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Yamareco

記録ID: 730237
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

三本杭〜ナメ床の沢から大展望の山頂へ〜

2015年09月20日(日) [日帰り]
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Junjapa その他1人
GPS
--:--
距離
10.6km
登り
924m
下り
919m

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
1:25
合計
6:10
9:15
5
駐車場
9:20
9:20
45
万年橋
10:05
10:15
90
千畳敷
11:45
12:00
25
熊のコル
12:25
12:40
50
三本杭
13:30
13:35
45
御祝山
14:20
14:25
20
700m地点
14:45
15:20
5
滑床アウトドアセンター
15:25
駐車場
天候 ☀ 素晴らしい!
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
[往路]宿毛=滑床渓谷入口(万年橋)P
[復路]滑床渓谷入口(万年橋)P=四万十・民宿なかとさ
コース状況/
危険箇所等
・問題ありません。
・三本杭〜御祝山間は道がハッキリしないところがあります。あまり踏まれていないことと落ち葉が積もっていることから明瞭ではありません。テープや指導標がよく見るとあるので慌てないでよく見ること。
その他周辺情報 <宿泊・食事>
■森の国ホテル(今回利用していません)
〒798-2106 愛媛県北宇和郡松野町目黒 電話:0895-43-0331
・万年橋から200mほどのところにある。
・やや高め。食事はフレンチ。評判は良い。
・併設に森の国ロッジもある。(和室・洋室)
http://www.morinokunihotel.com/
■滑床渓谷万年荘(今回利用していません)
・〒798-2146  愛媛県宇和島市野川滑床山国有林65林班り小班 
 電話:0895-43-0205
・元ユースホステル。現在は食事のみの対応のようです。
■滑床アウトドアセンター
・万年橋のたもとにあります。万年荘と併設されているようです。
・登山前にここでパンフレットをもらいました。
・親切にコース等を教えてくれます。
http://nametoko.biz/
<9/20>
国民宿舎「椰子」の朝。宇和島の海に朝日が当たり始めた! 今日も晴れ!素晴らしい景色です。
2015年09月20日 06:29撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 6:29
<9/20>
国民宿舎「椰子」の朝。宇和島の海に朝日が当たり始めた! 今日も晴れ!素晴らしい景色です。
今の宿毛の中心地は、松田川の下流の沖積低地にあり昔は一面の葦原だった。宿毛(すくも)は、むかし宿茂とも書いた。枯れた葦を”すくも”といいそれ燃やした火を”すくも火”として和歌にも詠まれている。その”すくも”がもとで宿毛になった・・・なんて書かれています。なるほどー。
2015年09月20日 06:29撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 6:29
今の宿毛の中心地は、松田川の下流の沖積低地にあり昔は一面の葦原だった。宿毛(すくも)は、むかし宿茂とも書いた。枯れた葦を”すくも”といいそれ燃やした火を”すくも火”として和歌にも詠まれている。その”すくも”がもとで宿毛になった・・・なんて書かれています。なるほどー。
9;16 滑床渓谷の入口の駐車場に着きました。まだ、停まっているクルマは数台。いよいよ滑床渓谷へといざ参上です。わくわく。
2015年09月20日 09:16撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:16
9;16 滑床渓谷の入口の駐車場に着きました。まだ、停まっているクルマは数台。いよいよ滑床渓谷へといざ参上です。わくわく。
いやぁ、キレイな滝がすでに眼下に広がっています。まだ万年橋は少し上ですが。ちょうどホテルからの踏み跡があったので、遊び場になっているようですね。夏場なら気持ちが良さそう!
2015年09月20日 09:21撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:21
いやぁ、キレイな滝がすでに眼下に広がっています。まだ万年橋は少し上ですが。ちょうどホテルからの踏み跡があったので、遊び場になっているようですね。夏場なら気持ちが良さそう!
滑床自然休養林の看板です。
2015年09月20日 09:22撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:22
滑床自然休養林の看板です。
登っていくと万年橋です。この橋の渡った先の左側にも遊歩道、渡る手前左にも御祝山への登山口とともに沢の右岸をたどる道があります。橋のたもとにある滑床アウトドアセンターの女性にきいたところ、沢の左岸でも右岸でも上流に行けるけれど右岸の方がいいですよ、とアドバイスをもらいました。
2015年09月20日 09:22撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:22
登っていくと万年橋です。この橋の渡った先の左側にも遊歩道、渡る手前左にも御祝山への登山口とともに沢の右岸をたどる道があります。橋のたもとにある滑床アウトドアセンターの女性にきいたところ、沢の左岸でも右岸でも上流に行けるけれど右岸の方がいいですよ、とアドバイスをもらいました。
