また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 767346
全員に公開
ハイキング
丹沢

大山:山麓の錦繍美&静寂の北尾根、半袖隊長、雑踏の表参道ではヘリ救出劇も発生!

2015年11月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:45
距離
15.7km
登り
1,510m
下り
1,346m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:04
休憩
0:41
合計
6:45
7:36
54
8:30
8:30
25
物見峠分岐
8:55
8:58
8
9:06
9:06
51
唐沢林道
9:57
9:57
13
札掛分岐
10:10
10:10
64
11:14
11:28
19
11:47
11:50
11
12:01
12:01
39
12:40
12:40
22
13:02
13:02
8
富士見台
13:10
13:31
21
ヘリ救出地点
13:52
13:52
29
14:21
蓑毛バス停
11:10 境沢ノ頭(境沢クドレ)11:11 16号鉄塔11:47 ミズヒノ頭12:01 西沢ノ頭12:37 大山12:49 本坂追分14:21 蓑毛

★EK度数:38.805=15.67+(1,602÷100)+(1,423÷100÷2)
 →→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」

EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅05:57train06:35本厚木駅noodle06:55bus07:25煤ヶ谷BS
    (注)神奈中バス 宮ケ瀬行き 厚20系統 5番乗場 480円(IC480円)
    (参考)バスは満員で立ち客は10名程度、乗客の8割がハイカーか?
        ハイカーのうち、煤ケ谷BSで下車したのは12名?(拙者を含む)

【復路】蓑毛BS14:27bus秦野14:4915:25相模大野15:2615:37新百合ヶ丘15:4015:54地元駅
    (注)神奈中バス 秦野駅行き 秦20系統 270円(IC268円)
コース状況/
危険箇所等
★コース状況
【全般shoefoot
 【要注意箇所】
  ●大山三峰取付き直後
   ⇒山道左側がの路肩が崩れ加減なので滑落注意
  ●物見峠への分岐から物見峠まで
   ⇒路肩が緩く、かつ、山道右側が切れ落ちている
    滑落したらそのまま谷底に転落する場合も有り得る
  ●物見峠から唐沢林道への下り
   ⇒短いが、とにかく急。木の階段が埋め込んであるが、土砂等で埋まり気味
    手掛かりがないところでは、滑落するとそのまま谷底行きとなるかも
  ●大山蓑毛のみちコースの後半
   ⇒よく踏まれて丸くなった石畳が滑りやすいのてスリップ転倒注意
 【注=大山北尾根は危険箇所なし】
  ●大山北尾根は幅広尾根にて特に危険箇所なし。
   道標類はほとんどないが、とにかく尾根筋トップ目を歩く。

★水場sweat02:唐沢林道に一ヶ所だけ湧き水?あり
★渡渉箇所wave:なし
★残雪状況snow:なし
★泥濘状況shoe:なし

☆半袖 タイム:最初から最後まで
★半袖 出会い指数:数名
☆半袖 驚かれ指数:なし
★入山者run
  煤ケ谷BSで下車したのは12名?だったが、三峰山へ向かったようだ
  北尾根:12名パーティを追い抜き、3組4名とすれ違う
  大山山頂:驚くほど多数
  表参道〜蓑毛:4名?
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:大山三峰コース入口
 ⇒「用紙あり、ペンなし」だが、以前投函されたもので溢れ返っていた
★トイレtoilet:大山山頂、蓑毛BS
 ⇒女性トイレは長蛇の列
★駐車場parking:なし
★コンビニ24hours:本厚木駅周辺でお好みで(バス乗り場前にローソン)
★携帯 :物見峠付近から唐沢林道、北尾根途中までは圏外

