ここは長野県伊那市長谷市野瀬地区の柏木集落内にある駐車場。なんと、有志の方が私費で土地を借りて提供してくださっているとのことで、とてもありがたいことである。
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11/7 7:22
ここは長野県伊那市長谷市野瀬地区の柏木集落内にある駐車場。なんと、有志の方が私費で土地を借りて提供してくださっているとのことで、とてもありがたいことである。
早朝の柏木集落。7:00前には出発したかったのだが、道中もたついていたせいでかなり遅くなってしまった。大急ぎで準備を整え、いざ出発。
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11/7 7:23
早朝の柏木集落。7:00前には出発したかったのだが、道中もたついていたせいでかなり遅くなってしまった。大急ぎで準備を整え、いざ出発。
登山口は駐車場前の坂を少し登り、左手に進んだところにある。手持ちの登山地図には、いったん坂を下って登り直すように道が描かれていたので、ちょっと遠回りをしてしまった。
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11/7 7:29
登山口は駐車場前の坂を少し登り、左手に進んだところにある。手持ちの登山地図には、いったん坂を下って登り直すように道が描かれていたので、ちょっと遠回りをしてしまった。
山道をしばらく歩くと、地図にない林道に出合う。轍がはっきりしており、現役の道のようだ。ここで熊避け鈴とステッキを車内に置き忘れたことに気付くが、引き返す気にはならず。このことが後々、トラブルを引き起こすことに…
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11/7 7:42
山道をしばらく歩くと、地図にない林道に出合う。轍がはっきりしており、現役の道のようだ。ここで熊避け鈴とステッキを車内に置き忘れたことに気付くが、引き返す気にはならず。このことが後々、トラブルを引き起こすことに…
孝行猿の遺跡(墓?)に到着。この地域に伝わる民話の発祥の地だという。復路で判明したことだが、ここまでは林道を使ってアプローチが可能である(道標もある。)
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11/7 7:43
孝行猿の遺跡(墓?)に到着。この地域に伝わる民話の発祥の地だという。復路で判明したことだが、ここまでは林道を使ってアプローチが可能である(道標もある。)
しばらく進むと、またしても林道に出合う。地図に記載がないので、作業道の類かな?
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11/7 8:00
しばらく進むと、またしても林道に出合う。地図に記載がないので、作業道の類かな?
道標に従って林道をショートカットしたり、忠実になぞったりしながら進む。この辺りで後方から工事用車両と思われるハイエースが登ってきて、一瞬で走り去って行った。
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11/7 8:12
道標に従って林道をショートカットしたり、忠実になぞったりしながら進む。この辺りで後方から工事用車両と思われるハイエースが登ってきて、一瞬で走り去って行った。
登山道は林道をまたぎながら標高を上げていく。この辺りまでは道標も目印もよく整備されており、迷いそうな場所はない。
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11/7 8:27
登山道は林道をまたぎながら標高を上げていく。この辺りまでは道標も目印もよく整備されており、迷いそうな場所はない。
林道との邂逅は都合4度目。結果的にここからはしばらく林道を歩くのが正解なのだが、登山地図に記載されている破線の登山道を探して右往左往してしまった。試しに斜面を無理やり登ってみたりしたが、道らしきものは見付からず。無駄に時間だけが過ぎ去り、20分ほどのロス。
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11/7 8:31
林道との邂逅は都合4度目。結果的にここからはしばらく林道を歩くのが正解なのだが、登山地図に記載されている破線の登山道を探して右往左往してしまった。試しに斜面を無理やり登ってみたりしたが、道らしきものは見付からず。無駄に時間だけが過ぎ去り、20分ほどのロス。
登山道を諦めて林道をトボトボと歩いていると、左手に作業道のような道が分岐しているのを発見。方向的には登山道(疑定地)方面に延びていたので、これか?と思い辿ってみることに。
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11/7 8:56
登山道を諦めて林道をトボトボと歩いていると、左手に作業道のような道が分岐しているのを発見。方向的には登山道(疑定地)方面に延びていたので、これか?と思い辿ってみることに。
しかし、道は尾根を通り過ぎて反対側へ下って行く様相を呈してきた。仕方なく右手の急斜面を直登する。
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11/7 9:01
しかし、道は尾根を通り過ぎて反対側へ下って行く様相を呈してきた。仕方なく右手の急斜面を直登する。
まっすぐ登り切ると真新しい林道に出合った。近くにはこれまた真新しいゲートと石標があり、それによると「尾勝谷林道」という築1年の林道らしい。
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11/7 9:06
まっすぐ登り切ると真新しい林道に出合った。近くにはこれまた真新しいゲートと石標があり、それによると「尾勝谷林道」という築1年の林道らしい。
林道は延伸工事の真っ最中のようで、方向的には目的地に向かっているようだ。先へ進んでみる。
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11/7 9:09
林道は延伸工事の真っ最中のようで、方向的には目的地に向かっているようだ。先へ進んでみる。
歩いて行くと、再び石標が置かれており、この区間が今年整備されたばかりだということが分かる。どうやら旧来の登山道は林道にぶった切られて、現在は使われなくなっているようだ。
