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記録ID: 758139 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走比良山系

初マイカー登山。坊村から武奈ヶ岳周回コース。危うく遭難……

日程 2015年11月01日(日) [日帰り]
メンバー 子連れ登山hiyo-ru, その他メンバー3人
天候晴れ〜くもり
アクセス
利用交通機関
車・バイク
367号線を一路進む。駐車場は葛川市民センターを利用させてもらう。前日のレコで駐車場にロープが張られてと書いてあり心配するが、通常の駐車エリア脇に、広いスペースがあり、そこに停められた。
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.8〜0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち74%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
7時間39分
休憩
1時間14分
合計
8時間53分
S坊村07:5409:04846m地点09:47御殿山09:4909:54ワサビ峠09:5510:30武奈ヶ岳11:2811:39コヤマノ分岐11:43パノラマコース分岐11:4411:50コヤマノ岳11:5412:07中峠12:16シャクシコバの頭15:10渡渉地点15:1415:55牛コバ15:5716:02口ノ深谷 入口16:07伊藤新道出合16:42坊村16:4416:47ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
シャクシコバの頭から渡渉地点までの間、道迷いのため大幅なタイムロス。
コース状況/
危険箇所等
中岳から牛コバへのルートは、中岳からの稜線歩きは、目印も多いし特に迷うことも無いが、巨大岩から急斜面を下る辺りから目印が急に減る。斜面を下りきって、川に出たところ(奥の深谷で、川沿いの登山道を正しくみつけられないと大変。
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図 [pdf]

