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Yamareco

記録ID: 764996
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ハイキング
奥秩父

奥秩父の秘峰 和名倉山 三ノ瀬から日帰りピストン

2015年11月17日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
19.7km
登り
1,274m
下り
1,271m

コースタイム

日帰り
山行
7:41
休憩
0:12
合計
7:53
8:08
8:08
55
9:03
9:03
18
9:21
9:21
71
10:48
10:54
81
12:15
12:15
19
12:34
12:34
45
13:19
13:25
7
13:32
13:32
61
14:33
0:00
2
14:35
ゴール地点
天候 晴時々曇り
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
途中の「山ノ神土」までは、抜群に整備されており歩きやすい。それ以降の和名倉山山頂までは山深い200名山相応で簡単な藪漕ぎあり(ただし低めの藪、枯れ枝程度で見通しがきき、足下はそこそこ整備されているので危険性は低い)。
その他周辺情報 民宿「みはらし」が登山道入口のすぐ近くにあり、1日500円で駐車可能。駐車すると下山後(手が空いていれば)お茶とお茶菓子他でもてなしてもらえる!
民宿「みはらし」に車を駐車(¥500)。
2015年11月17日 06:40撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 6:40
民宿「みはらし」に車を駐車(¥500)。
「みはらし」から50mのところにある将監登山道入口から出発。広くて歩きやすい登山道がづっと続きます。一般車両の通行は禁止されているものの完全に林道、十分に車が走行できる道です。
2015年11月17日 06:42撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 6:42
「みはらし」から50mのところにある将監登山道入口から出発。広くて歩きやすい登山道がづっと続きます。一般車両の通行は禁止されているものの完全に林道、十分に車が走行できる道です。
林道といってよい登山道を、標高1500m近くまで登っていくと分岐があり、七ツ石尾根へ「牛王院平」方面へ進路をとります(写真左側)。ここから急登となり、300m以上標高を上げていきます。道幅が若干狭くなるものの登山道としては相変わらず歩きやすい道です。
2015年11月17日 07:07撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 7:07
林道といってよい登山道を、標高1500m近くまで登っていくと分岐があり、七ツ石尾根へ「牛王院平」方面へ進路をとります(写真左側)。ここから急登となり、300m以上標高を上げていきます。道幅が若干狭くなるものの登山道としては相変わらず歩きやすい道です。
1800mを超えていくと、傾斜が揺るくなり見通しのよい道に変わります。途中道標のない十字路(少なくとも私には発見できず・・・)は直進します。
2015年11月17日 07:47撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 7:47
1800mを超えていくと、傾斜が揺るくなり見通しのよい道に変わります。途中道標のない十字路(少なくとも私には発見できず・・・)は直進します。
散歩感覚で歩ける道がつづきます!
2015年11月17日 07:57撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 7:57
散歩感覚で歩ける道がつづきます!
しばらくすると朽ちた道標のある分岐、ここが牛王院平。
2015年11月17日 08:00撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 8:00
しばらくすると朽ちた道標のある分岐、ここが牛王院平。
広い分岐の山ノ神土。休憩、食事のポイントとしてもベター。永居せずに東仙波 白石山方面へ向かいます。
2015年11月17日 08:08撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 8:08
広い分岐の山ノ神土。休憩、食事のポイントとしてもベター。永居せずに東仙波 白石山方面へ向かいます。
山ノ神土分岐以降すぐササの登山道に。簡単な藪漕ぎもありますが丈が低く見通しが利くため油断しなければ問題ないレベル。一部地面が柔らかく崩れ落ちやすい所があるので崖側でない山側に寄って歩くと安全。
2015年11月17日 08:21撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 8:21
山ノ神土分岐以降すぐササの登山道に。簡単な藪漕ぎもありますが丈が低く見通しが利くため油断しなければ問題ないレベル。一部地面が柔らかく崩れ落ちやすい所があるので崖側でない山側に寄って歩くと安全。
稜線にでると展望が開けます。
2015年11月17日 08:29撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 8:29
稜線にでると展望が開けます。
富士山も見えてきました。
2015年11月17日 08:30撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 8:30
富士山も見えてきました。
もう少し歩くと更に展望がよくなります!
2015年11月17日 08:35撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 8:35