★温泉spa:寄らず
★飲食店restaurant:富士そば本厚木店(24時間営業、駅舎内ではなく北口)
 ⇒朝そば310円(写真1番参照)
おはようございますm(__)m
久しぶりに朝そばnoodle310円。
本厚木駅前の富士そばは24H営業。
10
おはようございますm(__)m
久しぶりに朝そばnoodle310円。
本厚木駅前の富士そばは24H営業。
宮ヶ瀬行きバスで煤ヶ谷BSへ。
宮ヶ瀬行きバスで煤ヶ谷BSへ。
学生パーティーを含め12人下車。
快晴です [[wt-clear]]
学生パーティーを含め12人下車。
快晴です [[wt-clear]]
先に進んで登山届を提出。
2
先に進んで登山届を提出。
さぁ、山中に分け入りましょう。
転落しないように・・・。
2
さぁ、山中に分け入りましょう。
転落しないように・・・。
鹿除け柵を通過すると本格的な登山道。
鹿除け柵を通過すると本格的な登山道。
路肩の弱そうな沢沿いの細道が続く。
ここは濡れた岩でヘッピリ腰で通過。
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路肩の弱そうな沢沿いの細道が続く。
ここは濡れた岩でヘッピリ腰で通過。
沢沿いの道から次第に尾根道へ。
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沢沿いの道から次第に尾根道へ。
再び扉の壊れた鹿柵を二ヶ所超えると・・・
1
再び扉の壊れた鹿柵を二ヶ所超えると・・・
物見峠への分岐点。
真っ直ぐ行けば大山三峰縦走コースへ。
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物見峠への分岐点。
真っ直ぐ行けば大山三峰縦走コースへ。
落ち葉の積もった道を進む。
ほんのり紅葉。
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落ち葉の積もった道を進む。
ほんのり紅葉。
おっ!斜面崩壊注意書き。
おっ!斜面崩壊注意書き。
山腹を縫うように進む。
山腹を縫うように進む。
関東平野を俯瞰。
高層ビル群がはっきりと分かる。
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関東平野を俯瞰。
高層ビル群がはっきりと分かる。
青空に紅葉が映える。
いやいや、いい道じゃないか[[scissors]]
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青空に紅葉が映える。
いやいや、いい道じゃないか[[scissors]]
崩落地隊が登場。
ここは左上に高巻く。
4
崩落地隊が登場。
ここは左上に高巻く。
斜面にへばり付くように進む道。
2
斜面にへばり付くように進む道。
でも右手の辺見山方面は紅葉が盛り。
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でも右手の辺見山方面は紅葉が盛り。
お〜[[dash]] 崩落地隊は続く。
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お〜[[dash]] 崩落地隊は続く。
ここも厭らしい斜面だ。
5
ここも厭らしい斜面だ。
でも山道らしいんだなぁ、これが ;-)
4
でも山道らしいんだなぁ、これが ;-)
極めつけはここ[[sweat]] :-o
足を滑らせると谷底に転落だ。
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極めつけはここ[[sweat]] :-o
足を滑らせると谷底に転落だ。
なんだかんだと楽しみながら物見峠。
土山峠から辺室山を越えて来る道と合流。
2
なんだかんだと楽しみながら物見峠。
土山峠から辺室山を越えて来る道と合流。
物見峠からの眺望。
3
物見峠からの眺望。
目を凝らせばeye
・・・東京スカイツリー。
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目を凝らせばeye
・・・東京スカイツリー。
正面は立入禁止(廃道)。
三峰縦走コースからすぐに右に分かれると・・・
1
正面は立入禁止(廃道)。
三峰縦走コースからすぐに右に分かれると・・・
恐ろしく急で足場の悪い下り。
ここが今日一番の危険箇所だdanger
2
恐ろしく急で足場の悪い下り。
ここが今日一番の危険箇所だdanger
ヘッピリ腰で唐沢林道へ下る。
ストック使わない派の拙者には辛い急坂。
ヘッピリ腰で唐沢林道へ下る。
ストック使わない派の拙者には辛い急坂。
さぁ、のんびり林道歩きがスタートgood
低山は紅葉が盛り。
1
さぁ、のんびり林道歩きがスタートgood
低山は紅葉が盛り。
一筋の飛行機雲 airplane [[wt-cloud]]
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一筋の飛行機雲 airplane [[wt-cloud]]
いやぁ、素晴らしい:-P
やはり紅葉には晴れの日だなぁ。
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いやぁ、素晴らしい:-P
やはり紅葉には晴れの日だなぁ。
林道は緩やかに下る。
1
林道は緩やかに下る。
秋を象徴するいわし雲。
10
秋を象徴するいわし雲。
誰にも会わないと思っていたら、自転車乗りが一人。
1
誰にも会わないと思っていたら、自転車乗りが一人。
工事車輛(セメントローリー車)も一台。
1
工事車輛(セメントローリー車)も一台。
三つ目の橋の袂に黒い手摺り階段。
一ノ沢峠への取付き地点だ。
道標は「札掛・物見峠入口」だ。
三つ目の橋の袂に黒い手摺り階段。
一ノ沢峠への取付き地点だ。
道標は「札掛・物見峠入口」だ。
短いがえげつない急登。
ジグを切ってエッチラオッチラ。
1
短いがえげつない急登。
ジグを切ってエッチラオッチラ。
「札掛⇒」に従ってVターン。