装備

備考 GPSの地図に頼りすぎた。事前下調べをもっとしておけば良かった。子連れ登山にもかかわらず準備不足で遭難しかけたことは、大いに反省。

写真

坊村の葛川市民センターの駐車場(の横のスペース)に車を停めて、いざ出発。7時45分時点で、周縁部分はほぼぎっしり、中央部分はがらがらという状態。
2015年11月01日 07:49撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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坊村の葛川市民センターの駐車場(の横のスペース)に車を停めて、いざ出発。7時45分時点で、周縁部分はほぼぎっしり、中央部分はがらがらという状態。
4
曙橋。朝一はまだ結構寒かった。橋の温度表示は4℃
2015年11月01日 07:51撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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曙橋。朝一はまだ結構寒かった。橋の温度表示は4℃
5
明王院の赤い橋。
2015年11月01日 07:57撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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明王院の赤い橋。
2
赤い橋から。紅葉がきれい。
2015年11月01日 07:57撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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赤い橋から。紅葉がきれい。
1
山道に入ると、一気に急な傾斜。
2015年11月01日 08:05撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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山道に入ると、一気に急な傾斜。
1
途中、行方不明者探してますの案内が随所に。他人事でなくなるとは。※最近発見されたようです。
2015年11月01日 08:16撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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途中、行方不明者探してますの案内が随所に。他人事でなくなるとは。※最近発見されたようです。
何故かう○ちポーズ。
2015年11月01日 08:34撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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何故かう○ちポーズ。
1
初めの急登が終わり、やや傾斜が落ち着いたかな、という辺りからの紅葉。
2015年11月01日 08:53撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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初めの急登が終わり、やや傾斜が落ち着いたかな、という辺りからの紅葉。
1
子供ら二人は仲良く進む。もっぱらゲームの話とか。春希が話し、しおんが聞き役って感じ。
2015年11月01日 09:06撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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子供ら二人は仲良く進む。もっぱらゲームの話とか。春希が話し、しおんが聞き役って感じ。
1
紅葉は一部、かな。
2015年11月01日 09:06撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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紅葉は一部、かな。
1
紅葉をバックに。
2015年11月01日 09:13撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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紅葉をバックに。
1
目指す武奈ヶ岳山頂が見えてくる。
2015年11月01日 09:46撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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目指す武奈ヶ岳山頂が見えてくる。
1
御殿山にて。4人(2家族)で撮ってもらいました。
2015年11月01日 09:48撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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御殿山にて。4人(2家族)で撮ってもらいました。
8
紅葉をバックに、変顔。
2015年11月01日 10:02撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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紅葉をバックに、変顔。
3
武奈ヶ岳手前の真っ赤な紅葉。
2015年11月01日 10:02撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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武奈ヶ岳手前の真っ赤な紅葉。
5
西南稜上の紅葉。
2015年11月01日 10:04撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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西南稜上の紅葉。
5
武奈ヶ岳を目指す。
2015年11月01日 10:07撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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武奈ヶ岳を目指す。
6
すすき原の中で、う○ちポーズ。
2015年11月01日 10:16撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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すすき原の中で、う○ちポーズ。
2
もう少しで頂上だ!
2015年11月01日 10:29撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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もう少しで頂上だ!
3
武奈ヶ岳無事登頂。
2015年11月01日 10:32撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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武奈ヶ岳無事登頂。
12
写真撮影時だけこっち向く。後はひたすらゲーム話か!?
2015年11月01日 11:24撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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写真撮影時だけこっち向く。後はひたすらゲーム話か!?
3
父子でツーショット。
2015年11月01日 11:26撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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父子でツーショット。
8
子供らツーショット。
2015年11月01日 11:27撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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子供らツーショット。
4
コヤマノ岳にて、う○ちポーズ。
2015年11月01日 11:51撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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コヤマノ岳にて、う○ちポーズ。
1
コヤマノ岳にて子供らツーショット。
2015年11月01日 11:56撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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コヤマノ岳にて子供らツーショット。
1
どんぐりと変顔
2015年11月01日 12:22撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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どんぐりと変顔
1
中峠からの稜線歩き。
2015年11月01日 12:22撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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中峠からの稜線歩き。
2
稜線歩きは、途中から結構急な下りが出現。
2015年11月01日 12:39撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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稜線歩きは、途中から結構急な下りが出現。
2
右手に谷間を見て、紅葉や緑のコントラスト。
2015年11月01日 12:40撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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右手に谷間を見て、紅葉や緑のコントラスト。
2
紅葉のコントラストその2
2015年11月01日 12:40撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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紅葉のコントラストその2
3
両手両足使って下る人と、お尻使って下る人と。
2015年11月01日 12:45撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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両手両足使って下る人と、お尻使って下る人と。
2
倒木ときのこ群。
2015年11月01日 12:57撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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倒木ときのこ群。
1
巨大岩手前の大きな岩。
2015年11月01日 12:59撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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巨大岩手前の大きな岩。
1
巨大岩。ここから右手の道を下っていくが、道しるべが急に減る。
2015年11月01日 13:07撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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巨大岩。ここから右手の道を下っていくが、道しるべが急に減る。
2
ロープが何度も現れ、九十九下りが続く。
2015年11月01日 13:13撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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ロープが何度も現れ、九十九下りが続く。
2
下り続けて、川の音が聞こえてから川に出るまで長かった。でも、ここまで来れば、後は川に沿って下るだけ、と気を抜いてしまったのが、まずかったか…。
2015年11月01日 13:36撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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下り続けて、川の音が聞こえてから川に出るまで長かった。でも、ここまで来れば、後は川に沿って下るだけ、と気を抜いてしまったのが、まずかったか…。
2
GPSの地図に従って、渡渉ポイントでも無いところを強引に川を渡ってしまい、対岸の斜面を彷徨い始める。どうにも道がみつからないので、元来た道を引き返そうとしたら、正しい登山道と坊村を示す道標をみつける。
2015年11月01日 13:53撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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GPSの地図に従って、渡渉ポイントでも無いところを強引に川を渡ってしまい、対岸の斜面を彷徨い始める。どうにも道がみつからないので、元来た道を引き返そうとしたら、正しい登山道と坊村を示す道標をみつける。
4
日没までに駐車場にたどり着かないと、と、ひたすら登山道をノンストップで下り、ようやく牛コバで林道に出る。それでも休む余裕は無く、林道を下って下って、途中の見事な紅葉の前で、一安心のツーショット。
2015年11月01日 16:13撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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日没までに駐車場にたどり着かないと、と、ひたすら登山道をノンストップで下り、ようやく牛コバで林道に出る。それでも休む余裕は無く、林道を下って下って、途中の見事な紅葉の前で、一安心のツーショット。
5
ようやく無事下山。無事というには反省点が多かったが。
2015年11月01日 16:35撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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ようやく無事下山。無事というには反省点が多かったが。
10
駐車場にはもう残り3台程度。本日、ほとんど最後のゴールインか。
2015年11月01日 16:45撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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駐車場にはもう残り3台程度。本日、ほとんど最後のゴールインか。
3
撮影機材:

感想/記録

10月に免許を取り、運転の練習と山歩きを兼ねて、初めてのマイカー登山に挑戦することにする。去年家族で登った武奈ヶ岳を、今度は逆側の坊村から登ることにする。

6時過ぎに自宅を出発し、近所の中村さん宅まで車でお迎え。そこからカーナビの指示に従い、東大路通りを北上し、367号鯖街道をひたすら進む。これまで走ったことのない、山道のアップダウンに急なカーブが続く。自分の後ろに車を何台もぶら下げるプレッシャーと闘いつつも、1時間15分ほどで何とか坊村まで到着。

天気は快晴とまではいかないものの、雨はひとまず心配なさそう。駐車場で車から降りるとかなり肌寒い感じであったが(橋の温度表示で4℃)、明王院を過ぎて登山道に入ると、いきなり急な傾斜が始まり、すぐに体が温まる。エンジンのかからない春希のペースが今ひとつで、ややゆっくり目に進む。