もう少し歩くと更に展望がよくなります!
西仙波の岩稜地帯に到着。
2015年11月17日 09:03撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 9:03
西仙波の岩稜地帯に到着。
ササの斜面を登っていくと2000m超えの東仙波。
2015年11月17日 09:21撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 9:21
ササの斜面を登っていくと2000m超えの東仙波。
東仙波で写真を一枚
2015年11月17日 09:21撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 9:21
東仙波で写真を一枚
途中、登山道が曖昧な所も多々でてくるものの(歩きやすい樹林帯等で四方八方進んでいける状況が逆に道を分かりにくくしている…が)そんな場所では一旦歩みを止めて360度じっくりと見渡せば必ずといってよいほどマーキングがあります。それを頼りに行程を修正すれば遭難は回避できます!
2015年11月17日 10:01撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 10:01
途中、登山道が曖昧な所も多々でてくるものの(歩きやすい樹林帯等で四方八方進んでいける状況が逆に道を分かりにくくしている…が)そんな場所では一旦歩みを止めて360度じっくりと見渡せば必ずといってよいほどマーキングがあります。それを頼りに行程を修正すれば遭難は回避できます!
川又分岐。ここまで来ればもう山頂まで30分程!
2015年11月17日 10:20撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 10:20
川又分岐。ここまで来ればもう山頂まで30分程!
二瀬分岐を和名倉山方面へ、山頂へ向かってラストスパート!と意気込まずにマイペースで進んで行きます。
2015年11月17日 10:32撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 10:32
二瀬分岐を和名倉山方面へ、山頂へ向かってラストスパート!と意気込まずにマイペースで進んで行きます。
おっと〜、枯れ枝だからいいものの茂っていれば痛〜い藪漕ぎ区間。
2015年11月17日 10:37撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 10:37
おっと〜、枯れ枝だからいいものの茂っていれば痛〜い藪漕ぎ区間。
山頂に到着。噂通りのゼロ展望ですが周囲に茂るコケと針葉樹とが見事に調和!上品な趣を醸し出しています。「奥秩父の秘峰ここにあり」!!
2015年11月17日 10:48撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 10:48
山頂に到着。噂通りのゼロ展望ですが周囲に茂るコケと針葉樹とが見事に調和!上品な趣を醸し出しています。「奥秩父の秘峰ここにあり」!!
上向きの写真をパシャリ!
2015年11月17日 10:52撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 10:52
上向きの写真をパシャリ!
二等三角点の後方にある倒木がベンチのように横たわります。当初はこの山頂(小平地)で昼食をとる予定でしたがまだ11時前。ちなみにここまでの山行で出会った人は一人だけ、ゆっくりしてるところに獣(複数)が現れたら面倒なので昼食はパスして早々に下山にとりかかります。
2015年11月17日 10:52撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 10:52
二等三角点の後方にある倒木がベンチのように横たわります。当初はこの山頂(小平地)で昼食をとる予定でしたがまだ11時前。ちなみにここまでの山行で出会った人は一人だけ、ゆっくりしてるところに獣(複数)が現れたら面倒なので昼食はパスして早々に下山にとりかかります。
針葉樹の森を黙々と歩きます。適度に歩きやすい道が逆に遭難を誘いますので、時折マーキングを確認しながら慎重に歩みを進めます!
2015年11月17日 11:29撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 11:29
針葉樹の森を黙々と歩きます。適度に歩きやすい道が逆に遭難を誘いますので、時折マーキングを確認しながら慎重に歩みを進めます!
西側の稜線から写真を一枚。
2015年11月17日 12:03撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 12:03
西側の稜線から写真を一枚。
東仙波まで戻ります。
2015年11月17日 12:15撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 12:15
東仙波まで戻ります。
20分程で西仙波へ。
2015年11月17日 12:34撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 12:34
20分程で西仙波へ。
富士山をパシャリ!曇り空が趣を醸し出しています。
2015年11月17日 12:59撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 12:59
富士山をパシャリ!曇り空が趣を醸し出しています。
このササ藪まで来れば山ノ神土目前!
2015年11月17日 13:18撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 13:18
このササ藪まで来れば山ノ神土目前!
山ノ神土に到着。ここまで来れば一安心、昼食を頂きます。