ということでそれが橋のたもとの(わたる前の)入口。左の尾根上に上がって行く道が、御祝山への登り口。あとでここを下ってくることになります。右が右岸通しの道。ここを入ります。
2015年09月20日 09:25撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:25
ということでそれが橋のたもとの(わたる前の)入口。左の尾根上に上がって行く道が、御祝山への登り口。あとでここを下ってくることになります。右が右岸通しの道。ここを入ります。
この山系は「鬼が城山系」というようですね。この山系の良さは、山よりも沢にあるような気がする。雪輪の滝、千畳敷、奥千畳敷。魅力的な名前がならんでいます。
2015年09月20日 09:25撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:25
この山系は「鬼が城山系」というようですね。この山系の良さは、山よりも沢にあるような気がする。雪輪の滝、千畳敷、奥千畳敷。魅力的な名前がならんでいます。
素晴らしい! 滝が始まります。名前が三筋の滝。
2015年09月20日 09:26撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:26
素晴らしい! 滝が始まります。名前が三筋の滝。
素晴らしいナメ滝です!
2015年09月20日 09:33撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:33
素晴らしいナメ滝です!
そしてこちらにも。
2015年09月20日 09:40撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:40
そしてこちらにも。
こちらにも!
2015年09月20日 09:46撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 9:46
こちらにも!
雪輪の滝につきました! 歓声を上げる。こんなところをわらじをつけてひたひたと音をさせて登っていけたらなー。日本の滝百選。滑床を代表する景勝地です。下から見えるのは滝の一部で、全部では5層300mもあるらしい。
2015年09月20日 09:52撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1
9/20 9:52
雪輪の滝につきました! 歓声を上げる。こんなところをわらじをつけてひたひたと音をさせて登っていけたらなー。日本の滝百選。滑床を代表する景勝地です。下から見えるのは滝の一部で、全部では5層300mもあるらしい。
清々しい流れです。
2015年09月20日 10:08撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:08
清々しい流れです。
登山道はナメのだいぶん上を行きますが、もっとナメに親しみたい! 上から眺めるだけではもったいないなー。このナメは。
2015年09月20日 10:17撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1
9/20 10:17
登山道はナメのだいぶん上を行きますが、もっとナメに親しみたい! 上から眺めるだけではもったいないなー。このナメは。
途中、ナメの支沢をロープで横切ります。
2015年09月20日 10:23撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:23
途中、ナメの支沢をロープで横切ります。
いやぁ、いいですねー!
2015年09月20日 10:27撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:27
いやぁ、いいですねー!
ブナの南限なんだそうです。ブナの林床にはミヤコザサが生える。ミヤコザサはシカの大好物でシカの繁殖で頂上付近は丸裸になってしまったとのことで、いまはフェンスが張られています。
2015年09月20日 10:28撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:28
ブナの南限なんだそうです。ブナの林床にはミヤコザサが生える。ミヤコザサはシカの大好物でシカの繁殖で頂上付近は丸裸になってしまったとのことで、いまはフェンスが張られています。
登山道から見た対岸のナメ滝。ナメだらけだ〜(笑)!
2015年09月20日 10:36撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:36
登山道から見た対岸のナメ滝。ナメだらけだ〜(笑)!
木の間越しにナメが見えるのですが、イマイチ樹がじゃま。道を谷側にもう少し下ろして欲しい! 撮影スポットを増やすことでできそうです。
2015年09月20日 10:37撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:37
木の間越しにナメが見えるのですが、イマイチ樹がじゃま。道を谷側にもう少し下ろして欲しい! 撮影スポットを増やすことでできそうです。
登山道から見るナメ。
2015年09月20日 10:39撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:39
登山道から見るナメ。
これもどうだ。
2015年09月20日 10:39撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:39
