八ヶ岳全山縦走(やや端折り、停滞1日込
- GPS
- 80:00
- 距離
- 40.8km
- 登り
- 4,113m
- 下り
- 3,949m
コースタイム
天候 | 10/10 上層に雲 10/11 雨or雪+強風(停滞日とした 10/12 快晴、午後遅くから曇り 10/13 山の上部のみ曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
女神茶屋に自転車デポ 観音平までマイカー 女神茶屋に下山後、小淵沢駅までサイクリング 小淵沢駅からタクシーで観音平 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南八ヶ岳は歩きやすい、ただしアップダウン激しい。 北八ヶ岳は岩が濡れたり凍ってたりして歩きづらい、一部ルート不明瞭な部分あり。疲れる。 |
その他周辺情報 | 大河原峠、女神茶屋は10/13現在営業終了 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
テント泊装備
シュラフは夏用 防寒着多数もあまり使わず |
---|
感想
八ヶ岳全山、、、と計画したものの、どうしても「本沢温泉に行きたい」と「阿弥陀岳に寄りたい」を比べた結果、前者を取った。
というわけで、不完全なので「八ヶ岳主稜線縦走」って感じなんかな。。
ついでに三ツ岳行ってないし、中途半端だ、、、けどまぁこんなもんです。
■1日目(観音平〜編笠山〜権現岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜本沢温泉)
真夜中に女神茶屋に自転車を置いて(ってその辺でテント張ってる人が。。)、小淵沢の道の駅で仮眠。その後、観音平へ、、、って駐車場一杯ですやん。道路沿いに停めてなんとか出発。
快調に歩いて編笠山へ。赤岳の迫力がすごい、、けっこう遠いなあ。富士山も南アルプスも北アルプスもあれもこれも見える、上層には雲があるが全部見える。ああたまらん。
先は長いので次!
青年小屋でてぬぐい。その後、権現岳へ。山頂はちょっと外れていたが、同じペースの人に聞いてみてなんとか取りこぼしなし。この方とか赤岳あたりまで前後しつつ、、だった。
キレット小屋通過で「キレットってどこだ?」ってな感じ、赤岳へのアプローチは急登だが特に問題はなし。高所慣れしたなあ、昔とはだいぶ変わった意識。
赤岳は人いっぱい、おおこれこそ八ヶ岳。風はそこそこ強く、西側にいると寒い。。。いつもどおり?スティックチョコパンをかじって補給。
先は長いので。。
横岳スタスタ。。
硫黄岳の手前の小屋でココアを注文して一息。予定時間ほぼトレースしているので、そろそろペース落としてもいいかなあ。
硫黄岳は気持ちよく歩き、爆裂火口すんごいな〜ってな感じで夏沢峠へ。
のんびり下って、、、って途中で木の株がクマに見えてビビる。なぜか登山道どまんなかで中腰になってカメラ構えている人に激写されたりして(なんだったんだ?写真ください笑)、本沢温泉に到着。
今回の目的その1、野天風呂。MTB・山サイ界隈の人はけっこう来ているようだ。この日もMTBの人が一人。テント張って、いざ。寒いけどいい湯、寒いけどいい紅葉、寒いけど寒いけど寒い!!!!
風呂あがりに服を着るのにテクニックがいるというかスピード大事。人が矢継ぎ早に来るので長湯できないのが辛かったが、タイミングあえばのんびりできそうだ。
仮眠程度しかしてなかったので、ひたすらに寝まくった。。。また本読んでないな。
夜から強風+豪雨。。。明日は停滞か?と萎えつつ。。
■2日目(本沢温泉で停滞)
天気予報だと眺望なし、冷たい雨or雪、風強い、の3つが揃っている。。。はい停滞します!!
こんなんで稜線歩いてもつまんねえぜ。
翌日の出発を早くするため、テントを撤収して小屋泊りに切り替え。
カレー食って内湯の温泉に浸かって晩飯食って寝る。とにかく寝る。
小屋の人がみんな肌つやつやな気がした、温泉効果か?