「札掛⇒」に従ってVターン。
一ノ沢峠。
ここから大山北尾根ルートが始まる。
しかし道標にその文字はない。
一ノ沢峠。
ここから大山北尾根ルートが始まる。
しかし道標にその文字はない。
尾根筋に沿って進むと派手な倒木。
これがあれば進んでいる道は正しい。
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尾根筋に沿って進むと派手な倒木。
これがあれば進んでいる道は正しい。
燃えているmaple
萌えているmaple
幅広尾根を進む。
明るい道だ。
4
幅広尾根を進む。
明るい道だ。
752Pを示すと思われる石柱。
2
752Pを示すと思われる石柱。
根っこの道もある。
根っこの道もある。
境沢ノ頭(境沢クドレ)913m。
地獄沢橋(県道70号)からの道を合わせる。
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境沢ノ頭(境沢クドレ)913m。
地獄沢橋(県道70号)からの道を合わせる。
お〜〜〜〜〜御料局境界点の石柱だflair
宮内省御料局は皇室財産を管理していたお役所。
・・・ってことはこの辺りも皇室財産だったのか???
3
お〜〜〜〜〜御料局境界点の石柱だflair
宮内省御料局は皇室財産を管理していたお役所。
・・・ってことはこの辺りも皇室財産だったのか???
すぐに16番鉄塔。
右奥がミズヒノ頭か。
1
すぐに16番鉄塔。
右奥がミズヒノ頭か。
鉄塔下から表丹沢。
左から三ノ塔・塔ノ岳・丹沢山。
肉眼だと山小屋も確認可能。
4
鉄塔下から表丹沢。
左から三ノ塔・塔ノ岳・丹沢山。
肉眼だと山小屋も確認可能。
ここで今日の食料。
夕刻の宴席のため早帰りするので少な目。
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ここで今日の食料。
夕刻の宴席のため早帰りするので少な目。
幅広尾根が続く。
お好きなところを歩いて下さい。
3
幅広尾根が続く。
お好きなところを歩いて下さい。
唯一の岩場。
但し、道は左を巻く。
唯一の岩場。
但し、道は左を巻く。
左上に大山のてっ辺。
中央奥に箱根の山。
三ノ塔の右方をよく見ると・・・
3
左上に大山のてっ辺。
中央奥に箱根の山。
三ノ塔の右方をよく見ると・・・
今日初めての富士山だ[[fuji]]
18
今日初めての富士山だ[[fuji]]
丹沢山から丹沢三峰。
下った先は宮ケ瀬。
5
丹沢山から丹沢三峰。
下った先は宮ケ瀬。
ミズヒノ頭にトウチャコ。
12人団体のリーダーに撮って頂いた。
9
ミズヒノ頭にトウチャコ。
12人団体のリーダーに撮って頂いた。
水溜り?池?
一旦、やせ尾根を下って
2
一旦、やせ尾根を下って
西沢ノ頭らしき地点を越えると・・・
西沢ノ頭らしき地点を越えると・・・
モノレール接続地点。
左へ下ればネクタイ尾根。
1
モノレール接続地点。
左へ下ればネクタイ尾根。
表尾根から主脈へつながる眺望。
左奥には富士山。
いい眺めだ。
4
表尾根から主脈へつながる眺望。
左奥には富士山。
いい眺めだ。
モノレールに沿って進む。
モノレールに沿って進む。
立入禁止板。
「カンスコロバシ沢右岸尾根」と呼ばれる道か?
1
立入禁止板。
「カンスコロバシ沢右岸尾根」と呼ばれる道か?
静かな北尾根ルートももう終わり。
大山山頂の鉄塔が近い。
静かな北尾根ルートももう終わり。
大山山頂の鉄塔が近い。
三ノ塔の奥に連なる箱根・愛鷹、そして富士山。
秋の雲が広がる。
5
三ノ塔の奥に連なる箱根・愛鷹、そして富士山。
秋の雲が広がる。
この脚立を越えれば世俗に戻る。
1
この脚立を越えれば世俗に戻る。
やっぱり・・・。
山頂はとんでもない混みようだ。
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やっぱり・・・。
山頂はとんでもない混みようだ。
女性トイレは何分待ちなのだろうか?
3
女性トイレは何分待ちなのだろうか?
山頂から相模湾。
これから混雑する表参道を下るかと思うと憂鬱。
1
山頂から相模湾。
これから混雑する表参道を下るかと思うと憂鬱。
登る人・降る人・・・徐行運転。
3
登る人・降る人・・・徐行運転。
富士見台も大賑わい。
2
富士見台も大賑わい。
では富士山、さらばでござりまする<(_ _)>
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では富士山、さらばでござりまする<(_ _)>
ところがケガ人が発生しヘリ救援活動。
一時登山道が閉鎖される事態に。
2
ところがケガ人が発生しヘリ救援活動。
一時登山道が閉鎖される事態に。
救援隊の
ヘリは二度飛来。
初回はタンカを下ろすため。
二度めはケガ人を収容し運ぶため。
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ヘリは二度飛来。
初回はタンカを下ろすため。
二度めはケガ人を収容し運ぶため。
ケガ人収容中の救急隊員の姿がチラリと写る。
1
ケガ人収容中の救急隊員の姿がチラリと写る。
20分ほどで救援活動は終了。
登山道は開放され一斉にハイカーが動き出す。
1
20分ほどで救援活動は終了。
登山道は開放され一斉にハイカーが動き出す。
降る人・登る人でまたもや大混雑。
1
降る人・登る人でまたもや大混雑。
下社への道は混雑必至にて、蓑毛への道に逃げ込む。
標高を下げると紅葉も復活。
6
下社への道は混雑必至にて、蓑毛への道に逃げ込む。
標高を下げると紅葉も復活。
林道を三度横断し・・・
林道を三度横断し・・・
磨かれ滑って危ない石畳をヘッピリ腰で・・・
3
磨かれ滑って危ない石畳をヘッピリ腰で・・・
ヤビツ峠から来る柏原新道コースと合流。
1
ヤビツ峠から来る柏原新道コースと合流。
秦野駅まで歩くか・・・と思ったら、バスは5分後に出発。
秦野駅まで歩くか・・・と思ったら、バスは5分後に出発。
潔くバスに乗って秦野駅で。
お疲れさんどしたm(__)m
13
潔くバスに乗って秦野駅で。
お疲れさんどしたm(__)m

