初の標高差1700m ー大雪渓を登る白馬岳ー

2015年10月05日(月) 〜 2015年10月06日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,864m
• 下り: 1,239m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:40
• 合計: 8:40

6:50 猿倉登山口駐車場
7:20 6:50
6:50 7:10 白馬尻荘
8:20 8:40 白馬尻小屋
15:00 白馬山荘

2日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:50
• 合計: 8:00

7:00 白馬山荘
7:30 8:00 白馬岳山頂
9:10 9:30 三国境
10:00 10:00 小蓮華山
11:00 12:00 白馬大池山荘
12:30 12:30 乗鞍岳
14:40 14:40 栂池山荘
15:00 栂池ヒュッテ

時間は、写真から割り出したおおよそのものです。

天候

1日目　晴れ一時ガス　　2日日　晴れ　

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

ようこそ大雪渓への看板が向かえる。
これか始まる大雪渓にドキドキワクワク・・・

ヘルメット持ってきましたが・・・

大雪渓はだいぶ雪解けが進んで、上の方に上がっている。

さて、アイゼン付けましょう。

雪渓の赤い線は薄くなっているが、足跡で道は分かる。

しばらく歩くと落石ゴロゴロ。

夢中で歩くも、なかなか落石箇所から抜けられない。

人と大きさ比べてみてください。
こんなのぶつかったら、ヘルメットなんて何の役にもたたないよ。

うんうん、上も見るし頑張って急いでいるよ。

雪渓には足跡の道があるが、4本爪アイゼンでは効かず、道でない凸凹の方が歩きやすかった。
道以外の雪は、凍ってはいないが締まっていた。

10/5 10:54

青空―ガス―時々晴れ間

10/5 11:09

やっと雪渓が終わった！＾＾

アイゼン外す場所に困るほどのザレタ岩場。
こういうところって、雪渓に隠れていた時とどちらが歩きやすいのだろう？

雪渓の境はクレバス。

10/5 11:41

ここからが今日の本番だった＾＾；

右側を歩く。
このザレた岩場が今回の山で一番きつかった。

10/5 13:25

水平線のような雲海が、ずっとつづく。

10/5 13:52

大分上に上がったかな・・

10/5 14:27

今夜の宿、白馬山荘が見えた！

10/5 14:39

山荘への稜線に出た。
五竜方面との分岐点。

10/5 14:40

唐松五竜方面への尾根。
いつか、不帰の瞼越えて唐松岳まで行ける時があるのだろうか！？

10/5 15:03

着いたよー！

10/5 15:06

白馬岳登頂は明日にしましょう。
栂池に降りるのだから・・・

10/6 5:42

もうすぐ日の出
雲海の上に、富士山と浅間山が重なって見える。

（＾＾）v

雲海に朝日射す。

剱が美しい。
来年は登れるかなー

部屋の窓から。
部屋は「剱」　よく見えます！

槍の穂先が見える。
昨夏、槍ヶ岳に登るの夢が叶った。

白馬岳山頂。
傾きは、風が強いから？　雪の重み？

少しでも高い所に登りたい＾＾

三国境から歩いてきた稜線を眺める。

白馬大池だ。お昼にしよう！
池の上にこれから歩く道が見える。

これからずーっと岩岩岩・・・

やっと最後の平らな道になった。

10/6 10:48

ライチョウ家族：7羽

写真を撮りたくて道より中に入ってしまったら、調査に歩いていた監視員さんグループに注意された。
石の上を歩くようにしていたのですが、やっぱりいけませんね。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

装備

備考

モンベルカードで、白馬山荘は500円割引してくれます。

感想

emimaru

初の1日1700mの標高差を登るので、緊張した山だった。

雪渓は歩きやすく、心配したほどのことはなかった。
4本爪アイゼンは締った雪には効かず、12本爪アイゼンでガシガシ登りたかった。
雪渓が終わった後の岩場と、翌日の白馬大池の後の岩に緊張した。
もう栂池と思ってしまった木道の天狗原、まだ道半ばと知った時には下りってきつくて飽きて嫌いだと思った。

それでも、お天気に恵まれ雲と空と稜線とに見惚れた、最高の山歩きだった。


白馬山荘が空いていて、個室だったことは嬉しかった。
着いた夕方はガスで何も見えなかったが、翌朝は雲海の上に顔を出していた槍も剣も遠く白山も部屋の窓から見えた。


帰りのタクシー、下りを前後しながら歩いたご夫婦と、猿倉まで相乗りした。5400円。
ロープウェイは下りの片道では、ジャフの割引がきかなかった。

白馬山荘は、モンベルカードで500円割引してくれますから、持参しましょう。