登山道の目立つところに、行方不明者を探していますの掲示があった。10月末に体は発見されたとの情報があったが、掲示はまだそのままであった。その掲示が、まさか他人事でなくなるとは、まだこの時は考えもしなかった……。

針葉樹林帯を過ぎて、やや傾斜もゆるくなり、紅葉もちらほら。でも、まだ緑の方が勝る感じ。急な傾斜にもかかわらず、子供たちはずっとしゃべり続けて、後でへばらないか内心心配していたが、口が動いているから元気に歩けるということもあるのだろう。ポッキーのチョコだけなめて溶かして軸の部分だけにするなども飽きずにやり続けていた。

スタートから2時間ほどで、御殿山に到着。目指す武奈ヶ岳、そこへ繋がる稜線が目に入り良い感じの画。そこからワサビ峠へいったん下り、また登り返して武奈ヶ岳山頂着。寒いことと風の強さを心配したが、どちらも大したことがなかった。湯を沸かしてカップ面を食べ、おにぎり食べて、約1時間ほど昼休憩する。

帰りは、コヤマノ岳方面へ。武奈ヶ岳から中峠までは去年も歩いたが、ふわふわした感じで気持ちの良い歩き。中峠からワサビ峠を経て往路に戻るプランもあったのだが、時間に余裕もあるし、行きと被らない道を行こうと、牛コバ方面への道をとる。

牛コバ方面への道は、道自体は明瞭だし、テープも充分にあって迷うことは無いが、誰にも会わなくなる。徐々に下っていたのが、段々急な下りが増えてきて、途中バランスを崩してし尻もちをついたりする。そして、巨大岩に到達する。

巨大岩の向こう側に道があるのかと探ったが、そちらには無いようだったので、右手の斜面をロープに沿って下る。この辺りから、急にテープが減り道も不明瞭になる。谷を下って下って、徐々に傾斜もゆるくなるが、それに伴い道幅も広くなり踏み跡も不明瞭になる。そんな時に右手の植林帯の方のピンク色のテープにつられてしまったのが、後々良くなかったかもしれない。

ようやく川に出てホッとする。ここまで来れば、後は川に沿って下るだけだから一安心と思ったのだが、気を抜くには早かった。ここでGPSの地図が対岸へ渡るようになっていたので、とにかく渡れば何とかなるのだろうと川を渡ってしまう。しかし対岸には道はみつからず、それでもGPSを信じて対岸の斜面を登るが、登っても登ってもみつからない。無理して斜面を水平移動を図るが、行く手は大きくえぐられ、先に進めない。

ここまで来て、急に状況のやばさに焦り始める。この時期、5時を過ぎれば歩けなくなるくらい暗くなる。2時過ぎには川に達していたが、川を渡ったり斜面を彷徨ったりしているうちに、3時が迫りつつある。道が分からない中、どんどん進んでいく時計の針を見るたびに徐々に落ち着いて物事を考えられなくなってくる。

どうしようもなくなって、中村さんに相談。こうなったら元来た道を引き返すよりないだろう、という意見。確かに、道迷い時は元来た道を引き返すのは基本とは言え、2時間かけて下りに下ってきた道を登り返し、さらにそれからまだ2時間近く下るとなると、少なく見積もっても5時間以上はかかる。子供たちを連れてとなると、テンションだだ下がりだろうし、どう足掻いても山中泊を余儀なくされる。子供たちは明日学校行けなくなったら最悪とか言ってるが、天気予報では明日にかけて崩れるようだったし、本気でやばいレベルであった。

とにかく、川を渡り返し元の岸へ。下ってきた地点を目指すが、一度迷って引き返すと、どこも見覚えがあるような無いような景色に見えてしまう。無駄に川岸まで降りてしまったり、中村さんにも子供たちにも申し訳ない気持ちで胸が押し潰されそうになってくる。

そんな時、朝にも見かけた行方不明者探していますの掲示をみつける。自分がまさか同じような危機的な状況に置かれてしまうとは。でも一方で、この掲示があるということは、登山者が通ってもおかしくないエリアなんだよな。とは言え足踏みしていても仕方ないと元来た道を引き返す。すると!坊村を指し示す立派な道標が忽然と現れる!!ということは、これは正しい登山道ということではないか。

巨大岩からの下りの途中で正しい登山道をやや外れてしまったのと、GPSにつられててっきり対岸に登山道があると思い込んでいたため、川の手前にある登山道を見落としていたのだった。そうとなれば、今いる正しい登山道に従って行けば、最短コースで登山口まで下れるはずだ。