けれども相変わらず人の気配が皆無、獣がひょっこりとでてきそうな雰囲気です。永居は無用と5分で早々に切りあげます!
2015年11月17日 13:19撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 13:19
山ノ神土に到着。ここまで来れば一安心、昼食を頂きます。

けれども相変わらず人の気配が皆無、獣がひょっこりとでてきそうな雰囲気です。永居は無用と5分で早々に切りあげます!
牛王院平を通過。
2015年11月17日 13:32撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 13:32
牛王院平を通過。
七ツ石尾根を下っていきます!
2015年11月17日 13:46撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 13:46
七ツ石尾根を下っていきます!
写真では分かりにくいですがそこそこの急登。よく整備されているので軽快に標高を下げていきます!
2015年11月17日 14:08撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 14:08
写真では分かりにくいですがそこそこの急登。よく整備されているので軽快に標高を下げていきます!
ここで林道といっても差しつかえない広い登山道に合流!
2015年11月17日 14:11撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 14:11
ここで林道といっても差しつかえない広い登山道に合流!
完全に林道…、素晴らしき登山道です!
2015年11月17日 14:21撮影 by  F-04G, FUJITSU
11/17 14:21
完全に林道…、素晴らしき登山道です!
ゴ−ル!和名倉山日帰りピストン、全行程8時間弱で終了!

結局出会った人は1りだけ、臆病な人は平日を避けて土日に行くのがいいでしょう。

消費した飲料僅かに1.5リットルで非常に省エネな晩秋山行でした。今年の奥秩父は11月中は滑り止め不要の雰囲気、熱くもなく寒くもなくまだまだ気軽に山歩きを楽しる季節です!
2015年11月17日 14:33撮影 by  F-04G, FUJITSU
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11/17 14:33
ゴ−ル!和名倉山日帰りピストン、全行程8時間弱で終了!

結局出会った人は1りだけ、臆病な人は平日を避けて土日に行くのがいいでしょう。

消費した飲料僅かに1.5リットルで非常に省エネな晩秋山行でした。今年の奥秩父は11月中は滑り止め不要の雰囲気、熱くもなく寒くもなくまだまだ気軽に山歩きを楽しる季節です!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 ストック
備考 行程の半分以上が山深いエリア、100名山や人気の山と比べたら整備が徹底されておらず漫然と歩いてると遭難の可能性あり。技量、経験値に乏しい者は必ず地図を携帯し常にマーキングを探して確認しつつ進んでいかないと危険。

感想

200名山の和名倉山は山深くアプローチが長いものの山頂からの展望皆無、標高も2000mを少し超える程度で一見ぱっとしない山、それ故に「奥秩父の秘峰」とも呼ばれている…この山の魅力は針葉樹林帯のなかに佇む慎ましい山頂(小平地)と途中の稜線からの展望で間違いないです。
 今回歩いた三ノ瀬からのルートは脱初心者向けという感じで幾つか登山を経験し少し骨のある登山をしたい人にうってつけ。
 前半の七ツ石尾根は急登だが道が広くよく整備されているため危険性が低く気兼ねなく登れます。後半、山ノ神土から山頂まではアップダウンはあるものの標高差が少ないため上りによる体力消耗が押さえられた状態で登山のスキルアップが望めます(軽い藪漕ぎ、岩稜歩き、遭難しないための慎重な進み方を体験できます)。コ−スタイム的にも並みのハイカーなら8〜9時間といった所、長時間登山の初体験としてもベターです。
 ちなみに埼玉県秩父市側からの二瀬ルートだと標高差が1500m程度あり、道迷いも含めて険しい行程・・・完全に中級〜上級者向けルート。
 それに比べ、山梨県丹波山からの三ノ瀬ルートならば注意深くマーキングを確認しつつ進めば脱初心者レベルで十分。敷居の低いおすすめルートです!!

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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