快晴の涸沢から奥穂高岳と前穂高岳の山旅

2015年10月18日(日) 〜 2015年10月19日(月)

• GPS: 15:56
• 距離: 32.8km
• 登り: 3,168m
• 下り: 3,152m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 2:14
• 合計: 8:28

6:08 河童橋
6:43 6:44 明神館
6:47 6:48 徳本口(徳本峠分岐)
7:24 7:24 徳澤園
7:35 7:35 新村橋(パノラマ分岐)
8:13 8:18 横尾 (横尾山荘)
8:36 8:38 横尾岩小屋跡
9:14 9:19 本谷橋
10:04 10:05 Sガレ
10:35 11:00 涸沢ヒュッテ
11:12 11:13 涸沢小屋
11:35 11:38 パノラマ分岐
13:04 14:34 穂高岳山荘
14:36 宿泊地

2日目

• 山行: 5:43
• 休憩: 1:38
• 合計: 7:21

6:52 宿泊地
7:36 7:56 穂高岳
9:09 9:16 紀美子平
9:32 10:00 前穂高岳
10:18 10:34 紀美子平
11:47 12:03 岳沢小屋
13:03 13:03 岳沢湿原・岳沢登山口
13:23 13:25 河童橋
14:02 14:11 上高地バスターミナル
14:13 ゴール地点

天候

晴れで無風のベストコンディション

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡バスターミナルよこ第三駐車場　前日23時ころ入ったので、1800円の3日間分料金がかかったようです。
バス。往復2050円

コース状況／危険箇所等

・ザイテングラードからは岩稜帯の登りになります。落石に注意。ヘルメットは必需です。私は忘れてしまいました。
・穂高岳山荘から西穂への分岐までは、北斜面を登りますので、雪が凍っています。朝方は必ずアイゼンが必要です。
・後半はずっと岩稜帯の山行です。ルートに不安は無いでしょうが、足の置き場、手の置き場に最善の注意が必要です。
・前穂高岳は南側がルートですので、雪は残っていません。が、岩稜帯の登攀です。登りは楽しいですが、下りは注意しましょう。
・紀美子平から岳沢への下りも、鎖はありますがスリップ注意。