これもどうだ。
もう一丁!
2015年09月20日 10:45撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:45
もう一丁!
奥千畳敷に到着しました。相変わらずのナメが続きます。登山道の付け方を工夫するといいんですが・・・。
2015年09月20日 10:50撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:50
奥千畳敷に到着しました。相変わらずのナメが続きます。登山道の付け方を工夫するといいんですが・・・。
奥千畳敷
2015年09月20日 10:51撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:51
奥千畳敷
上を見れば青空が広がっています。素晴らしい!
2015年09月20日 10:51撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 10:51
上を見れば青空が広がっています。素晴らしい!
ふぅ
2015年09月20日 11:07撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 11:07
ふぅ
木漏れ陽の降り注ぐ幸せな日。思わず涙が出そうになりました。わけないか。
2015年09月20日 11:15撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 11:15
木漏れ陽の降り注ぐ幸せな日。思わず涙が出そうになりました。わけないか。
いよいよ熊のコルに向かいます。苔の素晴らしい源流部です。
2015年09月20日 11:36撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 11:36
いよいよ熊のコルに向かいます。苔の素晴らしい源流部です。
もう少しで熊のコルです。このあたり熊のコルとか鹿のコルとか猪のコルとかがありますが、後年、登山が盛んになってからつけられた名前なんでしょうか。木樵(きこり)や杣人(そまびと)がいた時代にコルなんて言葉はなかっただろうから(笑)。
2015年09月20日 11:47撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 11:47
もう少しで熊のコルです。このあたり熊のコルとか鹿のコルとか猪のコルとかがありますが、後年、登山が盛んになってからつけられた名前なんでしょうか。木樵(きこり)や杣人(そまびと)がいた時代にコルなんて言葉はなかっただろうから(笑)。
熊のコルに着きました。下山して見た地図によれば、このコルは以前は「黒尊ノ切」と呼ばれていたようです。
景色はいいのですが、四国の山だとイマイチ、山座同定ができません。はるばる来たぜ、四国〜。
2015年09月20日 11:49撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 11:49
熊のコルに着きました。下山して見た地図によれば、このコルは以前は「黒尊ノ切」と呼ばれていたようです。
景色はいいのですが、四国の山だとイマイチ、山座同定ができません。はるばる来たぜ、四国〜。
熊のコルで昼食。すると向こうの方から2人ほど登山者がやってきました。スーパー林道と呼ぶ登山口からやってくる人が多いようでした。
2015年09月20日 12:00撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 12:00
熊のコルで昼食。すると向こうの方から2人ほど登山者がやってきました。スーパー林道と呼ぶ登山口からやってくる人が多いようでした。
三本杭と横の森の鞍部、通称、「たるみ」(鍋割)への登りにかかります。いい感じの疎林ですね。
2015年09月20日 12:13撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 12:13
三本杭と横の森の鞍部、通称、「たるみ」(鍋割)への登りにかかります。いい感じの疎林ですね。
「たるみ」の直前にこのシカ柵が。どうやって開けたらよいのかわからずすこし行ったり来たり。かみさんが全部の枠をいじったら開きました。
2015年09月20日 12:22撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 12:22
「たるみ」の直前にこのシカ柵が。どうやって開けたらよいのかわからずすこし行ったり来たり。かみさんが全部の枠をいじったら開きました。
ミヤコザサってそんなに貴重なのかなあ。ササというと藪漕ぎを思い出してしまうのはワタシだけでしょうか。
2015年09月20日 12:30撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 12:30
ミヤコザサってそんなに貴重なのかなあ。ササというと藪漕ぎを思い出してしまうのはワタシだけでしょうか。
頂上に着いた! 下山してから見た図によれば、ここは昔三本杭ではなく「滑床山」と呼ばれており、三本杭の由来となった山はお隣の「横の森」のようだ。どうしていつの間にか、三本杭の場所が変わってしまったのかぜひ知りたいと思った。
2015年09月20日 12:39撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 12:39
頂上に着いた! 下山してから見た図によれば、ここは昔三本杭ではなく「滑床山」と呼ばれており、三本杭の由来となった山はお隣の「横の森」のようだ。どうしていつの間にか、三本杭の場所が変わってしまったのかぜひ知りたいと思った。
