新潟鋸岳から雨飾山へ、相方の体調不良で途中撤退(>_<)

2015年10月17日(土) [日帰り]

• GPS: 06:31
• 距離: 8.5km
• 登り: 1,149m
• 下り: 1,147m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:04
• 休憩: 2:35
• 合計: 6:39

7:41 スタート地点
8:52 10:00 分岐
9:52 10:11 鋸岳
10:45 11:00 分岐
11:40 12:33 撤退地点1500ｍ
14:12 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

雨飾山荘駐車場　7時半すぎほぼ満車

コース状況／危険箇所等

鋸岳山頂直下100mは鎖場、ザレ場のため滑落注意

その他周辺情報

雨飾山荘テン場は17日は我々だけでした。（テン場1000円/人）
山荘内風呂と露天風呂ＯＫ、テン泊でも食事ＯＫでした。
（夕食2500円　刺身もあって美味しかったです。）

写真

10/17 7:36

一番上の第2駐車場に何とか止められました。
鋸岳はこの右上の林道を行って沢を渡ったら左へ

10/17 7:36

朝日が海谷山塊の真ん中の鬼ヶ面山に差し込みました。

10/17 8:01

ブナの林を巻いて登っていきます。
目指す鋸岳が見えました。

10/17 8:08

右が鋸岳、左に鬼ヶ面山、七合目ほどまでが錦の紅葉

10/17 8:38

ブナ林にはキノコが生えていました。
これはクリタケですね。

10/17 8:49

黄色でまぶしい登山道を登って稜線に向かいます。

10/17 8:52

山谷山塊の稜線に出ました。
1時間少しかかりました。
分岐の標識です、鋸岳まで90分、雨飾山まで3時間

10/17 8:53

ブナの紅葉と青空

10/17 8:54

黄金の山に飛び込む感じです。

10/17 8:59

紅葉の素晴らしい稜線ですが、アップダウンが激しい。

10/17 9:20

鋸岳山頂が直ぐそこです。
結構な岩山です。

10/17 9:31

ブナの稜線を抜けると・・

10/17 9:46

あと標高差100m程、ここから岩場に突入

10/17 9:51

滑りやすい急なザレ場

10/17 9:56

横に鬼ヶ面山

10/17 9:56

向こうには猫耳の雨飾山

10/17 9:56

下の赤い屋根が雨飾山荘

10/17 9:58

ナイフリッジの様な急登

10/17 9:58

山頂近くはなだらか、20mほど行った所が頂上です。

10/17 10:00

この稜線を登ってきました。

10/17 10:01

山頂から鬼ヶ面山と日本海

10/17 10:01

北東方面

10/17 10:02

雨飾山目指して下りましょう。

10/17 10:08

下りの方が要注意

10/17 11:35

一旦下ってまた登っていきます。
狭い稜線を進んでいきます。

10/17 11:39

両側が切れ落ちているところもありました。

10/17 11:40

ここから少し下ってトラーバースしていくところでN君の両足が悲鳴を上げました。
ツムラの薬でも痙攣がなかなか収まらずここで断念しました。

10/17 12:31

鬼ヶ面山と鋸岳のツーショット、雲が良い感じです。
さてゆっくり下ってテン場で酒盛りとしましょう。

10/17 14:48

苔の絨毯の上にテントを張りました。
寝心地は最高、気温も高く静かなテン場でした。

10/18 7:34

翌日山荘を後にしました。
今回のリベンジは紅葉が綺麗な来年かな

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

y-urano

紅葉の山にどっぷり浸かっての山行がしたくて、できればテン場があってのんびり出来そうなところ・・　まさにぴったりの場所が見つかりました。
新潟雨飾山荘から険しい鋸岳に登って歩く人も少ない雨飾山にむけて周回が出来るコースです。
雨飾山は長野県側からだと大渋滞で大変ですが、このコースなら山頂付近で混み合うものの登りはほとんど人に会わず静かな山行が可能です。

鋸岳までの紅葉は素晴らしく、むせかえるような落ち葉の匂いや鮮やかな黄金の世界に飛び込んだような素晴らしいブナの森を楽しみました。
鋸岳も思ったよりも険しく、スリルがあって山行のアクセントになりました。
この場所は海谷山塊と言って、広い山頂の駒ヶ岳と突き出た険しい鬼ヶ面山と鋸岳の三山縦走がおすすめだそうです。
こんな魅力的な山があるなんて知りませんでした。

鋸岳-雨飾山はアップダウンや急登が多く確かに破線ルートといった道でした。
それでも思ったほど不明なところは無くそこそこ歩かれているようです。
このルートが最近ほとんど山に行っていないA君には知らず知らずに足が切れてしまったようで、雨飾まであと2時間程のトラバース道でのところで急に両足が痙攣してしまったのです。最初は少し休んでツムラの薬を飲めば直ると思っていましたが、30分以上休憩してもいっこうに回復してきません。足に力が入らなくなっていたようです。
さすがに心配になってきました、これ以上は無理だと判断してストックを使い少し歩けるようになったとこでそろりそろりと下りはじめました。
思えば途中で気持ちが悪くなったり、バテたりと休憩ばかりでいつものA君ではなかったです。

下ってからテン場での酒盛りや、秘湯、山荘での夕飯と他にも楽しみがあったのでそれほどショックはありませんでした。
期待通りでテン場は静かで独占状態、風呂も快適でくつろげました。
紅葉の最盛期なのにこんなに静かで良いのかとびっくりです。

周回が出来なかったこともあってまた紅葉の季節に来たいと思いました。