全体的に、雨や霧が予報される場合は行かないほうがいいと思います。美しくも、厳しい場所です。

その他周辺情報

温泉は沢渡バスターミナル出てすぐの、梓湖畔の湯720円

写真

10/18 5:06

沢渡バスターミナルで登山届提出。5：10分のバスに乗ります。往復2050円でした。

10/18 6:09

上高地到着。さすがにこの時間では、それほど人はいない。

10/18 6:09

天気はバッチリ。朝焼けを皆さん待っています。

10/18 6:12

しみずばしの金魚藻

10/18 6:25

歩きます

10/18 6:42

明神岳

10/18 6:46

1時間歩いて明神到着

10/18 6:54

また歩いて、

10/18 7:04

シシガミの池（うそです）を通り、

10/18 7:17

また、チラ見して。明神岳と前穂の山は徐々に姿が変わってくる。

10/18 7:18

梓川。遠くに見えるのは、蝶ヶ岳に常念岳

10/18 7:25

徳澤園テント場。芝生なのです

10/18 7:27

徳澤園

10/18 8:12

またスタスタ歩いて、横尾

10/18 8:23

しばし来ないうちに、トイレがきれいになっている。水場もかわった。

10/18 8:23

横尾大橋を渡ると、涸沢に行く方向になる

10/18 8:27

屏風岩の右側を巻いてすすみます

10/18 8:37

日が登り暖かくなってきました

10/18 8:43

屏風岩の岸壁

10/18 8:48

本谷橋まではかるい登り

10/18 9:10

すると、北穂高岳が見えてくる

10/18 9:18

本谷橋到着

10/18 9:22

ここから本格的な登りがはじまる

10/18 9:49

本谷橋あたりは紅葉がまだありました

10/18 9:50

先に見えるのは吊尾根前穂か。すると、右の奥が涸沢カール

10/18 10:04

ゴツゴツ岩が見えてきた

10/18 10:08

奥穂も、サイデンも穂高岳山荘も見えてきた。以外に近い。いえまだまだです。

10/18 10:26

涸沢は晩秋です。葉っぱは落ちています。

10/18 10:27

少しナナカマド

10/18 10:32

振り返って、

10/18 10:39

涸沢ヒュッテ到着。水を2Lほど補給。これが重かった。

10/18 11:06

北穂高岳から涸沢槍

10/18 11:06

涸沢槍から、ザイテン、穂高岳山荘、奥穂高岳

10/18 11:06

吊尾根、前穂。イヤ〜来たな。この景色は圧巻！

10/18 11:06

涸沢のテントは1張りしか残っていなかった

10/18 11:09

何か、色々建物あったと思いますが、撤収されていました。

10/18 11:16

涸沢小屋から涸沢ヒュッテ

10/18 11:16

穂高岳山荘に向かいます。

10/18 11:17

登山道はこっち

10/18 11:45

北尾根6峰、タヌキ岩がチョコット

10/18 11:45

ザイテングラードが見えてきました。追加した水2Lが足に来る。

10/18 11:46

しし岩、涸沢槍

10/18 11:54

振り返って、屏風岩に左奥が常念岳

10/18 12:04

ザイテングラードの岩肌がもうすぐ

10/18 12:07

さて、ここからこのザイテングラードを進みます。もう、足はヘロヘロ。

10/18 12:08

似たような写真で

10/18 12:13

・・・という格好です。

10/18 12:24

登ります

10/18 12:38

日陰にはチョット雪が残っています

10/18 12:41

北側岩壁には先週の雪が残っています

10/18 12:41

クワ〜、苦しいぞ！

10/18 12:41

北穂

10/18 12:41

またまた、振り返って

10/18 12:48

あと20分

10/18 13:03

穂高岳山荘、見えてきた

10/18 13:06

着いた。奥穂への上りの岩壁

10/18 13:08

穂高岳山荘。

10/18 13:15

あっ。水もらえたんだ。

10/18 13:16

いや〜。来ましたね。

10/18 13:16

涸沢岳。今日は15名の外人さん。ほぼ占拠された。

10/18 13:17

奥穂への道

10/18 13:45

マイハウス。風が全くなく、設営は楽でした。周りは外人さんのテントばかり。

10/18 14:02

涸沢岳に登ってみました。槍さんは明日ですね。

10/18 14:02

常念、大天井

10/18 14:18

奥穂高岳。結構白いですね。

10/18 15:03

テントからチラリ

10/18 15:31

憩いのひと時。ビールにワインで乾杯。めずらしく、ソーセージを持ってきた。

10/18 15:56

裏に回って、白出沢を見下ろす。結構急ですね。新穂高からここまで、5時間ちょっとで来たと、隣のテン泊の方が言われていました。

10/18 17:08

笠ケ岳の横から日が落ちていきます。

10/18 17:08

奥穂やジャンも夕日に染まってきました

10/18 17:09

う〜ん。美しい。

10/18 17:09

白出沢も赤く

10/18 17:11

常念の先も赤かった

10/18 17:12

静かなひと時

10/18 17:12

山荘の上も赤く

10/18 17:12

テント場はマッタリ。外人さんは山荘の中で、大宴会中。

10/18 17:14

太陽が白山方面に、

10/18 17:14

沈みます

10/18 17:15

10/18 17:15

10/18 17:16

白山に沈む夕日。まるで西方浄土。南無阿弥陀仏。決して、敬虔な仏教徒ではありません。

10/18 17:26

奥穂右上に三日月が見えました。という事で、本日はおしまい。

10/19 5:49

朝です

10/19 5:54

今度は日の出。

10/19 5:55

出てきましたね

10/19 5:56

10/19 5:58

そして、また手を合わせる。外人さんは日の出には興味が無いみたいでした。

10/19 5:58

朝焼けです

10/19 5:59

日ノ出はいつ見ても、感動的。

10/19 6:00

さてさて、撤収です

10/19 6:54

奥穂、吊尾根を通って前穂へ出発

10/19 6:54

今期初チェーンアイゼンシャキーン

10/19 6:55

朝なので、雪も凍っています。

10/19 6:58

10/19 6:58

こんな感じの場所がたくさんあります。夕方近くになれば、解けてくるので、アイゼンなくても大丈夫のようです。

10/19 7:01

笠ヶ岳

10/19 7:04

結構凍っていますね。

10/19 7:13

振り返って。槍ケ岳も今日はよく見えます。

10/19 7:13

上を見上げます。

10/19 7:29

山頂が見えて来ました

10/19 7:32

もうすぐ分岐ですが、最後の凍った道

10/19 7:33