感想

【プロローグ】
どこもかしこも紅葉狩りハイカーで大混雑するこの3連休。
中でも快晴予報の21日は高尾・丹沢・大山・奥多摩・・・凄いンだろうなぁ。
オマケに夕刻から居住地で宴席があるので早く帰らなくちゃならぬ。
オマケに神奈中バスの優待券も使い切らねばならぬ。
・・・じゃぁ、比較的行き来が楽な大山・丹沢へGo!
・・・そうだ、気になっている大山北尾根を全部歩いてみよう。
ヤビツ峠から入れば大山への登りも簡単だし、北尾根を下ることになる。
その後は唐沢林道歩きだし、煤ヶ谷に下ればそんなに時間は掛からないだろう・・・と、以前、ヤマプラ機能で作成した計画を改めて見ているうちに気が変わった。

やはり北尾根は歩いて上がろう。煤ヶ谷から入ってヤビツに下る。時間が早ければ蓑毛でもいいかな。

【大正解】
大山山頂で聞いたところでは、この日のヤビツ峠行きのバスは、500人もの行列ができ、最後尾は水無川のほとりにまで達したらしい。
始発便に臨時便を加えて3台が出発したが、それでも200人が乗り切れず、秦野駅は大混雑。
どこまでホントのことかは分からぬが、とにかく大混雑した事実は、大山山頂の混雑ぶりから考えても、容易に頷ける。

本厚木駅から乗った宮ケ瀬行きの始発バス(6時55分発)も、立ち客が20人近くもいる盛況ぶりだった。
でも、ヤビツ峠行バスにしなくてよかった・・・ホントに。

【山麓は紅葉の盛り】
煤ヶ谷から物見峠を経て唐沢林道を歩いたが、低山では紅葉が真っ盛りだった。
物見峠に至る道は、路肩が弱くて道が崩落気味ではあるが、視界も開けて非常にエキサイティング。
一歩間違えれば、谷底に真っ逆さま・・・の箇所もあったが、慎重に歩けばセーフ。
逆に物見峠から煤ヶ谷に向かうと、下り道になるので厭らしいのではないだろうか?

