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Yamareco

記録ID: 744196
全員に公開
ハイキング
剱・立山

黒部ダムから内蔵助谷へ 〜黒部湖周辺で紅葉撮影

2015年10月12日(月) 〜 2015年10月14日(水)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
41:56
距離
14.4km
登り
1,554m
下り
1,538m

コースタイム

1日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
2日目
山行
6:02
休憩
0:36
合計
6:38
8:13
18
宿泊地
8:31
8:31
75
9:46
10:20
96
11:56
11:56
7
12:03
12:03
31
12:34
12:35
77
13:52
13:53
58
3日目
山行
0:49
休憩
0:00
合計
0:49
7:58
7:58
6
8:04
8:04
18
8:22
ゴール地点
天候 12日:曇り 時々 雨
13日:曇り 時々 晴れ
14日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢まで車
扇沢〜黒部ダム トロリーバス往復 2,570円
コース状況/
危険箇所等
・今年度の下の廊下は大量の残雪のためダムから欅平まで行くことは不可。最新状況は阿曽原小屋のHPで確認のこと。
・ダム下から下流は岸壁のトラバース道が続くので十分な装備で慎重に。
【1日目】放水中の黒部ダム
2015年10月12日 12:31撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/12 12:31
【1日目】放水中の黒部ダム
黒部ダム展望台から明日歩く黒部川下流方向
2015年10月12日 12:43撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
10/12 12:43
黒部ダム展望台から明日歩く黒部川下流方向
時折り小雨が降る天気
2015年10月12日 13:06撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
5
10/12 13:06
時折り小雨が降る天気
「ロッジくろよん」へ向かう
2015年10月12日 13:50撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/12 13:50
「ロッジくろよん」へ向かう
ブナとカエデの林は紅葉が見頃
2015年10月12日 14:20撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
6
10/12 14:20
ブナとカエデの林は紅葉が見頃
何枚撮っても飽きない
2015年10月12日 15:37撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
10/12 15:37
何枚撮っても飽きない
【2日目】ダム下に降りて放水中の急流を渡る
2015年10月13日 09:01撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/13 9:01
【2日目】ダム下に降りて放水中の急流を渡る
放水中のダムを下から見たのは初めて
2015年10月13日 09:02撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
4
10/13 9:02
放水中のダムを下から見たのは初めて
峡谷にも光が入ってきた
2015年10月13日 09:15撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/13 9:15
峡谷にも光が入ってきた
次第に色付いてくる景色
2015年10月13日 09:19撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/13 9:19
次第に色付いてくる景色
大タテガビンの壁が見えてきた
2015年10月13日 09:27撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
5
10/13 9:27
大タテガビンの壁が見えてきた
この辺りは色付きの盛り
2015年10月13日 09:42撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
10/13 9:42
この辺りは色付きの盛り
3年ぶりの内蔵助谷出合い
2015年10月13日 09:55撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/13 9:55
3年ぶりの内蔵助谷出合い
さらに下流方面
2015年10月13日 10:16撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/13 10:16
さらに下流方面
引き返しながらも景色に目を奪われる
2015年10月13日 10:17撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/13 10:17
引き返しながらも景色に目を奪われる
岩壁をヘツった通路
2015年10月13日 10:26撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/13 10:26
岩壁をヘツった通路
小滝にかかる木橋
2015年10月13日 10:34撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/13 10:34
小滝にかかる木橋
再び戻って来たダム下の激流
2015年10月13日 11:10撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/13 11:10
再び戻って来たダム下の激流
ダムの下方にも日が差すようになってきた
2015年10月13日 11:11撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/13 11:11
ダムの下方にも日が差すようになってきた
ケーブルカーで黒部平へ登ってみるが、稜線は雲の中
2015年10月13日 12:39撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/13 12:39
ケーブルカーで黒部平へ登ってみるが、稜線は雲の中
撮影しながら黒部湖畔へ下りる
2015年10月13日 13:24撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
10/13 13:24
撮影しながら黒部湖畔へ下りる
ブナの色付きがほんとに美しい
2015年10月13日 13:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
10/13 13:38
ブナの色付きがほんとに美しい
時々陽が差すとさらに美しく
2015年10月13日 13:48撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/13 13:48
時々陽が差すとさらに美しく
標高が下がるに連れて色付きが増す
2015年10月13日 14:23撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/13 14:23
標高が下がるに連れて色付きが増す
賛歌!
2015年10月13日 14:26撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
10/13 14:26
賛歌!
【3日目】初めて朝から晴れた
針ノ木岳の稜線が冠雪しているのがよく見える
2015年10月14日 06:16撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/14 6:16
【3日目】初めて朝から晴れた
針ノ木岳の稜線が冠雪しているのがよく見える
小屋を辞して黒部ダム駅へ向かう
2015年10月14日 06:24撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
10/14 6:24
小屋を辞して黒部ダム駅へ向かう
朝陽が差し込む赤沢岳
2015年10月14日 07:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/14 7:38
朝陽が差し込む赤沢岳
奥に見えるのは後立山と思われる
2015年10月14日 07:44撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/14 7:44
奥に見えるのは後立山と思われる
かんぱ谷の吊り橋
割と長くて苦手
2015年10月14日 07:50撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/14 7:50
かんぱ谷の吊り橋
割と長くて苦手
始業準備中の遊覧船ガルベ
2015年10月14日 07:54撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
10/14 7:54
始業準備中の遊覧船ガルベ
黒場ダムの上から
鹿島槍〜五竜〜白馬鑓 くらいが見えてるかな?
2015年10月14日 08:00撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
10/14 8:00
黒場ダムの上から
鹿島槍〜五竜〜白馬鑓 くらいが見えてるかな?
ダム展望台へ登る途中にある観覧ステージ
遠くから見るとなかなか凄い所にある
2015年10月14日 08:09撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/14 8:09
ダム展望台へ登る途中にある観覧ステージ
遠くから見るとなかなか凄い所にある
前々日に冠雪した立山稜線
2015年10月14日 08:16撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
4
10/14 8:16
前々日に冠雪した立山稜線
さて、帰るとしよう
2015年10月14日 08:18撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
10/14 8:18
さて、帰るとしよう
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

