中山道（本山宿（日出塩）→上松宿）

2015年10月29日(木) [日帰り]

• GPS: 10:10
• 距離: 45.3km
• 登り: 861m
• 下り: 966m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:52
• 休憩: 0:16
• 合計: 10:08

5:37 日出塩駅
6:00 6:03 「これより南木曽路」碑
6:57 6:57 贄川宿
7:39 7:39 道の駅 木曽ならかわ
8:23 8:24 奈良井駅
8:33 8:33 奈良井宿
9:19 9:24 鳥居峠
10:09 10:09 薮原宿
11:20 11:20 巴淵
11:51 11:51 宮ノ越宿
13:25 13:27 福島関所
13:31 13:31 福島宿
13:48 13:53 木曽福島駅
15:40 15:40 上松宿
15:45 上松駅

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

起点のJR日出塩駅までは車で行き、駅構内の無料駐車場に停める。
帰りは、終点の上松駅から電車で日出塩駅に戻り、車で帰宅する。

★コースタイム
日出塩駅05:37ー06:00「これより南木曽路」碑06:03ー06:57贄川宿ー07:39道の駅「木曽ならかわ」ー08:23奈良井駅08:24ー08:33奈良井宿ー09:19鳥居峠09:24ー10:09薮原宿ー11:20巴淵ー11:51宮ノ越宿ー13:25福島関所13:27ー13:31福島宿ー13:48木曽福島駅13:53ー15:40上松宿ー15:45上松駅

出発時刻／高度： 05:37 / 814m
到着時刻／高度： 15:48 / 714m
合計時間： 10時間10分
合計距離： 45.26km
最高点の標高： 1247m
最低点の標高： 690m
累積標高（上り）： 1237m
累積標高（下り）： 1337m

コース状況／危険箇所等

ほとんどの区間は車道（舗装道路）を歩きますが、木曽の中山道筋は現国道19号線に沿って歩く区間はわずかで、おおむね車のほとんど通らない旧国道や集落内の生活道路です。車道でないのは事実上、鳥居峠を越える区間のみです。

