10

Re: 網掛峠と矢平
floatcloudさん　こんにちは
登山道は荒れ厳しいが、矢平集落の蔵造りの古民家・街道などは古代東山道を想わせ、紅葉の頃であれば、なお風情が期待できます。

floatcloud

網掛峠と矢平２
こんばんは、miya sekkeiさん。
去る１０月１２日、行って来ました、網掛峠の矢平側。
良かったです。
ありがとうございました。
わがブログ「藪山独自ルート」にこの記録をアップしました。
良かったら、ご覧になってください。
また良い所に行かれたら、教えてくださいね。

miya10

Re: 網掛峠と矢平２
お疲れさまでした。
ブログ拝見、矢平橋から網掛山の尾根をダイレクトに登攀された由。
「藪山独自ルート」山行哲学に恐れ入りました、同感です。
また、何れかの藪山で山談義を聞かせていただきたいものです。