■3日目(本沢温泉〜根石岳〜天狗岳〜麦草峠〜縞枯山〜北横岳〜大岳〜双子池)
夜明け前に夜空を眺めながら出発。稜線をつなぐために夏沢峠を登り返す。暗い。
夏沢峠あたりで東の稜線が燃えてきた。根石岳手前でモルゲン。風が強いし寒いしもう大変だ。霧氷の中を歩く。
根石岳も天狗岳も西天狗岳も寒い、、とにかく寒い。まぁ動いていれば問題ないけど。
黒百合ヒュッテまでのルートは岩だらけで歩きづらい、滑るなあ。。しんどい。中山峠やら丸山やら麦草峠やら茶臼山やら縞枯山やら北横岳やらをクリア。
三ツ岳は時間と風の都合でパス。ちょっと悔しい。。。
北横岳の先、大岳までと双子池までのルートはほんと歩きづらかった。距離のわりにコースタイム長いと思ったらやっぱりこれか。トレッキングポールが折れたりしつつ、なんとか双子池へ。想定よりやや遅い程度で済んだ。三ッ岳行ってたらどんだけ時間かかったかねえ。全ての判断は正しかったことにしておこう笑
双子池のテン場はなかなか素晴らしい眺めだった。これは小屋のホスピタリティがほぼゼロでも気にならないな笑
この日は麦草峠と双子池でクルマを見た+歩きづらいルートで疲労MAX。。。一般道見たくないな、贅沢な話だが。
山では珍しくパスタ作ったりして就寝。
初日もそうだったが、結局ダウンパンツを脱いでしまって暑がりの本領発揮。
まわりに動物の気配を感じながら就寝。。。
■4日目(双子池〜蓼科山〜女神茶屋)
池の周りはそうでもないが、上空?の風の音を聞きながら目を覚ます。短いルート設定なのでのんびり出発。しかしなかなか寒い、、というかこのガスはなんだ?標高2000mより上は雲に覆われている感じのようだ。
連休も終わったというのに、けっこう人がいる。さすが百名山の蓼科山に続くルートだ。
前後する人と「寒いね〜」「午後からよくなるらしいんだけど」とか言いながら励まし合って?蓼科山荘。コーヒーブレイクで大休止、天候よくならないかな。。。と。1時間近く粘るものの、どうもダメっぽい。
諦めてさくさく蓼科山山頂へ。寒い〜〜〜〜、11時近いのにエビの尻尾残ってるぜ。。
山頂を通過して下山、、、ガスっててルートをちょっとロスして現在地確認しつつ復帰。これはなかなか分かりづらい(どうやら三角点の方へ進んでいたらしい)。
淡々と下って下って下って、ステキ樹林帯を歩いたりしつつゴール地点へ。自転車は4日放置で無事だった、よかった。
その後、楽しいダウンヒルで299に乗ってエコーラインを使ってトラバースしつつなるべく脚を使わないように小淵沢駅へ。
富士見高原と観音平へヒルクライムする気にはなれず、駅からタクシー。
クルマで小淵沢駅の自転車を回収、鹿の湯(ここしか営業してなかった)でゆったりして終了〜。
■感想的な
・縦走中に一般道に降りるのがしんどい
・途中で観光地的な雰囲気満載
・ルート上は山小屋いっぱいで便利
・しかしテン場は少ない、計画立てづらい
・小屋いっぱいだから手ぬぐいいっぱい
・本沢温泉はとても良い
・北八ヶ岳は歩きづらい(ランナーな方は特に注意、コースタイム削りづらいかも)
・天気予報があまり当たらない?ヤマテン的には地元のはずだが
また編集するかもですが、とりあえずこんな感じでした。
これでしばらく縦走はやらず、日帰り程度の山行に移ります。。。
自転車のトレーニングせねば。
arukakat さん、こんにちは。初めまして。
天狗尾根に登る手前で、スゴイ勢いで登ってきたおにーさんに追い越されましたが、そのおにーさんだったんですねぇ。
私のレコの、25番目の写真に御姿が小さく写っていますよ。
ちょうど天狗尾根ノ頭の長いトラバースのところです。
その後、全山縦走とは・・恐れ入りました。
途中、天候が悪化しましたが、今シーズン初の霧氷が見られて良かったのかな?
歩き終わられて、達成感半端ないと思いますが、またまたビックリするようなレコをお待ちしています。
お疲れ様でした。
はじめまして。
レコでお姿確認しました、覚えてますよ〜。当日はあの辺りが一番集中してて軽快に歩けたので、いいペースだったと思います。
稜線を気持ちよく歩きたいというのが一番の目当てなので、停滞しちゃいました。あの天候で歩くと八ヶ岳が嫌いになっちゃいそうで。。笑
霧氷はすごかったですね〜、温泉も満喫できたので停滞した甲斐がありました。
今後は日帰りがメインになると思いますが、あくまで「普通のルートをそれなりに早く歩いてビュースポットで大休憩」というモットーでやります
写真確認しました、確かに私ですね。
なんかへっぴり腰で情けない感じに見えます笑
八ヶ岳、大荒れ予報が出てたから、行かれたのかな〜?って気になってました。
停滞という手がありまたか。しかも温泉で
雲上の湯、行こう行こうと思っているのだけど、なかなか…
テクニカルな入浴作法が難しそうですね(笑)
霧氷やエビの尻尾の写真を見ると北八ツはもう冬ですね。
「感想的な」のところは、うんうんと同意する項目ばかり。
特に北八ツの岩ゴロゴロでスピード出せないとか天気当たらないとか。
それにしても見事なアップダウンの標高グラフ。全山縦走、お疲れ様でした。
あ、三ッ岳を飛ばしたようなので、やり直しですかね
温泉に逃げればなんとかなるだろう!という目論見が見事に当たりました笑
雲上の湯は、MTB仲間がけっこう行ったことあるとかで気になってたんですよね。案の定、MTBで走れる感じの道でした。。。冬にもっかい行こうかなって感じです。
荒れた日からは北岳も北アルプス方面も白くなっていたので、もう冬のつもりじゃないと、、というところですね。私はそろそろ自転車に切り替えて、低山や日帰り程度の山行に留めます。長い縦走はまた来年〜
三ッ岳、やっぱり外しちゃダメでしたかね。。。行くと16時到着くらいの感触だったので、何かあると辛いなああ、、、と避けちゃいました。やはり心残りが。。ううむ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する