宇和島からという方々に撮ってもらいました。周りは素晴らしい景色です! その方々のお話によれば、頂上のあたり、シカの食害で丸坊主だったそうです。「わたしたちがササを植えたのでこのように回復してきたんですよー」。へぇ、そうだったんだ。感謝。
2015年09月20日 12:33撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
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9/20 12:33
宇和島からという方々に撮ってもらいました。周りは素晴らしい景色です! その方々のお話によれば、頂上のあたり、シカの食害で丸坊主だったそうです。「わたしたちがササを植えたのでこのように回復してきたんですよー」。へぇ、そうだったんだ。感謝。
堂々の一等三角点! 点名は「滑床山」所在地は、宇和島市大字野川字滑床山。一等三角点の記によると「(俗称)三本杭」となっていて、三本杭が俗称だったことがわかります。選点者は、館潔彦さんという方でした。
2015年09月20日 12:39撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 12:39
堂々の一等三角点! 点名は「滑床山」所在地は、宇和島市大字野川字滑床山。一等三角点の記によると「(俗称)三本杭」となっていて、三本杭が俗称だったことがわかります。選点者は、館潔彦さんという方でした。
名も知らぬ山並み。
2015年09月20日 12:39撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 12:39
名も知らぬ山並み。
どこかに昨日登った篠山(ささやま)が見えているはず。宇和島の人に押してもらったけれど、いまひとつハッキリしなかった。
2015年09月20日 12:40撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 12:40
どこかに昨日登った篠山(ささやま)が見えているはず。宇和島の人に押してもらったけれど、いまひとつハッキリしなかった。
頂上はこんな感じ。ミヤコザサがきれいに生えていますね。下りは周回ルートということで「桧尾根」を下りました。
2015年09月20日 12:40撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 12:40
頂上はこんな感じ。ミヤコザサがきれいに生えていますね。下りは周回ルートということで「桧尾根」を下りました。
横の森のトラバースルートから撮った三本杭の頂上。頂上部だけが、ササ原になっているのがわかります。
2015年09月20日 12:58撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1
9/20 12:58
横の森のトラバースルートから撮った三本杭の頂上。頂上部だけが、ササ原になっているのがわかります。
こんなキレイなツクシのような植物。触れると、さかんに胞子を撒き散らしていました。このあたり刈払いが十分でなく藪がうるさい。道はしっかりしています。
2015年09月20日 13:00撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 13:00
こんなキレイなツクシのような植物。触れると、さかんに胞子を撒き散らしていました。このあたり刈払いが十分でなく藪がうるさい。道はしっかりしています。
一本だけ、幹から生えて・・・。
2015年09月20日 13:11撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 13:11
一本だけ、幹から生えて・・・。
このような尾根径が続きます。ところどころ道形がハッキリしませんが、尾根上を行けば間違いありません。また洋書要所要所に赤テープやケルンがあります。四国の山はケルンが結構多いような気がしました。本州にはあまりないですよね。
2015年09月20日 13:34撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 13:34
このような尾根径が続きます。ところどころ道形がハッキリしませんが、尾根上を行けば間違いありません。また洋書要所要所に赤テープやケルンがあります。四国の山はケルンが結構多いような気がしました。本州にはあまりないですよね。
御祝山頂上で休憩。名前は素敵だけれど、とりとめもない樹林中のピーク。長居は無用ですw。
2015年09月20日 13:35撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 13:35
御祝山頂上で休憩。名前は素敵だけれど、とりとめもない樹林中のピーク。長居は無用ですw。
ここは四等三角点でした。
2015年09月20日 13:36撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 13:36
ここは四等三角点でした。
途中で林道を横切ったりしますが、指導標がしっかりしています。
2015年09月20日 14:14撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 14:14
途中で林道を横切ったりしますが、指導標がしっかりしています。
もう一本林道に出ました。
2015年09月20日 14:33撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 14:33
もう一本林道に出ました。
こんなしっかりした林道です。
