山行記録: 高原山(川治湯元駅―鶏頂山―釈迦ヶ岳―西平岳ー新藤原駅）

天候	晴れ時々曇り
過去天気図（気象庁）	2015年10月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車往路は野岩鉄道会津鬼怒川線川治湯元駅で下車。復路は東武鬼怒川線の新藤原駅から帰った。会津鬼怒川線(新藤原以北の区間）は9月の豪雨の影響で大幅に本数が減っている。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	川治湯元の子安神社から登りましたが、指導標等はほとんどなく、道が分かりにくい個所もいくつかありました。一旦鶏頂開拓の集落に出る手前には道が藪で消えかかっている箇所がありました。また、西平岳登山口から釈迦ヶ岳開拓の間の林道は荒れており、一般車は勿論、ジープでも通るのが難しそうな状態になっています。ただ、日塩道路沿いの登山口(大鳥居）から鶏頂山、釈迦ヶ岳、西平岳を経て西平岳登山口までの道は良く踏まれて問題ありませんでした。後でわかったことですが、私が歩こうとしたコースを、2015年5月にMarquezさんが歩き、ルートについて詳しい記録を残されているので、同じコースを辿ろうとされる方は是非ご参照ください。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-637052.html
その他周辺情報	降りてきた新藤原には飲食店、入浴施設など目につくものはなかったが、鬼怒川温泉駅まで二駅移動すれば沢山ある。

写真

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稜線のガレ場の縁から見た鶏頂山(1765m）

2015年10月04日 13:01撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 13:01

稜線のガレ場の縁から見た鶏頂山(1765m）

鶏頂山の頂上。立派な神社がある。

2015年10月04日 13:21撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 13:21

鶏頂山の頂上。立派な神社がある。

鶏頂山頂上からの釈迦ヶ岳。手前の峰は現地では御嶽山と呼ばれているようだ。

2015年10月04日 13:24撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 13:24

鶏頂山頂上からの釈迦ヶ岳。手前の峰は現地では御嶽山と呼ばれているようだ。

急坂を経て登りついた釈迦ヶ岳(1795m)の頂上は伸びやかな笹原だ。

2015年10月04日 14:24撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 14:24

急坂を経て登りついた釈迦ヶ岳(1795m)の頂上は伸びやかな笹原だ。

釈迦ヶ岳の下りから見る中岳(1728m）。中岳近辺はゴツゴツした溶岩帯で、灌木の紅葉がきれいだった。

2015年10月04日 14:56撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 14:56

釈迦ヶ岳の下りから見る中岳(1728m）。中岳近辺はゴツゴツした溶岩帯で、灌木の紅葉がきれいだった。

釈迦ヶ岳の下りから見る鶏頂山。

2015年10月04日 14:57撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 14:57

釈迦ヶ岳の下りから見る鶏頂山。

中岳から振り返る釈迦ヶ岳。山頂直下には笹原が広がっている。

2015年10月04日 15:05撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 15:05

中岳から振り返る釈迦ヶ岳。山頂直下には笹原が広がっている。

中岳から見る西平岳(1731m）。

2015年10月04日 15:19撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 15:19

中岳から見る西平岳(1731m）。

西平岳からの鶏頂山。

2015年10月04日 15:31撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 15:31

西平岳からの鶏頂山。

西平岳の頂上東側は砂礫で開けている。奥は釈迦ヶ岳、重なって手前に見えるのが中岳。

2015年10月04日 15:31撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 15:31

西平岳の頂上東側は砂礫で開けている。奥は釈迦ヶ岳、重なって手前に見えるのが中岳。

西平岳の頂上。

2015年10月04日 15:33撮影 by SBM303SH, SHARP

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10/4 15:33

西平岳の頂上。

撮影機器：

AQUOS PHONE Xx mini 303SH SoftBank シャープ

装備

個人装備	長袖シャツ Tシャツソフトシェルズボン靴下グローブ防寒着雨具ゲイター日よけ帽子着替え靴予備靴ひもザック昼ご飯行動食非常食飲料ライターコンパス笛ヘッドランプ予備電池筆記用具ファーストエイドキット常備薬ロールペーパー保険証携帯時計ツェルトナイフ

感想

tanno1967

南会津の七ヶ岳に登るつもりで朝の東武線に乗りましたが、9月の豪雨の影響で停電があり、新藤原から先、会津高原方面の列車が大幅に少なくなっており、会津田島行きのはずの乗った列車は、上三依塩原温泉口止まりになっていました(普段会津方面を走っているディーゼル車を新藤原まで乗り入れてやりくりしているとのこと）。このため、七ヶ岳は断念せざるを得ませんでした。

電車の中で色々思案して、女峰山の黒岩尾根を途中まで登るか、高原山に登るか考えた末、高原山を目指すことにしました。この山は以前積雪期に同じルート、逆コースで登ることを考えて計画を立てていたので、大体の感じは把握しており、電車の中でスマホで地形図を見て、わかりにくいところは手帳に分かれ道の様子を書き取っていきましたが、地図なしで登ることになり、何か所で無駄足を踏みました。(川治湯元からの登りでは踏みあとに騙されて尾根を外し、植林の斜面を強行突破する羽目になりましたし、下りでも、西平岳から降りてきて、釈迦ヶ岳開拓の集落に向かう林道から、左折して行き止まりの林道に入ってしまい、往復30分、標高差100mほどを登り返すことになりました）。天気が良かったからどうにかなりましたが、やはり地図なしでは迷って当然です。

途中、鶏頂山で会った方の話では、車で七ヶ岳に向かったが、途中橋が落ちており、目標を荒海山に切り替えたものの、こちらも通行できず、鶏頂山を目指した、とのことでした。列車の本数が減ったのが、かえって幸いしたことになります。

高原山には釈迦ヶ岳、鶏頂山、中岳、西平岳などの頂がありますが、多くの人はエーデルワイススキー場近くの駐車場に車を止めて鶏頂山・釈迦ヶ岳を登るか、尚仁沢方面から入って林道に車を止め、釈迦ヶ岳・西平岳を登る、という登り方をされているようです。

今回は、「下から登る」ことへのこだわりと、鶏頂・釈迦・西平岳を全部回ろうという欲張り心で、川治湯元駅から入り、新藤原駅まで歩きました。昔はよく歩かれただろう開拓部落への道を使ってエーデルワイススキー場方面の登山口に出て、下りは西平岳登山口から新藤原駅まで13㎞ほども林道・車道を歩いて新藤原駅に出ました。それなりの満足感は得られましたが、川治湯元駅からの登りはわかりにくい個所が多く、西平岳登山口から先の車道もひたすら長く、物好きの方以外にはお勧めできません。

山頂付近は気分のいい灌木帯が広がり、おりしも紅葉が始まっており、青空や笹の緑との対照が美しく、尾根からは時折ヒューン、ヒューンという鹿の鳴き声がして、「奥山に紅葉踏み分け…」という百人一首の歌を思い出しました。

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高原山(川治湯元駅―鶏頂山―釈迦ヶ岳―西平岳ー新藤原駅）

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ikerina

参考になりました。
tanno1967さん、はじめまして。
自分も登るにあたり、tanno1967さんの記録を参考にさせていただきました。鶏頂山登山口まで、車道(日塩もみじライン)を延々3時間歩いてまで登る気にもならず、あきらめていたのですが、記録拝見して川治湯元から登れるルートを知り、行ってみました。どうもありがとうございました。

2020/9/28 22:20