物見峠から唐沢林道への下りは短いがえげつないほど急で、ヘッピリ腰もいいところ。
ユルユル下れば、唐沢林道がまた長閑な道なんですな、これが。
紅葉を愛でながら、青空を眺めながら・・・ぽっくりぽっくり。

【大山北尾根もグ〜!】
道標が無い大山北尾根。
取付き地点の道標にも一切案内はない。
でも取付いてしまえば、尾根道のトップ目を外さず上がるだけ。
道幅も広いし、大木も多いし、広葉樹が大半だし・・・いい道だ。
途中で表丹沢から主脈縦走路の山々が見える。
山小屋も肉眼で見える。
そして富士山。
標高差を感じることなく(は言い過ぎだが)、大山山頂にトウチャコ。

【山頂は大混雑】
とにかく人の多いこと、多いこと。
女性のトイレは大変だ・・・いつもそう思う。
昼食場所の確保も大変だ、あれじゃ。
拙者は、長居は無用なので、山頂写真も撮らずに下山へ。

【ケガ人救出にヘリ出動】
表参道を下り、蓑毛分岐まであと少しの地点で、前方に色のついた煙が上がっていた。
すると消防士がやって来て、ヘリが飛来するので登山道を一時閉鎖し、安全な所まで戻るように指示された。
ヘリに事故現場を知らせるために、色付きの発炎筒を焚いていたようだ。
5分後にヘリが飛んできたが、巻きあがる風に乗って砂が飛んで来るので、タオル等で口・花を押さえる様にも指示される。

ヘリはいったん去って行ったが、また、戻って来るので、そのまま動かないように指示された。
ところが・・・
「ヘリはあと何分後に来るのか?」といらつくオッサンの声。
「おそよ5分後です。」と救急隊員。
「だったら5分間は道を開けて通してくれ!」
「ヘリが戻って来た時に大混乱するので待って下さい。」
ケガ人救助優先なのだから5分ぐらいは待とうじゃないか。
思わず拙者はデカい声を出した。
「待つことにしましょうよ!」
そのオッサンはその後は黙っていた。

5分後、ヘリは再び飛んで来てケガ人を収容し飛び去った。

【蓑毛への道は空いている】
表参道の道を歩くのは危険だ。
とにかく歩く人が多過ぎる。
今回も蓑毛への道を選択して、表参道から逃げ出した。
蓑毛への道は極端に人が減る。
それでいいのだ!

★大山(おおやま):1,252m・・・6回目かな?朧げな記憶
  
お疲れさんどしたm(__)m

  隊長

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訪問者数:1054人

コメント

やはり 大混雑でしたか
そろそろ丹沢デビューしたいと思っていたのですが
この連休は混雑が・・・と思い直して、日向山に行ってきました。
相変わらずの珍しいコース 大変参考になります。
でも この世とあの世の結界が脚立とは!(笑)
2015/11/24 10:31
ヘリといえば
こちらもヘリの墜落で高速が大渋滞。
帰宅が予定よりも6時間も遅くなってしまいました。
しかし件のおっさん、ヘリの風圧ご存じないんでしょうかね??
たかが5分、待てない山登りならやめちまえばいいのに。
2015/11/24 10:35
match1128さん
これまでもヘリの救援現場を遠目から見たことはあるのですが、今回が最も接近していました。
オマケに高山帯とは違って、土の道ですから、ヘリが巻き起こす風に乗って、塵や砂粒が飛んでくるのです。
5分だけでもハイカーの通行を許せば、再び安全な場所までハイカーをバックさせるのに時間を食って、現場が混乱し、救助活動に支障を来たすのは明らかですから、救急隊員の指示に従うべきでしょう。
まあ、あの混雑ぶりだと、1分で50mも進まなかったと思いますよ。
足場が悪いので、焦るとケガにつながりますからね。

  隊長
2015/11/24 12:42
cyberdocさん
本厚木駅からの宮ケ瀬行きバスも、3週間前(大山三峰山行)に比べると随分と混んでいるな・・・との印象はあったのですが、山中では大した数のハイカーには出会いませんでした。
特に、北尾根では「こんなものか・・・」と思っていたら、脚立の向こうには全く異なる空間が広がっていました。
ビックリポンでした