2015年09月20日 14:33撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 14:33
こんなしっかりした林道です。
ふぅ、やっと万年橋に降りてきました。でも楽しい登山でした。
2015年09月20日 14:53撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
1
9/20 14:53
ふぅ、やっと万年橋に降りてきました。でも楽しい登山でした。
これが下山してきた登山口。
2015年09月20日 14:53撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 14:53
これが下山してきた登山口。
万年橋のたもとにある休憩所。きれいなトイレもありますし、多少のお飲み物なども提供されているようです。ここでしばし休憩。
2015年09月20日 14:54撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 14:54
万年橋のたもとにある休憩所。きれいなトイレもありますし、多少のお飲み物なども提供されているようです。ここでしばし休憩。
<ここからはおまけ>
休憩所にあった地図をいくつか撮りましたので参考にしてください。これは「熊のコル」周辺。
2015年09月20日 15:05撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:05
<ここからはおまけ>
休憩所にあった地図をいくつか撮りましたので参考にしてください。これは「熊のコル」周辺。
「猪のコル」周辺。
2015年09月20日 15:05撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:05
「猪のコル」周辺。
「鹿のコル」周辺。
2015年09月20日 15:05撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:05
「鹿のコル」周辺。
「桧尾根」「滑床渓谷」周辺。
2015年09月20日 15:06撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:06
「桧尾根」「滑床渓谷」周辺。
<おまけ>
もう一枚壁に掲げられていた厳かな地図。これを見る限り、現在の「三本杭」は以前は「滑床山」もしくは「和泉ヶ森」と呼ばれていた。そしてその南にある「横の森」が、「三本杭」と呼ばれていた山でした。(この図では旧三本杭とある)ちなみにこの地図、味わいがあって好きだなー。
2015年09月20日 15:06撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:06
<おまけ>
もう一枚壁に掲げられていた厳かな地図。これを見る限り、現在の「三本杭」は以前は「滑床山」もしくは「和泉ヶ森」と呼ばれていた。そしてその南にある「横の森」が、「三本杭」と呼ばれていた山でした。(この図では旧三本杭とある)ちなみにこの地図、味わいがあって好きだなー。
滑床渓谷下流の地図。
2015年09月20日 15:09撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:09
滑床渓谷下流の地図。
滑床渓谷上流。一の滑、二の滑、三の滑などの沢の名前が見えます。どんなところなんだろう?
2015年09月20日 15:10撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:10
滑床渓谷上流。一の滑、二の滑、三の滑などの沢の名前が見えます。どんなところなんだろう?
「熊のコル」まで登ってきたのは「中の尾根」と「熊野屋尾根」に挟まれた「二ノ俣」であることがわかります。「二ノ俣」は登山道が沢を離れてしまいますが、やはり随所に素晴らしいナメを展開させていました。
2015年09月20日 15:10撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:10
「熊のコル」まで登ってきたのは「中の尾根」と「熊野屋尾根」に挟まれた「二ノ俣」であることがわかります。「二ノ俣」は登山道が沢を離れてしまいますが、やはり随所に素晴らしいナメを展開させていました。
南側の尾根群ですー1
2015年09月20日 15:11撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:11
南側の尾根群ですー1
南側の尾根群ですー2
2015年09月20日 15:11撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:11
南側の尾根群ですー2
下山途中で拾いました。ヒノキの実なんだそうです。なんだか蹴鞠のような実です。
2015年09月20日 15:13撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/20 15:13
下山途中で拾いました。ヒノキの実なんだそうです。なんだか蹴鞠のような実です。
下山したあと、この日の宿、民宿にしとささんにご厄介になりました。夫婦手作りでやっている民宿。家のつくりはいたって普通のおウチですが、料理はおいしくて満足まんぞく!目の前には、ゆったり流れる四万十川!
2015年09月21日 08:36撮影 by  FinePix SL1000 , FUJIFILM
9/21 8:36
下山したあと、この日の宿、民宿にしとささんにご厄介になりました。夫婦手作りでやっている民宿。家のつくりはいたって普通のおウチですが、料理はおいしくて満足まんぞく!目の前には、ゆったり流れる四万十川!

