北根室ランチウェイの核心部を歩く(第2、第3、第5ステージ)
- GPS
- 13:06
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 692m
- 下り
- 948m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:00
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:50
天候 | 1日目(10/1)快晴 2日目(10/2)暴風雨の予想で、夜半から未明まで強風豪雨であったが、急速に天候回復し行動時間中は晴天。ただ強風は残る。 3日目(10/3)爆弾低気圧は北に去り、晴天だが南風強し。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
ANA4881便 8:05 新千歳空港発 / 8:55 中標津空港着。開陽台までチャーターバ ス。 開陽台から佐伯牧場まで(第2ステージ)歩く。 10/2 午前中は、チャーターバスにて神の子池、裏摩周展望台を観光。 午後、佐伯牧場から養老牛温泉まで(第3ステージ)歩く。 10/3 摩周湖第一展望台から西別岳小屋まで(第5ステージ)歩く。 養老牛温泉にて入浴。 ANA4886便 中標津空港発17:55 / 新千歳空港18:50。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレイル全体に独創的かつ最先端の整備が施されている。それを見るだけでも楽しくなると言うもの。世界に誇れるトレイルだと言っても過言ではないだろう。 |
その他周辺情報 | 温泉はスタート、ゴールの両方に豊富だが、トレイル途中の養老牛温泉には是非入浴を勧めたい。 トレイル全体が見所満載だが、周辺観光ときたら言を尽くせないほど存在する。世界自然遺産の知床、ラムサール条約登録の釧路湿原は国際的にも評価の高い自然観光地だが、その他にも阿寒国立公園、野付半島、風連湖・春国岱…。どのように行程を組むか、頭を悩ますくらいだ。 |
写真
感想
りんゆう観光のツアー。
北根室ランチウェイは全長71.4kmで、第1から第6までのステージが設定されている(詳しくは、北根室ランチウェイのホームページを参照)。
http://www.kiraway.net/01history.html
今回はそのうち、第2(10.1km),第3(9.2km),第5(11.3km)の各ステージを歩くという趣旨。歩行距離総計は30.6km。往復は飛行機、宿泊は中標津の温泉ホテル、2日目の午前は神の子池、裏摩周展望台を観光し、最終日には秘湯「養老牛温泉」に一浴するという、ま、中高年には優しい企画。
出発直前の天気予報では2日目は「暴風雨」というご宣託であったから、ホテルで終日缶詰を覚悟し、パソコンや文庫本を持参していったが、予報は見事にはずれた。爆弾低気圧は1日目の夜半から未明に掛けて豪雨を降らしたものの足早に北に去り、きれいな秋空が広がった。常日ごろの行いが天の意にかなったのであろうか。
ウオーキングの様子は写真を見ていただくとして、日本離れした広闊な風景の中をゆったりと歩く愉しみは何物にも代え難く、貴重な経験を頂いた。
それにしても、私どもの年代からすれば、根釧台地は「不毛の原野」の代表のように印象付けられていたものだった。実際、わたしたちの先生たちがまだ学生の頃の話だが、「根釧台地に野鼠狩りのアルバイトに1ヶ月も入れば、三日三晩、薄野で豪遊が出来た」との話をよく聞かされたものだ。長い戦争の間に耕地や林地が荒れ、野鼠の横行を食い止めることが喫緊の課題であった時代のことだ。いまや、「不毛の大地」は日本を代表する酪農地帯に変貌した。ランチウェイも世界に誇れるロングとレイルだと思う。感慨ひとしおである。
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