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11/7 9:16
歩いて行くと、再び石標が置かれており、この区間が今年整備されたばかりだということが分かる。どうやら旧来の登山道は林道にぶった切られて、現在は使われなくなっているようだ。
この左手の崖の上に1,983メートルピークの「穴沢ノ頭」があるハズだが、あえて踏む必要は感じない。
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11/7 9:16
この左手の崖の上に1,983メートルピークの「穴沢ノ頭」があるハズだが、あえて踏む必要は感じない。
林道の終点は工事現場だった。先刻のハイエースが停めてあり、数人の作業員の姿があった。軽くあいさつを交わし、キョロキョロと登山道を探しながら歩く。
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11/7 9:20
林道の終点は工事現場だった。先刻のハイエースが停めてあり、数人の作業員の姿があった。軽くあいさつを交わし、キョロキョロと登山道を探しながら歩く。
工事現場をウロウロしていると、怪しいビニールテープを発見。道標等は設置されていないが、どうやらここが登山道の入口のようだ。
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11/7 9:25
工事現場をウロウロしていると、怪しいビニールテープを発見。道標等は設置されていないが、どうやらここが登山道の入口のようだ。
登山道は案外よく踏まれている感じで、付近が伐採作業中であることを示す看板も置かれていた。迷ったせいで予定より30分ほど時間が押している。少し急がないと…
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11/7 9:39
登山道は案外よく踏まれている感じで、付近が伐採作業中であることを示す看板も置かれていた。迷ったせいで予定より30分ほど時間が押している。少し急がないと…
道は「松峰」のピークを巻いて付けられている。テープを目印に樹林の中を歩く。
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11/7 9:49
道は「松峰」のピークを巻いて付けられている。テープを目印に樹林の中を歩く。
松峯小屋の分岐に到着。時間が押しているのでスルー。
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11/7 10:10
松峯小屋の分岐に到着。時間が押しているのでスルー。
この時期は夕暮れが早いので、最悪でも16時までには先ほどの工事現場までは戻っておきたい。もちろんヘッデンは持参しているが、暗闇の登山道よりは林道の方が格段に安全だ。
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11/7 10:41
この時期は夕暮れが早いので、最悪でも16時までには先ほどの工事現場までは戻っておきたい。もちろんヘッデンは持参しているが、暗闇の登山道よりは林道の方が格段に安全だ。
道はよく整備されているので、順調に歩を進める。現在時刻は11時。13時半の時点で山頂に立てなければ引き返そう、と心に決める。
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11/7 10:59
道はよく整備されているので、順調に歩を進める。現在時刻は11時。13時半の時点で山頂に立てなければ引き返そう、と心に決める。
地蔵岳を巻いてしばらく歩くと、南側の展望が良い高台に出た。ずっと薄暗い樹林の中を歩いてきたので、思わず見惚れる。
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11/7 11:07
地蔵岳を巻いてしばらく歩くと、南側の展望が良い高台に出た。ずっと薄暗い樹林の中を歩いてきたので、思わず見惚れる。
しかし、展望地から仙丈ヶ岳は見えない。
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11/7 11:07
しかし、展望地から仙丈ヶ岳は見えない。
しばらく進み、樹林の間から仙丈ヶ岳方面。角度的に山頂は見えないが、どうやら雲の中のようだ。
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11/7 11:41
しばらく進み、樹林の間から仙丈ヶ岳方面。角度的に山頂は見えないが、どうやら雲の中のようだ。
距離は近づいているが、なかなか標高が稼げていない。と思ったら…
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11/7 11:51
距離は近づいているが、なかなか標高が稼げていない。と思ったら…
超急斜面に九十九折の道。やっぱりこうなるよな…
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11/7 12:15
超急斜面に九十九折の道。やっぱりこうなるよな…
肩で息をしながら20分ほどかけて稜線へ。頭上はすっかり雲に覆われている…
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11/7 12:34
肩で息をしながら20分ほどかけて稜線へ。頭上はすっかり雲に覆われている…
稜線に上がると風が強く寒くなったので、上着を羽織る。稜線上では目印を追いながら、ニセピークをいくつも巻いて山頂を目指す。
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11/7 12:37
稜線に上がると風が強く寒くなったので、上着を羽織る。稜線上では目印を追いながら、ニセピークをいくつも巻いて山頂を目指す。
標高2,800メートル付近にはすでに降雪の痕跡があった。
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11/7 12:40
標高2,800メートル付近にはすでに降雪の痕跡があった。
雪が残るガレ場の斜面を登って行く。多少滑るが凍り付いているわけではない。なお、この日はモンベルのチェーンスパイクを持参していたが、出すことはなかった。
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11/7 12:56