感想

■行動記録
国民宿舎「宿毛」をあとにすると一路、滑床渓谷に向かいました。
滑床渓谷の駐車場は広いのですが数台クルマがあっただけ。
今日はわれわれだけでしょうか。
万年橋を渡らないで、沢の右岸の遊歩道を行きます。ちなみに橋のたもとには、御祝山からの下山道も下りてきていて今日はここに下りてくることになります。
さ、さっそく素晴らしい滝やナメが始まります。
これだよ!これ〜!と心の中で叫びながら、沢をぐんぐん遡行します。
右岸だけでなく左岸側にも遊歩道がありますが、構わず右岸沿いに進んでいきます。
途中、ゆっくり進む登山者がひとり。
うしろから静かに近づいたので驚かせてしまいました。
東京からという言うと、大変驚かれていました。
途中で対岸(左岸)にわたり、そのまま行くとやがて雪輪の滝。
しずかにひたひたとした流れが無数の半円状の縞模様を描いて滑り降りています。
す、すばらしい!
雪輪の滝のすぐ上で、左岸沿いのしっかりした道と雪輪橋を渡る右岸沿いの道に分かれて一瞬、どちらへ?と迷いました。(指導標がない)
結論からいうと三本杭へは、橋を渡っていくのが正しかった。
ここは注意点です。
橋を渡ると急に道は整備状況が悪くなり倒木を乗り越えたり、枝を払ったりなどしながら進むことになります。
しかし一方では渓谷の美しさを愛でながら上流へと向かう道です。
千畳敷も素晴らしかったし、奥千畳もヨカッタけれど、登山道が沢から離れた上の方を並行しているため、いまひとつ”フォトジェニックな写真”が撮れなかった。
要するに樹木が邪魔をするわけ。
それがちょっと残念でした。
奥千畳敷からは少しずつ傾斜が急になり二ノ俣沿いに登りますが、はるか下に見る沢はやはりナメが続いている!
あぁ、いい写真が撮れるのになーと思いながらもヤブを漕いで沢に降りる時間もないしそこまでの気力もありません。
やがて空が明るくなり熊のコルに到着。
休むにはちょうどいい場所。
むかしは「黒尊の切」(くろそんのきり、あるいはくろそんのきれと呼ぶのでしょうか)と呼ばれていたようです。
たるみと呼ばれる鞍部からは頂上はすぐでした。

頂上では一等三角点と360度の景色が待っていました。
三本杭とは、伊予吉田藩、宇和島藩、土佐藩の3藩の境界の杭がたっていたことから命名されたとのことですが当時の三本杭は隣りのピークである横の森に立っていたようで、このピークは滑床山という名前だったはずです。
この三角点の点名も「滑床山」となっています。

ちょうど宇和島からこられた4人組のパーティーがおられました。
万年橋から登ってきた・・・と伝えたら驚かれました。
彼らは、スーパー林道からとのこと。
お話を聞くとシカの食害でこの頂上も一時は丸坊主になっていたそうです。
「わたしもここにササを植えに来たのよ」とその中の女性。
三本杭という山を慈しむ想い。愛する気持ち。
すばらしいと思いまいした。

天気のよい日は石鎚も見えるとご説明いただいたり、昨日登った篠山を教えてもらいましたが、自分にはもう一つ、どれがどれだかわかりませんでした。
「わたしたちは桧尾根を下ります」と伝えると3時間はかかるなと言われ、それではゆっくりもしていられないとわれわれも頂上をあとにしたのでした。

頂上からたるみへの下りでもご夫婦に出会いました。
「万年橋からです」と伝えるとびっくりされてしましました。
ご夫婦は「愛媛100山を踏破していてもう70近く登った」のだが「だんだん遠くて難しい山ばかり残ってしまって・・・」と山のぼらー特有の嬉しい嘆き節でした。

横の森からの桧尾根--丹沢のようなオーバーユースの道とはちがって手つかずの静かな山道がわれわれを迎えてくれました。
ときどきテープを探したりケルンを見たりしないと不安になる道です。
問題にはならないと思いますが注意ポイントです。
とりとめもない尾根のコブである御祝山を超えると道は急降下し林道を2度ほど横切りヒノキの実が落ちる道をテクテクいくと万年橋へと踊りでました。
万年橋にいた子連れの夫婦から聞かれました。
「この上には何かあるんですか?」
「いや山登りですよ」と応えたあとから、心の中で「素晴らしい山があったんです」
と呟いていました。
万年橋を渡った滑床アウトドアセンターでしばし休憩すると四万十川へとアクセルを踏んだのでした。

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