「最近の登山で会ったかも?」には37件のレコが列挙されており、またもや、ビックリポンでした。

  隊長
2015/11/24 12:35
うーむ、ワイルドですね
半袖隊長

こんにちは。
どの道を歩かれたのかと思ったら、
えらくワイルドな道!
枯葉が滑りそうでどきどきです
やっぱり大山は大混雑
以前トイレ渋滞で参ったので、足が遠のいております

隊長の一声のおかげで救助もスムーズに進んだようですね

お疲れ様でした。

con
2015/11/24 12:49
conroyさん
ワイルドだろう
・・・でも、実際は写真で見るより、ず〜っと安心感があります。
横から写した写真では道幅が分からないので、余計にオッカナイ道と思われるのでしょう。

しかしどえらい混みようでしたよ・・・山頂より小田急線側(表参道)は。
大山だけでなく、塔ノ岳や高尾山、あるいは御岳山でも混雑したようですね。
この時期は、一年で最もハイカー+観光客が集中する時ですから、仕方ないっす。
でも、女性トイレはねぇ・・・今回もビックリポンの行列。
なんとかなりませんかねぇ

ははは・・・皆さんに聞こえるように、一言、デカイ声で「待ちましょう」と言っただけですよ。
大半の方はそう思っていたのだと思いますよ。

  隊長
2015/11/24 17:57
北尾根
こんにちわ。
大山の北尾根は、行ってみたいなと思っていましたが、結構、怖そうですね〜。隊長さんが、ヘッピリ腰で通過なさるとは、私だったらビビッています。でも、大山にあって、静かな歩きができるし、モノレールがあったりと楽しそう。がんばって行ってみようかな?教えていただいてありがとうございます。
2015/11/24 17:33
3737さん
拙者が山行計画をアップした時も、お気に入りにされていたので、ご興味おありなのだと思っていました。
北尾根だけであれば、幅広の尾根道ですし、道標がないだけですから、危険箇所はありませんよ。
でもアクセスがねえ・・・。
ヤビツ峠から入って大山に登り、16号鉄塔で県道(地獄沢入り口)に下って、ヤビツ峠まで道路歩き・・・が最もお手軽かも。

ただ、物見峠付近と、煤ヶ谷への道は、ちょいと気をつけましょう。
でも、いい道ですよ!!!
慎重に歩けば大丈夫です。
ただ煤ヶ谷から登りに使った方が安心かな・・・下るよりは。

追伸
札掛の近くにある丹沢ホーム(国民宿舎)を山小屋代わりに利用して、一泊山行にする手もありかと思います。

  隊長
2015/11/24 18:03
高尾山なみの混雑?
隊長
スゴイルートですね。
危険で無い所も危険以上に、危険なところは危険というルートですねdanger
大山の人もスゴイ!
混んでる山には行きたくない!ということが良くわかりました。

hamburg
2015/11/24 19:07
hamburg渋描き隊長
大山だけではなく、丹沢・高尾・奥多摩・・・。
近場のお手軽な山は、どこも大混雑していたようですね。
紅葉前線がちょうど山裾まで下って来る頃ですから、行くなら「今でしょ!」。

物見峠へ山腹を縫うように進む道は、写真で見る方がスゴイ!

  隊長
2015/11/25 7:53
すごい人だ・・・。
 隊長お疲れ様です。最近大山多いですね。
 写真を見ていると、山を見るより人を見ているようでしたね。人酔いしそうです。
 結構本格的な登山道なのに、リュックも持たずに、靴もスニーカーや登山靴ではなく、明らかに場違いという人がいそうですね。昔、吾妻小富士をミュールで上がってきた女性を見たことがありますが、このような登山道では、結構見かけるなあと思います。
 丹沢の場合はやっぱりヤマビルの問題があるからなのでしょうね。夏場はいけないから秋から冬に登山者が集中する。

 ヤビツ峠行のバスの待ち人のことなど、すごい話ですね。
 また、楽しい登山記録を読ませてください。
2015/11/24 20:10
aideieさん
5月に金券ショップで仕込んだ神奈中バス株主優待券の有効期限が11月末なので、せっせと使っております
大山は、なんといってもケーブルカーがありますから、乗ったついでに山頂まで行こうか となることが多いのでしょうね。
高尾山や御岳山と同じ事情だと思います。

