雨呼山(雨乞い伝説の山)
- GPS
- 04:12
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 748m
- 下り
- 769m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:12
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■危険個所は特になし ■基本的に尾根を辿るが「ジャガラモガラ」付近で階段が設置された窪地状の急斜面を登る ■一つ手前のピークを山頂と勘違いしない様に注意 |
写真
感想
上空に寒気が入り高い山では雪になったであろうこの日、降り出しそうな空に風も強く登山に適しているとは言い難い天候だった。ならば標高の低い山に登ろうと、前から登ってみたかった「雨呼山」へと向かった。
ジャガラモガラまではその一風変わった名称にひかれ、車で訪れたことはあったが、その上のピークである「雨呼山」は積雪期に行ってみようと狙っていた山だ。
今回はその下見も兼ねての山歩きとなった。
ジャガラモガラへの林道入り口に車を停めて歩き始める。地形図を片手に尾根に乗るポイントを探しながら5分ほど林道を辿ると、右手に三ッ石コースの入口が現れた。地形図には登山道は記載されておらずこんな明瞭な登山道があるとは思っていなかったので、いささか拍子抜けした感じだった。
歩き易い尾根に乗って登っていくと前方に大きな石が現れた。近づいてみると3個縦に並んでいる。どうやらこれがこのコース名の由来らしい。左手に迂回する道もあったが、石の横をすり抜けて進んだ。小ピークを越えて忠実に尾根を辿る。途中で尾根を乗り換えながら標高を上げていく。ジャガラモガラの付近で窪地状の地形が現れた。地形図で確認した際にどこを登るのか悩ましいと思っていた急斜面だが、階段が設置してあった。ただ積雪期に訪れるとすれば、左側の尾根地形を辿った方が良さそうだ。
この急斜面を越えると鵜沢山からの稜線に出る。いつか辿ってみたい稜線だが鵜沢山方面は藪が煩く辿るのはなかなか困難そうだ。しかもこの先、広く平坦な地形を歩くのでルートをロスするリスクもありそう。
緩やかに尾根を辿ると「龍神の池」の表示。「この池に棲む龍を怒らせて雨を降らせた」という雨乞いの伝説が残るということだが、池らしき窪地はあるものの全く水はなかった。とても龍が棲んでいるとは思えない感じですが・・・
一登りすると傾斜が緩んでピークに着くが、山頂はここからさらに奥へ辿った所にあった。木々に覆われ眺望はないが、平坦で思ったよりも広く、なんとなく落ち着く場所だった。ここで一人お昼休憩。上空では風がゴーゴー唸りをあげ、渡る風は身を切るように冷たい。ジッとしていると芯から冷え切りそうなので、早々に退散した。
今度は積雪期にまた訪れてみたい山頂だ。(TONO)
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