【浅間作戦】黒斑山・蛇骨岳・水ノ塔山・東篭ノ登山・西篭ノ登山・池ノ平・三方ヶ峰・高峰山【乙52.9】

2015年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: 11:29
• 距離: 27.8km
• 登り: 1,681m
• 下り: 1,678m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:12
• 休憩: 2:16
• 合計: 11:28

5:30 高峰高原ビジターセンター
5:33 5:38 車坂峠
6:33 6:37 槍ヶ鞘
6:44 6:47 トーミの頭
7:01 7:05 黒斑山
7:30 7:36 蛇骨岳
7:49 7:53 仙人岳
8:24 8:35 Jバンド
8:49 8:52 賽の河原分岐
9:04 9:04 湯ノ平分岐
9:43 9:46 トーミの頭
10:26 10:26 車坂峠
10:27 10:39 高峰高原ビジターセンター
10:54 10:55 高峰温泉
11:03 11:05 うぐいす展望台
11:35 11:38 水ノ塔山
12:09 12:15 東篭ノ登山
12:33 12:42 西篭ノ登山
12:58 13:02 東篭ノ登山
13:24 13:25 池の平駐車場
13:33 13:35 村界の丘
13:39 13:40 雷の丘
13:47 13:56 雲上の丘
14:04 14:12 見晴岳
14:25 14:30 三方ヶ峰
14:35 14:57 池の平湿原
15:11 15:16 池の平駐車場
15:54 15:54 高峰温泉
16:28 16:31 高峯山
16:58 高峰高原ビジターセンター

天候

夕方薄い雲が広がるも終日晴れ、稜線風やや強く体感15m程度。Jバンド付近はさらに風強い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車坂峠・高峰高原ビジターセンター

