西沢渓谷を歩く
- GPS
- 03:25
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 760m
- 下り
- 743m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:24
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 登山後の温泉&反省会: 〔花かげの湯〕&食事処〔はくさい〕 お土産: 西沢渓谷名物・よもぎ餅(5ヶ入り 700円) |
写真
装備
個人装備 |
雨具(レインウェア)
ポール
入浴セット
飲料
|
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感想
西沢渓谷は、秩父多摩甲斐国立公園内にある山梨県を代表する景勝地で、紅葉の時期には、ブナやカエデ、ミズナラやナナカマドなどが赤や黄に染まり、絵のような景色の中を散策することが出来ます。コースは一周約4時間とお手軽で、子どもからお年寄りまで歩けますが、滝が続く渓谷歩道は、滑りやすい箇所や道幅が狭い箇所があり、十分注意が必要です。
さしたる渋滞もなく、ほぼ予定時刻通りに駐車場に到着。車を停め、8時半頃からのんびりと歩き出します。道の駅みとみ付近から仰ぐ山々も山吹色に色付いており、やや曇り空ですが、気分は晴れ晴れとした爽快感に充たされます。
国道140号を横断歩道を右に渡ると、バス停とドライブイン不動小屋があり、続く遊歩道を行くと、車両進入禁止のゲートがあって西沢渓谷の入口となります。更に舗装された道を20分程歩くと、パオのような形のトイレがあり、ここがルートの行き帰りの分岐点となります。一息ついてのち、紅葉の雑木林に囲まれた平坦な道を行き、今は廃業となった西沢山荘の前を通過すると、登山家・田部重治文学碑があり、小さなお地蔵さんが居られます。道も次第にハイキングコースらしくなり、少し歩くと二俣吊り橋が見えてきます。若干揺れますが安定しています。眼下の沢は、ちょうど東沢と西沢が合流して南へ流れていきます。
橋を渡るとやや勾配の道となり、やがて大久保の滝、続いてエメラルドグリーンに染まる淵が美しい三重の滝に着きました。ここから滝が続き、いよいよ西沢渓谷の源流部に入ります。水流で研磨されて滑らかな花崗岩の上を、たおやかに流れる清水がなんとも美しくエレガント。
滑りやすい沢沿いを岩道を歩きながら、竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝を経て、方杖橋を渡ると、ついにクライマックスである七ツ釜五段の滝(日本の滝百選)が見えてきます。五段の滝を流れ落ちるスケールは圧巻。
このコース一番の標高地点(1,400m弱)である不動滝上展望台に出ると、あとはゆるやかに下っていくだけです。途中の大展望台からは、オレンジ色に染まる甲武信主脈山塊の2,000m超級の山々を眺めることができました。
〔感想〕
何故か、予想したよりも人が少なく、落ち着いて一周できた。
紅葉はまだ見頃で綺麗だった。空が青空だったらより映えていたろう。
広大な庭園を歩いているかのようだった。清らかな水、雄大な滝。彼方の山塊。そして、トロッコ列車の廃線跡に昔年の在りし日を思い連ねる。
たったの3時間だったが、現実から離れ、確実にトリップしていたようだ。
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