写真

10/29 5:38

JR日出塩駅前のせまい駐車スペースに車を停める。

10/29 5:39

狭い坂道を100m程下ると、中山道に出る。

10/29 5:42

（ほぼ）満月の月の入り。

10/29 5:45

国道19号線に合流する。

10/29 5:56

桜沢では、江戸時代初期の中山道分岐点の案内に出くわす。

10/29 5:59

国道に沿って歩く。「是より南　木曽路」の案内看板がある。

10/29 6:01

国道端には、石碑も建っている。

10/29 6:01

10/29 6:05

一部区間、国道を高捲きする細い道を通る。
樹林の間から国道と木曽川を垣間見る。

10/29 6:07

複線電化される前の、中央西線の廃線トンネル。

10/29 6:07

10/29 6:15

これは旧国道19号線の「片平橋」。昭和10年完成で、日本の近代化土木遺産に指定されている。

10/29 6:16

片平橋。

10/29 6:25

若神子の一里塚跡

10/29 6:35

国道19号と中央西線を見下ろしながら進む。

10/29 6:46

贄川駅遠景

10/29 6:49

贄川駅。JR中央西線（木曽地区）の駅はほとんど無人駅と化している。

10/29 6:49

贄川宿の案内板。

10/29 6:50

10/29 6:54

贄川関所。

10/29 6:55

福島の関所は有名だが、それを補完する役目を果たした贄川の関所。

10/29 6:56

贄川宿の街道筋

10/29 7:07

中央西線の廃線トンネル。

10/29 7:12

同じく出口。

10/29 7:38

道の駅「木曽ならかわ」。休息やトイレ、道案内など、何かと便利な存在。

10/29 7:48

塩尻市に合併された、旧楢川村役場（塩尻市楢川支所)。
鳥居峠以北の”木曽”は、信濃川水系のため、生活圏も塩尻市に属している。

10/29 7:49

木曽平沢の案内図。

10/29 7:54

平沢集落。

10/29 7:55

10/29 7:59

木曽平沢駅。

10/29 8:16

奈良井宿の手前から、鳥居峠を望む。

10/29 8:18

奈良井駅手前の踏切から、奈良井駅構内。

10/29 8:24

奈良井駅。

10/29 8:24

奈良井宿の案内板。

10/29 8:25

10/29 8:26

奈良井駅のすぐ先から折り返すように登る道は、昭和30年の(旧）鳥居トンネル開通前の旧国道19号線の道筋。

10/29 8:27

奈良井宿

10/29 8:29

10/29 8:36

宿場の途中には「鍵の手」と呼ばれる曲がり角がある。

10/29 8:42

宿場を過ぎ、鳥居峠への道に入る。

10/29 8:43

10/29 8:47

10/29 8:50

石畳の部分もある。

10/29 9:13

鳥居峠手前の一里塚跡。

10/29 9:20

鳥居峠に到着。

10/29 9:20

旧国道（林道）などが交差している。

10/29 9:20

いわゆる”明治道”で、藪原宿へと下る・

10/29 9:30

10/29 9:38

途中から藪原の集落を垣間見る。

10/29 10:02

飛騨街道追分（分岐）地点。

10/29 10:02

ここで、JRの線路を歩道橋で渡って宿内に入る。

10/29 10:04

藪原宿の様子。

10/29 10:05

藪原宿本陣跡。

10/29 10:16

藪原駅。

10/29 10:16

10/29 10:22

宿の先で国道に合流する。この先、しばらくは国道に沿って歩く。

10/29 10:23

藪原駅と、通ってきた鳥居峠を振り返る。

10/29 10:34

木曽川上流部の流れ。

10/29 11:01

山吹トンネル開通により、廃道になった国道19号線部分を木曽川に沿って歩く。

10/29 11:02

10/29 11:07

10/29 11:16

国道から逸れて、宮ノ越集落に入る。

10/29 11:20

10/29 11:32

宮ノ越集落の入口付近。

10/29 11:38

宮ノ越駅。

10/29 11:38

10/29 11:52

宮ノ越宿本陣跡。

10/29 11:53

10/29 12:06

宮ノ越の一里塚跡。

10/29 12:21

原野集落に入る。

10/29 12:29

原野集落の先あたりが、中山道の中間地点となっている。

10/29 12:32

進行方向左には中央アルプスの山々も垣間見える。

10/29 12:40

木曽川の支流にかかる歩行者用の橋。
通行不能になっていた部分の中山道を整備して橋をかけたようだ。

10/29 13:15

木曽川沿いの国道に沿って進む。直進する福島バイパスから右に分岐して福島の市街地に入る。

10/29 13:22

福島の関所跡にちょっと寄ってみる。

10/29 13:23

10/29 13:24

10/29 13:25

10/29 13:26

入館料を取るし、時間もないので中は拝観せず・・・

10/29 13:26

木曽川に沿って福島宿の街並みが続く。

10/29 13:34

10/29 13:35

10/29 13:46

木曽福島駅。

10/29 13:46

10/29 13:48

10/29 14:00

上松へと向かう途中の細道沿いに、民家の前に一里塚跡がある。

10/29 14:15

国道の福島バイパスをくぐる当たりに、中央西線の廃線トンネルに出くわす。

10/29 14:51

上松へと向かう旧国道。

10/29 14:55

木曽の桟橋。

10/29 14:56

少し下流の「寝覚め床」ほどではないが。渓流美を楽しめる。

10/29 14:58

10/29 14:59

改修されているが、これが対岸から見た木曽の桟橋。

10/29 15:20

木曽の桟橋部分をバイパスする国道の橋梁。

10/29 15:23

上松バイパス（トンネル）から右に分岐して、上松宿へと進む。

10/29 15:25

上松の街並み。

10/29 15:35

上松宿の入口。

10/29 15:39

宿場内の狭い道沿いに、一里塚がある。

10/29 15:40

宿場の様子。

10/29 15:42

上松駅への入口。

10/29 15:45

上松駅。

10/29 15:52

撮影機器：

IXY 160 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

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信州の中山道を、江戸→京へ向けて踏破する計画で、上信国境の旧碓氷峠を出発点として、区間を区切って歩いています。
4回目の今回は週間前（10月22日）の続きとして日出塩集落（JR日出塩駅）から上松宿まで歩きました。

歩いた距離は約45Km,途中ほとんど休息もせずに約10時間ちょっとかかりました。

朝方は気温が5度以下で、歩き始めは結構寒かったですが、しばらくしたら寒さも忘れました。
沿線の紅葉はそれほど大したことはありませんでしたが、木曽川の渓流を眺めながら歩ける区間も多く、車の交通や集落が多かった割にはリラックスして歩くことができました。

相変わらず、途中から右足のひざが痛み出してきましたが、上り勾配では痛みが消え、下りでは痛みが増すといった繰り返しです。
休憩した後の歩き始めは、痛みがひどいですが歩いているうちに和らいでいます。
しかし、後半では自然と歩みが遅くなっていくのが実感できました。
無理をせず、とくに福島から先ではゆっくりと歩きました。
そのため帰りの電車を、予定していたのを一本見送る覚悟をしました。

道案内（標識）についてはほぼ完ぺきと言いたいところですが、注意深く観察すると逆コースを歩くと明らかに違うコースに誘導している個所が何ヶ所かありました。
道案内のセンスがいまいちですね。

今回もよい天候に恵まれました。

次回は上松宿を起点に妻籠~馬篭間の国境（馬篭峠）までを歩く予定です。
これを踏破すれば、信州内の中山道を完歩したことになります。