ということで、改めて方向転換して坊村方向へと道をとる。ようやく正しい道に出会ってこの危機的な状況から脱せそうとなり、もの凄く喜びの気持ちが湧き上がってくる。とは言え安心するには早いし、喜び過ぎて足でも滑らせると事なので、気を引き締めて進む。正しい道を示すテープや道標がこれほど心強かったことは無かった。

そして、登山道は正しい渡渉ポイントへ。ロープは張られているが、ゆるゆる。でも、川幅は狭く、中村さん、子供たちはスイスイと対岸へ渡る。そして最後に私が渡ったのだが。。。なんと、ここで思いっきりバランスを崩し、背中から川の中へ半身ドボン。やってしまったぁぁぁ。

道迷いの動揺がまだ尾を引いていたのか、安心して気が緩んだのか。リュックからは水が滴り、下半身ぐっしょり、靴の中はグッチャグチャ。とは言え、そんなことで歩みを止める訳にも行かず、直ぐに再スタート。下流に向かって左手の斜面を歩く。道幅はかなり狭く、気を抜くと斜面をずり落ちそう。これ以上のトラブルは絶対に起こしたくなかったし、一々注意しながら道を急ぐ。

最後に九十九降りをして、ようやく牛コバに着き、そこからは車も通れるような林道となる。いつもは退屈な林道だが、この日ばかりは心底ホッとした。これで、暗くなっても何とか登山口まで帰れるであろう。林道を30分ほど歩いて車の音が聞こえ始め、遠くに朝車を停めた駐車場が見えてくる。

最後の下りを終え、くたびれていたけれど何とか大過なく下山できたことを感謝して、地主神社にお参りをする。駐車場に戻ると、既に残っている車は3台だけ。自分の赤い車もポツンと。夕闇迫り薄暗くなる中の運転も心配になるところであったが、道中の大変さに比べれば大した事ないかと。

初めてのマイカー登山は、運転についてはまあ思ったよりもスムーズに行って帰ってこれたのは収穫。でも、道中の道迷いを思うと大反省。ついでに、全くの無傷とはいかず、最後に川に落ちた後、携帯内部に水が入ってしまったらしく、携帯復活できず。激しく後悔するものの、遭難して生命の危機に陥ることに比べれば安いものだという気もしなくはない、かな(でも、やっぱり痛い)

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この記録へのコメント

登録日: 2013/11/24
投稿数: 373
2015/11/4 23:32
 下りはコワいぞぉ・・・
こんばんは、免許取り立てほやほやの山行どうもお疲れ様でした〜。
最近レコが全然上がってこないな、と思っていたら、そういえば休日は教習所通いだったということなのですなぁ〜。

それはさておき、秋の武奈ヶ岳はなかなか山深くて美しく、とても良いところではないですか! 16・17枚目の画像には大いに魅了されました
しかしまぁ、メジャーな山とはいえども、道をロスしやすいことも含めて下りはコワい……。まずは無事下山ということで何よりですが、常に踏み跡やリボン・テープがあるかどうか、落ち葉の季節だけに念には念を入れて確認しなければいかんですなぁ! 私もこの時期、道間違いはやらかしやすいですから……。

単独行で道を間違えると心臓バクバクになりますが、数名のリーダー役をやっていても責任重大だけにさぞかしヤバい気分だったことでしょう!

ちなみに、写真を最初にパッと見た瞬間、「hiyo-ru一家はこんな顔だっけ??○倫登山??」と目をパチクリさせてしまいました  ご近所さんだったのね……

何はともあれ、バスの便が極めて少ない京都の山奥にアプローチするのに鬼に金棒な手段をゲットされたということで、今後の京都の山歩きレコを拝見するのをますます楽しみにしております
登録日: 2013/8/21
投稿数: 25
2015/11/5 0:34
 Re: 下りはコワいぞぉ・・・
レポート上げたばかりなのに、早速のコメントありがとうございます!

いつものことながら、ついつい欲張ってというのが今回ばかしはモロ裏目に出てしまったような印象でした。初めてのマイカー登山なのだから、歩くコースは気持ち軽めにしておけば良いモノを・・・。とは後の祭りでした。道迷い中は、お金で済むなら何とかしてーwと言う気分でしたよ、全く。もっとも、ケータイが死んでしまうと、それはそれで下界生活上結構痛いのですが。

bobandouさんのレポートで、府中に大国魂神社など、私の実家に馴染みの地名が現れていたのについ最近気がつきました(きちんとフォローしていなくてすみませんm(__)m)
それにしても赤線延ばし、ホントにニョキニョキ延びますネー。

なお、友人一家は上の子が0歳からの付き合いなので彼此10年来の付き合い、いわゆる家族ぐるみというやつですな。
まあ、今度は、本当の(?)家族マイカー登山に行こうという話しも出てるので、その際はまた拙レポまでお寄り下さい。

ではでは。

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