写真

10/2 23:48

車坂峠から佐久の夜景

10/3 5:32

日の出前に駐車場を出発。

10/3 5:39

高峰高原ホテル前から富士山、奥秩父

10/3 5:39

高峰高原ホテル前から八ケ岳、真ん中にチョコンと北岳

10/3 5:40

登山道に入る。

10/3 5:43

表コースを選択。

10/3 5:57

ガレ石が道上に増えてくる。

10/3 6:33

シェルター。今回歩いた中で待避所があったのはここだけ。いざという時大丈夫かしら？

10/3 6:35

槍ヶ鞘に至って遂に浅間山が姿を現す。

10/3 6:35

黒斑山に至る稜線

10/3 6:35

盆地には雲海が広がる。

10/3 6:36

篭ノ登山の遥か向こうに北アルプス。

10/3 6:46

トーミの頭

10/3 6:46

トーミの頭から富士山、奥秩父

10/3 6:47

朝日の影となる浅間山

10/3 6:47

浅間山の北東、上越国境の山々と思ゆ。

10/3 6:47

浅間の外輪山

10/3 6:48

富士山アップ

10/3 6:49

南側は一面の雲海

10/3 6:57

黒斑山へ。

10/3 6:59

ん？山頂に光るものが。観測機器か何かか？

10/3 7:01

防災無線

10/3 7:03

黒斑山

10/3 7:04

松島や　ああ松島や　松島や

10/3 7:07

黒斑山から西〜南側

10/3 7:12

稜線に泥濘箇所あり。

10/3 7:24

歩く人が少ないのか、藪が煩い。

10/3 7:25

風化の進む外輪山

10/3 7:31

この岩塊が、

10/3 7:32

蛇骨岳

10/3 7:35

四阿山の左奥は戸隠辺りになるだろうか。

10/3 7:35

蛇骨岳から上越の山々

10/3 7:36

蛇骨岳から浅間山

10/3 7:38

浅間高原、田代湖、となれば、その先は四阿山

10/3 7:43

噴火から時が経ち緑に覆われた黒斑山の肌

10/3 7:47

稜線風強し。

10/3 7:51

仙人岳

10/3 7:53

仙人岳から浅間山、黒斑山と南方の富士山等

10/3 7:53

仙人岳から浅間外輪山と四阿山、その奥に北信の山々

10/3 7:54

仙人岳から北方の展望

10/3 7:59

稜線に若干の紅葉が残る。

10/3 8:01

薄っすら霜降り

10/3 8:22

浅間山からたなびく噴煙

10/3 8:24

Jバンドへ。

10/3 8:25

Jバンドは稜線にも増して風が強い。

10/3 8:32

色鮮やかな浅間の裾

10/3 8:38

浅間の裾野に降り立つ。

10/3 8:39

降りた所から外輪山

10/3 8:40

この先、本日初めて山行者と出会う。

10/3 8:46

進むにつれて木が育っていく。

10/3 8:53

賽の河原分岐

10/3 8:54

もちろん立入規制中である。

10/3 9:05

空間が再度開けた先が湯ノ平口分岐

10/3 9:08

戻るにはまたあの先まで上らないといけない。うへー。

10/3 9:18

しばらくは笹野原を緩く上る。

10/3 9:20

逆光でなくなった浅間山はとても端整で綺麗だ。

10/3 9:28

最後は急な上り

10/3 9:45

再度、トーミの頭

10/3 9:47

麓の雲も大分晴れてきた。

10/3 9:47

トーミの頭から西側

10/3 9:47

浅間山に別れを告げ、

10/3 9:48

一旦、車坂峠へ戻る。

10/3 9:53

戻りは中コース

10/3 10:01

中コースの状況

10/3 10:10

樹林帯でも岩がたくさん散らばっている。

10/3 10:11

次に向かう篭ノ登山を眺めながら下る。

10/3 10:18

道が落ち着いてきた。

10/3 10:24

10/3 10:28

車坂峠に帰還。

10/3 10:42

駐車場で服を一枚脱いで次なる篭ノ登山へ。

10/3 10:46

道中、高峰高原を見渡すことができる。

10/3 10:56

ランプの宿、高峰温泉

10/3 11:04

高峰温泉から再度山道となる。

10/3 11:05

うぐいす展望台から三方ヶ峰方面

10/3 11:06

同展望台から高峰山

10/3 11:06

同展望台から東篭ノ登山

10/3 11:07

奥の方は中央アルプスだろう。左の突出しているのは蓼科か？

10/3 11:09

水ノ塔山〜東篭ノ登山の稜線

10/3 11:10

10/3 11:17

いよいよ上りがきつくなる。

10/3 11:20

最後のひとのぼり、

10/3 11:26

と思っていたらまだ先があった。

10/3 11:37

水ノ塔山

10/3 11:38

水ノ塔山から浅間山〜三方ヶ峰の展望。この時間でも富士山が見える。秋空最高。

10/3 11:39

東篭ノ登山に隠れていた西篭ノ登山も見えるようになった。