ヤビツ峠行のバスは運行本数が少ないので乗客が集中してしまうのは仕方ないですが、それしても水無川のほとりまで長蛇の列が続いていたなんて・・・
並ぶ方も気力が試されますね

  隊長
2015/11/25 7:59
5分
救助のための5分が待てない、そんな気持ちで山を歩いてなにが楽しいのでしょうか?
match1128さんご指摘のヘリがホバリングしている時の風圧(ダウンバースト)、うかつに近づいたら危険ですらあります。

デカい声で「待つことにしましょうよ!」さすが隊長です。

バスに500人もの行列、当方には信じがたい光景です
だけど、一歩バリルートに入ると、一気に人がいなくなりますね。低山のバリは行程も短く、これから積雪に覆われるまでは、登りでバリを組み込むと、一味違ってワクワク感も増し、いいかもしれませんね。

お疲れ様でした。
2015/11/24 21:36
mtkenさん
拙者も含めて、バックした地点からは、ちょうど木立に遮られて救助活動の様子は見えませんでした。

一度飛んで来たヘリは、ケガ人?を幇助して吊り上げることが出来ないので、バックストレッチャー(担架)を下ろしたのではないでしょうか?
そして隊員たちが担架組み立て⇒収容作業するために一旦遠のき、担架を吊り上げられる状態になったところで再び飛来した・・・のかと推測しています。

その間の5分間に事故現場(山道)を開放すると、ヘリ再来のために再び道を閉鎖し、安全地帯まで避難(バック)させ・・・なんてしていたら、それから更に数分は必要です。
その5分は救急隊員が、ケガ人?をヘリに収容するための必要最小限の作業時間だったのdしょう。

ホントにバス待ち客が500人もいたのか?と思いますが、
●行列最後尾は水無川のほとりまで達していた
●バス3台でも乗り切れない人がたくさんいた
という情報からすると、かなり多数の方が並んでいたと言う事。
拙者も、水無川まで列が伸びているのは見たことがありません。
⇒但し、そんなに秦野駅からバスに乗る機会はありませんが・・・。

これから3月頃までは低山徘徊の季節です。
葉っぱが落ちて坊主になった梢の間からの眺望が期待できますからね

  隊長
2015/11/25 12:32
さすが隊長!
やはりこの日はどこもスゴイ人でしたね・・

大昔には歩いているがヤビツ峠〜大山間の赤線が抜けており、隊長のルートを下ろうかと考えていましたが考え直すことにします。男らしく登りプランですな・・

ヘリ救出中の出来事、隊長の行動は正しくカッコ良すぎです!
2015/11/24 22:04
subaru5272さん
当日は、高尾山(景信山)も混雑したようですね。
紅葉が期待できる3連休の晴れ予報日ですから、ハイカーが集中しても当然ですけどね。

塔ノ岳から奥は、(遠いですけど)主脈縦走路が焼山方面につながっていますが、大山より北は、交通の便がイマイチと言う事もあり、一般的にはあまり歩かれていないのが実情でしょうね。
今の山と高原地図には北尾根は赤の実線で記載されているようですが、拙者が持っている1992年版では空白地帯です。

北尾根を下るのは、体力的には楽なのですが、さてそれからどうしよう?
県道に出てヤビツ峠まで道路を登り返すか、いや、煤ヶ谷や土山峠まで東進するか?
いずれも一仕事となるので、ちょいと精神的に辛い気がしました。
拙者が北尾根を登りに選んだ理由は、その辺りにもあります。

へへへ 、一言、意見を申し上げたまでです

  隊長
2015/11/25 12:45
もしかしたら…
yamabeeryuさん、こん○×は(^o^)/

yamabeeryuさんが55を撮られた頃、右下の方の尾根にいました  ただ、我が隊からは大山方面の展望はなかったですが

ここのところ連続で丹沢・大山方面ですね。これからは横へ伸ばして梅の木尾根方面でしょうか。こちらも楽しい尾根があると思いますよ。

話は変わりますが、75で搬送された方は怪我人でしたか(・・?
実は当日、mamaの元同僚が大山で下山中に心筋梗塞で亡くなったと聞き、もしかしたらと思うのですが…

mamepapa dog
2015/11/24 22:51
mamepapaさん
お〜eye、宮ヶ瀬湖畔の山をじっくり探索されたのですね。
実は・・・その翌日、拙者もその付近を起点に徘徊ウォークしておりました。
一日違えば・・・
(⇒レコは鋭意作成中です