ジャンダルムお目見え

10/19 7:41

槍ヶ岳方面

10/19 7:41

鷲羽岳、黒部五郎、薬師方面。今年の夏、回らせていただきました。

10/19 7:41

is_pinarelloさんの写真です。私的にすばらしいので、こちらレコでも公開させていただきました。3人のうち1人が私です。

10/19 7:43

奥穂高岳です。ちょっと怖かったので、お宮に手をついてしまった。へっぴり腰だし。

10/19 7:44

ジャンダルム、西穂、焼岳

10/19 7:45

登ってきた道

10/19 7:45

これから向かう吊尾根、前穂

10/19 7:53

上高地、焼岳、乗鞍、御岳方面

10/19 7:57

山はたくさん見えます

10/19 8:09

吊尾根を進みます

10/19 8:11

前穂高岳が見えます

10/19 8:14

鎖もあります

10/19 8:18

振り返ると、どこをどう通ってきたか分からない

10/19 8:31

途中涸沢が見えます

10/19 8:45

真ん中あたりが、紀美子平かしら

10/19 8:45

もうすぐ前穂

10/19 8:52

岳沢小屋も眼下に見えてきます。

10/19 9:09

ここが最後の難所・・・と思います。

10/19 9:13

紀美子平に到着。前穂高岳はザックをデポして空身で登ります

10/19 9:17

途中チョッと振り返って

10/19 9:17

岩場を夢中で登ります

10/19 9:39

前穂高岳山頂。

10/19 9:42

前のほうに行くと、涸沢も見えます

10/19 9:42

歩いてきた道

10/19 9:42

西穂方面

10/19 9:43

横尾方面

10/19 9:43

横尾

10/19 9:44

富士山も見えました

10/19 9:56

前穂高岳山頂

10/19 9:56

常念、大天井

10/19 9:56

蝶ヶ岳

10/19 10:15

戻ります。ここからが長い。下りのほうが慎重に。

10/19 10:26

紀美子平に戻ってきました

10/19 10:28

さて、上高地に戻ります。まずは岳沢小屋をめざして。

10/19 10:29

結構急坂で、

10/19 10:30

鎖場が5本くらいあります。

10/19 10:42

だいぶ下りてきた

10/19 10:43

雷鳥広場

10/19 10:49

階段が出て来た。歩きやすいです。

10/19 11:01

岳沢パノラマ

10/19 11:09

ダケカンバが増えてきました

10/19 11:20

カモシカの立場から

10/19 11:20

カモシカの立場

10/19 11:30

階段を下りる

10/19 11:45

岳沢小屋のテント場に来て、ナナカマドが赤く綺麗でした。

10/19 11:46

振り返って。

10/19 11:49

岳沢小屋

10/19 12:04

どこをどう下りてきたやら

10/19 12:05

天狗ノ頭から西穂高方面

10/19 12:17

上高地まであとすこし

10/19 12:26

振り返って

10/19 12:28

また、右をみて

10/19 12:35

上高地はもうすぐ

10/19 12:38

針葉樹の森に入りました

10/19 12:41

天然のクーラー風穴。確かに穴から涼しい風が流れてきます。

10/19 12:51

木道が出てきて、

10/19 13:05

岳沢登山道終点

10/19 13:06

河童橋まですぐです。

10/19 13:17

河童橋から。さようなら

10/19 13:27

上高地はすごい人。紅葉がとてもきれいですからね。

10/19 14:01

バスターミナルでソフトを食べて

10/19 14:10

沢渡バスターミナルへ

10/19 14:47

沢渡バスターミナルの紅葉がすごかった

10/19 15:29

お風呂はここ。バスターミナルを出たところの、梓湖畔の湯720円。露天風呂からの紅葉がとてもきれいでした。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ30 パナソニック

OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough オリンパス

装備

個人装備

ノース３Sボトムス ヒートテック ナンガダウンパンツ ダウン カッパ モンベル手袋 ３Sシュラフ シュラフカバー チェーンアイゼン テント フライ テントマット エアマット コンロ ガスカートリッジ コッヘル（鍋） 後は通常の登山用品

感想

okusan

　先週悪天候でこのルート中止にしました。今週ヤマテンで確認して、絶好の登山日和、の予報を見て、行くっきゃない。
　稜線でこんなに風が無い北アルプスは初めてです。テント設営、撤収もとても楽でした。天気も快晴で、夕日、朝日とも凍える事もなく、いつもながら感動的なシーンに立ち会う事が出来ました。穂高岳山荘から奥穂高岳への登りは、北斜面が雪が残り、それが溶けて凍っています。朝方はアイゼンが必要だと思います。私はチェーンアイゼンを付けました。
　ここは本当にすばらしい所です。現実のモノとは思えない夢のような場所です。涸沢に泊まって、巨大な屏風のような岩稜の景色を堪能するのもいいし、肩の小屋に泊まって、日の入り、日の出をボ〜と見るのもいい。どちらも大好きです。誰もがそう思っていますよね。月並みでした。
　上高地が閉じるまで後一ヶ月。その後は、雪に閉ざされます。

　穂高岳山荘でテント設営許可証を上高地まで持って行ってしまいました。上高地には驚きですが、立派な郵便局があります。ここから郵便で岐阜栃尾の事務所にお送りしました。許可証は要返却のプレートより、使い捨ての札の方が良かったような・・・忘れる自分が悪いのですが。ごめんなさい。

コメント

is_pinarello

２日目、ずっと一緒でした。
okusanさん、こんばんは。
二日目、ずっと後ろを歩いていた夫婦です。
奥穂・前穂・岳沢とお風呂も一緒でしたね これだけぴったり同じルートを同じような時間で歩くのも珍しいですよね。でもテン泊重装備なのに軽快に歩かれていて、我々夫婦はなかなか追いつけませんでした
二日間とも好天に恵まれて最高の山旅でしたね
お疲れ様でした。また丹沢でお会いしましょう

okusan

Re: ２日目、ずっと一緒でした。
is_pinarello　さん　こんばんは。
　上高地ではテントの許可証を返却する方法で、穂高岳山荘の方と、郵便局の方との楽しい会談をしてしまって、お風呂に行く時間が遅くなってしまいました。露天風呂から見た紅葉はとてもきれいでしたね。また、帰りは、高速道路の割引はないものの、平日ということもあって、PM８：００に着くことができました。御坂からずっと下道 ですが。
　素敵な奥様と一緒の山旅ができるのが、とてもうらやましく思いました。
丹沢でお会いする確立はかなりあるかも知れませんね。バリは未経験 なので、通常ルートで 。