3年前に下の廊下を歩いた際に、黒部湖周辺の林や峡谷の紅葉の美しさに目を奪われた。その時は歩くことに精いっぱいでじっくり撮影することができなかったので、2泊3日を取って紅葉を撮影しようと出かけた。
(3年前の下の廊下の記録はこちら → http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-239613.html

【1日目】
扇沢に車を止めてトロリーバスで黒部ダムへ。曇りがちの天気だが展望台から見ていると時折りダム下の谷に日が差して色付いた様子を眺められる。やや早いのではないかと心配したが、そこそこの色付きで安心する。

晴れていないお蔭でしっとりとした感じの紅葉の景色を撮影しながら、今晩の宿にする「ロッジくろよん」へ歩く。吊り橋を渡ってブナの林の中に入って行くと、沢山の背の高いブナが上の方まで黄色く染まって他にはない景色を与えてくれる。
ロッジの傍まで来たがまだ時間が早いので、もう一度湖岸の方まで足を延ばして撮影を続ける。

3時過ぎにロッジに着いて泊りの手続きを済ませ、小屋の人に様子を聞いてみる。今年は下の廊下の開通が難しそうだということで客足が殆どなく、今夜も自分ともう一人の客の二人だけだとのこと。

翌日の天気が思惑に反してあまり良くなさそうなので、当初考えていた内蔵助谷へ早朝に向かう案をどうするか悩む。結局翌朝の天気を確認してから決めようと思い、早めに就寝する。


【2日目】
目を覚ますと雨の音。強くはないが止むことなく降っている。しかし頭上の空は明るくて所々青空も覗く。朝食後、止むかも知れないと期待して雨具を着用して内蔵助谷へ向かうことにする。

ダム駅から登山道の入り口に入り、ダム下へ下りる。この時刻には既に観光放水が始まっていて、水嵩の増えた川を木橋で渡るのがちょっと怖い。
左岸の岩がちの道を進んで行くと次第に日が差し始め、色付いた木々も増えてくる。そのうちに岩壁に高く作られたトラバース道を歩くようになり、大タテガビンの姿が行く手に見え始めてから30分足らずで内蔵助谷の出合に着く。

沢の出口の大岩群の向こうに、谷を埋める紅葉した広葉樹の林が眺められる魅力的なポイント。3年前は下の廊下通過時の危険を減らすために三脚を持たなかったのでこの景色を腰を据えて撮ることができなかった。
今回は3年越しでこの場所を撮影することが主目的。曇っていた空には丁度太陽が顔を出し始めて、時折り谷や背後の丸山東壁を明るく照らす。光線の具合を待ちながら、色々なアングルで撮影を続ける。

できれば谷に少し分け入ってカラフルな林を俯瞰した景色を撮りたかったのだが、再び雨になる様子があったので引き返すことにする。
帰りは2‐3組のグループとすれ違う。どのグループも下の廊下が開通していないことは知っているようなので、気をつけるようにだけ言って見送る。

再度ダム下の木橋を渡り、登山道を駅まで登り返す。ダムの高さは200m弱なので200mの高さを登り返すことになり、これはなかなか辛い。
ダムまで来ると空はすっかり晴れ上がっていて雨の心配はなくなったようなので、黒部平まで行ってみることにする。

ケーブルカーで黒部平へ上がってみるが、昨日は冠雪したと思われる立山の稜線には厚い雲があって見えない。
仕方なく400mの標高差を撮影しながら歩いて湖畔まで下りる。黒部平に近い所は既にかなり葉っぱが落ちてしまい、湖畔近くに下りて来るまで絵になる風景は得られなかった。

ロッジまで下りて来てしまったので仕方なく付近の林をもう一度回ってみる。前日とは違って木々に日が差すので同じ場所でも新しい風景が見えてくる。幾つかの場所で面白い絵を取ることができ、満足して宿に戻る。


【3日目】
やっと朝から快晴となって稜線が見えるようになった。朝食後にロッジを後にしてダムへ向かう。
途中、雪を冠った針ノ木岳やスバリ岳、遠くに見える五竜岳などを撮影しながらダムを渡り、長い階段を昇って駅の展望台へ。

ダムの反対側に冠雪した立山の稜線と紅葉した山麓を見ることができ、今回の目的のほぼ全てを達成できた。


※ Tadが所属する山岳写真グループ「山岳写真ASA」の
    HPはこちら ⇒ http://www.ifnet.or.jp/~asa.p/
    山行ブログはこちら ⇒ http://sangakuasa.blog130.fc2.com/


 

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