梅ノ木尾根・・・詳細図で見ると七沢温泉付近か唐沢峠〜大山の間の稜線に達する尾根ですね。
そこから大山山頂までの「地獄の階段」を思い浮かべると、ゲゲゲ と思ってしまいますが、大山からヤビツ峠の更に北に下る道があるので、「大山東西横断作戦」も面白そうです。

さて、お尋ねの件ですが、拙者は事故現場を直接目にしていないので、ケガ人だったのか病人だったのか、実のところは分かりません。
山道封鎖が解除され、事故現場と思しき地点を通過する際に、どなたかが「どんなケガだったのですか?」と救急隊員に質問したのが、偶々、耳に入りました。

しかし救急隊員はその質問には答えず無言でした。
グーグルで「大山 11月21日 事故」で検索しても、それらしき記事は何もヒットしません。
拙者が言えるのは、「事故発生は13時頃」だけでしょうか。

  隊長
2015/11/25 13:00
ゲスト
スゴイ!!
yamabeeryuさん、こんばんは

前半の静かな山歩きとはうってかわって…山頂の混雑はスゴイですね しかも…「最近会ったかも?」が37名ですか!?私はここの所「誰にも会っていない」レコがほとんどです

北尾根、行かずじまいだったので機会があれば挑戦してみたいのですが、紅葉時期や連休は外さないといけませんね 久しぶりに丹沢メジャールートの混雑を拝見して少し懐かしくなりました
2015/11/25 22:40
DuckyMomoさん
ホントにスゴイんです。
11月になって大山山頂は三度目ですが、いずれの回もスゴイ!んです。
大山ケーブルが新装なったことも一つの要因かもしれません。
でも乗車するのに行列ですから、歩いた方が早いよ と言うのが現実でしょう

「会ったかも37名」とは驚きました。
拙者も、普段は「今回もゼロか 」という山行が多いですから。

北尾根に入ると途端にハイカーはいなくなりますが、アクセスの関係で、どうしても表大山を通ることになると、繁忙期を外した方がストレスなしです。

  隊長
2015/11/26 12:42
大山!
yamabeeryuさん!こんにちは。
大混雑の大山、お疲れ様でした。
昨年の10月の丹沢デビュー?の大山も、
平日&曇り空ながらも多くの人でにぎわっていました。
先日私が歩いた高尾は「観光客」も含めての大混雑ですが
大山山頂だとハイカーばかりでこの人数、本当に人気なんですね

ヘリの救助現場、私も大混雑の筑波山で遭遇しました。
(いえ、もちろんもう一回ありますが・・・)
やはり20〜30分程度、狭い登山道で立ち往生しました。
ただでさえ混雑する狭い登山道で、
長時間立ち止まってものすごい人、動き出した後がかえって怖かったです。
筑波山の時は木立の間をぬって救助隊の方がおりてきたようで
全く周囲からは見えませんでした。
(よくあんなところに降りたな〜という感想です)
救助隊の方は、要救助者やご自身の安全はもちろん
救助活動中になにも事故のないようにと本当に大変なことだと思います。
隊長の一言、できそうでできないことです、素晴らしいと思いました
2015/11/26 10:58
sumihiyoさん
大山も高尾山も、ケーブルカーがありますんで、そのついで登山(いや散歩)の方も多くいらっしゃるでしょうね。
でも、高尾山1号路(舗装路のみ)と、大山表参道(大半が山道)は異なりますから、確かに大山の方がハイカー指数が高いと思います。

写真で振り返ってみたら、拙者の待機時間は21分でした。
拙者も、封鎖解除されて登り・下りのハイカーのすれ違いは大変だな・・・と思いましたが、偶々、ヘリが上空待機した場所の下は、ベンチもあるような幅広いところでしたので、懸念するほどの混雑にはなりませんでした。
でも、ヘリのお世話にはなりたくないですねぇ・・・。

拙者の後ろのお子様連れのご夫妻も、救助優先だよねぇ・・・と話されていました。
それを聞いて援軍を得たも同然、その一声を発することとなりました。

  隊長
2015/11/26 12:52
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