雪が残るガレ場の斜面を登って行く。多少滑るが凍り付いているわけではない。なお、この日はモンベルのチェーンスパイクを持参していたが、出すことはなかった。
間違える人がいるのか…
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11/7 12:59
間違える人がいるのか…
北沢峠方面への分岐。この時期、小屋はすでに閉まっていると思われるので、スルー。
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11/7 13:00
北沢峠方面への分岐。この時期、小屋はすでに閉まっていると思われるので、スルー。
山頂付近は階段やロープで整備されており、歩きやすい。
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11/7 13:05
山頂付近は階段やロープで整備されており、歩きやすい。
仙丈ヶ岳山頂に到着。3,032.6メートルピークで、二等三角点(点名:前岳)が埋設されている。ここで本日初めての登山者に遭遇。戸台に車を置き北沢峠から登って来たそうで、16時の最終バスに乗る予定だという。
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11/7 13:12
仙丈ヶ岳山頂に到着。3,032.6メートルピークで、二等三角点(点名:前岳)が埋設されている。ここで本日初めての登山者に遭遇。戸台に車を置き北沢峠から登って来たそうで、16時の最終バスに乗る予定だという。
なんとか時間内に山頂に立つことができ、自然とガッツポーズ。この瞬間がたまらない。
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11/7 13:13
なんとか時間内に山頂に立つことができ、自然とガッツポーズ。この瞬間がたまらない。
周囲には山岳信仰を感じさせる石碑等が見受けられた。
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11/7 13:18
周囲には山岳信仰を感じさせる石碑等が見受けられた。
周囲の景色は真っ白。時折陽が差すが、雲が晴れるまで粘っている時間はない。急いで食事をして、早々に山頂を後にする。
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11/7 13:24
周囲の景色は真っ白。時折陽が差すが、雲が晴れるまで粘っている時間はない。急いで食事をして、早々に山頂を後にする。
下りながら山頂方面を振り返る。青空が恋しい。
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11/7 13:41
下りながら山頂方面を振り返る。青空が恋しい。
先刻は雲の中だった稜線。意外とギザギザしている。
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11/7 13:51
先刻は雲の中だった稜線。意外とギザギザしている。
雲の切れ間からわずかに下界の景色が見える。山麓は晴れているようだ。
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11/7 13:57
雲の切れ間からわずかに下界の景色が見える。山麓は晴れているようだ。
展望地より地蔵岳を望む。
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11/7 14:45
展望地より地蔵岳を望む。
まるでゾンビのような樹木。
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11/7 14:49
まるでゾンビのような樹木。
松峯小屋を通過。
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11/7 15:23
松峯小屋を通過。
工事現場に戻ってきた。往路では気付かなかったが、道端に掠れた道標が設置されていた。
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11/7 16:00
工事現場に戻ってきた。往路では気付かなかったが、道端に掠れた道標が設置されていた。
この日は、車に置き忘れたステッキの代わりに道端で見つけた棒切れを使っていたが、幸運なことに強度があり手に馴染む形状のものを見つけることができたので、さほど不便は感じなかった。棒切れとはここでお別れ。お疲れ様。
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11/7 16:04
この日は、車に置き忘れたステッキの代わりに道端で見つけた棒切れを使っていたが、幸運なことに強度があり手に馴染む形状のものを見つけることができたので、さほど不便は感じなかった。棒切れとはここでお別れ。お疲れ様。
旧来の登山道っぽい目印を発見。ここから穴沢ノ頭に行けそうな雰囲気だ(行かないけど。)
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11/7 16:13
旧来の登山道っぽい目印を発見。ここから穴沢ノ頭に行けそうな雰囲気だ(行かないけど。)
16:30を過ぎ、登山道は薄暗いので林道を下る。多少遠回りになるが安全には代えがたい。忠実に林道をトレースして行く。
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11/7 16:42
16:30を過ぎ、登山道は薄暗いので林道を下る。多少遠回りになるが安全には代えがたい。忠実に林道をトレースして行く。
17:00過ぎには周囲は真っ暗闇に。ライトを付け、足元を照らしながら林道を歩く。熊避け鈴を忘れたせいで、時々暗闇から驚いた鹿の「キャン!」という声と足音が…心臓に悪いからやめて…。暗闇の中、車に戻りついたのは17:30頃だった。いやー、疲れた。
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11/7 16:44
17:00過ぎには周囲は真っ暗闇に。ライトを付け、足元を照らしながら林道を歩く。熊避け鈴を忘れたせいで、時々暗闇から驚いた鹿の「キャン!」という声と足音が…心臓に悪いからやめて…。暗闇の中、車に戻りついたのは17:30頃だった。いやー、疲れた。
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