10/3 11:42

こちらは北側、四阿山

10/3 11:42

上越方面は白んできたカナ。

10/3 11:43

岩が斜めになっているので歩きにくい。

10/3 12:11

東篭ノ登山

10/3 12:12

山頂から上越、浅間、奥秩父、富士山、八ケ岳＆北岳、中ア

10/3 12:14

山頂から池の平、西篭ノ登山、奥は北アルプス等

10/3 12:15

10/3 12:15

山頂から四阿山等北側稜線

10/3 12:17

東だけではな。西にも行かないと。

10/3 12:31

下って上るのは大変だ。

10/3 12:35

西篭ノ登山

10/3 12:37

富士山なお健在なり。

10/3 12:38

西篭ノ登山から浅間〜三方ヶ峰

10/3 12:58

東篭ノ登山へ戻る。

10/3 13:02

戻った東篭ノ登山から北アルプス

10/3 13:02

改めて八ケ岳。北岳もくっきり見える。

10/3 13:02

そして富士山

10/3 13:04

池の平へ下る。

10/3 13:22

篭ノ登山の裾野

10/3 13:26

池の平へ本日二度目の下山

10/3 13:28

そのまま、見晴岳経由で三方ヶ峰へ。

10/3 13:35

村界の丘

10/3 13:36

村界の丘から浅間

10/3 13:36

村界の丘から八ケ岳

10/3 13:37

富士山の上空に円盤型の雲

10/3 13:41

雷の丘

10/3 13:42

雷の丘から富士山

10/3 13:46

池の平湿原が見えてきた。

10/3 13:49

雲上の丘

10/3 13:52

雲上の丘から東西篭ノ登山、浅間山、奥秩父、富士山

10/3 13:52

雲上の丘から烏帽子岳（手前）越しに北アルプス

10/3 13:53

雲上の丘から湯ノ丸

10/3 13:53

角間山、鍋蓋山か。

10/3 14:02

ピグミーの森

10/3 14:04

秋空に一筋の雲

10/3 14:06

見晴岳

10/3 14:07

見晴岳から浅間山

10/3 14:07

見晴岳から南〜西方

10/3 14:09

淡く色づく木々

10/3 14:10

富士山は午後でも見える。

10/3 14:10

八ケ岳方面も終日快晴。

10/3 14:11

御嶽、乗鞍といったところか。

10/3 14:12

見晴岳の先のピークから八ケ岳と北信の山々

10/3 14:12

烏帽子岳、湯ノ丸

10/3 14:12

来年はあそこに行こう。

10/3 14:24

湯ノ平越しに浅間山

10/3 14:27

三方ヶ峰

10/3 14:30

三方ヶ峰から南方

10/3 14:30

三方ヶ峰から北信

10/3 14:34

山頂で子供がしょうもない喧嘩を始めたので下る。

10/3 14:41

湯の平湿原

10/3 14:44

鏡池

10/3 14:47

湿原は結構広い。

10/3 14:58

放開口

10/3 14:58

富士山は最後まで見えた。ありがたし。

10/3 15:02

熱い日差しを避けて樹林帯へ避難。

10/3 15:14

池の平　コマクサ峠

10/3 15:22

林道を車坂峠へ向けて戻る。

10/3 15:38

削れて荒々しい水ノ塔〜篭ノ登山の山肌

10/3 15:59

最後にもうひとのぼりというところでカメラの電池が尽きかける。

10/3 16:31

ピークの先の岩場に山頂標識あり。

10/3 16:31

高峰「山頂」から南方

10/3 16:31

「山頂」から黒斑山

10/3 16:31

「山頂」から八ケ岳、中央アルプス

10/3 16:32

「山頂」から御嶽、北アルプス

10/3 16:33

本日はありがとうございました。

10/3 16:57

高峰高原ホテルの裏手に本日三度目の下山

10/3 17:00

閑散となった駐車場に戻って無事山行完了。登山の日、バンザイ！

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX200 SONY

感想

narodniki

10月3日は「登山の日」。となれば、日ごろの感謝の気持ちを込めて山を歩くということだ。そして登山の日の名を冠する以上、今回は朝から夕まで歩き尽くすつもりで浅間山麓を訪れる。

【山行前夜】
夜中、車坂峠まで車を走らせると、道路の至る所にブレーキ痕。ここをサーキットにしている連中がいるのかと戦々恐々としていたが、運良くそういうのに出会うことなく高峰高原へ。高原ホテルの灯りを見るとホッとする。落ち着くと同時に、こういう所に泊まってみたいという思いと、こんな所まで開発されているのかという思いで複雑な気持ちになる。
日が変わる前に床に就くも、さすが2000m級。寒さで目覚める。気温は5度を下回っただろう。こういう所では季節がもう冬なんだなあとしみじみと感じる。ま、浅いながらも眠ることはできた。

【浅間山周辺】
高原ホテル前から佐久の盆地に広がる雲海を眺めて樹林帯の登山道に入る。表コースと中コースがあり、行きは展望のある表コースへ。ゴロゴロと岩が転がる逆光の道を行く。最初は黒斑山しか見えなかったが、急登を経て槍ヶ鞘に到ると、浅間山が正面に立ち現れる。槍ヶ鞘からトーミの頭周辺は荒々しい岩が露出する。風は強いが心地よい。外輪山からは東に浅間山、南に佐久、富士山、奥秩父、八ケ岳、西に篭ノ登山、北に四阿山その他上信越の山々、そしてさらに奥の方では北岳から中央アルプス、北アルプスも望むことができる。そして何より、この朝の展望を独占できるというのが嬉しい。開発されており、峠からもちょろっと入れそうな山であるだけに人が他にいないのが意外だ。誰が名づけたかJバンドの先の小ピークから最後の展望を名残惜しんだ後で、Jバンドを下る。稜線は風が風速10m位と強かったが、Jバンドはさらに強く、風で体が押されるくらいだ。
降り立った浅間山の麓は不毛の台地、かと思いきや結構草木が生えている。噴煙を上げる火口付近はさすがに不毛だが、台地上は黄緑に色づいている。
その先で本日第一山人と遭遇。その後、賽の河原分岐と湯ノ平分岐で各2名、トーミの頭に戻る途中で1名×2と静かな山行となった。トーミの頭への登り返しは非常に急であり、遠めにはウゲっとなるが、実際歩いてみると、梯子も無ければ、岩場をよじ登る場面も無いので、まあ何とかなる急登である。トーミの頭から浅間山界隈を再度見渡して一旦車坂峠へ戻る。

【東西篭ノ登山】
出発時にはまるで冬山と思わしめた寒さも、日が昇って気温が上がり、体を動かした後では和らいでくる。そこで車に戻り、一枚服を脱いでから篭ノ登山へ出発。
ランプの宿として有名らしい高峰温泉前から篭ノ登山の稜線へ入る。稜線の宿はどんな感じだろう。星の観望会というのもやっているようなので、山と関係なく泊まりにくるのも良いかもしれない。
岩の急登に、さすがに疲れてきたものの水ノ塔まで登るとまた元気が出てくる。引き続き展望を楽しみつつ岩の多い稜線を篭ノ登山へ。東篭ノ登山は360度、西篭ノ登山からも展望を得ることができる。

【池の平〜高峰】
岩山を離れ、落ち着いた森の中を下っていくと池の平に出る。そこから湿原歩きとしても良いのだが、展望を得られる高地が三方ヶ峰まで続いているので、そこをぐるっと回ってから湿原を歩くこととした。地元の人が整備巡回しているらしく、高知部分は村界の丘、雷の丘、雲上の丘等々気持ちの良い尾根歩きを楽しむことができる。なお、雲上の丘には同定標があり、どれがどの山かある程度わかるようになっている。
三方ヶ峰で富士山や八ケ岳等展望を楽しんでいたら、子供達がしょうもない諍いを始めたので、池の平の湿原に下る。池の平は、さすがに田代山等と比べると小さいが、それなりの広さがあり、開放感ある木道を歩くことができる。この辺りだとハイカーも多い。惜しむらくは花の季節を外したことか。水ノ塔で出会った男性と再会し、苦笑しつつ別れる。
池の平から水ノ塔〜篭ノ登山の切り立った岩肌を見上げつつ車道を高峰方面へ戻る。
高峰温泉を過ぎて間もなくすると高峰山への入口に到るが、ここでカメラの電池が欠乏。高峰は蛇足だったかなあと思いつつも登る。ピークらしきところに到達しても何もなく後味の悪い結末に陥るのではと心配したが、ついに高峰山頂標識を発見し、今回最後のパノラマ展望を楽しむ。

こうしてあちこち歩き回ったわけだが、歩き始めが車坂峠という、それなりに標高ある所だったことから、さして疲れもない割には展望から火山から湿原からと、いろいろ楽しめる、なかなかお得な山行であった。これとセットで浅間隠山ということも考えていたが、アルプス方面を優先し餓鬼岳へ向かう。

〜おしまい〜